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■--こんなに怖い選挙はない
++ 中日新聞 (幼稚園生)…3回          

 │ 戦争に少しでも近づくことがないようにせよ、
 │ あとで閉められない扉は開けてはならない(ペルシャのことわざ)
 └────(12月5日から、社会部長・島田佳幸)

 気になることがある。衆院選を前に過日、小紙が行った世論調査の結果だ。
例えば、優勢が伝えられる自民党についてみてみよう。
 比例で自民党に入れるとした人の三割弱が、「憲法九条」の改訂には反対だと答え、実に半数近くが、将来的な「原発ゼロ」を求めているのである。
 言うまでもないが、自民党は九条を変える、と宣言している。そして、原発は維持していく立場だ。
 無論、この二つの課題に対する回答者の賛否と投票先の主張がずれている例はほかの党でもみられる。
 こうした“矛盾”、考えられる理由は二つだ。一つは、九条や原発以外にその党を選ぶ決め手の公約があるという可能性。そして、もうひとつは、その党
の主張をよく咀嚼(そしゃく)せず、「何となく」投票先に決めているというパターンだ。前者ならまだしも、後者はあまりに危険である。
 二度と戦争をしてはいけない、というのは無論、戦争に少しでも近づくことがないようにせよ、というのが、先の大戦で途方もない犠牲を払って、日本が得た教訓だ。戦後の日本はその教訓の上に築かれている。その礎である九条を変えるというのは、とてつもなく重大な判断である。
 さらに、あの原発事故は夥(おびただ)しい数の人から故郷を奪い、大事な国土の一部を放射能で汚して、事実上、二度と人の住めない土地にした。<あとで閉められない扉は開けてはならない>。そんなペルシャの諺(ことわざ)
をあらためて苦々しく想起する。
 大震災後初の衆院選が始まった。ここで問われるものとは、だから、私たちが失敗や悲劇から学べる国民なのかどうか、である。
 「何となく」は禁物だ。この国の行く末、子どもらが生きていく国のありようを決める投票−。そう考えれば、こんなに怖い選挙はない。
.. 2012年12月10日 09:10   No.470001

++ 日刊ゲンダイ (小学校低学年)…5回       
役に立たない大新聞テレビの選挙情報
 (12月6日より)

 衆院総選挙が公示された。今度の選挙は結果次第では、この国の存続を左右する重大な局面を迎えかねない。ところが、大新聞テレビがまとめる選挙のさまざまな焦点や争点は、クソの役にも立たないものばかりである。相変わらず、有権者にとって肝心なこと、重要なことを何ひとつ伝えようとしないからだ。
 公約でやらないと言った消費税増税を強行したウソツキ野田民主党の正体、失政と病気で政権を投げ出した安倍が再登板する自民党の本性と神経、石原と橋下というウルトラタカ派の独裁者同士が野合で結託した維新の危険性‥。そして何よりメディアが伝えるべきは、この選挙が壮大な茶番劇だという真相だ。
 まだ選挙が始まったばかりなのに、水面下では民・自・公の増税談合3党に維新がなれ合っている。選挙後の政権の枠組みについて、相手の出方を探り合っているのだ。
--自民党は表向き「自公両党で過半数」を掲げていますが、仮に目標を達成しても参院は、まだ野党多数。ねじれ解消には自公が民主と組むしかなく、3党とも連立を模索しているのです。そこに選挙後の埋没を恐れる維新が割って入る。特に石原氏ら元自民党のベテランたちは「法改正を目指すなら公明を切ってオレたちと組め」と言わんばかりに、自民との連携を公然と打ち出してい
ます--(政界関係者)

−−−投票に値する政党はひとつしかない−−−
 今度の選挙で有権者がどの党に投じるべきかは歴然だ。野田民主はウソツキ、安部自民は無節操、石原と橋下の野合維新は論外だ。
 貴重な一票を投じるに値しない政党があふれる中、反増税に脱原発と国民の生活と命の安全を守ろうとする「未来の党」の存在は貴重である。
 「せっかく、『未来』という真の第三極が出来上がったのに、メディアは意図的に小沢氏を悪者扱いして、足を引っ張ろうとしているのは残念です。選挙報道の中心は常に維新。比例投票先調査で維新の躍進を伝える一方で、未来は『5%にとどまる』『期待しない70%』と伸び悩みの印象を植え付けようとしています。(中略)(筑波大名誉教授・小林弥六氏)
 談合・翼賛体制を許すのか否か。インチキ民主に鉄槌を下すのか否か。安倍の出戻りを許すのか否か。暴走老人に権力を与えるのか否か。
・・・今回の選挙の「争点」を真剣に考えれば、答えは言わずもがなである。

.. 2012年12月10日 09:33   No.470002
++ 毎日新聞 (小学校中学年)…17回       
◆「嘉田新党」を考える
 「真の第三極」が現れた。 「偽りの第三極」ではなく。
 (12月3日「特集ワイド」より)

 「真の第三極」が現れたと言えるだろう。「真の」とは、脱原発を求める国民の声に寄り添い、将来のビジョンを打ち出しているという意味だ。対照的に、日本維新の会は「偽りの第三極」の様相が露呈しつつある。「偽り」とは、確固たるビジョンを持たないこと。世間受けする政策を掲げてはすげ替え、保守層も脱原発票も欲しがっている印象だ。石原慎太郎代表の考えと党の公約が一
致しているかも疑問だ。
 「未来」が発表した「びわこ宣言」は「経済性だけで原子力政策を推進することは、国家としての品格を失い、地球倫理上も許されない」と述べている。
非常にわかりやすく、国民の切なる願いに応えようという姿勢を感じる。官邸前や経団連前などで脱原発デモが続いている。「未来」はこのような動きと連動し、選挙後は原発政策の決定過程に大きく影響するポジションを得る可能性がある。これまで投票率の低かった若い世代が「未来」に関心を示せば、イタリアの「オリーブの木」のように、政党連合への躍進もありうる。
  確かに、自民を除く他の政党も、脱原発を打ち出してはいる。しかし民主はマニフェスト破りの過去があり、政権与党として脱原発への踏み込んだ具体的プロセスを提示できていない。社民、共産に投票しても実効性があるのか疑問に思う有権者も少なくない。
 「シングルイシューで政党が成り立つのか」という批判が出ているが、原発以外の基本政策も、消費増税の凍結、雇用の拡大、TPP交渉入り反対など明快だ。エネルギー問題は国の最重要課題なので、そこで一致する政治家が集まるのは野合ではない。
 懸念材料があるとすれば、「船頭多くして船山に上がる」。つまり選挙後リーダーシップをめぐる派閥争いが起き、党が空中分解するおそれだろう。
結党の原点を忘れないことが重要で、嘉田代表の手腕が問われる。

.. 2012年12月10日 11:26   No.470003
++ フライデー (幼稚園生)…3回       
政権奪取へ"腹痛総裁"安倍晋三「トイレへダッシュ」

 「トイレ!突き当たりにあります!」12月1日、(中略)
 自民党の安倍晋三総裁(58)を誘導するスタッフの大きな声が響いた。(中略)
 安倍氏がトイレにこだわるのは、やはり"腹痛総裁"の通り名のとおり、前回首相の座を投げ出した原因である持病の潰瘍性大腸炎が片時も頭から離れないからなのだろうか。(中略)
 「この日は、行く先々に自民党・公明党の市議団が集結し、動員をかけていた。
しかし、中心部から離れれば、どこも集まったのは300〜500人程度。自公協力にもかかわらず、この低調ぶりに、安倍さんは終不機嫌だった。『急に寒くなったな、出足が悪いな』と、移動の車中でこぼしていたそうです」
 11月16日に衆院が解散して1週間後の自民党調査では、小選挙区と比例を合わせて、自民党が300議席以上を獲得すると予測されていた。だが、公示直前の調査では自民党の獲得予想は最大でも243議席と、実に50議席超の減少という急落ぶり。政権奪取は確実と大手メディアに持ち上げられるその当人が、舌禍を引き起こしているのだから無理もない。
 「日銀法改正発言では失笑を買ったし、自衛隊を国防軍にすると言い出した時は耳を疑った。公明党側も『いきなり国防軍だなんてどういうことだ。支持者に自民党に投票してくれと頼めなくなった』と怒り心頭だ」
 どうやら、舌につける"いい薬"も必要なようだ。
                   (12月21日号より抜粋)

.. 2012年12月11日 12:11   No.470004
++ フライデー (幼稚園生)…4回       
◆「山は動くか?」 嘉田由紀子の「美人留学生時代」

 高校卒業の年は東大入試が中止となり、「中学校の修学旅行で比叡山から見た琵琶湖の美しさに魅せられて」(本人)、京都大学農学部に進学、探検部に入部する。(中略)
 「女性には無理だ」とする部長を論破して入部したとの武勇伝もあるが、当時の部長、嘉田良平氏(元京都大学教授)が後に夫となる。(中略)
 「3年生の時、『嫁入り道具はいらないから』と調子のいいことを言って両親を説き伏せ、横浜から船とシベリア横断鉄道を利用してタンザニアに行きました」。(中略)
 帰国後、京大大学院に進学し結婚。その後、夫婦一緒に米ウイスコンシン州立大学農学研究科(修士課程)に国費留学、そこで長男を出産した。(中略)
 帰国後、1981年には京大の博士課程を修了。『琵琶湖の水問題をめぐる生活環境史的研究』の論文で農学博士となる。そして2006年には知事選に出馬、「もったいない」をキャッチフレーズに新幹線新駅やダム建設の凍結を掲げ、自民、公
明、民主が相乗りした現職知事を破って当選した。(以下略)
                    (12月21日より抜粋)


.. 2012年12月11日 12:16   No.470005
++ 毎日新聞 (小学校中学年)…18回       
三陸沖М7.3 津波警報

 7日午後5時18分ごろ、三陸沖を震源とする強い地震があり、青森、岩手、宮城、茨城、栃木の各県で震度5弱、北海道から九州の広い範囲で震度4〜1の揺れを観測した。気象庁は約1メートルメートルの津波が予想されるとして宮城県に津波警報を、青森県太平洋沿岸、岩手県、福島県、茨城県に津波注意報を発令。
津波警報は昨年4月11日以来1年8カ月ぶり。宮城県では280カ所の避難所に最大約1万8000人が避難した。
 気象庁によると、東日本大震災の余震とみられ、震源の深さは約10キロ、地震の規模を表すマグニチュード(М)は7.3と推定される。М7超の余震は昨年7月以来。(後略)(12月8日より抜粋)

.. 2012年12月11日 12:57   No.470006
++ 毎日新聞 (小学校中学年)…19回       
活断層巡る原発再稼働判断 「直下」にこだわらず 規制委員長

 日本原子力発電敦賀原発(福井県)の原子炉建屋直下を通る断層の評価を巡り、原子力規制委員会の田中俊一委員長は5日の記者会見で、「(活断層が原子炉建屋の)直下にないからいいかというと、そういうわけにもいかない。特別な状況
の場合、どういう評価をすべきかは見直す必要がある」と述べた。
 同原発の敷地内に活断層「浦底断層」があることを重視し、従来の基準にこだわらず、稼働の是非を判断する可能性を示唆した。
 国は活断層の直上に原子炉建屋などの重要施設を建てることを認めていない。
一方、原発から離れている活断層については、施設が地震の揺れに耐えられるかを審査し、安全と
判断すれば稼働を認めてきた。 
規制委は1、2日、有識者による調査団を敦賀原発に派遣。2号機原子炉建屋直下を通る破砕帯が、約200メートル離れた浦底断層と連動する可能性があるかを検討している。10、11日の評価会合を経て、規制委が運転継続の是非を判断する。
(12月6日より)


.. 2012年12月11日 13:48   No.470007
++ 福井新聞 (幼稚園生)…2回       
もんじゅ廃炉へ気勢 事故から17年 敦賀で全国集会
 (12月9日より)

 1995年12月に起きた高速増殖炉「もんじゅ」(敦賀市)のナトリウム漏れ事故から丸17年の8日、原発反対派がもんじゅの廃炉を求める全国集会を同市白木などで開いた。東京電力福島第一原発事故を受け、「脱原発の方向性が示された今、高速増殖炉開発の意義はなく、速やかに撤退すべきだ」と、運営する日本原子力研究開発機構に抗議した。
 原発反対県民会議、NPO法人原子力資料情報室などが主催し、もんじゅを望む白木海岸に県内外から約800人(主催者発表)が集まった。原水爆禁止日本国民会議の道田哲朗副事務局長らが脱原発に向け、勢力の結集を呼び掛けた。
県内の反原発運動をリードし、今年6月に死去した小木曽美和子さんを追悼するコメントもあった。
 寒風とみぞれが吹きつける中、参加者は「もんじゅ継続反対」「廃炉に追い込むぞ」とシュプレヒコールを上げ、もんじゅのゲート前までデモ行進。原子力機構の櫻井敏久管理課長に抗議文を手渡した。
 この後、同市きらめきみなと館で九州大副学長の吉岡斉さんらがエネルギー政策の行方などについて講演した。
 もんじゅをめぐり、文部科学省は運転技術確立や核廃棄物の減量化に向けた研究計画の策定を進めており、原子力機構は2013年末にも運転再開するとの計画案を示している。

.. 2012年12月12日 12:27   No.470008
++ 中日スポーツより (幼稚園生)…1回       
◆「子供を守れずに、日本の未来はないでしょう。石原ファミリーを倒そう。
  私を国会に送ってくださいよ。NHKの国会中継で、全部しゃべってあげますから」と力強く呼びかける山本太郎
 (12月10日抜粋)

 公示日直前に突然注目選挙区となったのが東京8区(杉並区)だ。同区は自民党の前幹事長・石原伸晃氏(55)が石原慎太郎前東京都知事の長男という知名度もあって、中選挙区時代の1990年の総選挙から7選を果たしている。今回、あえてその石原氏に挑戦状を突きつけるかのように出馬したのが、昨年の東日本大震災直後から脱原発運動に積極的に取り組んでいる無所属の俳優山本太郎
氏(38)。両陣営の戦いぶりを中心に選挙戦を追った。

“石原氏を口撃”−−−9日の正午過ぎ、JR荻窪駅南口には出口を取り囲むように人の輪ができていた。その輪の中心にいるのはカジュアルなコートにパンツ姿の山本氏。昨年の震災以降、脱原発運動の急先鋒として運動を展開しメディアでも言動に“自主規制”しなかっただけに、「テレビの生中継で本当のことを言ったら干されてしまった。これ笑うところですよ」と自虐ネタ。そして、「でも生中継で本当のことを言えるのがNHKの国会中継。国会中継で本当のことを言わせてください。僕を国会に連れて行ってくだい!!」と聴衆に熱
く呼びかけた。
 山本氏は公示3日前の今月1日に突然衆院選に出るとだけ宣言。しかし選挙資金がなかったため、急きょネット上で寄付金を募ったところたちまち集まり、供託金(300万円)を支払って、選挙カーを用意し公示前日の3日に同区からの出馬を表明する慌ただしさだった。(中略)そして同区には山本氏が「東京で最強の敵」と位置付ける伸晃氏がいた。組織力を持たないだけに脱原発と伸
晃氏に挑戦する姿勢を浮動層に訴える作戦に見える。(中略)
 利用者が多いJRの駅を中心に、地下鉄の駅、団地などを回って選挙活動を展開し、脱原発・反TPP・反増税・反憲法改正を訴えている。選挙スタッフは山本氏に共感したボランティアで、これまで約100人が集まり、同氏のイメージカラーのピンク色のスタッフジャンパーに身を包み選挙活動を展開している。

.. 2012年12月12日 12:38   No.470009
++ 東京新聞 (部長)…224回       
敦賀原発、直下に活断層と判断 規制委チーム
 (12月11日より)

 日本原子力発電(原電)敦賀原発(福井県敦賀市)の断層(破砕帯)を調べた原子力規制委員会の専門家チームは10日、評価会合を開き、2号機直下を活断層が通っている可能性が高いと判断した。国は活断層の真上に原発を立てることを禁じており、規制委の田中俊一委員「運転再開の安全審査はできない」とし、運転は認められないと表明。敦賀原発は廃炉を迫られる公算が大きくなった。

受け入れがたい。−−−原電コメント
 日本原子力発電は10日夜、原子力規制委の専門家チームの結論に対し、「当社からはD-1破砕帯(断層)が活断層の可能性はないことを説明した。しかし、主に変動地形学的な見地からの可能性のみに基づき審議が進められ、このようなとりまとめになったことは到底受け入れがたい。追加調査も早急に進め、客観的データに基づき当社の主張を実証していく」とのコメントを発表した。

.. 2012年12月12日 16:07   No.470010


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