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テントにはいろいろの人が訪れる。この霞が関の住人たち(官僚)たちにもテントの関心は高いらしい。時折、カンパをしてくれる人も、立ち停まって話をする人もいるがテントに来て話し込む人もいる。ある人はテントの事が気になって仕方がなかったそうである。一度訪ねて見たいと思ったらしいがけんもほろろに絶されると思っていたらしい。酒を飲んだ勢いで訪ねてきたいただいたらしいが、今回は2度目の訪問だった。彼女の話によれば,原発については反対の人も多く省内では以前よりは語りやすくなったとのことである。彼女の話では官僚は政府からの独立(?)意識が強く、政府の政策はともあれ日本の為に尽くすと言 う意識は強いとのことである。これはある程度は推察されたことである。
官僚、つまり国家をどう開いて行くのかということが議論になって政治主導ということが提起された。これは民主党政権の敗北でとん挫。が、国民との関係でどう開いて行くかはこれからのことである。規制委員会の動きを監視し、文科省 への行動など国民の声を伝えるべき働きかけは続いているが、これに対する内部の動きはどうなのだろうか。たまに、訪れる人から聞くに過ぎないから、まだ、この回路は閉ざされている。官僚の内部では我々に行動が敵対的なもので、対話を求めるという側面を持っていること、それが意図されていることは理解されにくいのかもしれない。どうしたら開けるかはわからないが、官僚と国民の関係を変えていく道を考えてきたことはたしかである。官僚と国民の関係を変えていくこと、そこに対話が成立することを念頭においてもいるのだ。テントにはそうした狙いがある。テントに関心を持っているというのはその第一歩である。
深夜にまで明かりのともる霞ヶ関の住人たちの視線が国民に向き、閉じられた壁を開けようとすることはあるのか。はなはだ遠く、絶望的に見える道も誰かがつけ始めれば地上の道になるのにと思う。彼女の勇気ある行動がその先鞭になっ てくれれば嬉しいのだが…。これが初夢ならいい。今年おみくじは夫婦とも大吉だった。この霊験がこんな風だといいのだがと密かに思った。
.. 2013年01月14日 09:45 No.482006
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