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■--大飯原発再稼働せずとも停電なし
++ 毎日新聞 (小学校低学年)…9回          

  
 関西電力管内 関西広域連合が検証
 

 関西広域連合は1日、関西電力管内の今夏の電力需給の検証結果を公表し、大飯原発(福井県)3,4号機が再稼働しなくても電力不足による停電は起きなかったとの結論をまとめた。7月2日〜9月7日のうち、お盆期間中を除く平日の46日間を分析した。
 検証によると、今夏は節電効果が約300万kwあり、「稼働なし」の場合でも電力使用率が100%を超える日はなく、緊急節電が必要な97%を超える日が1日のみ。95%以上97%以下だったのは5日間で、残り40日間は95%未満に収まったとしている。(中略) (2012年10月2日より抜粋)
.. 2012年10月16日 11:27   No.437001

++ 東京新聞 (課長)…153回       
浜岡防潮堤 18メートル不十分
 |  下地防災相 津波対策工事を視察
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 下地幹朗防災担当相は13日、政府の要請で運転が停止されている中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)を就任後初めて訪れ、海抜18メートルの防潮堤など中部電が1400億円を投じて進めている津波対策工事を視察した。
 視察後、川勝平太静岡県知事らと同県焼津市役所で会談し、海抜18メートルの防潮堤は津波対策として不十分との考えを明らかにした。最大19メートルとされた浜岡付近の津波想定を前提に、「再稼働するなら19メートルをクリアした上で
判断を仰ぐのが社会的に分かりやすい」と発言した。
 下地氏は会談後の記者会見で「再稼働を認めるかどうかは私の権限ではない」と前置きした上で「国民が原発を見る目はものすごく厳しい。再稼働を要求するには想定をクリアするのは当たり前ではないか」と説明した。川勝知事は「もっともだ」と同調。(後略) (2012年10月14日より抜粋)


.. 2012年10月16日 11:59   No.437002
++ 茨城新聞 (小学校中学年)…10回       
大間原発 南西に海底活断層 長さ14キロ さらに延びる可能性
 (10月14日より)

 建設工事が再開したばかりの電源開発大間原発(青森県)の南西40〜50キロの海域に、これまで知られていなかった海底活断層があることが13日、産業技術総合研究所と東海大のチームによる調査で分かった。
 確認された長さは約14キロだが、さらに南北方向に延びるとみられる。チームの粟田康夫・産総研主任研究員は「下北半島の地震防災を考えると詳しい調査をする必要がある。北への延び方によっては、大間原発に影響する可能性も考えられる」としている。
 電源開発はこの海底活断層を把握しておらず、原子力規制委員会の耐震安全性確認で問題となれば、工事の続行や運転開始に影響することもあり得る。電源開発は「規制委から指示があれば対応したい」としている。
 活断層は下北半島と津軽半島に挟まれた海峡で発見。海底の音波探査などにより、海峡のほぼ中央部で13万〜12万年前の地層に変形があることを見つけた。
他の時代の地層にも動いたあとがあり、活動を繰り返していたとみられる。
 原発の耐震指針は、13万〜12万年前以降に活動した断層を活断層としている。
活断層は「平館海峡撓曲」と名付けられ、長さが約14キロでも地震の規模はマグニチュード7近くになると推定されるという。
 大間原発をめぐっては、原発周辺の陸地で過去の地震による隆起の痕跡があることから、渡辺満久東洋大教授(変動地形学)らが2008年、原発北側と西側の海底に未知の活断層があると指摘。産総研チームも「さらに調査する必要がある」としている。(後略)

.. 2012年10月17日 09:50   No.437003
++ 山陰中央新報 (幼稚園生)…1回       
原発再稼働の4条件示す 雲南市議会特別委
 (10月2日より)

 雲南市議会島根原発対策特別委員会(8人)の細田実委員長は1日、9月定例市議会本会議の委員長報告で、島根原発(松江市鹿町片句)の再稼働に必要な4条件を示し、市長に必要な対策を求めた。
 4条件は、福島第一原発事故の完全収束と原因究明◇国の原子力規制委員会発足に伴う体制整備と、原発30キロ圏を緊急防護措置区域(UPZ)とする指針の決定◇市の防災計画の見直しと避難対策の確立◇30キロ圏の自治体、地域住民の同意。
 条件は同委員会で合意した。ただ、同市は中国電力との安全協定を結んでおらず、再稼働に関する権限はないのが実態で、原発立地自治体並みの安全協定の早期締結も求めた。
 細田委員長は、福島第一原発事故が収束しない中で「島根原発が再稼働されれば、市民生活に大きな不安を抱かせる」と訴えた。

.. 2012年10月17日 09:57   No.437004
++ 朝日新聞 (小学校中学年)…16回       
リトアニアで 建設問う国民投票 日立の計画見直しも
 (10月16日より)

旧ソ連から独立したバルト三国のリトアニアで14日、新たな原発建設の賛否を問う国民投票が行われ、「反対」が6割を超えることが確実な情勢となった。
すでに内定している日立製作所の原発プラント輸出計画(*)が見直される可能性が出てきた。
(*:リトアニア東部における「ビサギナス原発計画」、改良型沸騰水型)
 中央選管によると、投票率は成立に必要な50%を超え、開票率94%の段階で反対票は約62%。(中略)だが、同時にあった総選挙の結果、原発に慎重な野党連合が政権交代を果たす見通しだ。
 リトアニアは、1986年に大事故を起こしたチェルノブイリ原発と同型のイグナリナ原発を廃止することを条件に2004年に欧州連合(EU)に加盟。(後略)

(編集部 注:リトアニアは人口325万人、日本の1つの県と同程度。
 外交官の杉原千畝が政府に背いてポーランドから逃れてきたユダヤ難民数千人の通過ビザを発行した国として、日本人にもなじみがある。)

.. 2012年10月17日 10:10   No.437005
++ 茨城新聞 (小学校中学年)…11回       
◇「日の丸原発」に大打撃 海外依存戦略見直しも
(10月16日より)

 14日のリトアニア国民投票は15日の開票の結果、日立製作所が事実上受注した「ビザギナス原発」(130万キロワット)建設に対し、6割超が「ノー」を突きつけた。海外案件の第1号と当て込む日立には大きな痛手。欧州発の「脱原発」のうねりが広がれば、東京電力福島第一原発事故を機に海外への依存度を強める日本のメーカーが「日の丸」原発売り込みの戦略見直しを迫られる可能性が出てくる。
「日本勢の中でも進んでいたプロジェクトなので非常に残念」。日本のメーカー幹部は15日、失望感を表明。日立も「国民投票の結果は非常に遺憾」とコメントした。(後略)

.. 2012年10月17日 10:24   No.437006
++ 朝日新聞 (小学校中学年)…17回       
大間原発建設 「再開凍結を」 函館市長ら要請

 Jパワー(電源開発)大間原発の建設再開について、対岸にある函館市の工藤寿樹市長ら北海道南部の首長らが15日、首相官邸や経済産業省、Jパワーなどを訪れ、「建設の無期限凍結」を求める要請書を出した。
 経産省では本多平直政務官に会い、工藤市長は「大間原発の必要性の説明や、原発事故の究明がなされていない。既存の原発の再稼働もままならないなかで、建設を再開するのは理解できない」などと批判した。
 工藤市長は建設差し止めを求めて提訴も辞さない姿勢を示しているが、15日は記者団に「国の対応について様子を見たい」と話した。
                 (2012/10/16より抜粋)

.. 2012年10月18日 11:56   No.437007
++ 朝日新聞 (小学校中学年)…18回       
東電柏崎刈羽原発 運転再開 反対51% 本社・新潟県民調査

 朝日新聞社が13、14の両日、新潟県にある東京電力柏崎刈羽原発について県民対象の電話世論調査を行ったところ、全7基が停止中の同原発の運転再開に51%が反対し、賛成は27%にとどまった。東電は来年度からの運転再開を前提に事業
計画をまとめているが、再開に対する県民の拒否感が浮き彫りになった。
 男性が再開賛成36%、反対47%、女性は賛成18%、反対54%。支持政党別では自民支持層で賛成41%、反対39%と拮抗している。(中略)
 有効回答943人、回答率67%だった。(2012/10/16より抜粋)


.. 2012年10月18日 12:01   No.437008
++ 東京新聞 (課長)…154回       
愛知の中小企業 「原発ゼロ」6割が支持
 (10月16日より)

 「2030年代に原発稼働ゼロを目指す」とした政府目標をめぐり、本紙は愛知中小企業家同友会(名古屋市、3191人)と合同で、愛知県内の中小企業経営者にアンケートした。回答した336人のうち「30年代より前に」を含め原発ゼロを支持する意見がほぼ六割を占めた。原発ゼロが国内経済に及ぼす影響は「プラスになる」と「変わらない」を合わせて5割を占め、半数が経済への悪
影響を否定した。
 同県は自動車など製造業が盛んな全国屈指の「モノづくりの拠点」。その土台を支える中小企業の多くが「脱原発」への姿勢を示し、経済悪化を理由に原発ゼロを拒否する経団連など中央財界との違いが鮮明になった。(中略)
 日本の原発政策について尋ねたところ「政府目標通り30年代にゼロ」が31%、「30年代より前にゼロ」が30%と、原発ゼロへの支持が61%を占めた。
 原発ゼロには反対だが「原発の数は減らした方がいい」は33%。原発ゼロの回答を含めると、程度の差こそあれ、9割以上が原発依存度の低下を求めた格好。「現状維持」は5%、「増やした方がいい」は1%にそれぞれとどまった。

.. 2012年10月19日 08:24   No.437009
++ 東京新聞 (課長)…155回       
◇水車でクリーンエネ発電
 宮城県川崎町のNPOなどが自力で水車を組み立て、
 (10月10日より抜粋)

 宮城県川崎町のNPOなどが水車を手作りし、町内で小水力発電に取り組む計画を進めている。9月に水車が完成し、同町内でお披露目式が開かれた。
 水車づくりをしたのは、同町のNPO「川崎町の資源をいかす会」と仙台市の環境団体「みやぎ・環境とくらし・ネットワーク」(MELON)
 「いかす会」の桜台清志さん(61)やMELONのボランティアらが6月から、町内の製材所から仕入れた杉材から水車のパーツを切り出し、組み立て作業を進めてきた。9月23日に最終的な調整作業を行い、直径2メートル40センチ、幅60センチの水車が完成した。
 水車は同町前川の国保川崎病院近くに流れる農業用水路「蟹沢用水路」に設置する方針。水車の回転エネルギーを発電機に経由させ、夜間照明の電源とする計画で、できるだけ早く設置・稼働したい考えだが、課題もある。(中略)
 いかす会の菊地重雄理事長(71)は「子どもたちに水車が回ることで発電し、電気がつくことを知ってもらいたい。今回の取り組みを小水力発電を普及させていくための実験台としたい」と話している。

.. 2012年10月19日 08:35   No.437010


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