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抗議の場から問題確認の場へと、進化する官邸前 │ 9月21日、ぜひ次回(9/28)も参加を! └────(たんぽぽ舎金曜ボランティア 金子)
夕方まで断続的に降った雨も上がり薄日射す官邸前は、先週より集まりが早い、規制は相変わらずで抗議の人の列は三重、四重にびっしり重なっている。 だが、警官の数は減っているようだ、これは何を意味するのか。抗議が以前の勢い無しと見ているのか?だとしたら大きな間違いと言えるだろう。各地に広がる金曜デモに見られるように人々の脱原発への思いは広く深くなっている。 スピーチに立った横須賀の女性は「原発は止まります、燃料棒を作る工場が操業しなければ。私たちはそれに気づき行動し始めました。今、横須賀の工場が操業を再開しようとしています、皆さんも燃料棒を作っている工場を動かさないでと呼び掛けてください」と声を高くし、「おーい、野田さーん」と呼び掛けた男性は、福島の避難者への支援、賠償、除染が嘘にまみれている、と訴えた。 主催者側の女性が、「原発労働者の事をわすれているのではないか、と記事が出ていましたが、私たちは決して忘れてはいません。だからこそ原発を止めたいと思っているのです」と叫ぶ、と、其処此処から忘れてないぞ!の声、声。 岡山県出身の男性は、幾重にも重なる下請けの構造が賃金のピンハネ、労働事故の責任回避、被曝線量の誤魔化しを生み出し労働者を苦しめている。この構造を無くさなければ、身を挺して被曝労働をしている人が犠牲になるだけだ。 被曝労働者の賃金、雇用の確保のため国が直接雇わなければだめだ、と私に語られた。今、官邸前は脱原発への問題確認の場ともなっている。
★9月28日(金)午後6時〜8時 たんぽぽ舎もいつものように官邸前抗議 行動に参加します。午後1時〜4時:たんぽぽ舎での作業、午後5時経産省まえテントひろば着、午後5時半テント前から官邸、国会議事堂前へ出発。 泊原発再稼働反対の寄せ書きも行いますのでご協力ください
.. 2012年09月29日 09:02 No.427001
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