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■--ドイツの状況を日本語で伝え
++ 今居美月 (幼稚園生)…1回          

ウェブサイト「みどりの1kWh」のご紹介
 |  日本で活動する人たちの役に立ちたい
 └──── (ドイツ、ベルリン在住)

 福島の原発事故を受けてドイツでは脱原発を求める声が高まり、政府も2022年に完全に脱原発するとの方針を打ち出しました。福島の事故を受け、「ドイツの状況の詳細を日本語で伝えることで、日本で脱原発に向けて活動する人たちの役に立てるのではないか」と考え、2011年夏に立ち上げたのが、ウェブサイト「みどりの1kWh」です。こちら
 執筆者はベルリン在住の8人の日本人女性。環境学を学ぶ20代の大学院生から70代の現役ジャーナリストまで多彩なメンバーです。10代の頃にドイツに渡り、その後何十年もドイツで暮らしている人もいますし、4人がドイツでチェルノブイリ原発事故を経験しています。
 基本的に日曜日に新記事をアップデートし、そのために月2回記事検討会議をしています。
「ドイツの脱原発運動の歴史」「ドイツの再エネ政策と政治の動き」「原発を使う電力会社から再エネ電力会社への切り換え体験談」など、ベルリンで暮らす私たちならではの切り口で、ドイツから脱原発・エネルギー転換情報を、みどりの風に乗せてお届けします。
 「日本の動き、これでいいのかな……?」と思ったとき、脱原発政策で先を行くドイツから学べることも多いのではないでしょうか。私たちのサイト、ぜひお読みになってください!
.. 2013年04月01日 15:10   No.517001

++ 渡辺秀之 (幼稚園生)…4回       
.「原発被害者と支援者の集い」に参加して〜
 |  原発被害者生活保障法をつくれ
 |  被害者と支援者が初めて一同につどった珍しい集会
 └──── (たんぽぽ舎ボランティア)

 3月24日(日)、日比谷公園・野外大音楽堂に於いて、原発被害者の会(略称)+原発被災者義援の会(共催)の「原発被害者と支援者の集い〜応援している人がたくさんいるということを、見せていきましょう」が開催されました。
 東京電力福島第一原発事故から2年が過ぎました。今なお、16万人以上の被災者の方々が避難生活を余儀なくされ、今後の生活の見通しも明確でない、不安定な状態に置かれています。
 本集会には、福島現地から約100人の被災者の方々、及び約300人の支援者の計400人が集いました。
以下に、アピールされた方々及びその内容を簡単に紹介します。

1)吉野正芳さん:衆議院議員(自民党、福島選出)
・一向に進まない復興に政治家として責任を感じている。放射線量を下げただけでは、ふるさとには戻れない。生活するための収入の保障、インフラ整備、コミュニティの再構築等、被災者の立場に立った施策を目指す。

2)吉田栄光さん:福島県議会議員(自民党)
・東京電力福島第一原発事故から2年が過ぎ、事故が風化しようとしている。今月の18日に起きた1号機、3号機、4号機、そして共用プール停電事故に対し、東京電力のみならず福島県当局が2年前の大事故の教訓を学ばず、旧態依然と、その場しのぎの無責任な対応しか出来ないことを露呈した。私たちのふるさとを、事故以前の姿に取り戻すことが必要です。

3)矢内世夫さん:富岡町出身、原発被害者義援の会代表
・原発被害者義援の会は、震災前の生活レベルを取り戻すこと、及び放射能の健康被害にはしきい値が無いので年間1mSvにこだわることを柱に活動している。
「原発被害者生活保障法」の制定を求める運動。悲観的にならずに、前向きに生きましょう。私たち支援者は、あなたたちに付いて行きます。

4)桑原豊さん:環境実態調査者、浪江町にて農業を営む
・自分の育てた農産物には、自信と誇りを持っていた。悔しくてしょうがない。
放射性物質について理解しないと、自分自身の命は守れない。

.. 2013年04月01日 15:37   No.517002
++ 渡辺秀之 (小学校低学年)…5回       
5)満田夏花さん:FoE JAPAN
・福島県健康管理調査結果で甲状腺がん発生が3名、疑いが7名。「原発事故子ども・被災者支援法」の未実施の憂うる状況。私たちは、常にあなたたちと共にあります。

6)福島県浜通り地区の6名の被災者の発言が続いた。先祖伝来の土地、家族、仕事、生きがい、老後の安寧、地縁、血縁で結ばれたコミュニティ、恵まれた自然等のふるさとを一瞬にして奪われた悔しさ、念、怒りが、アピールされました。
その中で、特に驚いたことは、「仮設病」と呼ばれる健康被害が発生しているとの報告でした。
仮設住宅で余儀なく避難生活をしている高齢者が、頭痛、めまい等の症状を訴えているが、内科医、耳鼻科医に診察を受けても原因不明で、「仮設病」と扱われているとのこと。また、高齢者の死亡が、仮設住宅17世帯中、5世帯であったこ
と。原発事故のため長期間に亘る過酷な避難生活が、過大なストレスを引き起し、健康や命を脅かしている現実などです。

7)柳田真さん:たんぽぽ舎
・本集会は、とてもよい内容の集会でした。被災者の皆さんの生の声と支援者の声がこだましました。今後、福島事故を風化させないため、そして原発再稼働を阻止するためには、福島の被災者の方々の経験されている事故の悲惨さ、避難生
活の苦しさなどの生の声を挙げてもらうことが、大きな力となります。福島から学び、被災者を支援するため、私たちの声、恵、力を出して行きましょう。
次の集会の時、支援者としてたんぽぽ舎も協力させていただきます。
私たちは、”福島”を、忘れない。

.. 2013年04月01日 15:43   No.517003
++ 人民新聞 (幼稚園生)…3回       
武藤類子さんは「関西2万人行動」で
 |  福島の現状を訴えた (文責・編集部)
 |  福島は、雪解けとともに、雪で遮蔽されていた放射線が徐々に
 |  上昇しています。春先の強い風に放射性物質が舞う季節  〔上〕
 └──── 

 福島は、雪解けとともに、雪で遮蔽されていた放射線が徐々に上昇しています。
春先の強い風に放射性物質が舞う季節でもあります。2重生活が立ちゆかなくなり、避難先から福島へ戻る人も多くいます。
 爆発した4つの原子炉からは、今も毎日2億4千万Bqの放射性物質が空気中に放出されています。海に出た放射能の量は、誰にもわかりません。福島原発専用港で捕獲されたアイナメから、51万Bqのセシウムが検出されました。
 原子炉を冷却する水は、濾過されて大きなタンクに溜められますが、あと2年でタンクは満杯になるそうです。東京電力は、ストロンチウムを濾過した後、水で希釈して海に流そうとしています。
 4号機の燃料プールは、もし大きな余震で崩れ落ちたら北半球が大惨事になるかも知れないのですが、今年11月に、ようやく取り出し作業が始まります。しかし、地上50m以上の高所作業の安全性は確保されているのか。作業員の被曝はどれぐらいなのか。誰もが不安に思っています。
 原発内で被曝しながら働く作業員の6割以上は福島県民で、事故で職を失った人々も多く含まれています。危険手当のピンハネなど待遇の劣悪さが問題となっています。 また、被曝を伴う除染作業が、十分な防護策もないままに低賃金で強いられています。最近、16歳の少年が除染作業員に混じっていたこともわかりました。莫大な税金が投入される除染は、効果が期待できないばかりか、除染によって出た放射性のゴミは、袋詰にされてあちこちに積み上げられています。

 最近、18歳未満の子どもたちの甲状腺検査(2011年度)の結果が、ようやく公表されました。約3万8千人の内、「悪性」と診断された子どもが10人いました。うち3名がガンと確定されました。福島県立医大副学長の山下俊一氏らは、この結果について「エコーなど医療機器の発達により発見が進んでいる」との見解を発表。科学検査室などの検査結果でも、「嚢庖や結石の出現率は同じか、むしろ他県の方が多い」と発表し、「原発事故との関連がない」と結論づけています。
 でも、そんなに簡単に結論づけていいのでしょうか? 健康被害の実情は、「まだ解らない」のが現実でしょう。
  私たちは、子どもたちの健康被害を心から心配しています。昨年6月に「子ども被災者支援法」が成立しました。被害者救済の方向性と内容が問われる重要な法律ですが、具体的な中身は全く決まっていません。この法律が被害者救済法としてしっかり機能することを、切に望んでいます。皆さんも、子ども被災者支援法への関心を持っていただきたいと思います。
 福島の中では、8000Bq以上の稲わら・牧草などの農林関係の廃棄物の焼却実験炉が密かに作られようとしていたり、除染で伐採された木材を使った木質バイオマス発電所が作られようとしています。
 放射性物質を焼却する安全性は一体どうなのか? 奇跡的に残っている、比較的線量が低く安全な地にこのような施設が建てられることに、大きな疑問を感じています。(以下、〔下〕に続く)
※3月15日より。人民新聞社編集部の「了解}を得て掲載。

.. 2013年04月01日 15:50   No.517004
++ 東京新聞 (社長)…296回       
◆「避難生活 議員もしてみて」 原発被災者 日比谷で苦境訴え

 福島第1原発事故で避難している被災者と支援団体が24日、東京都千代田区の日比谷公園で「原発被害者と支援者の集い」を開いた。福島県内や首都圏で避難生活を送っている約400人が集まり、先の見えない苦しさや十分な生活保障を訴えた。
 原発事故の被災者が首都圏で大規模に集まる機会は初めて。事故から2年たち、風化を防ごうと原発被害者の会(豊口雄幸会長)と原発被災者義援の会(矢内世夫代表)が呼び掛けた。
 浪江町から埼玉県内に避難している真塩佐知子さん(56)は「表向きは落ち着いたように見えるが、避難生活が長くなるほど負担が増すばかり。いくら除染をしても数年で帰るのは怖いし、何より事故の収束が見えない」と指摘。
 大熊町からいわき市に避難している青山和人さん(61)は「国会議員は2,3カ月でいいから私たちと生活してみてほしい。何を一番に優先すべきか分かるはず」と強調。原発再稼働の動きには「経済優先の尻馬に乗ると必ず福島の二の舞いになる」と懸念を示した。
 事故直後から被災者の支援活動を続ける矢内代表は、東電による賠償は人生の再設計には不十分だとし、「国が責任を取り、今の法律でも生活困窮者が救われる形にしてほしい」と訴えた。(3月25日より抜粋)

.. 2013年04月01日 15:57   No.517005
++ 山崎久隆 (社長)…286回       
三重水素・トリチウムを海洋投棄しようと考えている東電と
 |  それを事実上容認する規制庁?
 └────          (たんぽぽ舎)

 水の場合、1リットルは1000ミリリットルです。言い換えるなら1立法センチメートルの千倍が1kgです。
 トリチウムの排出規制値については、経産省告示(実用発電用原子炉の設置、運転等に関する規則の規定に基づく線量限度等を定める告示)に定められた基準は6万ベクレル/リットルです。ところが今の東電福島第一原発の汚染水には東電によれば1300ベクレル/1ミリリットル含まれているそうです。これは言い換えるならば130万ベクレル/リットルであり、告示の約22倍の濃度です。
これでわかるとおり、このまま排出など出来ません。しかし逆に言えば22倍以上に希釈すれば排出できるということに「法律上は」なってしまいます。
 今後予想される「重大事件」としては、汚染水から多核種除去装置(ALPS)を経て、トリチウム以外はほとんど取り除かれた「ということにして」この汚染水を、例えば敷地内のドレンピットからくみ上げられるセシウムの濃度が「1ベ
クレル/ミリリットル」以下の「汚染されていない地下水」と22対1の割合で混ぜて放出する恐れが出てきました。
 薄めようと何をしようと汚染は汚染なので、環境影響を免れることは困難です。
薄めて流すということは汚染を拡大させることに等しいのです。
 福島県の漁民は、なんとかセシウムなどの影響を受けないで漁業が再開できるよう、調査漁業等を通じて取り組んでいるというのに、加害者である東電はさらに大きな汚染物質を排出しようとしているのです。
 【トリチウム】三重水素 水素原子核は通常は陽子一個のみだが、中性子が一つくっつくと重さが約二倍になり「重水」と呼ばれる。二つくっつくと重さが約三倍になるので「三重水素」すなわちトリチウムと呼ばれる。いずれも放射性同位元素でトリチウムの半減期は12.3年、ベータ線を出して陽子二個の「ヘリウム3」に変化する。
 六ヶ所再処理工場ではこれを年間1.8京ベクレルまで放出する計画である。
 宇宙放射線により大気圏上層で自然に造られているため、環境放射性物質とし
てはカリウム40に次いで被曝量が多く、年間0.3ミリシーベルト程度はトリチウムの影響であると考えられている。しかし天然自然にあるからといってそれに人間が追加放出すれば当然ながら被曝量は増える。「合理的に実行可能な限り
低く被曝量を管理する」ことが、放射線被曝規制の基本的考え方であるから、全く不合理に出現した福島トリチウムの被曝を「引き受けなければならない合理的理由」などは、およそ存在しない。しかも水となって半減期12.3年で地球上何処にでも動き回るトリチウムの性質上、福島で放出しても地球被曝になるから、世界中に被曝の影響を拡散することになる。再処理工場からのトリチウムと同様、理不尽としか言いようがないであろう。

.. 2013年04月01日 18:48   No.517006
++ 人民新聞 (幼稚園生)…4回       
武藤類子さんは「関西2万人行動」で福島の現状を訴えた
 |  IAEA福島常駐による新たなる原発・放射能安全神話の流布に
 |  私たち一人一人が手から手と横に拡がる活動が必要 〔下〕
 └──── 
 昨年12月、郡山市においてIAEAと日本政府の共催で、加盟国100カ国以上が参加する国際閣僚会議が行われました。その中では、大半の国がIAEAの基準の下に新しい「安全な原発」を推進していくそうです。「被災地福島県は安全」と宣伝され、原子力産業の巻き返しを印象づけたこの国際会議に、非常な違和感と不安を覚えました。
 そして福島県は、190億円という莫大な予算を投じて、県内2カ所に「環境創造センター」を設立しました。除染・廃棄物処理、さらには放射線に対する教育、広報についての研究をすると謳っています。
 また、IAEAが福島県に常駐するといわれています。チェルノブイリ原発事故後、WHOと協定を結んで、チェルノブイリ原発事故の健康被害の実態情報を外に出させず、研究をさせない役割をしてきたIAEAが福島に来ることに対して、とても危機感を感じています。
 そして一番の問題は、意図的に、あるいは無意識に行われる人々の分断です。
賠償範囲の線引き、新たなる放射能安全神話の流布、等々の中で人々は、さらに引き裂かれ、または互いを気遣ってものが言えなくなる状況があります。私たちが抱える問題は複雑化し、細分化されています。
 私たちの怒りと悲しみは消えることはありませんが、この2年間、ただ怒りに身を任せてきたわけではありません。調べ、学び、自分を顧み、助け合い、声をあげてきました。怒りの表現はさまざまですが、困難を極める中で、私たちは今、
冷静さと明晰さを併せ持つ怒りが必要だと思います。
 たきびの火は、最初に薪の表面を燃やす炎はとても深い赤で、炎は激しく動きまわります。やがて燠ができると、静かなトロトロとした炎になり、明るい朱色になります。そして、最も高熱を発する時には、光の玉を描くように白い炎とな
ります。深く美しい成熟した火をそこに見ます。
 怒りもまた、成熟したものは、新しい世界に向け、何かを変えていこうとする深く美しい怒りとなるのではないでしょうか。生きる尊厳を奪う者、そして命をないがしろにする者に、私たちは真っ直ぐにその怒りを向けていきましょう。も
しかしたら、それを自分自身の中にも見つけざるを得ないことがあるかもしれません。
 最後に、嬉しいニュースをひとつお伝えします。昨年始めた、福島原発事故の責任を糺す告訴運動が、第1次で1300人余り、全国第2次告訴で14000人を越え、今年1月から始めた「厳正な捜査と起訴を求める緊急署名」は、わず
か2カ月で10万筆を突破しました。
 1人の手から10人の手に、そしてさらに10人の手に、つながりがどんどんと横に拡がる実感があります。一人ひとりが自分を磨きつつ手をつなぎ、共に歩んでまいりましょう。
※3月15日より。人民新聞社編集部の「了解」を得て掲載。

.. 2013年04月01日 19:39   No.517007
++ 星川 まり (幼稚園生)…1回       
東電の責任追及求める
 └────    パート 星川 まり57(東京都府中市)

 私は福島第一原発事故により被害を受けた市民たちが東京電力の刑事責任を問うて、検察庁へ捜査・起訴を要請している「福島原発告訴団」に加わっている東京在住者です。
 東電が国会事故調査委員会に虚偽情報を伝え、福島原発の現地調査を断念させていたことが判明しました。事故原因究明に結びつく現地調査の早急な再開を望みます。東電の情報隠蔽で対策が立ち遅れ、甚大な健康被害が拡大しています。
このまま東電の放射能汚染被害を免責する前例をつくれば、今後も原発・核関連施設が無責任に事故を起こす可能性が高くなります。また、年間一ミリシーベルト以下の環境で子どもたちが成長できるよう対処するのも当然の責任と考えます。
 東電の強制捜査に入り、事故原因の究明を行って刑事責任を問うように、検察の心ある真摯な対応をお願いいたします。

.. 2013年04月01日 19:57   No.517008
++ 柳田 真 (課長)…159回       
.「安全基準」はまちがった表現、「規制基準」が正確な表現
 |  「安全」宣伝にごまかされない 言葉にもっと敏感になろう
 └──── (たんぽぽ舎)

○3月28日の東京新聞報道。「安全基準」やめて、「規制基準」に−読者の指摘で原子力規制委(田中委員長)
○もともと原子力規制委員会−原子力規制庁の発足の時に、名称について、原子力ムラ(実は原子力利権共有帝国)は、安全庁−安全委員会の単語を使いたかった。
持てる権力を使って色々働きかけたと思われるが、本来の趣旨に反するので、最後は規制庁−原子力規制委員会という名称に決まった。この経緯からいけば、原子力規制委(田中委員長)がこの間「安全基準」という単語を使っていた、又はほ
っといたということ自体がおかしい。

○国民のパブコメが3000件あろうと5000件あろうとムシする規制委。それが匿名の男性読者の指摘で田中委員長がすぐ、27日「安全基準」をやめて、「規制基準」に変えるといった。この急変の理由は何だろうか?柳田が推測するに、「安全基
準」と言って、近い将来に原発事故が発生したら(残念ながら、その可能性あり)、
規制委が責められる。故に自分の保身も含めて「規制基準」と変えたのではないかと思う。「安全基準」よりは「規制基準」の方がより正確な単語で、それはそれでいいのだが…。

○なお、私たちは、この2ヶ月ほど安全基準でなく、規制基準という単語をなるべく使用してきた。今後、電力会社、規制委、政府の使う単語にもっと敏感にありたい。反原発運動の前進のために。

.. 2013年04月01日 21:25   No.517009
++ 工藤わかめ (小学校低学年)…6回       
岩手県盛岡市の脱原発デモに参加して
 │ 原発がない県、でも放射能被害。3月31日(日)にはサウンドデモ。
 └────(たんぽぽ舎ボランティア)

 3月22日(金)、盛岡市で行われた脱原発盛岡金曜デモに参加した。このデモは昨年7月から、首相官邸前抗議行動に呼応する形で始められ、今回で33回目を迎えた。そもそも、「岩手でデモなんて?」と半信半疑。保守王国岩手ではちょっとしたことでも目立つし、やりにくい。脱原発デモができるなど思ってもいなかった。しかし、ネットでみるとデモをやっているではない
か!岩手出身である工藤わかめは実家に帰る途中寄ってみることにした。

6時15分、集合地である、盛岡市の県庁前にある内丸緑地に行った。次から次へと人が集まってくる。参加者98人。持ってきたビラもすぐなくなった。
参加者は実に様々だ。年配の人、子ども連れ、仕事帰りに見えるサラリーマン風の人たち。6時30分、ドラム隊のドラムに合わせて出発。それぞれ持参のプラカードなどを掲げ、シュプレヒコールをしながら、内丸付近を一周して30分程で終了した。

 岩手県内に原発は一基もない。しかし、3.11の福島第一原発事故では放射能が岩手県南を襲った。岩手が誇る名勝平泉、全国ブランドの前沢牛、江刺金札米等は県南に集中している。原発がない県での放射能被害。放射能は県境を越えた。正に「全国どこでも原発現地」が現実となった。
 岩手の冬は厳しい。しかし厳寒盛岡で脱原発デモは続けられた。そして漸く春めいてきた盛岡で、3月31日、日曜日、サウンドデモが計画されている。原発がなくならない限り、原発ゼロを訴える人たちの声はこの岩手から消えないだろう。


.. 2013年04月02日 12:34   No.517010


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