|
.「原発被害者と支援者の集い」に参加して〜 | 原発被害者生活保障法をつくれ | 被害者と支援者が初めて一同につどった珍しい集会 └──── (たんぽぽ舎ボランティア)
3月24日(日)、日比谷公園・野外大音楽堂に於いて、原発被害者の会(略称)+原発被災者義援の会(共催)の「原発被害者と支援者の集い〜応援している人がたくさんいるということを、見せていきましょう」が開催されました。 東京電力福島第一原発事故から2年が過ぎました。今なお、16万人以上の被災者の方々が避難生活を余儀なくされ、今後の生活の見通しも明確でない、不安定な状態に置かれています。 本集会には、福島現地から約100人の被災者の方々、及び約300人の支援者の計400人が集いました。 以下に、アピールされた方々及びその内容を簡単に紹介します。
1)吉野正芳さん:衆議院議員(自民党、福島選出) ・一向に進まない復興に政治家として責任を感じている。放射線量を下げただけでは、ふるさとには戻れない。生活するための収入の保障、インフラ整備、コミュニティの再構築等、被災者の立場に立った施策を目指す。
2)吉田栄光さん:福島県議会議員(自民党) ・東京電力福島第一原発事故から2年が過ぎ、事故が風化しようとしている。今月の18日に起きた1号機、3号機、4号機、そして共用プール停電事故に対し、東京電力のみならず福島県当局が2年前の大事故の教訓を学ばず、旧態依然と、その場しのぎの無責任な対応しか出来ないことを露呈した。私たちのふるさとを、事故以前の姿に取り戻すことが必要です。
3)矢内世夫さん:富岡町出身、原発被害者義援の会代表 ・原発被害者義援の会は、震災前の生活レベルを取り戻すこと、及び放射能の健康被害にはしきい値が無いので年間1mSvにこだわることを柱に活動している。 「原発被害者生活保障法」の制定を求める運動。悲観的にならずに、前向きに生きましょう。私たち支援者は、あなたたちに付いて行きます。
4)桑原豊さん:環境実態調査者、浪江町にて農業を営む ・自分の育てた農産物には、自信と誇りを持っていた。悔しくてしょうがない。 放射性物質について理解しないと、自分自身の命は守れない。
.. 2013年04月01日 15:37 No.517002
|