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<テント日誌7/22(日)―経産省前テントひろば 315日目> │ 深夜まで続く議論で重要情報の整理、当面する課題を明確に └────(K.M)
7月22日(日) 曇り時々小雨 朝も昼も静かな座り込みが続いた。座り込みをしていると、交差点で停車した観光バスや乗用車の窓から手を振ってエールを送ってくださる方が居たり、LEDを使って節電している市川からの方がデモにはなかなかいけないからとカンパしてくださったり、好意的にみられてきていることを実感した(Iさん談)。 一方夕方には、トラメガを持った男性がテント前でテント批判アピール。不法占拠だとか、過激派集団だとか、福島の人のために動いていないとか。当番や座り込み者計10人以上が冷静に応じたところ40分で退散。招かれざる客さん、もう来ないで。 日曜夜は顔見知りの情報交換会。手製のスペインオムレツやフランスパンや墨絵パンなどをつまみながら、ワイン、ビール、焼酎を飲んでよもやま話。冷えたジャガイモが入ったオムレツがワインとぴったりで大好評。 ・Yさんが狭山市で脱原発のデモが101人に参加、大宮と船橋でも同時デモされたそう。 ・エートスという国際団体が去年末から福島に入りこんでチェルノブイリでと同様に福島の原発被害を過少に見せようとしているらしい。騙されてはいけない。 ・原子力規制委員長に推薦されている田中俊一氏は日本原子力研究開発機構特別顧問、原子力委員会委員長長代理、日本原子力学会会長などを務めた「原子力ムラ」の人。文科省の原子力災害賠償審査会でも自主避難者への賠償の足を引っ張っていた。これからの日本の脱原発を推進するべき独立性が高い原子力規制委員会の委員長ゆえこんな人選を許してはいけない。何とか国会が同意し ないよう働きかけたい。 ・先週は、大飯原発の破砕帯・活断層が地震・津波意見聴取会で論じられ、現地調査の必要性を多くの専門委員が指摘し、後日保安院が関電に現地調査を命じた。また、翌日の地震動の意見聴取会でも若狭地域の活断層の連動について、事業者3社からの報告を受けたが差し戻し、更に連動の可能性を再調査することを命じた。にもかかわらず保安 院・関電は大飯4号機も起動開始。国会事故調の「人災」指摘を踏みにじり、保安院自らがいつも言っている「継続的改善」のいい加減さを露呈させ、大飯地域周辺にリスクを背負わせている。ここ までして「原子力ム ラ」は原発稼働状態で夏を越したいのか。何としても、大飯をすぐに止めて現地調査を直ちに実施させたい。 ・3つの選択シナリオのパブコメにも異議あり、こちらの対応も大切。 ・金曜の首相官邸抗議デモ、今週は29日(日)に国会包囲のため無い。金曜に、経産省前や官邸後ろなど独自の行動をした人たちは今週はどうするか? 多くが積極的意見。
.. 2012年07月25日 10:36 No.406001
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