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■--甲状腺がんの疑い
++ 河北新報 (幼稚園生)…2回          

 福島県直ちに2次検査、初めて1人判定

 東京電力福島第1原発事故による放射線の影響を調べるため、福島県が18歳以下の約36万人を対象に行っている甲状腺検査の1次検査で、がんの疑いがあり「直ちに2次検査が必要」と初めて判定された子どもが1人いることが17日、関係者への取材で分かった。
 18日に開かれる「県民健康管理調査」検討委員会で報告される。
 調査を進めている福島県立医大は「チェルノブイリ原発事故でも甲状腺がんの発見に最短で4年かかった」として、放射線との因果関係は低いとみているが、血液や細胞を調べ、がんかどうか判断する。
 1次検査による判定は、しこりの大きさなどを基に、軽い方から「A」「B」「C」があり、今回の1人は「C判定」。(中略)
 県立医大は「県内全ての子どもの検査という前例のない調査なので、早期発見の子は少なからず出る。放射線との関係を丁寧に調べていく」としている。
(11月18日より抜粋)
.. 2012年11月20日 21:57   No.458001

++ 東京新聞 (部長)…200回       
国の除染−実態は新たな技術生かさず
原研に委託料120億円、「実証実験までして」、費用1兆円超も総額不明

 福島原発事故で放射能汚染された福島県の一部で、国が除染作業を本格化させている。この作業開始に先立ち、国は除染の新技術を募って実証実験を実施。複数の効果的な方法を認定した。ところが、現場はゼネコン主導で、新たな方式はほとんど使われていないという。「住民の安全より、東京電力の負担軽減が優先されている」。開発に尽力した業者からは、そうした怨嗟の声が上がっている。
 「膨大な税金を費やして、実証実験までした意味がない。せっかく新たな方式を考慮しても反映されない。結局のところ、東電救済なのか。結果的にゼネコンや作業員を出す人材派遣会社がもうかっているだけだ」福島県いわき市で塗装会社「志賀塗装」を営む志賀晶文社長(三九)は現状をそう語り、国への不信をあらわにした。 ―中略―
 除染費用は、環境省がまとめて原因企業である東電に請求する。金額は来年度分を合わせて一兆円を超えているが、総額は不明、特別地域で先行的に始まった田村市、楢葉町、川内村、飯舘村での作業は、鹿島、大林組、大成建設、前田建設工業が各幹事会社を務める四JVが落札した。―後略― (11/18より抜粋)

.. 2012年11月20日 22:14   No.458002
++ 朝日新聞 (高校生)…51回       
柏崎市長選 再稼働慎重派 会田氏が3選

 全7基の合計出力が世界最大の東京電力柏崎刈羽原発がある新潟県の柏崎市と刈羽村の首長選が18日、投票開始された。柏崎では、全基停止中の同原発の再稼働に慎重な会田洋市長(65)が、新顔の西川孝純・元共同通信社論説委員長(64)を破って3選を決めた。
 会田市長は、総選挙では原発反対派からも支持を受けた。西川氏は、原発に頼る地域経済の落ち込みに危機感を持つ推進派から立候補を促され、自民党の推薦も受けた。−中略−
 一方、刈羽村では、現職で「原発との共生」を掲げる品田宏夫氏(55)が4選。
反原発運動を40年以上続けてきた元村議の武本和幸氏(62)を大差で破った。
−後略− (11/19より抜粋)

.. 2012年11月20日 22:20   No.458003
++ 東京新聞 (部長)…201回       
拡散予測を3度訂正 規制庁、複数幹部処分へ
 (11月18日より)

 原子力規制委員会が原発事故による放射性物質の拡散予測を相次いで訂正した問題で、規制委事務局の原子力規制庁は、月内にも複数の幹部職員を処分する方針を決めた。現在、処分内容を検討している。
 拡散予測は、全国16原発で過酷事故が起きた場合、事故後約一週間の積算被ばく線量が100ミリシーベルトと高線量になる地点を地図上で示したもので、規制庁が独立行政法人原子力安全基盤機構(JNES)に委託して行われた。
 規制庁は内部で検証した結果、JNESが計算した拡散予測をチェックする規制庁側の体制が不十分だったと判断し、これに関わった幹部職員らを処分する。
 規制委は16原発の拡散予測を10月24日に公表したが、公表当日から3回にわたって内容を訂正した。拡散予測は、原発周辺の自治体が避難に備える原子力災害対策重点区域の範囲を検討する際の参考として使われるが、度重なる訂正で各地の自治体に混乱を招いた。

.. 2012年11月21日 11:59   No.458004
++ 東京新聞 (部長)…202回       
小沢代表の無罪確定。指定弁護士、上告を断念 陸山会事件
(11月19日 より)

 資金管理団体「陸山会」の土地取引をめぐり、政治資金規正法違反(虚偽記入)罪で強制起訴され、一、二審とも無罪になった「国民の生活が第一」の小沢一郎代表(70)について、検察官役の指定弁護士3人は19日、最高裁への上告を断念した。検察審査会の起訴決議を受けた強制起訴から1年10カ月の上告期限を待たずに小沢代表の無罪が確定した。(中略)
 今月12日の二審・東京高裁判決は、一審と同様、「違法性の認識がなかった可能性があり、元秘書との共謀は認められない」と判断。収支報告書の作成に携わった元秘書の故意の一部を否定するなど、小沢代表の無罪を一審より明確にする内容だった。
 2009年に強制起訴制度ができて以降、これまで6つの事件で8人が強制起訴された。小沢代表の事件を含めて2つの事件で一審判決が出たが、いずれも無罪。無罪確定は今回が初めて。(中略)

 検察官役の指定弁護士が上告を断念したことを受け、小沢一郎代表の弁護団は19日、「上告を放棄したことは妥当で、早期にしたことは評価する。ただ、一審で確定させてもよかったのではないかという思いがぬぐえない。この事件では、検察審査会に検察官の不当な誘導があったことについて責任は厳しく問われるべきだ」とのコメントを発表した。


.. 2012年11月21日 12:09   No.458005
++ 東京新聞 (部長)…203回       
◆『3・11 FUKUSHIMA』 三留理男・著
  (11月18日より)

 3・11から一年半余、放射能汚染の福島に通い続けた報道写真家の写真集。
事故直後の双葉町の避難所、飯館村の畜産・米農家、セシウム汚染からの避難民、脱原子力エネルギーや反原発デモの現場…現地の生活者に密着取材し、人々の表情と声、やり場のない思いを積み上げる。(後略)
(発行 游学社、1,995円)

.. 2012年11月23日 07:15   No.458006
++ 東京新聞 (部長)…204回       
暗黒の思想を/明神の小さな海岸にて 松下竜一著
 (11月18日より)

 1972年、著者は故郷の海を破壊する周防灘開発計画の実態を追及して火力発電建設反対運動を展開し、国家と電力会社の欺瞞を暴く。開発計画は経済成長のために不可欠、火力発電は安全で公害はない、電力は絶対に必要という住民説明会の記録を目にすると、今日の原発行政、経済優先・人間無視の政治の根幹と重なってくる。運動を持続させる強靭な思想を伝える書だ。
(発行 影書房、2,520円)

.. 2012年11月23日 07:35   No.458007
++ 茨城新聞 (小学校中学年)…18回       
 原子力規制委員会の田中俊一委員長は21日の記者会見で、原発事故時に甲状腺被ばくを抑える安定ヨウ素剤について、規制委が具体的な活用方法を示すまでは、原発周辺の関係自治体や住民組織などが、独自の判断による住民への配布を控え
るよう呼びかけた。
 田中氏は「安定ヨウ素剤は劇薬指定されており、アレルギー反応や副作用が起こると問題だ」と理由を説明した。 田中氏は会見の冒頭で、東京電力柏崎刈羽原発に近い新潟県長岡市の一部で「自主防災会」が18日、独自の判断で希望する住民約30人に安定ヨウ素剤を配ったことを伝える報道を紹介。「(関西電力大飯3、4号機以外)原子炉は停止中で、放射性ヨウ素は放出されない。(安定ヨウ素剤を)急いで配る状況ではなく、
待ってほしい」と訴えた。原発の使用済み核燃料プールで事故が起きても「服用する状況にはならない」と強調した。(11/22)


.. 2012年11月23日 22:13   No.458008
++ 朝日新聞 (高校生)…52回       
大飯の断層調査−報告は2月以降規制委に計画提出

 関西電力は22日、大飯原発(福井県)の敷地内にある断層が活断層かどうかを判断するための追加調査の計画を原子力規制委員会に提出した。今月末から作業に入り、来年2月中旬以降にいったん結果をまとめる。最終報告は夏以降になる見通し。
 関電によると、すでに掘ってある大規模な溝状の調査場所を広げるための4ヵ所での工事と、23カ所でのボーリング調査を2月中旬までに終え、この段階での結果を規制委に報告する。その後。新たな溝を掘り始める予定で、終了まで半年ほどかかるという。最終報告の時期は未定。
             (2012.11.23 より抜粋)

.. 2012年11月24日 08:23   No.458009
++ 東京新聞 (部長)…205回       
維新+太陽=改革後退 企業献金禁止と原発ゼロ
 <企業献金禁止>撤回 橋下氏 苦しい弁明
 
 日本維新の会は二十日、既成政党と一線を画す改革の目玉だった「企業・団体献金の全面禁止」を撤回する方針を固めた。合流した太陽の党側に配慮した。
−後略−
<原発ゼロ>
 日本維新の会の原発政策をめぐって二十日、太陽の党から合流した石原慎太郎代表と、受け入れた橋下徹代表代行の路線の違いが鮮明になった。それぞれの発言機会で、橋下氏は維新が掲げてきた「脱原発」を意識し「原発ゼロに向けてやる」と明言。石原氏は「原発は黒か白かという議論は乱暴だ」とゼロ方針を否定した。
−後略−
             (2012.11.21 より抜粋)

.. 2012年11月24日 08:35   No.458010


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