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■--原発監視、はや「骨抜き」
++ 東京新聞 (大学院生)…107回          

規制委人事国会素通り 
 │   次回国会で事後同意も求めない
 └────(9月6日 より)

 政府・民主党は5日、原子力規制を一元的に担う新組織「原子力規制委員会」の国会同意人事に関し、今国会では採決せず、野田佳彦首相の権限で任命する方針を固めた。次の国会での事後同意を求めないことも検討している。規制委は政府からの独立性が高いにもかかわらず、国会のチェックを受けようとしない姿勢は政権として無責任と言われても仕方ない。(城島建治)

 同意人事で採決を経ず、首相が任命権を行使するのは極めて異例だ。政府側は原子力規制委員会設置法付則二条を根拠としている。「国会の閉会または衆院解散のために両議院の同意を得られない時は、首相が任命できる」との例外規定があるためで、26日の委員会設置期限を前に、11日の閣議で決定する方針だ。
 政府は7月下旬に委員長に田中俊一・前原子力委員会委員長代理、委員に中村佳代子・日本アイトソープ協会主査ら四人を起用する人事案を提示した。だが、民主党内などから、原発建設を推進してきた「原子力ムラ」に近いとの反対論が噴出、執行部としては新たな「造反・離党議員」を出したくないとして、採決日程がずれ込んだ経緯がある。
 首相問責決議の可決を受け、審議拒否を続ける一方、同意人事の採決には応じるとしていた自民、公明両党は先送りに反発。自民党の岸田文雄国対委員長は「今国会でやるべきだ。それをしないのは政府・与党の怠慢だ」と述べた。
民主党の生方幸夫衆議院環境委員長も本紙の取材に「首相の任命では国会のチェック機能に疑問符が付く」と批判した。
 一方、今回の人事をめぐって政府・民主党は、付則に緊急事態の場合は事後同意が必要ないとの趣旨が盛り込まれていることを理由に、次の国会でも同意を求めないことも検討している。東京電力福島第一原発事故は緊急事態が継続しているとの解釈からだが、国会軽視も甚だしい対応だ。
 内閣府原子力委員会新大綱策定会議の委員を務める金子勝・慶応大教授は同意人事に関し「原子力ムラを第三者の立場からチェックする機能だ。政府はそれを骨抜きにしようとしている。国民から信用されない」と指摘した。

.. 2012年09月07日 16:54   No.419001

++ 東京新聞 (大学院生)…108回       
.「ウラン節約」ウソだった 再処理「原発維持のため」
 │   使用済み核燃料 満杯せまり、電事連 秘密会で本音
 └────(9月5日より)

 原子力委員会が原発推進側を集め昨年十一月に開いた秘密勉強会の場で、電力各社でつくる電気事業連合会(電事連)の幹部が、使用済み核燃料の再処理事業は、原発に使用済み核燃料がたまって稼働できなくなるのを防ぐため、と明言していた。国も電力会社も、再処理はウラン資源を節約し、エネルギー面の安全保障のためだと再三強調してきたが、虚偽の説明だったことになる。
 発言者は電事連の原子力部長。内閣府の検証チームが集めた議事資料などによると、昨年十一月二十四日の会合で、原子力委の鈴木達治郎委員長代理が「電力会社としては、コストが高くても再処理する理由があるのか。とりあえずは(使用済み核燃料を)処理できるということがメリットか」と部長に質問した。
 これに対し、部長は「その通り」と即答し、「再処理路線でなければ、使用済み核燃料の受け入れ先がなくなり、原発が止まってしまうことになる」と述べた。
 本紙の調査で、国内約六割の原発では、稼働させれば数年内に使用済み核燃料プールが満杯になる。核燃料が交換できなくなり、それ以上は稼働できず、行き詰まった状態になると判明している。
 鈴木氏の質問は、電力各社にとって再処理を続けるメリットは、プールにたまった使用済み核燃料を減らし、原発を維持することかどうかをただす趣旨。部長の答えは、まさに電力会社の本音を語ったものだ。
 ただし、日本の原子力政策の建前は、再処理で出たプルトニウムを使い、混合酸化物燃料(MOX燃料)にしてプルサーマル発電で再利用。それが「資源小国の日本にとってウラン資源の節約につながる」ということだ。その建前で十兆円もの巨費を投じてきたが、再利用の輪は完成しておらず、MOX燃料の利用計画も立てられなくなっている。
 政府・与党は近く、将来の原発比率をどうするか結論を出す見通しだが、再処理を含め原発を維持しようとする動きは根強い。政府からは、原発ゼロにした場合、光熱費がアップするなど否定的な側面だけを宣伝する動きも強まっている。
 だが、これまでの再処理の建前はうそで、原発を運転し続けるための方便ということがはっきりしたことで、再処理事業の存続意義はますます揺らぐことになりそうだ。
 電事連は「(秘密勉強会の)出席者や発言者の確認をしていない」として、検証チームへの資料提出を拒否している。

.. 2012年09月08日 07:39   No.419002
++ 東京新聞 (大学院生)…109回       
再稼働不要の裏付け、今夏消費は5〜11%減
 │  3電力は節電解除、関電の予測過大
 └────(9月7日 より)

 政府は、関西、四国、九州の三電力管内に求めた夏の節電の数値目標を7日午後8時に解除する。家庭と企業に節電の意識が浸透。実際の消費電力は電力各社の事前の予想を大きく下回った。中でも「15%の電力不足に陥る」と主張していた関西電力の需要予測は過大だったことが明らか。専門家からは「大飯原発(福井県おおい町)の再稼働は必要なかった」との声が出ている。

 ◇電力各社の夏の最大消費電力「食い違った割合」の大きい順でみると...
  関西電力▲11.1%、四国電力▲10.1%、中国電力▲8.2%、
  東京電力▲8.0%、北海道電力▲7.4% など。

(中略)気象庁のまとめでは7月の気温は全国的に高く、特に下旬は猛暑日を観測する地域も多かった。8月も沖縄県を除いて気温は初旬と下旬に平年を大きく上回り、月間平均でも平年を一度上回った。今年は「暑い夏」だったのに、実際の電力消費は平年並みを前提にした予想も下回り、夏の電力不足の恐れを強く主張していた政府と電力会社への信頼が揺らいでいる。(中略)
 仮に大飯原発の稼働がなくても最大消費電力を記録した8月3日の供給余力は2.7%あった計算。政府が「最低限必要」と主張する3%を下回ってはいたが「他社から余った電力を購入して供給力を高めることもできた」との指摘もある。
 大阪府と大阪市が設置した専門家らによる大阪府市エネルギー戦略会議(座長・植田和弘京都大学教授)は「西日本全体でみると(電力供給に)余裕があった。野田佳彦首相の再稼働の判断は根拠がない」と大飯原発の停止を求めている。(後略)

.. 2012年09月08日 12:40   No.419003
++ 東京新聞 (大学院生)…110回       
福島のカフェ経営者ら作製「脱原発 缶バッジ」で意思示そう
 (9月6日 より)

 脱原発の思いを見える形で示そうと、福島氏でカフェを営む丹治博志さん(64)ら3人が「NO NUKE」と書いた缶バッジを政治家や行政、市民につけてもらう「福島バッジプロジェクト」を始めた。関西電力大飯原発(福井県)の再稼働など脱原発の道が揺らぐ中、「県民として当然の思いを表に出さないといけない」と話す。(中略)
 再稼働が話題となった大飯原発や四国電力伊方原発の地元向けに「Oi」「IKATA」と書いたバッジも製作し、各地の団体を通じて配っている。(中略) 問い合わせは メール fukushimabadge@gmail.com へ。
 ※少量ですが「IKATA」バージョンをたんぽぽ舎でも扱っています。


◇東電・テレビ会議映像が公開されて早くも1カ月、今日が閲覧期限?!

 十分な広報もないまま閲覧が開始され、閲覧可能になったメディアは僅か。
 閲覧方法も限定的で1カ月に期限を切った根拠は普通の市民には全く不明。
 あの映像をこのままただの「社内資料」にしておいて、本当にいいの?
 と思ったメルマガ編集部が、東電・テレビ会議映像に関するニュースを集めてみました。(◎の記事は特に読んで(見て)みてもらいたい)
 私たちにも「全部」みる権利があるのではないでしょか!
 (※携帯で受信している方には不向きの記事でごめんなさい)

.. 2012年09月08日 16:59   No.419004
++ 東京新聞 (大学院生)…111回       
関西電力認める
 |  再稼働なしでも3%超余裕 節電最終日
└──── 

 関西電力は七日、夏の供給電力について、大飯原発(福井県おおい町)を再稼働しなかった場合でも、政府が「最低限必要」とした3%を超える余裕があったとの試算を明らかにした。同社は電力不足を訴えて再稼働を強行したが、夏の節電目標の最終日に、必要なかったことを自ら認める形になった。
 大飯原発3,4号機を七月に稼働したことで、関電は電力消費が増える同月下から8月にかけて、一部の火力発電所を休ませていた。こうした待機火力を活用すれば供給力の余裕は最低でも3・2%確保でき、電力不足にはならなかった
との試算を示した。さらに関電が電気予報で「厳しい」と位置づける5%以下になる日は、試算によると三日間だけだった。(中略)
 専門家でつくる大阪府市エネルギー戦略会議(座長・植田和弘京都大教授)は停止を求めている。(9月8日より抜粋)

.. 2012年09月09日 08:30   No.419005
++ デーリー東北 (小学校低学年)…8回       
脱原発を訴え30人デモ行進  「ピースランド」八戸中心街で

 八戸市の市民団体「ピースランド」(山内雅一代表)は7日、同市中心街で脱原発を訴えデモ行進した。
 同団体は、毎週金曜日に首相官邸前で行われている脱原発デモに合わせ、8月24日からデモ活動を実施。
 7日は、同団体の呼び掛けに応じた市民約30人が参加。手作りのプラカードなどを持った参加者は「さよなら原発」「子どもを守ろう」と声を上げた。
 「取材に対し、山内代表は「原発や核燃をやめ、再生可能エネルギーなどに転換すべき」と強調。政府方針に見込まれる将来的な脱原発について「出来るだけ早くゼロとすることを目指すべきだ」と話した。(9月8日より抜粋)

.. 2012年09月13日 09:54   No.419006
++ デーリー東北 (小学校低学年)…9回       
原子力関連4227億円  エネ政策変更想定  核燃サイクルは微増

 政府の2013年予算概算要求で、文部科学省や経済産業省などの原子力関連予算は、本年度当初予算より466億円増額した4227億円が盛り込まれた。原発の廃炉技術の開発など事故や安全対策に重点を置いた。核燃料サイクル関連はエネルギー政策の変更を想定し微増となった。
 経産省が福島第一原発の廃炉作業に必要な遠隔操作機器の開発などに117億円を要求。新たに発足する原子力規制委員会関連では過酷事故対策の研究費10億円を計上した。
 文科、経産両省は使用済み核燃料を再処理せず地下に埋める地中廃棄の技術開発費計約7億円を初めて盛り込んだ。
 原発が立地する自治体向けの電源立地地域対策交付金などの立地対策費は50億円増え1283億円となった。
 原子力関連予算は、経産省が125億円増の1517得億円、文科省が9億円増の1893億円、原子力規制委関連が332億円増の817億円。
 (9月8日より)

.. 2012年09月13日 10:20   No.419007
++ 東京新聞 (大学院生)…112回       
大飯停止求め、提訴へ
 地元70人11月にも ネットで呼び掛け(9月5日 より)

 電力不足を理由に再稼働した関西電力の大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の運転差し止めを求め、同原発の地元・福井県内の住民が福井地裁に提訴する。訴状の検討を進めながらさらに原告を募り、11月中の提訴を目指す。
(中略)
 国内最多の14基の原発が立地する福井県での脱原発訴訟は、1985年のもんじゅ差し止め訴訟の提訴以来、二例目となる。
 訴訟では、国の安全指針や耐震指針の不備が、福島原発事故で明らかになったと指摘。経済産業省原子力安全・保安院の専門調査委員会が「敷地内を走る岩盤の亀裂(破砕帯)が活断層の可能性がある」と指摘した点にも触れ、これまでの安全性の前提に誤りがあったと主張する。
 愛媛県の伊方原発差止め訴訟で、原発に求めあっれる安全の程度を「万が一にも事故は起こらない」と、厳しく判断した最高裁判例(92年)を基に、「最低でも史上最大規模の地震を想定する必要がある」と訴える。(後略)

.. 2012年09月14日 08:51   No.419008
++ 東京新聞 (大学院生)…113回       
核のごみ、地中廃棄は「白紙に」
 日本学術会議が原子力委へ提言(9月11日 より)

 地中深くで最終処分するとしながら、原発で使った核燃料から出る高レベル放射性廃棄物の行き先は一向に決まらない。打開策を検討していた日本学術会議(会長・大西隆東大大学院教授)は11日、地中深くに埋める国の最終処分計画は安全とは言えないとし、処分に関する政策の白紙見直しを求める提言をまとめ、原子力委員会に提出した。(中略)
 今回の提言は、原子力委から打開の糸口を見つけてほしいと要請された学術会議が、原子力工学や地質学、歴史、社会、経済など各分野の研究者で検討委をつくり、二年がかりで検討してきた。(中略)
 どれくらいの量の核のごみなら受容できるか社会的な合意がないまま、一部の関係者で原発の稼働、そこから出る核のごみの処分といった方針を決定してきたことにあると批判。交付金などのお金で処分地を決めようとする方針は、「かえって問題を深刻化させる」と根源的な問題があると指摘した。(後略)

.. 2012年09月14日 09:19   No.419009
++ 東京新聞 (大学院生)…114回       
◇『福島の教訓なし』エネルギー環境戦略の経産省資料を検証
 (9月13日 「こちら特報部」より)

 性懲りもなく、とはこのことか。政府は今週中にも、原発を今後どうするのかを細田のテーマとするエネルギー・環境戦略を作成する。直前の今月4日、閣僚級会議が開かれたが、この席上、経済産業省は「原発ゼロとする場合の課題」を記した資料を配った。そこには、福島原発事故の反省や教訓はかけらもうかがえない。資料に示された五つの論点を軸に有識者らに再反論を聞いた。

◎電気料金2倍に、再稼働同様まやかし
 --金子教授(慶応大・財政学)--
 「福島ですでに実証済みだが、原発事故を想定すれば、原発のコストは膨大で、到底再三など成り立たない」

◎核燃料サイクル 「夢物語」いまだ固執
 --小出教授(京大・原子炉実験所)--
 「核燃サイクルは、日本よりも原子力の技術レベルが高かったどの国でも
  成功せず、結局は撤退した。日本だけがいつまでもしがみつき、長期計画に記された創業の目標念が来る荼毘に、数字を書き直して先延ばしにしている。まったくお話にならない」とため息をついた。

◎温室効果ガス 再生エネ 過小評価
 --竹村英明顧問(環境エネルギー政策研究所)--
  (政府の示したグラフについて)原発比率が低くなるほど、同ガスの削減比率も低くなっている。「減らした原発の分を再生エネではなく石油、石炭、天然ガスに置き換えている。『脱原発だと温室効果ガスが増える』というデマありきだ」

◎日米関係に影響 困るのは日本企業
 --田中利幸教授(広島平和研究所)--
 「核燃サイクルをやめれば、日米関係が悪化する、これも根拠の薄い"脅し"だ」と話す。「むしろ困るのは日本の原発産業だ。すでにカナダや
オーストラリアのウラン確保のため、20〜30年分ほどの先行投資をしていまっており、引き返せない」と指摘。

◎再生エネルギー 市場の視点を排除
 --梶山恵司(富士通総研)--
 「資料のコスト計算は現在の市場価格のみを前提にしている。普及によって価格が下がっていくという市場の視点を排除している」と強く反論する。
 「結局は『原発をなくすのは大変ですよ』という発想から作られた、フェアでない資料。再稼働の際に電力需要を最大限に見積り、供給力を最小限に見積もるようなやり方がにじみ出ている」

●デスクメモ:「てめえの舌は何枚あるんだ、コノヤロー!」。邦画「アウトレイジ」でのヤクザのせりふを思い出した。細野環境相によると、原子力規制人事は「原子力緊急事態」にあたるため、国会の事後同意も不要とか。
 今回の「事故収束」はどこに行ったのか。今回の経産省資料もしかり。
 ヤクザもびっくりだ(牧)

.. 2012年09月14日 09:35   No.419010
++ 東京新聞 (大学院生)…115回       
原発政策、3度目の強行 -規制委発足へ-
 首相「厚顔」で歴史に名?
 (9月14日「こちら特報部」より)

「原子力ムラ人事」と批判されている原子力規制委員会が19日、発足する。
国会同意は無視され、異例にも野田首相が首相権限で任命する。昨年末の福島第一原発の事故収束宣言、6月の大飯原発再稼働宣言に続く強行突破の第3弾だ。
「仏の顔も三度まで」では済まない首相の独走に“厚顔”という非難も出始めた。
−−−・−−−・−−−
(中略)規制委は「独立性」が生命線であるにもかかわらず、その発足時点で政治介入がなされたに等しい。こうした政権の姿は「脱原発」世論から原子力ムラを防御する別働隊とも映っている。
 しかし、この強引さは今回が初めてではない。昨年暮れ、原子炉内の損傷状況も不明なままに出された朱書うによる「事故収束宣言」は海外メディアをも驚かせた。さらに原発抜き絵も夏をしのげるという世論に対し、あくまで電力不足を掲げて、大飯原発の再稼働を宣言した。しかし、電力は、やはり足りていた。(中略)
『たたきあげ』のコンプレックス−−−精神科医の和田秀樹さんは「官僚とは遠い世界から進出してきた人。厚顔というより、エリートに対するコンプレックスがある」と分析する。(後略)

.. 2012年09月15日 22:15   No.419011
++ 河北新報 (幼稚園生)…1回       
本の紹介 『137億年の物語』、福島事故で歴史書改訂
 │  「原発は有力な選択肢」>>>「依存から脱却を」
 └────(9月8日 より抜粋)

 英国人作家クリストファー・ロイド氏(44)の世界的ベストセラー「137億年の物語」の改訂日本版が10日、出版される。2008年刊行の英国版は原発をエネルギーの有力な選択肢として最終章を結んでいた。東日本大震災と福島第
1原発事故を受け、日本版は原発からの脱却を促す記述に書き換え、英国でも同じ内容で新版を出す。
 ロイド氏は河北新報社の取材に「福島の事故は人類の歴史において、エネルギーの供給方法を考え直す重要な出来事で、書き直す必要があった」と話している。
 宇宙の誕生から現在のエネルギー、食料、人口などの問題までつづった「137億年の物語」は自然史、人類史双方の視点を備えた初の歴史書として注目を集め、英国で10万部を売り上げたほか、米国、ロシアなど14カ国で読まれてい
る。(中略)「人間は自然をコントロールできない」と思い知らされ、書き換えを決意したという。
 日本版の最終章には「原子力が世界を救うという考えは、果たして正しかったのだろうか。このような大惨事に直面して、原子力発電を推進しようとする政党など、日本にあるだろうか。(中略)アメリカや中国も原子力発電を推進してい
るが、やはり地震は多いのだ」と記した。英国でも近く、日本版を反映した形で新版が出版される。(後略)

文芸春秋出版、B5判変型512ページ、3140円。
こちら

.. 2012年09月16日 08:46   No.419012


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