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(12月7日)
原子力規制委員会事務局の原子力規制庁が、原発の新たな安全基準が来年7月までに決まるのを待たず、来春に骨子がまとまった段階で既存原発が新基準に適合するかどうか事前調査に入る方向で検討していることが6日、分かった。 再稼働に向けた事実上の手続き前倒しで、一部の原発で来夏の再稼働が現実味を帯びてくる。
規制庁幹部も「法的根拠も含めて可能かどうか検討している」と受け止めており、調査の進め方など詳細を今後詰める。規制庁は新基準決定後の正式な審査手続きの効率化を目的として挙げている。 しかし早期の再稼働を望む電力会社や立地自治体への配慮もあるとみられ「再稼働スケジュールありきの印象を受ける」と、規制庁の姿勢を疑問視する声もある。 事前調査は骨子がまとまる来春意向を想定。(後略)
.. 2012年12月12日 16:18 No.473001
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