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原発作業:がん労災、累積100ミリシーベルト以上、5年経過−厚労省 (9月29日より)
厚生労働省は28日、原発作業員などの放射線業務従事者が発症する胃→食道→結腸の三つのがんについて、労災補償する際の被ばくの目安を発表した。 (1)累積被ばく線量が100ミリシーベルト以上(2)放射線業務による被ばく開始から発症まで5年以上たっている−−の2点を、業務との関連性が強いと判断する目安としている。(中略) 厚労省の「電離放射線障害の業務上外に関する検討会」が、過去の文献を基に→被ばく線量が100〜200ミリシーベルト以上の場合にリスクの上昇が認められる→最少潜伏期間は5〜10年程度−−などとする報告書をまとめた。 発表した目安はこの報告書に基づくもの。(中略) 100ミリシーベルト未満での健康影響は不明だが、ICRPは、可能な限り被ばくを低く抑えるべきだとしている。(中略) 茨城県東海村で発生したJCO臨界事故(99年)では、6〜20シーベルト被曝をした作業員2人が死亡した。
.. 2012年10月07日 08:14 No.431002
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