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本日、安倍晋三首相は沖縄県を訪問し、仲井真弘多知事との会談に先立ち、那覇市の航空自衛隊那覇基地で陸海空自衛隊員約700人を激励しました。中国の日本領海、領空侵犯が起きたなら、あとは「領土侵犯」しかありません。 そして、今後考えられる侵入方法は、@航空機での落下傘部隊の投入、A漁船での軍人偽装侵入、そしてB潜水艦での要員上陸です。確率が高いのがAとBですが、Aの「偽装侵入」は軍の正々堂々の論拠とはなり得ず、Bはかつて領海侵犯した実績があるだけに、その確率が高いわけです。 その分、上空からの監視が必要なわけで、先般の領空侵入を許した経緯を踏まえて、こまめなレーダーと哨戒機での監視体制の強化は一層重要性を増したわけです。新年1月7日、那覇基地に駐屯する海上自衛隊第5航空群第5航空隊の編隊飛行の映像が、初公開されました。 こうした映像は逐一、中国側に伝わる可能性があるため、産経新聞で公開された映像もその一部に過ぎませんが、今回、安倍首相が第一線で働いている海上保安庁職員も激励したことは有益だったと思います。 かつて観艦式に参加して、私が駆逐艦の艦長から聞いた言葉=「私たち自衛隊には専守防衛の観点から、未だかつて一度も三隊統合演習を実施したことがない」との非現実的世界からは、一刻も早く脱皮しなければなりません。 次号は、対する中国軍の映像を配信します。 (^-^)M・S
.. 2013年02月03日 09:08 No.492001
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