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■--卓見?おもしろいアイデア?
++ 伝 (小学校中学年)…14回          

世界最終戦論の質疑応答の箇所で、石原莞爾は清水芳太郎の空想を紹介しています。「成層圏の上には地上から発散する水素が充満している。その水素に酸素を加えると、これがすばらしい動力資源になる。従って飛行機でそこまで上昇し、その水素を吸い込んでこれを動力とすれば、どこまでも飛べる。そして降りる時には、その水素を吸い込んで来て、次に飛び上がる時にこれを使用する。このようにして世界をぐるぐる飛び回ることは極めて容易である。」なるほど、水素はいちばん軽い元素だから、大気の上層には水素が主成分の層があることが考えられます。といっても、地球物理学だか、地球科学だかを勉強したことがないから、いい加減ですが、可能性は零でないように思います。どれだけの量があるかが問題で、少ないということがわかればただの空想です。しかし、当時そういうことを空想する人は、天才と言っておいてもよいとおもいます。天才といっても、一世紀に一人でるかでないかのような人ばかりが天才ではない。
.. 2006年12月19日 20:20   No.39001



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