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<テント日誌 4/2(月)――経産省前テントひろば> │ 新年度スタートの霞ヶ関でマイクアピール │ 4閣僚会議による再稼動政治判断阻止へ └────(Y・T)
4月2日(月) 晴れ。外務省の桜は満開の1本以外にもどんどん咲き始めている。もう5分咲きか。たんぽぽ舎では今年も恒例のさくら調査への参加を呼びかけているが、今年は桜の異変が気がかりなところである。
霞ヶ関は今日、新年度のスタートを迎えた。新入職員や異動など、気分も新たにというところだろうが、彼らはどのような抱負・希望・責任感を持ってこの新年度をスタートしようとするのだろうか。それは大多数の人々の希望に沿い、そのまなざしに応じるものなのだろうか。歓迎でもあるのだろう、寿司や料理の包みを抱えた職員が往来する。 その中で、夕刻から10人ほどが経産省正門前立ち並びマイクアピール。今日は若い人達も多く、フランス人のFさん夫妻もいて、多彩な顔ぶれ。新年度のスタートにふさわしい、人々の希望に沿った責任意識を求めるアピール、切迫する大飯原発再稼動断念を迫るアピール、福島の現実を訴えるアピールが次々と果てしなく続く。昨日のリレーハンスト宣言集会につぐ、新年度第2弾 の行動となった。
夜、テントの中では4閣僚会議はいつやるのだろうか、とか、今日の枝野経産相の国会答弁などが話題になった。再稼動反対へと高まる世論、なかでも滋賀県・京都府などの自治体がまさに「地元」として大飯原発再稼動強行の待ったをかけていることが、野田政権を揺さぶっていることは確かだ。 そうこうしていると、タッチーさんから電話が。福島原発事故緊急会議の全体会議で、明日4閣僚会議が開催されるので昼前と夕刻の2度首相官邸前緊急行動をやることが決まった、ということである。
朝、フリージャーナリストのTさんがやってきて「今、細野原発相の記者会見が終わった。4閣僚会議は19時からだが、1回の会議では決まらない、何回か積み重ねることになる、と言っていたから今日の政治決断はない。これから枝野経産相の記者会見に行く。」と伝えて慌ただしく出て行った。 夕方大嵐が来る、という報を受けつつ11時からの相官邸前行動へ、テントの幟旗を持って参加。25人程が集まり、次々とアピール。先送りへと追い込んだことを1歩の前進ととらえつつ、気持ちを弛めず、さらに全国的運動を盛り上げようと確認。終わり頃テントから電話があり、慌ただしくテントに戻り、大嵐に備える作業を開始。
.. 2012年04月07日 07:51 No.376001
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