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「福島を忘れない!福島を風化させない!福島・首都圏の集い」(3日13時半〜17時、明治大学リバティホール)には400人が集まり、福島から来ていただいた11人の方のお話を聞いた。町長選出馬を断念した井戸川前町長にも来ていただいた。 「今すぐに福島を元に戻せ!」11人の痛切な怒りは、質疑の中で出たこの言葉に凝縮される。 私は何も分かっていなかったのかも知れない。放射能汚染された土地に住む人々の苦しみを! 仮設住宅の生活を余儀なくされている人たちの気持ちを! 長年生産してきた農作物や長年養ってきた動物達が放射能汚染されている人の気持ちを! 土地を離れられない人々と避難した人たちの間にある微妙なわだかまりを! こんな状態なのにまだ原発を再稼働させようとする政府に対する怒りを! (印象深い言葉のリストアップ) ・除染は業者のため 除染は無駄 除染はまやかし ・健康状態を尋ねると85%の人がなんとなく悪いと応える。 ・山下俊一氏は、20mSv/年はたばこ喫煙害や仮設住宅ストレスより安全、と言った。 ・一時帰宅してみると120mSv/h。家や土地を補償してほしい。 ・情報は隠蔽され後出しされる ・自然界が駄目と言っているのに人はいいのか? ・金で無く皆さんの声が欲しい(東京から声を上げて欲しい) ・嘘がこれ以上続くならこの国はお終しまい ・第2次世界大戦の嘘 と 原発の嘘 ・近くの水力発電機は100年ももっている ・今でも子どもは外では遊べない 保養所に感謝 ・子どもたちは、放射能が低い道の中央を歩くくせを持ち、保養所で土にさわっていいのかと尋ねる ・ICRPが3.8μSv/以下の地域での居住を推薦している ・裁判に勝っても子どもたちを救うためには市民の力が必要 ・原発は今後2度と動かさないと約束してほしい。 ・浪江町では、死の街/絶望の街で無念と絶望感にさいなまれる ・私たちの気力を問われている
.. 2013年03月06日 13:02 No.506001
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