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ひとこと: (青森県むつ市)
以前、伊方原発ニュースの中での記憶で、 「もし戦争になったら、敵はわが国の弱いところの原を狙いますよ。 もし私が敵の立場であれば、原発を狙いますけどね」 に対して、「私は今後、戦争は起こらないと思います」 とのやり取りがありました。
我が国の軍備をいくら増強しても、数カ所の原子力施設をいっせいに攻撃されたらどんな防衛戦術をとっても防ぎようがありません。 例えば「北朝鮮」をいちおう敵国と見立てて、一挙に山の中に隠されている砲台を壊滅させようとしても、つぶすことは不可能であり、逆にわが国でむき出しになっている数カ所の原子力施設をめがけて通常ロケットを使って、いっせいにつぶすことは不可能ではないと思います。 「窮鼠猫をかむ」のたとえ通り、どんな戦術を用いても、ベトナム戦争を思い出して、あんなちっぽけな国でつぎつぎとヨーロッパ系の軍、そして大国米軍すら引き上げざるを得なかったことを思い出します。 かつて、天皇は「平和憲法を守り」、とあいさつしました。軍隊のない国が27カ国もあることを知り、軍隊のない国に誇りをもって、平和を世界に広めていかなければならなくなってきたのです。 (週刊 新社会第819号[3月26日]より)
.. 2013年04月06日 15:17 No.522001
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