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■--.「無主物の責任」は内部被ばくにも関係
++ 渡辺マリ (幼稚園生)…1回          

   1月28日、前田基行さん(朝日新聞記者)の講演会がありました
 └──── (たんぽぽ舎ボランティア)

 主題は「無主物の責任」。前田基行記者の個人的見解、という注釈つきですが、この「無主物」という考え方は、内部被ばくにも関係してくるのではないかという
事です。
 (東電の犯罪的体質が原因で拡散された)放射性物質は「無主物」である、ゆえに東電の所有物ではない、従って福島の人たち、そして私たちの身体に取り込まれた放射性物質に東電の責任はない!?
 二本松市のゴルフ倶楽部の訴えに対して東電は、まさにその強弁を主張したわけで、しかしこの除染の問題から内部被ばくにまで考えが及ぶとは…。
 実に興味深いお話でした。
 講演後、懇親会で楽しい時間を過ごしました。
 次回の「2月20日(水)19時より」は『手抜き除染をスクープした青木美希記者』が来て下さいます。もちろん、懇親会あり!です。参加歓迎!

.. 2013年02月01日 09:57   No.491001

++ 合田寅彦 (小学校低学年)…6回       
1月26日(土)「線量計に細工が!」の
 |  文章について、お詫びします
 └──── (茨城)

  [線量計に細工!」の文を投稿して以降、私の文章に対してたくさんの方々から厳しいご批判をいただきました。この文章は、放射線量を毎日のように測定している友人の行為(機器の解体と判断)を傍らにいた私が一人称のかたちで書いたものです。
 機器について無知とはいえ書いた責任は免れません。
 反原発を戦っておられるすべての皆様、私を信用してポンとキーを叩いてしまわれた柳田真さんはじめたんぽぽ舎の皆様、そして地域で共に闘ってる「東海第二原発を廃炉にする石岡市民の会」の友人たちに対して、信頼を失うほどの多大のご迷惑をおかけしてしまいました。
 自分の無知に恥じ入るとともに、この場をお借りして心よりお詫び申し上げます。
 石岡市役所にも近隣自治体や住民から多くの問い合わせがあったようです。市所有の線量計については、解体したと疑わしいものすべてを機器メーカーに出し、その校正費用は投稿した私が自分の責任において支払うことにいたしました。

.. 2013年02月19日 08:51   No.491002
++ 乱鬼龍 (幼稚園生)…4回       
除染除染と除染神話の嘘と罪
 │ 足尾鉱毒時恵権の教訓=毒塚は証言する
 └────(川柳作家)

 私の生まれ育ったところは、群馬県邑楽(おうら)郡というところで、今から百余年前の日本の公害の原点といわれる「足尾鉱毒事件」被害の地元でした。
 1970年、宇井純さんらの「公害言論」、そして、翌71年から鉱毒地一帯を巡る「渡良瀬川公害シンポジウム(第1回は、群馬県館林市で開催)などを通じて学んできた者として、今日の福島県等における「除染」を巡っての問題は、実に憂いべきものがある。
 足尾鉱毒事件では、汚染された土の表土を削って土盛りした山を「毒塚」と呼んだが、今日の福島の現状はまさに「毒塚」の山であり、いくら除染、除染と声高に主張したところで、その「毒」は全く消え去ることはないということは、まったく、自明のことである。

 かつての鉱毒事件ですら、今もその鉱毒は消え去ったわけではないというのに、除染すればなんとかなるとか、帰郷できるなどというキャンペーンをはる等ということは、今まで「原発は安全でクリーン!」という嘘を並べてきた原発推進勢力の嘘と同様に、近い将来、確実に、それが全くの嘘であったということが明らかになる日が、必ずや来るであろう。
 そのときになって「実は除染という考えは、まったく間違いでした」と、誰が、どのような面を下げて言い訳をするのだろうか。その時になってはあまりにも遅い、遅すぎるのだ。
 そんな事も判らない、あるいは判ったうえで「除染利権」という「現生利益」のために、魂までも売り渡してしまったような連中のすべてを許してはおけない。

 もう、3・11から2年も経とうとしている。急がねばならないことを、急いでやらなければならない、と思う(2013年2月21日・記)

.. 2013年02月23日 08:18   No.491003
++ 柳田真 (高校生)…68回       
サクラと環境原発調査は継続します―今年は昨年と一部変わります―
 │  報告集(第10集)は出さずに、代わりにホームページで公表します。
 └──── サクラ調査ネットワーク

【サクラ調査―異変桜見つかる―環境悪化・原発放射能か】は2004年から始まりました。
 今年で10年目になります。全国の原発現地の皆さんの協力で9年余続きました。
それは第1集−9集の調査報告集にまとめられました。2007年の中越沖地震では原発放射能がサクラに大きな打撃を与えたこと、モニタリングポストは全く役に立たず・・であったことなどが事実で実証されました。
 福島原発事故の放射能で、今後ますます動物・植物への悪影響が心配されます。
 そのため、体制は不十分ですが全国調査を継続します。ご協力をどうぞよろしく。
 なお、昨年サクラ調査にご協力いただいた全国41地点の皆さんには、このメールと同じ案内文と共に調査要綱・調査票の三点セットを2月28日郵送で送りました。
                  (たんぽぽ舎)

.. 2013年03月10日 20:04   No.491004
++ 山田昌郎 (幼稚園生)…1回       
全国のサクラ調査協力者の皆様へ

拝啓 早春の候 如何お過ごしでしょうか
私は一昨年からサクラ調査のデータ整理をお手伝いさせていただいております山田昌郎と申します.
 今年は柳田さんが,再稼働阻止全国ネットワークの活動などで超多忙のため,例年実施しておりました小石川植物園での説明会や,調査・報告集(第10集)の発行が困難な見込みとなっております.しかしながら昨年まで9回にわたって実施されたサクラ調査の結果は,貴重なデータとして蓄積されており,今後も粘り強く調査を継続することでさらに意義を増すと予想されます.
つきましては皆様には昨年までと同様に今年もぜひ調査を実施していただき,結果をたんぽぽ舎宛てにお送りください.お送りいただいたデータは,昨年までの結果に追加させていただき,いずれはたんぽぽ舎のホームページ上で公開できればと考えております.(集計した数字を発表)
調査要綱と調査票を同封いたしますので,どうぞよろしくお願いいたします.

敬具
〒101-0061東京都千代田区三崎町2-6-2
           ダイナミックビル5Fたんぽぽ舎内
               サクラ調査ネットワーク
            tel:03-3238-9035 fax:03-3238-0797
              Eメール:sakura@tanpoposya.net
            サクラ調査データ整理担当ボランティア

.. 2013年03月10日 20:38   No.491005
++ 柳田 真 (課長)…156回       
茨城に続こう!
 │    「再稼働同意は30キロ圏自治体にあり」発言
 └──── (たんぽぽ舎)

茨城県の橋本知事が「良い発言」をしている。私も賛同する。それは、原発再稼働の条件である「地元自治体の同意は30キロ圏内の市町村だ」と述べたことだ。
しかもその根拠ものっている(昨年10月の国のUPZにあり、と)
 格段に優れている.福井県知事は昨年6月の大飯再稼働の時、大飯町と福井県の2つに限定し、すぐ隣の小浜市などの同意要求、大阪・滋賀の要求を断った。放射能被害は飯舘村のように40km−50kmへ及ぶというのに。
 全国の自治体、とくに30キロ圏自治体は、茨城に続こう。どんどん電力会社に要求し、原発再稼働の同意条件を勝ち取ろう。石川県羽咋市での市民の苦闘と成果も学んで、茨城に続こう。

.. 2013年03月10日 21:33   No.491006
++ 武笠紀子 (幼稚園生)…1回       
.「放射能からこどもを守ろう関東ネット」は、こどもの健康調査を
 |  求める署名活動を始めました
 |  千葉県東葛、茨城県南部、埼玉県東部の3つの放射能汚染地区の
 |  お母さんたちのグループ(35団体)
 └──── (松戸市)

 関東地方の放射能ホットスポット(汚染地帯)といわれる、千葉県東葛地域と茨城県南部地域と埼玉県東部地域で、放射能からこどもを守る活動しているお母さんたちのグループ(35団体)が集まって「放射能からこども守る関東ネット」
をつくり、子どもたちの健康調査を求める活動を始めました。
 「原発事故子ども・被災者支援法」は昨年、超党派で議員立法されました。今年始めには、この支援法を推進するため議員連盟も結成され90名を超える議員が加入しています。
 関東ネットでは、この支援法の基本方針について復興庁(環境省・文科省)との交渉や議員へのロビー活動、自治体の市長や議会への陳情・請願を行ってきました。そして、この3月から衆議院議長と参議院議長への請願署名を集め始めました。
 すでに、こどもの健康に心配される事例も出ています。ある市の学校検診データに変化がみつかりました。毎年、全国の小学校・中学校の一年生に心電図検査が実施されます。この心電図検査に、今までにない変化が見られ再検査になる生
徒が急に増えていたのです。市は放射能の影響ではないと主張しますが、その影響ではないとも決められません。
 実は、放射能の影響を心配しているお母さんたちは、個人で子どもの甲状せんエコー検査や血液検査、尿検査等を受けています。しかし、治療ではないため健康保健が使えず全額自己負担です。こどもが複数いたり、定期的に検査を受けた
りすると多額の検査費用が必要になります。所得の低い世帯には負担が大きく、保護者の所得によってこどもの健康が左右される事態が生まれてしまいます。
また、保護者が放射能に無知であったり無関心であったりして、こどもの健康調査に格差ができるのも問題です。放射能汚染地帯に住む全ての子どもたちに必要な健康調査が行われるように、国や自治体に求めていきます。
 千葉県東葛9市はそろって復興庁に「支援法」の地域指定を求める要望書(9市長連名)をもっていきました。また、茨城県・千葉県内のいくつかの議会は、国に地域指定を求める意見を提出しました。
 署名については「放射能からこどもを守る関東ネット」で検索していただくとホームページが出てきます。HPから署名用紙もダウンロードできますので、皆様のご協力をよろしくお願いいたします。またネット署名(こちらは内閣総理大臣宛ての署名)も集めていますのでこちらの方にもご協力よろしくお願いいたします。
 関東ネットは「放射能からこどもを守る全国ネット」にも加入していますが、今後も福島県のお母さんたちや同じように放射能汚染地帯になってしまった東北や関東北部の地域のお母さんたちとも連携した取り組みができるよう活動を進めたいと思っています。


.. 2013年04月01日 14:14   No.491007
++ 富永 (幼稚園生)…1回       
今月23日、福島県民集会での武藤類子さんの閉会の挨拶
 └────(東京・杉並在住)
・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・
 私たちは、これ以上バラバラにされない。
 私たちはこれ以上生きる権利を奪われない。
 私たちはつないだ手を離さない。
 今日は本当に皆さんありがとうございました。
・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・

 集会参加の皆さん。今日は本当にありがとうございました。
 共に過ごした一日はとても意義深いものだったと思います。
 私たちは今、雪のうさぎが山肌からあらわれ始めた美しい吾妻の山の麓にありますが、・・美しい春の訪れを心から喜ぶことができません。見えない、聞こえない。におわない放射能をこの気持ちの良い早春の日々にも忘れることはできないのです。
 事故から二年。いまだに一時間1000万ベクレルの放射能を放出する原子炉。いつ止まるかもわからない燃料プールの冷却装置、これからが心配される子どもたちへの放射能による健康被害。環境アセスもないまま作られようとしている廃棄物小型焼却実験場。振出しに戻ってしまった子ども被災者支援法。進まない正当な賠償。新らたなる放射能安全神話と莫大な復興予算による砂上
の楼閣の様な復興策の数々。
 さらなる困難の中で私たちの疲れはピークに達しています、しかし、この2年、生き延びるために、暮らしを立て直すために、つながりを取り戻すために、人々による必死の努力がありました。その一人一人の切なる努力が命と未来のために、つながり、結実していくことを願わずにはいられません。
 立場や考え方の違いが攻撃や対立に向かうのではなく、それぞれの気持ちを聞きあい、苦悩を分かち合いながら、共に冷静な目でこれからの道をみつけてきましょう。
 私たちは見極めなければなりません。命をないがしろにするもの、生きる尊厳をうばうもの、私たちを引き裂くものは、何なのか、時に自分自身にそれを問うことを恐れずに、ひるまず、まっすぐ向かっていきましょう。原発は入らない!放射能からあらゆる命を守ろうと、声を上げ続けていきましょう。
 東北は長く中央から虐げられた歴史がありましたが、一方で厳しくも豊かな自然に育まれた自由さが、人々の心に息づいていると私は思っています。疲れたときは休みながら、今のこの困難から、たくさんのことを学んでいきましょう。
 そして今日、皆さんと一緒に忘れずに心に留めておきたいことがあります。
 私たちは、これ以上バラバラにされない。
 私たちはこれ以上生きる権利を奪われない。
 私たちはつないだ手を離さない。
 今日は本当に皆さんありがとうございました。


.. 2013年04月02日 13:02   No.491008
++ 冨塚元夫 (小学校高学年)…27回       
多数の福島の子供に甲状腺がんが見つかったことをなかったことのように扱う記事
 |  環境省の甲状腺検査の記事について−読むにたえない内容、大事なデータ無視
 └──── (たんぽぽ舎ボランティア)

 3月30日付けの朝日新聞と東京新聞に、環境省が福島県以外の3市で行った甲状腺検査結果の記事があります。3市とは長崎市、甲府市、弘前市ですが、福島県では小さなしこりやのう胞が見つかった割合が41.2%に対し、長崎市では42.5%、甲府市では69.4%、弘前市では57.6%だった。同等か福島のほうがやや低いというもの。
 朝日新聞の見出しは、「子ども甲状腺調査『福島と大差なし』、3県、環境省結論」です。この記事では、この間問題になっている、多数の福島の子供に甲状腺がんが見つかったことをなかったことのように扱っています。
 なぜこのようにおかしな記事になったか、明らかです。甲状腺検査では、小さなしこりやのう胞(A2判定)よりも大きなしこりやのう胞(B判定)と再検査(精密検査)が問題です。
 福島県の23年度の調査結果ではB判定が186人でそのうち85人に細胞診断が行われ、10人が癌と判断されました(うち3人は手術終了)。
 福島県の24年度の調査結果では548人がB判定ですが、細胞診断の結果は発表されていません。この発表が待たれています。
 3月30日の記事ではこのような大事なデータと問題の所在が無視されており、読むに堪えない内容です。


.. 2013年04月02日 14:34   No.491009
++ 山崎久隆 (社長)…290回       
福島第一原発事故による低線量被曝について
 |  生物への放射能の影響を調べる研究者たち
 |  東洋経済・岡田記者の貴重な報告記事
 └──── (たんぽぽ舎)

 東洋経済が、たいへん重要な報道をしている。
   こちら
 これは東洋経済岡田広行記者の貴重な記事が掲載されているURLである。

○ リード部を紹介する。

 『福島市や全村民が避難を余儀なくされている福島県飯舘村など、福島第一原原子力発電所からの放射性物質で汚染された地域で、動物や植物に異常が多く見られることが研究者による調査で明らかになった。
 3月30日に東京大学内で開催された「原発災害と生物・人・地域社会」(主催:飯舘村放射能エコロジー研究会)で、東大や琉球大学などの研究者が、ほ乳類や鳥類、昆虫、植物から見つかった異常について報告した。
 原発事故による生物への影響についての研究報告は国内でもきわめて少ないうえ、4人もの研究者が一般市民向けに報告したケースはおそらく初めてだ。』

 この記事では、原著論文の掲載場所をURLで紹介している。つまり、記事の元になった報告論文のひとつを直接読みに行けるのだ。
 それは「ヤマトシジミにおける福島原発事故の生物学的影響」(檜山 充樹、野原 千代、金城 聖良、平良 渉、大瀧 丈二(琉球大学理学部 海洋自然科学科)儀間 真一、棚原 朗(琉球大学 機器分析支援センター)である。
 下記のネイチャージャパンのURLで読むことが出来る。なお、この論文は英文であり、日本語訳は琉球大学の大瀧丈二准教授(琉球大学理学部生物系)「大瀧研究室」のサイトにある。
ネイチャージャパンのサイト
こちら
日本語訳
こちら

○ 他にもシンポでは、青森と福島のニホンザルを比較した、日本獣医生命科学大学の羽山伸一教授による「福島県の野生二ホンザルにおける放射性セシウムの被ばく状況と健康影響」と題した講演では、白血球や赤血球の減少、特に白血球の大きな減少が見られた。
 「本日の講演内容がにわかに人間の健康への研究に役に立つかはわからない。
ただし、現在の福島市内のサルの被曝状況は、チェルノブイリの子どもたちとほぼ同じ水準。チェルノブイリの子どもたちに見られる現象がニホンザルにも起こったことが明らかにできればと考えている」と語っている。
○ このシンポを詳細に紹介した新聞はなかった。他にも取り上げたメディアはあるかもしれないが、東洋経済ほどちゃんと取り上げた記事は多分、ないだろう。
 そもそも、このような生態系への放射能の影響を調査研究する人々を紹介するメディアも少ない。本当のことを知りたくない、知られたくない。もう復興に向かっているのだから「寝た子を起こすな」。今の主要メディアの記者に、こんな
心理が働いているとすれば、恐ろしいことだ。
 この記事を書いた岡田記者を応援しよう。

.. 2013年04月09日 10:54   No.491010


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