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■--各地で「さよなら原発」「福島を忘れるな」の声
++ 人民新聞 (幼稚園生)…1回          

全国各地の3月反原発行動〜福岡(九州)から函館(北海道)まで
 

◇福岡市…2000人
「さよなら原発! 3・10福岡集会」(博多区・冷泉公園)。集会後、二つのグループに分かれ、九電本店と警固公園(福岡市中央区)に向かって行進。
 小倉北区城内の勝山公園では、山本太郎さんや作家の広瀬隆さんらによる対談イベント。北九州市が石巻市の震災がれきを受け入れ、焼却処分をおこなっていることにも反発の声を上げた。
◇大分市…600人
 さよなら原発集会と脱原発大行進(若草公園)。村山富市元首相は「原発再稼働にどんな意味があるのか。原発反対の声をまん延させていけば(国も)無視できない」と呼びかけた。
 集会後、市中心部約2キロを1時間かけてデモ行進。九州電力大分支社前では、「原発いらない!」グループ・大分のメンバーらが原発反対を訴えるプラカード
を持って抗議した。
◇佐賀市
 「忘れないで3・11」(佐賀県庁前)。玄海原発の運転差し止めなどを訴える「玄海原発プルサーマル裁判の会」が開催し、座り込みやリレートークなど。
◇鹿児島市…2500人
 「3・10さよなら原発! かごしまパレード」。デモ隊は、「川内原発1・2号機の再稼働と、3号機の増設中止を」などと訴えた。パレードはサウンドカーが登場し、トラクターデモも行われた。
◇長崎市…600人
 「さようなら原発1000万人アクション・ナガサキ」。集会後、JR長崎駅までパレードした。
◇久留米市…140人
 「さよなら原発! くるめ実行委員会」(両替町公園)。避難住民スピーチなど。集会後、西鉄久留米駅まで約2キロをパレード。
◇松山市(愛媛)…400人
 再稼働が取りざたされる伊方原発(愛媛県伊方町)の廃炉などを訴える市民らが、市内の公園で集会。同県庁前では「伊方原発再稼働反対」とシュプレヒコー
ルを上げた。
◇高松市(香川)…30人
 「脱原発アクションin香川」。四国電力本店前で、同社の担当者に伊方原発の廃炉・再稼働をしない・廃炉処理、放射性廃棄物保管に必要な研究者の人材育成などを求めた要請書を手渡した。
◇鳥取市…100人
 「つながろうフクシマ! さよなら原発鳥取集会」。市民団体「エネルギーの未来を考える会」の手塚智子共同代表が、脱原発に踏み切ったドイツのエネルギ
ー政策について講演。島根原発3号機が稼働準備を進めていることに触れ、「中国地方は12年1月から原発ゼロ。電力不足は稼働理由でない」と話した。
.. 2013年04月01日 14:57   No.516001

++ 人民新聞 (幼稚園生)…2回       
◇広島市…1500人「つながろうフクシマ! さようなら原発ヒロシマ大集会」。広島県被団協理
事長の坪井直さんは、「(放射線被害など)いろいろな問題で(広島と)共通する福島のために、原発はさよならであります」と呼びかけた。その後、繁華街を
行進した。
◇松江市(島根)…20人
 松江市朝日町のJR松江駅前でリレートーク。島根原発(松江市)3号機の建設反対も訴えた。
◇福井市…1000人
 「3・11メモリアルアクション 原発のない新しい福井へ」。その後、参加者は「大飯原発を止めよう」などとデモ行進。
◇姫路市…300人
 「原発ゼロ・復興と希望の集会」。原発事故の刑事責任を問う「福島原発告訴団」団長の武藤類子さんが講演。原発停止が「復興の始まり」と語った。
◇和歌山市
 和歌山城西の丸広場では「福島を忘れない! 原発ゼロ和歌山3・10フェスティバル」。ステージでは大声コンテストがあり、「原発はいらないぞ」「福島を
忘れない」などと叫んだ。同市勤労者総合センターでは、小出裕章・京都大原子炉実験所助教が講演した。
◇伊勢市・津市(三重)…50人
 「3・11 命ありがとうフェスタ実行委員会」と「原発卒業えじゃないか実行委員会」が、脱原発パレードとライブなどを行い、原発反対を訴えた。
◇高崎市(群馬)…1000人
 高崎城址公園で集会。「フクシマを忘れるな」などと訴え、JR高崎駅前までデモ行進した。
◇岐阜市…500人
 「さよなら原発パレード・ぎふ」。
◇宇都宮市…250人
 「原発ゼロ大行動inとちぎ・まちなかパレード」。
◇甲府市(山梨)…300人
 「さよなら原発まつり」。茨城県から甲府市に避難した女性が演説。涙ながら
に「子どもこそ日本の将来。私の5歳の娘が大人になったとき、安心して子育てをしてほしい。福島を自分の問題として考えましょう」と力説した。
◇青森市…1300人
 「さようなら原発・核燃3・11青森集会」。県内の原子力施設の再稼働や工事再開の中止を求めた。鎌田慧さんも駆けつけ、「原発は地域を汚して人間の命を
奪う許せない問題。青森を原発に依存しない平和な地域になるよう要求していきたい」と声を張り上げた。
 集会後、約2キロ行進。手をつないで県庁を取り囲んだ。
◇函館市…450人
 「つながろうフクシマ 大間原発を止めよう市民大集会」。
 大雪の中、約450人が参加。Jパワー(電源開発)大間原発(青森県大間町)の建設中止を訴えた。
◇旭川市…400人
 泊原発は周辺に活断層が指摘され、地震や津波の影響が懸念されるとして、再稼働反対などを訴えた。

※3月15日より。人民新聞社編集部の「了解}を得て掲載。


.. 2013年04月01日 15:02   No.516002
++ 東京新聞 (社長)…295回       
再稼働 現場見てないから 「原発回帰」に反発、福島県議長(自民党)

 安倍政権の原発回帰方針を受けて自民党が先月15日に、原発がある道県の議会議長を党本部に招いて開いた調査会で、福島県の斎藤健治議長(69)は「事故を収束させず、再稼働ありきなら一緒に議論できない」と主張、途中退席した。
 斎藤氏は本紙のインタビューに「福島のすさまじい現場を見たら、再稼働なんて口にできないはずだ」と述べた。

○ 震災前日まで増設主張

▽ エネルギー戦略を議論した党調査会では出席者が相次ぎ原発の再稼働を求めたが、どんな思いで途中退席したのか。
 ・「福島第1原発はいまだに鉄骨むき出しで、3号機なんか、高線量で近づくこともできない。原発はひとたび事故が起きれば、収束まで何十年かかるか分からないというのに一部の道県からは『今冬は寒く、電力需給が逼迫した。原発再稼働の道筋を示して』などの意見が出た。再稼働ありきの話し合いにはとてもついていけない」
▽ 自分たちの地域の原発でもいつ同様の事故が起きるか分からないのに、他道県の議長や国会議員から前向きな意見が出るのはなぜだろう。
 「被害に遭った者とそうでない者の差だ。頭では危険だと分かっていても、実際に現場に来て被害のすさまじさを見てないから、再稼働しようということになる」
▽ 議長自身、震災までは原発推進派だったが。
・「震災前日まで、県連幹事長として県議会で『福島第1原発の7,8号機を早く増設しろ』と知事にけしかけていた。原発は巨大公共事業をやるようなもので、2つ造れば9000億円規模。地元から陳情を受け、われわれも追認した。しかし、
震災後は脱原発に転じた。党県連内でも『原発には世話になってきた。時期尚早ではないか』と抵抗があったが、県内の原発10基の廃炉宣言をした」

○ 地獄の光景に反省 廃炉宣言 (前略)

▽ 脱原発に180度転換したのはなぜ。
・「震災直後、福島第1のある大熊町など周辺地域に何度も足を運んだ。何十頭もの乳牛が餌も与えられず、牛舎につながれたまま死んでおり、腐乱していた。
地獄のようだった。街中には野生化した牛や、豚とイノシシが交配して生まれたイノブタが歩いている。とんでもないことを推進してきたと素直に反省せざるを得なかった。(3月21日より抜粋)

.. 2013年04月01日 15:16   No.516003
++ 東京新聞 (社長)…297回       
自主避難 もうできない? 国の家賃補助申請 打ち切り
 1世帯6万円が自己負担に

 福島原発事故による放射能汚染から逃れるために、いまから自主避難を望んでいる人たちが困惑している。国は自主避難者たちに家賃補助をしてきたが、その新規申請の受け付けが閉じられてしまったからだ。代替策と位置付けられ、前政権時代に成立した「原発事故子ども・被災者支援法」の運用は政権交代で事実上、棚上げされている。被災者の「避難する権利」が奪われた形だ。(後略)

◇デスクメモ:自主避難を「勝手に逃げた」と曲解する人がいる。避難するか否かは、国や電力会社が決めることではない。まして「ただちに影響はない」なんて言われた日には逃げて当然だろう。東電は賠償を減らしたい。国はゼネコンへ
「名ばかり除染」でカネをまく。避難者たちがたたかれる汚れた背景がある。
              (3月25日、こちら特報部より抜粋)


.. 2013年04月01日 16:05   No.516004
++ 東京新聞 (社長)…298回       
活断層 あわや見逃し 敦賀原発 怪しいずれ 原電口つぐむ
(3月23日より抜粋)
-前略-1,2号機の東約二百メートルには大きな活断層「浦底断層」がある。山肌が削られ、地層があらわになった七階建てビル相当の広大な斜面が広がる。地層を調べるための試掘溝もあちこちに掘られている。 -中略-
実はその三日ほど前、原電開発計画室幹部の神谷昌伸(46)は現地からある報告を受けていた。「何か複雑な地層のずれが見つかった」
浦底断層の西側に掘られた試掘溝で見つかったずれは、後に敦賀原発の運命を左右することになる。
 原電は、島崎が下見をした際、ずれの存在を知らせなかった。現地調査の前日、規制委を通じて専門家チームに配られた資料にもずれのことは記されていなかった。 -中略-
 調査当日、あらためて配られた資料に、ずれの線が書き加えられ、小さく「せん断面」と記されていた。専門家がずれの近くに差しかかっても、原電は自ら説明しようとはしなかった。
資料を手に一つ一つ地層の状況を確認していった専門家は、ずれを見逃さず、「これは何ですか」と原電にただしたが、担当者は「分かりません。われわれはまだ(なぜこのずれができたのか)解釈ができていません」と言うのみだった。
 -中略--
原電の意図がどうであれ、十二月十日、専門家チームは、このずれは2号機直下に延び、浦底断層を連動して動く活断層だと全員一致で判断した。委員長の田中俊一(68)は「再稼働の審査はできない」と、事実上の廃炉勧告を出した。 
この後、原電はなりふり構わぬ猛反撃を開始する。-後略-

.. 2013年04月01日 20:29   No.516005
++ 東京新聞 (社長)…299回       
◆「原発新基準対策5年猶予撤回を」 市民団体、規制委に要望

 原子力規制委員会が原発の新規制基準導入に向け、一部の対策に5年の猶予期間を設ける基本方針を示したことに対し、「原子力規制を監視する市民の会」が26日、撤回を求める要請書を規制委事務局に提出した。
 要請書では「安全のためには何でもするのが規制委の出発点だったはずが、安全よりも電力会社の都合を優先した」と批判。「地震も津波もテロも猶予期間を待ってくれない」と指摘した。
 井野博満東京大名誉教授は同日、都内での会見で「猶予する理由の明確な説明がない。できることは全てする姿勢が大切だ」と強調。元原発設計技術者の後藤政志氏も「猶予期間に事故が起こらない前提に立っている。事故があれば最悪の
事態になりかねない」と訴えた。(後略)  (3月27日より抜粋)

.. 2013年04月01日 21:37   No.516006
++ 朝日新聞 (大学院生)…107回       
損保 地震保険、大幅値上げへ

 地震保険料が来年7月から大幅に値上げされそうだ。損害保険各社でつくる団体が最大30パーセントの値上げを発表した。東日本大震災で保険金支払いがかさみ、財源不足になったため。地震の危険度に応じた地域区分も見直す。
 (3月27日より)

.. 2013年04月01日 21:46   No.516007
++ 東京新聞 (社長)…300回       
◆「安全基準」やめ「規制基準」に 読者指摘で原子力規制委
(3月28日より)

 原子力規制委員会の田中俊一委員長は二十七日、検討が進む新しい原発の規制基準の呼び方を、従来の「安全基準」から「規制基準」に改めることを明らかにした。
 本紙は二月、匿名の男性読者から「規制基準とすべきだ。基準さえ満たせば原発が安全だという誤解を生む」との指摘を受け、用語を規制基準に改善。
記者会見で読者の指摘を伝えると、田中氏は「それは傾聴に値する」と答えていた。
 同日の規制委会合で配られた資料も、新基準を「規制基準」と明記していた。
会見で呼称変更の理由を問われ、田中氏は「基準を守っていれば安全というわけではない。私たちがやることは規制を課すことで、その結果として安全が担保できればいい」と話した。


.. 2013年04月02日 13:17   No.516008
++ 週刊フライデー (幼稚園生)…4回       
関東4県独自調査:
 放射線量「那須、我孫子、松戸 他」公式測定値はウソだらけ
(4月5日号より)

 3月18日、福島第一原発は停電により冷却装置が一時停止し、再び危険な状態に陥った。未曽有の事故から2年が経過。一部報道では原発から放出される放射線量は事故当初に比べ減少しているとされるが、実はまったく落ち着いていない。
 本誌は独自調査で、放射線量を測定する国のモニタリングポスト(以下、ポスト)が、福島市で実際の半分ほどの数値しか示していないことを明らかにした(3月8・15日号)。今回、新たに3月16日と17日の両日、栃木、群馬、茨城、千葉の関東4県で放射線量を測定。すると、さらに驚くべき事実が分かった。
国の数値より最大で10倍以上高い場所があるうえ、ポストから数メートル離れただけで、放射線量が一気に上昇することが判明。多くのホットスポットから、高濃度の放射線が放出されているのである。(中略)
 子供たちは、こうしたホットスポットの存在を知らずに大量被曝していることになる。2歳児を連れて小学校近くを歩いていた母親が、心配そうな表情で語る。「放射線量は気になりますが線量計を持っていないので、国の数値を信じるしかありません。13マイクロシーベルト(注)なんて、そんな高い数値が出ているんですか? でも、どうしたらよいのか‥」(後略)
 *****
 北関東&千葉:23カ所「本当の放射線量」 表より抜粋
 (単位:マイクロシーベルト毎時)
 ・群馬県(長野原) :国の測定値[0.07] 本紙測定値[1.13]
 ・群馬県(川場村) :国の測定値[0.07] 本紙測定値[0.32]
 ・栃木県(那須町) :国の測定値[0.17] 本紙測定値[1.35]
 ・茨城県(取手市) :国の測定値[0.13] 本紙測定値[0.25]
 *****
(編集部・注)13マイクロシーベルトを測定したのは、群馬県内小学校の側溝
 付近です。

★★署名にご協力ください★★
『放射能被ばくから子どもを守るための対策を求める請願書』
 一次締め切り2013年4月30日、最終締め切り5月末日
 (呼びかけ:放射能からこどもを守ろう関東ネット)
 (詳細はホームページをご覧ください こちら )
 (署名用紙はたんぽぽ舎でも扱っています)

.. 2013年04月02日 13:38   No.516009
++ 朝日新聞 (大学院生)…108回       
3月28日  社説:原発防災計画 福島の経験をくみ取れ

 原発の事故に備え、立地地域や周辺自治体がつくる防災計画が遅れている。
 大きな地震や津波がまたいつ起こるかわからない。備えは大切だ。ただ、拙速では意味がない。福島の経験を十分にくみ取り、実効性のある対策を講じる必要がある。
 防災計画を備えておくべき重点区域は、国の指針改定で従来の半径8〜10キロ圏から30キロ圏へ広がった。対象の自治体は21道府県136市町村に及ぶ。
 このうち、当初の期限だった3月18日までに計画をまとめたのは13県57市町村。3割は4月以降にずれ込みそうだ。
 策定が進まない原因のひとつは、計画のもとになる原子力規制委員会の作業の遅れだ。(中略)むろん防災計画は、いざ重大な事故が起きてしまった際に、きちんと実行できなければ意味がない。
 たとえば、放射線量が高い地域から住民を避難させるバスをどう手配するのか。県外から支援してもらう場合、運転手の確保や被曝回避に誰が責任をもつのかといった細部が大切だ。
 自治体側は、実践的な訓練を重ねたりして、問題点を洗い出しながら改定を重ねていくことが求められる。
 とはいえ、新しく対象地域に指定された自治体をはじめ、ノウハウがない地域も多い。福島県の被災自治体の経験を共有する場を設けてはどうだろう。
 事前の計画と実際の避難とでどんな違いが生じたのか。県外避難や広域連携にはどのような課題があるのか。(中略)最大の防災対策が、できるだけ原発を減らしていくことであるのは、言うまでもない。

.. 2013年04月02日 13:56   No.516010


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