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■--テント日誌
++ Y・T (大学院生)…122回          

<テント日誌10/25(木)−経産省前テントひろば411日目>
 │  公表された放射能拡散予測図の衝撃
 │  「福島原発事故と女たち−出会いをつなぐ」
 │  監視テント大阪
 └────(Y・T)

10月25日(木)曇り

 もう半月後となった、「再稼働阻止全国ネットワーク」結成集会に向けた準備の討論と作業のために、たんぽぽ舎に出向いて行った。その場で話題となったの
はやはり、規制委が公表した福島級の事故が起きたら―の全国16原発の放射能拡散予測であった。
 昨日の夕刊、そして今日の朝刊で地図の図面入で大々的に報じられていた。3・11を経験しているだけに、大変生々しい。それに30km圏外も放射能高線量となる地域が4つもある。本来なら原発を造る前に住民に見せるべきものであり、それを「絶対安全」といって見せずに原発を進めてきたのだと、新聞も指摘している。そしてこの公表された予測図が、各地の原発近隣地域の人々に大きな衝撃を与え、原発と暮らす不安をあらためて思い起こさせていると報じている。
 防災計画といってもそれは困難を極める。大飯では幹線道路が渋滞となりそこに高濃度の放射性物質が降り注ぎ、柏崎では避難ルートの道路は雪が積もり通行止めになり、東通では避難路が原発のそばを通るという。東海村の村上村長は「避難計画もたてられない原発は廃炉にするしかない」と訴えている。
 実際、「原子力過酷事故の防災は無理である。巨大な放射能放出と戦える生物はいない。武器はない。一番の防災は超危険物をやめることだ。もとから断つことだ。原発を廃炉にすることである。これが唯一、安心の道である。」とたんぽぽ舎の柳田さんは強調する。
 ここへきて、30km圏内の自治体で電力会社に安全協定の締結を求める要求が広がっているそうだ。それぞれの市町村の生殺与奪を決めるような再稼働が、自分たちの意思を無視して頭越しになされるのは許せない、というのは当然の思いだ。この広がりは電力会社を包囲し、再稼働をできないように追い込んでいくだろう。それは「再稼働阻止全国ネットワーク」の課題とつながっていく。
 大飯原発を止め、再稼働を許さず、原発全廃へと進めていくこと、今回の公表予測図ははからずも、あらためて私たちにそれを迫っている。
 先日、金曜行動の日にテントの前で近藤和子さんから「福島原発事故と女たち―出会いをつなぐ」という本をいただいた。近藤さんはグリーナムの女たちと深い関わりを持ちながら日本に紹介され、30年間、六ヶ所や祝島等、反原発運動に関わってこられた方だそうだ。6・30−7・1大飯現地行動にもバスでご一緒した。
 近藤和子さんと大橋由香子さんが編集して、福島のたくさんの女性たちが3・11体験を綴っている。テントをはじめ、様々な行動で顔見知りになっている方も多く、それだけに身近に感じられ、3・11体験の生々しさ、原発災害の恐ろしさ、転々と避難していく苦労、その中で新たに起ちあがっていく怒りと思い、出会いと人々への眼差し、等々が語られて、3・11の実感、生の言葉が伝わってくる。
 とくに宇野さんの避難と障がいについて語られていた一節、そして武藤類子さんのお母さんの十三子さんの、戦中から戦後へと波乱の中を生き抜いてきた果の3・11という、本当に淡々と歴史を感じさせてくれる一文には、じっくりした感銘が湧いてくる。大橋さんの論考には、とくにフェミニズムと障がいをめぐるところで深く考えさせられる。
 本は第2テントでも扱っているそうで、ご一読ください。(Y・T)
.. 2012年10月28日 21:35   No.445001

++ Q (中学生)…42回       
10月24日(水)監視テント大阪

 いよいよ、瓦礫焼却阻止、橋下市長更迭のための、監視テント大阪も、二週間経過しようとしています。日本第二の大都市の大阪府、その市庁舎南面に建てたテント、初発4張から、今、14張となりました。東北大震災、福島原発第一事故に罹災した瓦礫の焼却処理を、この大経済圏で決行することは、大なり小なり、ヒバクのおそれのないところが、日本列島から消滅することになるという危機意識と不安の増大を、橋下が消し去ろうとしている。結局、放射能安全神話の復興です。
 そうした力の政治に冒された在特会が、テントの掃除を買って出るという告知が、在特会「カレンダー」に出、監視テントは緊急支援をツイッターその他で訴えました。当日、予告一時間前に、100人ほど、結局、130人を超える支援者が集合し、在特会は、ビデオ撮影屋ひとり潜入させることしかできず、4時には、会らしい行動は、無いに等しいことで、お集まりいただいた方々も拍子抜けする惨めな「掃除」作業の体たらく。
 夜、ワゴンで乗り付け、本番は28日だからなと悔し紛れの捨て台詞を吐いて立ち去りました。本質的な時代の危機を、チンピラの喧嘩沙汰に、解消しようとするこの情けない連中との闘いに消耗しているわけにはいきません。
 今後、テント日誌にて、実況ご報告致しますので、川崎さんの救援ともども、ご支援のほど、よろしくお願いします。(記)

.. 2012年10月28日 21:51   No.445002
++ Y・T (大学院生)…123回       
<テント日誌10/26(金)―経産省前テントひろば412日目>
 |  たくさんの人々の出会いと交流〜金曜夜のテントひろば〜
 | 監視テント大阪 10月26日(金)
 └──── (Y・T)

10月26日(金) 晴れ
 マスメディアは昨日から石原のことで大騒ぎしている。「中国と戦争をしたい。
戦争をできる国にしたい。」ということだけが生き甲斐のような暴走老人の猿芝居に、マスメディアの騒ぎ振りには本当に辟易させられる。苦々しい気分でテントに出かけた。
 テントの前では既にあおぞら放送の準備が進んでいた。開始時刻間際に、急遽お願いした本日の国会議員の姫井由美子議員(国民の生活が第一)が到着。以前から「徐々に原発依存を減らしていく」と言っておられて、即時廃止というテントの主張とは一定の隔たりがある。それでもテントTVに出演された潔さには敬意を表したい。今日のインタビューでもこの溝は残されたままであった。
 しかし原発輸出については、ヨルダンの人々が断固拒否した態度に教えられて、以前は承認していた自身の誤りを認め考えを改め、今は反対であると率直に表明された時、ギャラリーからは拍手が起こった。
 「福島から世界へ」で黒田節子さんがチェルノブイリ視察報告をおこなった。
第2世代の子ども達に被曝の影響が出ていること、チェルノブイリではみんな避難させられたがそれでもこの現実であり、翻って日本では、国と県によって高線量地域に連れ戻され押し込められていることを強く訴えた。尚、この報告会は1
1月29日(木)、スペースたんぽぽで予定されている。
 「反原発でいこう」のコーナーは、たんぽぽ舎の柳田さんが、2週間後に迫った「再稼働阻止全国ネットワーク」結成集会に向けて、その目的や結成への経過や、当面の課題等について語り、安在さんが世界の脱原発運動についての紹介をおこなった。
  通りすがりの人も多士済々で、様々な行動のあり方と運動への思いを聞くことができた。(放送終了後はアーカイブで見られます。
 アーカイブのアドレスは こちら 
 放送終了時はもうすっかり暗くなっていたが、テントの前には次々と遠方の顔見知りの女性たちが現れてくる。今日は女の一票一揆の集まりがあったようだ。いろいろと立ち話をしていると、テントの前で幼い子どもたちがライトを振りながら、「原発反対!子どもを守れ!」と盛んに叫んでいる。
 実は、今日母子避難されているママネットの人たちが、子ども連れではじめて官邸前から国会周辺を一回りし、テントへとやってこられたそうだ。お馴染みの山羊の車がやってきて、子どもたちは山羊に触れたり、小さな荷台に乗って山羊
に引かれたりと、大喜び。
 増子さんは、今日はテントで楽しく過ごせた、今後も集まりや情報発信の場として使わせてもらえないか・・・と。勿論大歓迎。テントはそういうことのためにあるのだから。
 昨日の日誌でも紹介した「福島原発事故と女たち――出会いをつなぐ」は、第2テントの前で発売されていたが、持参されたものは完売となった。そして福島原発告訴・第2次告訴は締め切り間近とあって、テントの前の説明&申込所で次
々と登録されていく。
 いつまでも賑わったテントであったが、帰路につく福島の人たちを見送り、また帰っていくママネットの子どもたちを見送りして、帰路についた。(Y・T)

.. 2012年10月30日 14:26   No.445003
++ Q (中学生)…43回       
監視テント大阪 10月26日(金)

金曜日恒例の関電前包囲行動は、夕刻近く、それぞれのグループ有志が、準備がてら参集する。終業後の方々が駆けつけて本格的となるが、この日は、1000人ほどであったという。監視テントのQは、テントの留守番のように留まっていなければならなかった。理由は下にあります。
 元の監視テント積極協力派のパオーんさんとムーさんは、パオーンさんのみの関電前抗議行動参加。
 大阪市庁舎脇、監視テントは、丁度、関電本社と天満警察の間にあり、再稼働反対及び、脱原発の促進、原発ムラの居直りへの抗議であれば、関電周辺に集結する。その事前の準備でも、監視テントは、お役にたてればよい。
 一方、関電前抗議行動で、コロビ公妨によって拘留されていた方が、起訴され、濡れ衣をきせられたまま、拘置となったことへの抗議行動もあった。23日の拘留期間中、下地先生を中心とする抗議行動は、ほぼ連日と言っていいほどだったが、
その証人たちの抗議説得を無視した官憲への怒りは頂点に達した。
 Nさんなどのジャンベ抗議団も2時間にわたって、総勢4−6人で、言語同断の怒りの音響を轟かせた。市庁舎周辺でのQのジャンベの響きを煙たがった職員は、やんわり「よく届きますな。ずっと向こうからきこえましたよ」と囁きに、昼過ぎ来ていた。「風次第ですから、放射能より無害でしょう」と答えた。瓦礫焼却と橋下の市政への抗議であることは、2週間を越えれば、理解済みのはず。夜は、前日の府警警部の酒気帯び轢き逃げ事件と相まって、天満署への怒りは、天井知らずとなった。
9時を過ぎて、監視テントは鈴なりとなり、ターフを拡げたものの道路上まで、議論、情報交換の輪は広がり、ついに、暁闇まで終わらなかった。そして、監視テントは、13張となり、男性用、女性用の仮眠緊急宿泊3-4人収容用のテント
も設置されている。
 午前中、屈強な男性二人とヴィデオ担当、指揮者、男性4人が現れ、因縁をつけにきたが、監視テントの人々の体を張った阻止線によって排除されたといっていい。28日には、殺してもいいよというツイッターを仲間に流しているという。
公然脅迫であるが、こちらも、また、シンパの人々への再結集を呼びかけている。
関西近隣にいらしている方は、午前10時頃に駆けつけていただきたい!
 この脅迫は、在特会によって流布されているもの。彼らのデモの前後にくるという。(Q記)

.. 2012年10月30日 14:36   No.445004
++ S・S (幼稚園生)…3回       
<テント日誌10/27(土)―経産省前テントひろば413日目>
 |  「再稼働阻止全国ネットワーク」結成集会へ 白熱する討論
 |  監視テント大阪 10月27,28日 (土),(日)
 └──── (S・S)

○10月27日(土)今日は一日薄曇りの天気
 夕方近くにテントに到着。9月19日から1ヶ月間のハンガーストライキを貫徹した福崎裕夫さんからの伝言が届いていた。テントへの差し入れとしてハローイン用に眼・鼻・口をくりぬいたカボチャを送ったとのこと。日曜日に到着するということで楽しみが一つ増えた。
 今日は夕方各地で、イベントが多くテントからも大勢かけつけている模様。そのうちの一つ「再稼働阻止全国ネットワーク」結成へ向けて〜東京から何ができるか〜の集いがたんぽぽ舎で開かれた。40名程の参加であったが、テーマと問題提起は◇規制委の動向と今後の課題:小川正治(プラント技術者の会)◇再稼働をめぐる情勢―30キロ圏自治体の動向:布施哲也(反原発自治体議員・市民連盟)◇11月10日(土)全国ネット結成集会の意義・目的:八木健彦(経産省前テントひろば)であり、運動をめぐって、どういう活動をするかをめぐって、遅くまで議論が白熱した。  (S・S)

.. 2012年11月02日 11:51   No.445005
++ Q (中学生)…44回       
監視テント大阪 10月27,28日 (土),(日)

26日に、在特会内部相互のネットに、極めて険悪な、監視テント大阪への襲撃の挑発が行われたが、監視テント常駐組は動ずる事はなかった。26日の恒例の関電前抗議行動、天満署「コロビ公妨」弾劾、橋下の恐怖政治糾弾などの強固な集
団の意思の熱い風の余熱は翌日にも残り、27日は、午前、午後とも、「在特」への警戒体制の話題などなく、平穏そのものだった。 夕刻過ぎ、婦人が二人、テントの中で親しく話をしていらしたが、お一人が、我々の眼前で、府警に電話を
し、市民の安全を守らねばならないと優しく、10分以上、関西弁で訴え、お帰りになる。それは如何なものかといういとまもなかった。残った方は、貧困層の救対事業の甘さを訴えられ、市政への批判が多方面に及んでとどまる所を知らない。
 28日は、反戦・反貧困・反核運動の大阪集会があり、御堂筋通りの朝、右翼の街宣車が、目につく。そのうちの一台二名が、話があると訪ねて来る。慇懃温厚な口ぶりだが、やんわり撤去を勧告される。その後、アベックが、トラメガでがなりたてながらくる。「在特会」である。韓国との国交断絶請願デモのついでに、11時頃、20人近くの集団、団体、「在特会が現れるも、警官隊とこちらの対峙で淀屋橋の上から入れ替わり、立ち替わり、なにやら罵声を飛ばしている。なんと長い一時間半であったことか。 「はちようび」のNさんともう二人、ジャンベなどで、ナンセンスなヘイト・スピーチに対抗する。緊急発信に呼応してく
れた人々も、30人をこえようとしていた。彼らのデモを待ち受けるうち、反戦集会の人々も通りかかり、また、防衛にきてくれたが、警官隊のものものしい隊列に出てしまった人々もいなくはない。ジャンベ隊は、10人近くなり(ジャンベだけではないが)夕刻近くになって、しっかりした盛り上がりになった。そして、どうも空に、閃光が走るな〜と空を見上げること度々だったが、ついに、
雷雲が至近距離になり、雷鳴が頻発し、そして、豪雨が襲ってきた。そそくさと撤退する警察隊。雨が上がる頃には、こちら勢力も、30人程になり、警官隊が消えたあとで、「在特会」から出されたという男が、小型のトラメガでがなりながら、テント前に来ようとする。何度も4-5人の圧力で排除されてもなお、軽自動車で、クラクションを鳴らしながら、巡回する。4回ほど巡回して消えた。昼間にも同じことをしていた。一息ついたと思った頃、また別の男が3人現われ、挙動不審な男に近づいたこちらの仲間の携帯を奪い、また別の救援にかけつけたひとの上着をもぎとる。双方奪回した頃、警官が10人ほど現れる。何を狂ったの
か、110番をしたのは、暴行を働いた方だった。警官が冷静になるように、天満署方向に連れてゆき、また戻ってくる。我々は愛想を尽かして、テントに戻った。怪我は、なかった。
 こうして、瓦礫焼却反対運動は、矮小化され、なりゆきまかせの平穏無事が良いかのような反動化に拍車がかかろうとする。大阪市のみならず、関西一円から放射能が、拡散漏洩されようとしているのに。ちなみに、高浜の瓦礫焼却は11月4日にされるという。福島の原発事故をここまで忘れることができるとは! 夜更け過ぎまで、若者たちはテントに残っていた。    (Q記)

.. 2012年11月02日 11:58   No.445006
++ K.M (小学校中学年)…11回       
<テント日誌10/28(日)―経産前省テントひろば414日目>
 │ 規制庁の拡散シミュレーションについて 〜テントの徹夜談議〜
 └────(K.M)

10月28日(日) 晴のち雨 雨降りしきる夜長の徹夜談義
 しっとりと雨が降る夜、テントの中では飛び込んできた渕上村長を交えて熱い会話が夜を徹して続いた。
 テントの当番制についての討論に続いて、私は平和のピアニスト池邊さんとクラシック音楽談義、同じ時期に大阪の直ぐ隣街に住んでいられたことや共通の知合いが居たことなど、大阪の音大ローカルな話がはずんだ、原発に反対する運動のあり方も議論した。大声のために仮眠していた人も起こされて合流し更に話が進む。
 規制庁の拡散シミュレーションや防災訓練、テントの秩序、ルールとマナー、在宅親ケア、親のおくり方、などなどと。ルールについては、人に迷惑をかけるから守るべきでルールがあるから守るべきなのではない、人権を守るべきなのも憲法があるからではない、などなどと議論が尽きなかった。

規制庁の拡散シミュレーションについて
 規制庁が10月24日に発表した各原発からの拡散シミュレーション結果の図がテレビでも新聞でも大々的に報道された。
 こちら
 (5、6番目のファイル)
が、これは信用できない。年間で捉えて季節別・月別・日変化などを考慮しないのでは到達距離を過小評価する。このことを確認したくて、規制庁の防災課に電話してみてそればかりでは無いことが分かった。地形を考慮していないプルーム式を使うことに目をつぶるとしても、風向風速のデータの使い方がおかしい。
 特定の方向への到達距離を求めるために、毎時の気象データ(風向、風速、大気安定度、降雨量)を使用するが、風向をその特定方向に一定としておきながら、風速と大気安定度と降雨量のみ毎時の値を使用して計算している。風向・風速のベクトルを分離してしまってとても説得力がない架空の計算を基本にして推定しているのだ。
 案の定という訳ではないが、29日には6原発の拡散予測の誤りを規制庁が発表した。規制されるべき北陸電力からの指摘で判明したそうだ。
 こちら
 各原発で事故が起こった場合にどれだけの地域に影響するかを推定するための計算であるが、次のことをきっちり確認する必要がある。
1 原発からの放射性物質の発生量をどれだけと仮定するか
2 どのようなモデルで拡散(と到達)をシミュレートするか
3 その結果をどう評価するか、どれだけの量がどれだけの頻度で到達したら到達したと見なすか
 以上の観点から、今回の拡散予測結果は全く信用できない。どうも、防災指針で30km圏まで考慮すれば良いと決めつけたいがためのシミュレーションのようだ。枝野経産相が本年4月2日に参院予算委員会で述べた「日本全国に福島(原発)の事故は直接、間接の影響を及ぼしている。そういう意味では『日本全国』が地元だ」を忘れてはいけない。
 拡散シミュレーションの専門家の追及を期待したい。

なお、原子力災害対策指針に関する緊急署名が集められ、個人署名3227筆、呼びかけ・賛同団体:182団体で、30日に提出され、今も追加署名を募集している、是非ご協力を(締切11月12日)。
こちら
(K.M)

.. 2012年11月03日 18:02   No.445007
++ F (小学校高学年)…21回       
<テント日誌10/29(月)―経産省前テントひろば415日目>
 |  ぼんぼりが照らす温かな光 その優しさに包まれ
 |  今日も原子力ムラの中心に存在する
 └──── (F記)

10月29日(月) 晴
 東電管内全停止218日目 大飯原発再稼働開始(怒)から119日目

 今日も晴れ渡る寒い朝を迎えました。昨日は要らぬ来訪者のためテントの備品が壊され、特に外に飾った今や夜の象徴となった「ぼんぼり」は無残にバラバラにされてしまいました。それを直ながら、この冬はこれらに対しての一層の備えをしなくてはとの思いに駆られます。まずは皆様のご支援を賜りたくお願い申し上げます。「今度来た時は火を掛けてお前らを殺したる」と言い残したことは決して無視できないことと留め置かなくてはなりません。
 27日土曜日は福生で行われた、「横田基地もいらない!沖縄とともに声を上げよう 10・27市民交流集会」に参加。ここでは孫崎享氏の講演があり、最近出版された「戦後史の正体」から主に日米関係の欺瞞を判りやすい語り口で語られ、参加者に尖閣問題や、ポツダム宣言受諾の意味と日米講和条約締結がその後の日本に何をもたらしたかをお話下さいました。
 以前孫崎氏にお会いした際に是非テントにいらして頂きたいと話しておりましたが、「あおぞら放送」出演と共にテントひろばにいらして頂く依頼に快諾を頂きましたので、詳細が決まりましたらお知らせ致しますのでご期待下さい。
 28日大阪からいらしていたYさんとは12月のIAEA郡山来日に対する抗議行動について少しだけ話しましたが、大阪からも支援するとの言葉に意を強くした次第です。この行動はテントひろばとしてとともに、僕個人としても昨年からの
懸案であって、是非成功させたいと思いが募ります。
これらについても詳細が決まり次第お知らせします。

 いつもながら霞ヶ関の月曜日は静かな時間が流れます。午後から先日「あおぞら放送」でショパンの「革命」を弾いて下さったIさん、そしてそのお友達と小沢一郎・国民の生活が第一定例会見に行きました。新しく入ったばかりの党本部
は手狭に思いましたが、身の丈にあった感じのそこには新たな小沢氏の決意をうかがわせるものでした。

.. 2012年11月04日 19:59   No.445008
++ F (小学校高学年)…22回       
 今日ぜひとも参加したかったのは、先に行われた「国民の生活が第一」結党記念パーティーに参加した折、「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」の佐藤幸子代表他皆さんが、何としてもドイツ視察を終えた小沢氏と直接話をす
る場を設けて頂くようにと働きかけをしたのす。しかし残念ながらそれが出来ず、他の議員にはお話できたものの、僕としてそのお手伝いを果たせなかったのが残念で、どうしてもそのことだけは伝えたいとの思いからでした。
 ここでも残念ながら挙手をしたにも関わらず、指名を受けることができませんでした。余談ですが日頃から風体怪しき僕ですので、挙手の際も小沢氏は僕を見ては怪訝な顔をしていたのが僕的には非常に笑えることではありました。
 しかし東幹事長の会見後の質問時間に指名を受け(実は司会だったのが以前お話していた木村タケツカ氏だったことが幸いした?)、その事を質問致しました。
 東幹事長からは「前向きに検討する」との言葉を頂いたので、早速、福島の皆さんに連絡を取りましたが、実際に実行されるまでは僕の役目と思っています。
 その時の模様はIWJ6チャンネルで見ることが出来ます。
東幹事長の会見の模様は こちら
3分30秒くらいから私の発言があります。
小沢代表の会見は こちら
5分5秒ほどから始まります。
 小沢氏にその申し入れをすることに対しては賛否があるとは思います。しかし一党一派に偏らず広く政治の場に「福島の声」を届けることは必要不可欠のことと思いますし、これからも他党にもアプローチして行こうと考えます。とにかく
これは実現させたく思います。
 会見を終えてテントに戻ると先にお話した某体対策について皆で意見を交わしました。さらに12月の行動についても話し合いが行われ、これについても成功を期する気持ちを新たにしました。
 昨日壊された「ぼんぼり」を点灯し、霞ヶ関に立つ小さくもか弱く見えるテントテントひろばは原子力ムラに対する存在として、帰路に着く官僚達にアピールをしています。夜になって更に寒さが伝わってきますが、そのか弱く光るぼんぼ
りは心の中を温かくします。テントひろば自体もそんな誰にでも温かさを伝える存在として、二回目を迎えるこの冬の霞ヶ関を照らし続けていきます。どうぞ皆さんもお立ち寄り頂くことを強く祈念しながら帰路につきました。( F記 )

.. 2012年11月04日 21:06   No.445009
++ Y・T (大学院生)…124回       
<テント日誌10/30(火)―経産省前テントひろば416日目>
 |  11・11 経産省〜文科省の桜田通りを埋め尽くそう
 |  〜テントひろばも行動を計画中〜
 └──── (Y・T)

10月30日(火) 曇り後晴れ
 前日の夜は、月曜定例の関電支社前行動の人たちがテントに戻ってきてから一気に賑やかになった。そして久し振りに夜を徹しての話となった。
 福島県健康管理調査の結果推移について、チェルノブイリとの対比について、山下俊一たちのあまりに酷さとデタラメさについて、国際原子力マフィアとの結託について・・・  主として福島の子どもたちの被曝とそれを強要する力にどう立ち向かうか、をめぐってであったが、12月の郡山でのIAEA国際会議に対する行動の重要性を改めて確認することになった。
 他方では選挙についても話は尽きなかった。とりわけ12月の都知事選に対して、脱原発統一候補を立てられるのかどうか、脱原発の全勢力が連携した選挙戦をなしうるのかどうかが、関心の的であった。

 この日の夜にはテントの会議があった。主たるものは間近に迫ってきた11・10と11・11の行動についてであった。11月10日の「再稼働阻止全国ネットワーク」結成集会について、前半の分散会についてはテントは第3会場(全水道会館)での運営を担当することになっている。なんとか全員が心ゆく発言ができ、
充実感のある集まりを心がけたい。
 11日の首都圏反原連が呼びかけている「100万人大占拠」について、テントも呼びかけ団体に名を連ねているが、午後3時〜5時の各エリアでの行動は各団体・グループの創意を生かした行動であるだけに、「100万人大占拠」に相応しいテントとしての創意を発揮した行動に取り組みたい。テントを拠点にしながら、経産省〜文科省の桜田通りを埋め尽くすようなイメージで、定番の大かんしょ踊り、牛みこしの練り歩き等が語られている。3時〜5時はテント近辺への参加を呼びかけたい。

 今週のテントTV・あおぞら放送の番組もほぼ固まったようだ。今週は国会議員が3名も出演するようである。そして福島からは、大熊町から会津の仮設住宅に避難中の木幡ますみさん(大熊町の明日を考える女性の会代表)、今週も内容豊富になりそうである。

.. 2012年11月06日 07:31   No.445010


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