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選挙後初の抗議行動 首相官邸前で続く「脱原発」の抗議行動が21日夜もあった。この夏の大きなうねりは衆院選の結果につながらず、脱原発に慎重な自民が圧勝。民主政権下の「動かぬ政治」へのいらだちから始まった街頭での行動に、参加者らは新たな意味を見いだそうとしている。 最も短い昼が暮れた冬至の夜、官邸前は冷え込んだ。午後6時、ドラムに合わせて「再稼働反対!」の連呼が始まった。主催する首都圏反原発連合によると、今回が36回目になる。 「『脱原発』を進めるなら一人一人が考え、地道に声をあげるしかない」。東京都内に住むアルバイト橋沢達也さん(20)は初めての選挙で、脱原発を訴えた候補と政党に票を投じた。だが自民が圧勝したため、半年ぶりに参加した。 (―中略―) 主催団体は「来年も官邸前抗議を続けていく」としている。呼応した抗議行動は、関西電力本店前(大阪市)や九州電力本店前(福岡市)でも。関電前抗議の主催 者の一人は「僕らの権利は選挙だけではない。ここに来て声をあげることに意味がある。」と言った。 (12月22日より抜粋)
.. 2012年12月23日 08:14 No.478001
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