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26日の午前中にインドネシアでのコトバンジャン・ダム被害者住民裁判の高裁での判決があり、原告団のみなさんがテントを訪れた。このダムは日本政府・東京電力(東電設計)・JICAなどがODAで作ったダムである。これはスマトラ島中部に出来たものだが、「希望の村」と言われるほど実り豊かなコトバンジャン地域がダムに沈められ約5000世帯・23000人が農地を奪われ,強制移住先で悲惨な生活を余儀なくされている。この住民たちの提訴した裁判である。彼等との話に中でインドナシアでは現在4基の原発建設がすすめられようとしているということ明らかにされた。インドネシアが天然ガスの資源が豊富であり、原発建設の必要はないらしい。しかし、この天然ガスを日本などに輸出し、国内は原発でまかなう構想らしい。ここに日本の原発輸出が絡むことは想像にかたくない。コトバンジャン・ダムで生起したことが原発で起こればということも考えられるわ けだ。あらためて原発輸出の動きに注目したいところだ。
年末年始という光景が近づいている。テントでも12月28日からそれがはじまる。12月28日は今年最後の首相官邸前行動がある。テント前では16時から17時まで一年をふりかえるあおぞら放送があり、17時からは吉岡史郎君をはじめとする4名の追悼会がある。 年末年始の企画としては12月31日にテント前紅白歌合戦、1月1日(元旦)は経産省テント元旦マラソン《11時スタート・14時終了》、終了後には甘酒や豚汁のふるまいもある。1月2日は15時〜17時の川柳句会、1月3日には 13時から19時まで「Afutaer3・11〜霞ヶ関の中心で愛を叫ぶ」というコンサートがある。1月4日には餅つき大会も開かれる。年末年始はテントに足を運んでほしい。それがテントを守る最良の行為である。
.. 2012年12月28日 09:45 No.480005
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