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東電は風力発電で恥の上塗りを止めよ(中) └────(風車問題を考える住民の会 東伊豆町町議)
原発の代替は火力発電、その後自然エネルギーを 大規模な自然破壊による水源地の汚染や枯渇、土砂災害が心配
風車は全国に1814基、244万キロワット有ると言われている(11年度末)しかし、風力発電の定格出力は風速12m以上の風が有ると仮定して、の数値なのである。そんな強風が年中一定に吹く訳が無い。車でいえば何馬力というものに相当するが、常に最高馬力で走る人はいない。いい風が吹けばという仮定の数値を合計して何万キロワットといっても意味が無い。クリーンな イメージを振りまくだけのペテン師な数字である。 なるほど風車は遠くから見るとゆっくり回って、いかにもエコでクリーンエネルギーに見えるが、じつは時速250km、新幹線並みのスピードで回っている。風力発電は近くに寄ってよく調べれば、原発と同様人に被害を与え、日本の自然を破壊するとんでもないハコ物なのである。 現在、伊豆熱川に設置されたCEFの10基の風車は殆ど動かないままの状態である。2008年、2009年と2度にわたるブレード損傷・落下事故以来、全ブレードを交換したにもかかわらず、だ。GE1500sleという機種自体が欠陥だとささやかれ、3度目の事故を恐れてか「調整運転中」なのだという。 これでは補助金の目的に反するばかりか詐取の疑いさえ持たれかねない。 伊豆にはほかに石廊崎風力発電所がある。2000kwの風車が17基ずらりと立ち並び、ここでも近隣の住民が低周波音被害に苦しんでいる。全国では山口県平生町、和歌山県由良町、岡崎市、田原市、愛媛県伊方町、など全国に広がっている。 住民の反対の声に拘わらず、伊豆半島に於いて、東京電力(株)らによる風力発電所の建設が始まった。風光明眉で知られる東伊豆町と河津町境の三筋山 (みすじやま820m)に、定格出力1,670キロワットのものを21基建設するというものだ。その高さほぼ100メートルに達し、改変される森林は約12万平方mに及ぶ。大規模な自然破壊による水源地の汚染や枯渇、土砂災害が心配されている。
.. 2012年12月19日 14:41 No.476005
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