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■--小沢氏、二審も無罪
++ 朝日新聞 (中学生)…45回          


虚偽記載、大半認定せず 東京高裁
 (11月12日より)

 資金管理団体「陸山会」の土地取引をめぐり、政治資金規正法違反の罪で強制起訴された「国民の生活が第一」代表・小沢一郎被告(70)の控訴審判決が12日、東京地裁であった。小川正持裁判長は、小沢氏を無罪とした一審・東京地裁判決を支持し、検察官役の指定弁護士による控訴を棄却した。(後略)

(同・夕刊から)
 再び無罪 小沢氏一礼 踏み込んだ判決 喜ぶ
 一審判決よりも踏み込んだ「無罪」だった。「国民の生活が第一」代表の小沢一郎被告(70)に対する12日の東京高裁裁判は「一審の結論に誤りはない」と述べ、検察官役の指定弁護士の主張を退けた。一審が認めていた秘書らの虚偽記載も否定する内容に、小沢氏も表情を崩した。(中略)
「早く確定を」弁護団−−−「元秘書に故意がなかったと認めており、非常にいい判決だ」。小沢氏の弁護団は一審よりも踏み込んだ無罪の認定に満足した表情を浮かべた。「指定弁護士は上訴権を放棄し、早く無罪を確定させるべきだ」
 弁護団は一審で、東京地検特捜部の検事が事実に反する捜査報告書を作っていたことを暴いた。今年4月の無罪判決で、裁判が終わると期待した。
 しかし、指定弁護士は控訴。小沢氏はその後の7月に民主党を離党し、新党を立ち上げることになった。弁護団の一人は「控訴されなければ、離党せずに済んだのではないか」と話す。(後略)

.. 2012年11月14日 10:57   No.454001

++ 東京新聞 (部長)…188回       
日比谷公園デモ 都の使用不許可は適切?
 (11月13日より)

 原発の再稼働や新増設に反対する抗議活動「11・11反原発 百万人大占拠」が十一日、東京・永田町の国会議事堂正門前など9カ所であった。雨の中、歩道を参加者が埋め尽くしたが、主催した「首都圏反原発連合」が、日比谷公園を出発点に希望したデモは、都が公園の使用許可を出さずに中止。都は、他にもイベントがあったことや、事前にデモ参加者が不明として不許可としたが、都の判断は適切だったのか。

「表現の自由 大切」「運営 市民のお金」−−−午後三時と同五時に官庁街や国会前で行われた「大占拠」には、主催者発表で十万人、警察庁関係者による推計で七千〜八千人ほどが参加した。
 デモ参加者の多くが集まる予定だった午後一時の日比谷公園北側の健康広場には数人がいるだけで、閑散。長女(四つ)、次女(一つ)と散歩で訪れた千代田区平河町の女性会社員(二五)は「日比谷公園は広々としているし、一万人は入りそうだけど」と不思議そう。「表現の自由は大事だと思う」と首をひねった。(後略)

.. 2012年11月14日 11:03   No.454002
++ 東京新聞 (部長)…189回       
敦賀原発、月内にも断層調査
 (11月13日より)

 原発敷地内の断層を調べている原子力規制委員会は、日本原子力発電(原電)敦賀原発(福井県敦賀市)に今月内にも調査チームを派遣することを決めた。
十四日の規制委員会で日程など正式決定する。現地調査は二日に実施した関西電力大飯原発(福井県おおい町)に次いで二カ所目。
 規制委などによると、敦賀原発の敷地内には断層(破砕帯)が190本走っており、うち6本は1、2号機の直下を通っている。旧経産省原子力安全・保安院(廃止)の四月の現地調査で、近くを通る全長315キロの「浦底断層」が動いた際に、これらの断層が連動する可能性が指摘された。(後略)

.. 2012年11月14日 11:12   No.454003
++ 東京新聞 (部長)…190回       
再稼働阻止へ 市民団体共闘 全国ネット設立
 強大電力会社に対抗 原発ゼロ実現を
 結成集会「廃炉勝ち取る」 (11月14日より抜粋)

 国内で唯一稼動している大飯原発(福井県)を速やかに停止させ、他の原発の再稼働も許さずに原発ゼロを実現しようと、約50の市民団体が「再稼働阻止全国ネットワーク」を設立した。国内全16カ所の原発立地地域で活動する団体も加わり、電力会社や国などへの働き掛けを強めていく。
 「電力会社の持つ資金力や権力は強大で、原発立地地域における市民団体の力は微々たるもの。しかし、それ以外の地域の団体が力を貸して手をつないでいけば、必ずや対抗できる力になりうる」
 全国ネット設立の準備を中心になって進めてきた「たんぽぽ舎」(東京)の柳田真・共同代表はこう力を込めた。
 「原発推進勢力は着々と再稼働の地ならしをし、態勢をつくりつつある。近い将来、再稼働の嵐がやってくる」(事務局)として、東京など大都市圏の団体の力を原発立地地域の支援に向けるとともに、現地の思いを原子力ムラの中枢にぶ
つける役割も担っていくという。
 結成集会は10日夜、東京都文京区で開かれ、全国から約300人が参加。各地の団体が地元の現状を説明した。(後略)

.. 2012年11月15日 10:57   No.454004
++ 東京新聞 (部長)…191回       
東電の電力購入入札 事前説明会に希望100社参加
             (11月14日より)

 東京電力は13日、原発停止により不足する電力を補うため一般企業から購入する予定の電力260万キロワット分の入札について、都内で事前説明会を開いた。説明会には応札を希望する約230人が参加した。
 発電事業への参入を目指す一般企業からの購入は、自前で発電所を建設・運用する費用を抑えるのが狙い。需要が増える時期に限定して購入するのではなく、常時使用する「ベース電源」としての活用を見込む。入札の上限価格は、石炭火力発電を想定したキロワット時あたり9.53円。
 説明会には、エネルギー関係会社や鉄鋼、重電メーカー、商社などが参加。質疑では各社の担当者から「(国の)支援を受けている状況で支払いは担保されるのか」「液化天然ガス(LNG)火力なら、コストの安い石炭より二酸化炭素(CO2)を4割削減できる。環境問題についてはどう考えているか」などと厳しい質問も飛んだ。

.. 2012年11月15日 11:06   No.454005
++ 朝日新聞 (中学生)…46回       
天然ガス 日米で大差  価格の不思議 分かれる市場、相場なく個別交渉
(11月14日より抜粋)

 日本が4〜9月に輸入した液化天然ガス(LNG)の価格は前年より15パーセント上がり、過去最高だった。ところが、米国では下がっている。同じ天然ガスなのに、日米で価格が違うのはなぜ?
 財務省の貿易統計によると,4〜9月に日本が輸入したLNGの額は3兆円。
前年同期より24パーセント増えた。原発が動かないので、輸入量が約4230万トンと9パーセント増えたうえ、価格が上がったことが響いた。
 ガスは種類によって熱量が違う。このため、価格を比べるときは「100万BTU(英国熱量単位)」という単位で調べる。1単位当たりでみると、日本のLNGは15ドルほど。ところが、米国のガスは3〜4ドルだ。ガスを液化して船で運ぶ費用6ドルを加えても10ドルほどで、日本より安い。(中略)
 価格が下がらないのは、燃料費の調整制度で、ガスを最も多く買う電力会社が消費者に簡単に価格転嫁できるという事情もある。国際エネルギー機関(IEA)の田中伸男・前事務局長は「電力会社は地域独占で、安く調達するインセンティブ(動機付け)がなかった」と指摘する。(中略)
 米国では、ガス価格の下落で火力発電の費用が下がり、原発が割高になっている。米ドミニオン社は10月、2033年まで運転が認められている稼動中のキウォーニー原発を「経済性を失った」として廃炉を決めた。

.. 2012年11月15日 11:21   No.454006
++ 東京新聞 (部長)…192回       
大飯原発の断層調査 「疑わしきは活断層」
 専門家4氏「シロ」なし、「クロ」か「グレー」
 (11月15日 「こちら特報部」より)

 関西電力大飯原発(福井県)の活断層問題。原子力規制委員会は調査の継続を決めたが、運転中止を要請しなかった。だが、これは妙な判断だ。原発の耐震安全審査手引きには、活断層には「疑わしきはクロ」の原則が適用されると定められている。現地調査チームに「シロ」を訴える声はなかった。そうでならば、止めるのが筋だ。原発ゼロを恐れる恣意的な判断は動いてはいないか。

 「再稼働を認める前提は、高いレベルの安全性が確保されていることだったはずだ。それが崩れたのだから、即刻運転は止めるべきだろう」(中略)
 このF−6断層が活断層か否か。これを調べるために、チームの専門家4人は今月二日、敷地内の試堀溝(トレンチ)を調査。活断層の条件の一つである
「十三万〜十二万年前以降」の地層のずれがあることは否定できない、との認識で全員が一致した。「地滑りの可能性もある」との意見はあったものの、活断層であることを否定したメンバーはいなかった。(後略)

.. 2012年11月16日 11:37   No.454007
++ 東京新聞 (部長)…193回       
大飯断層「関電調査に不信感」、規制委 委員長代理が発言
 (11月15日より)

 原子力規制委員会の島崎邦彦委員長代理は十四日の定例会で、関西電力大飯原発(福井県おおい町)の断層調査に関連し「本当に断層が図に描いたコースを通っているのか、分からなくなっている。関電の調査の考え方にも疑問が生じている」と、関電の調査への不信感をあらわにした。
 現地調査では、関電の掘った試堀溝(トレンチ)で見つかった岩盤のずれが断層なのか地滑りの跡なのかが焦点となったが、溝の堀り方が不十分で結論は出せなかった。溝を広げたり、新たに大規模な溝を掘ったりする作業が進むを、調査チームは待っている。
 その結果、大飯原発3、4号機は危険な地盤の上にあるのかどうかはっきりしない中で稼働を続けている。
(中略)
<拡散予測能力 規制委にない>−丸投げ問題で委員長−
 原子力規制委員会が公表した原発事故時の放射性物質の拡散予測を、孫請けのコンサルタント会社に丸投げしていた問題で、規制委の田中俊一委員長は十四日、「(規制委が独自に予測する能力は)正直言って、ない」と述べた。
 予測作業は、規制委の前身である経済産業省原子力安全・保安院が、独立行政法人原子力安全基盤機構(JNES)に丸投げ。さらにJNESはコンサルタント会社「シー・エス・エー・ジャパン」(東京都港区)に、ほぼ丸投げしていた。
 田中氏は、予測図で相次いでミスが見つかった問題と、丸投げの関係は調査中とした上で、「これから安全規制に必要な知識や人材はなかり高レベルのものが必要だが、残念ながら今(規制委には)それはない。だからこれまでのやり方を点検しながらやっている」と述べた。(後略)

.. 2012年11月16日 11:44   No.454008
++ 東京新聞 (部長)…194回       
脱原発選ぶ時 来た デモ参加者に聞く総選挙
 違憲状態のまま、重い課題問う(11月15日より)

 十四日の野田佳彦首相の解散表明で、年内の総選挙が決まった。一票の格差は是正されないまま、原発問題や被災地の人々の暮らしなど重い課題を問う選挙が「違憲状態」で行われる。震災後、首相官邸前や経済産業省前で脱原発の声を上げてきた人々は、まなざし厳しく一票の投じ方を考えている。
(中略)
 埼玉県和光市の団体職員山田雄二さん(四六)は、自分の選挙区の候補者に電話し、脱原発や消費税増税などに関する考え方をただした上で投票するつもりだ。「『ちょっとおかしい』『変えてほしい』というデモ参加者の思いを、一歩進めて選挙にも反映させたい」(中略)
 経産省前で脱原発を訴え続けるテント村では十四日も数人が泊まり込みをしていた。
 東京都小金井市の大賀英二さん(六四)は「こんな短時間で、来年までに選挙をやろうとすること自体、納得できない。まともに政策を訴え、国民に信を問う姿勢には全くみえない」と批判した。
 その上で「反原発の立場で政治を動かす政治家に一人でも多く当選してほしい」と期待。「自民も民主も原発について、態度をあいまいにしてきた。選挙で反原発を訴えるなら、各候補者は、はっきりとした政策を掲げてほしい」と訴えた。(後略)

.. 2012年11月16日 11:58   No.454009
++ 週刊ポスト (幼稚園生)…2回       
◆[追及スクープ]偽りの原発再稼働を糾す
 大飯原発「活断層ボーリング」は100メートルずらされていた原子力規制庁は
 「(活断層が見つかっても)停止させる法律がない」と言い放った!

再稼働後に"アリバイ再調査"−−−活断層か否かの学術論争がなぜ注目されているかというと、その結論が大飯原発の停止や廃炉問題につながるからだ。
(中略)経産省の原発の耐震設計審査指針の手引きでは、活断層の真上に原子炉など重要施設を建ててはならないと定めており、大飯原発も建設前の調査で「F−6破砕帯」という断層があることはわかっていたが、関西電力の「活断層ではない」という結論で建設が認可された経緯がある。(中略)

 ところが、福島原発事故を機に各地の原発の再検証を求める声が高まると、情勢は一変した。大飯原発が「活断層の真上にある」という疑惑が出てきたのだ。きっかけは政府と関電が大飯原発再稼働に向けて動いていた今年6月、市民団体が変動地形学を専門とする渡辺教授らの学者グループに断層の評価を依頼したことだ。(中略)
 大飯原発が活断層という"地震の巣"の上にあれば、渡辺教授が指摘するように使用不可能だ。
 政府や関電は再稼働前の調査に難色を示していたが7月5日に大飯3号機が再稼働した後、それまで関電が「見つからない」と説明していた写真とスケッチ図が急に発見されて、保安院は関電に断層の再調査を指示した。批判をかわすために再稼働を待ってアリバイ的に再調査しようという原発マフィア側の狙いは見え見えだった。

国会議員の調査同行を拒否−−−中立・公平は当然である。しかし、調査には大きな障害が立ちはだかっていた。調査に立ち会った民主党幹事長補佐の橋本勉・代議士は大飯原発に入って驚いた。橋本氏は渡辺教授の6月の調査にも同行し、どこを調査すべきかを確認した人物だ。橋本氏が語る。
「関西電力が断層調査のために掘削していた場所が、6月の調査で渡辺氏と一緒に観察した地点から大きくズレていたんです。100メートル以上離れた場所や山の上を掘っているケースもある。あれっ、と思いました」(中略)
「・・・安全を証明したいなら指摘されたところを掘るべきなのに、関電側がわざと見つかりにくいように離れた場所を掘削していると思えてくる」(橋本氏)(中略)
 実は事前に奇妙な圧力もかかった。調査団に同行した議員たちの事務所には、調査前日、関電から「来ていただきたくない」という電話が入り、当日朝も、議員団が大飯原発に到着すると、原子力規制庁の担当者が「国会議員の同行は予定していない」と調査への同行を拒否したのだ。(中略)

「原発を停止させる法律はない」−−−規制庁は、「改正法は来年7月19日までに施行することになっている。現在は必要な施行令や施行規則を定めている段階で、技術基準にかかわるのですぐ施行しろといわれてできるものではない(技術基盤課)」という。(中略)
 野田政権は安全確認ができていない大飯原発を政治判断で再稼働させる一方で、仮に何かあっても今後1年近くは法的に原発を停止できない状況にしているのである。何のためか。
 「資源エネルギー庁や規制庁は大飯の活断層問題は再調査で時間を稼ぎ、その間に北海道電力の泊原発などを再稼働させようと動いている。万が一、大飯をとめなければならなくなっても原発ゼロにしないためだ」(経産省官僚)
(後略)(11月23日号より抜粋)

.. 2012年11月16日 13:56   No.454010
++ 茨城新聞 (小学校中学年)…16回       
再稼働反対・廃炉を求める署名3万5000人分、市民グループが追加
 (11月16日 から)

 市民グループ「東海第2原発の再稼働阻止・廃炉を求める県民センター」の代表者らが15日、県庁を訪れ、日本原子力発電東海第2原発の再稼働反対と廃炉を求める県内外の3万4861人分の署名を県に追加提出した。(中略)署名は今回と合わせて計27万1573人分となった。提出後、同センターの田村武夫事務局長らが、県地域防災計画原子力編の策定方針や策定状況などに
ついて県側に質問。さらに子どもたちの甲状腺被ばく調査の実施を強く求めた。

.. 2012年11月17日 08:50   No.454011


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