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■--テント日誌 3/17(土)
++ F (幼稚園生)…1回          

<テント日誌 3/17(土)――経産省前テントひろば>
   意義深かった第2回「福島と世界をつなぐ―テントひろば応援の集い」
   3・10『原発いらない!地球(いのち)の集い』を手伝って・・・
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今日は朝から雨が降っています。雨はテントにとっては嫌なものだけど、心なしか春の予感を感じさせる雨でもあります。三寒四温!これから一進一退しながら暖かくなっていくのだろう。
それでも東北ではまだまだ寒い日が・・・。被災者の、そして避難者の寒さへのご苦労が続くのはいつまでなのだろうと思わずにはいられない。国や東電の補償がしっかり行われていなければならないのは勿論ですが、赤十字を筆頭に相当数集まった寄付金はどうなってるだろうか?
被災者や被災地にどれだけ届いているのだろうか?先日、福島に行って改めて思うのは一年経っても何も進んでいないとの実感です。むしろ時間が経ったための
無力感が県民の方の前進力を奪っていないか心配されます…。
  今日は経産省側から敷地内の「樹木」の剪定の意向のあった日ですが、流石に雨に中の作業は避けたのか、その気配は全くありませんでした。
 夜はスペースたんぽぽで第2回「福島と世界をつなぐ―テントひろば応援の集い」がありました。
ヴァーモント州からのメセージキルトを前に飾った会場で、たくさんの現実を映し出しながらたくさんの問題提起をしているDVDを観た後、椎名さんのお話でしたが、椎名さんの仕切りによる福島への想いや3・10−11の感想会となり、東京の行動も含めて、3・10−11が創り出し、訴えかけたものをみんなでイメージし、共有しあうという意義深いものになりました。その後の交流会も活発に。 
.. 2012年03月21日 11:18   No.373001

++ F (幼稚園生)…2回       
テント日誌 番外編(3/10テント日誌の続き)
  『その日の空は鎮魂の色。白い涙が降っていた』part-2
   その時、テントひろばの仲間も踊った!

3月10日(土)
さあ、いよいよ『原発いらない!地球(いのち)の集い』の当日となりました。
昨日の雨は深夜になって雪になってしまい「暖かいから、雪にならずに雨だね」等と話していたのが嘘のような銀世界です。
高速道路を郡山に向かうと、南の空は真っ白な幕に覆われたように白く鈍く輝き、時折強く風に巻いながら雪がフロントガラスを打ち付ける。まるでそれは「白い涙」のように・・・。
去年の今日、あのような悲劇が待っていると誰が思っただろう。
ひと時、感傷に耽っていると郡山はもうすぐそこに。雪も小降りになった頃、会場の「ビッグ-アイ」に到着です。
到着すればもう仕事モード、一気に会場設営です。が、一体何処から荷物を上げていいのか・・・。あちらこちらをウロウロしていると、さすがのQ氏も殺気立って会場の警備員とやり取りを。この会場は市営のためか、一々言う事がお役所仕事。
まずは荷物を会場階まで上げて一安心。その後はあちらこちらのお手伝いをさせて頂きました。開演前であるにもかかわらず、続々とお客様が到着です。テントひろばのお仲間も元気な顔を見せて激励して下さいました。
この日のプログラムは他の方の情報などを参考にして頂きたいのですが、一番の白眉であったのは「交流会」でした。
その模様は是非ともこちら こちら
からご覧下さい。
毎日の不安や心配事などの披露や各人の活動内容の報告の合間にフラダンスのワークショップ、椎名さんを中心に「イムジン河」の福島バージョンの合唱。そして「会津磐梯山 かんしょ踊り」を唄い踊って参加者の一体感とこれからの連帯を強いものとしました。皆さんのお顔が眩しく嬉しい気持ちにさせて頂きました。参加者の皆さんに感謝です。そして皆さんお疲れ様でした!
後片付けを済ませ、福島市の椎名さんのゲストハウスへ戻ると、NAZENの織田くんをはじめ若い方々が待ち受けていました。しばしお話をしながら、運動とはリーダーシップとはと自問自答せざろを得ない気持ちにさせられながら眠りにつきました。( 続く ) F記

.. 2012年03月21日 11:28   No.373002
++ 伊達政保 (幼稚園生)…1回       
★『ひろばー全国・全世界から 〜思い・交流・討論・共感〜』
   (郵便は〒100−0013
    東京都千代田区霞が関1−3−1 経産省前テントひろば
    

◎脱原発東京大行進と、それに引き続く国会包囲ヒューマン・チェーン終了後、テント前広場で在日のミュージシャン朴保のライブ。(一部略)
 朴保は20年も前から反原発に取り組んでいるミュージシャンだ。そのころ作った「もんじゅを止めよう」も歌われた。そして「ヒロシマ」、「傷痍軍人」と歌は次第に熱を帯びていく。その中の歌詞、「傷痍軍人、従軍慰安婦、松代大本営」
は、大日本帝国に使い捨てられ、切り捨てられた朝鮮半島出身者の実態を表現しているのだ。聴衆の中から「反原発に従軍慰安婦は関係ない。関係ないものを持ち込むな」と批判が飛んだ。権力に対する批判よりも、こういうことには即座に反応する人たちがいまだ存在する。
テント村の関係者が彼の抗議に対する話し合いに彼と聴衆の輪から離れて行った。朴保は、ピースピース、表現の自由と柔らかく受け流して演奏を続けていった。オイラ昨年の大震災以降、盛り上がる脱原発、反原発の運動に参加しながら違和感を感じていたが、こういうことだったのだ。
  これまでの反原発運動は、歴史の流れとして、反戦、反核、反原発という中に存在していた。しかし、昨年の原発事故以降、主義主張を超えて脱原発、反原発で行動しようという動きが活発となり大きなうねりとなってきた。それはそれ
で正しいのだが、その中からそれ以外の表現を規制し排除しようという主張が表れ始めた。団体の旗は持ち込むな、団体のビラはまくな、脱原発、反原発以外の主張はするな、原発国民投票に外国人は関わるな、まさに排除の論理である。主義主張を超えて、脱原発、反原発で一致しようということは、お互いの主義主張を、賛成反対は別として、尊重しあったうえでのことではなかったのか。
 しかし一方で、自民党支持者から共産党支持者まで、おおらかに脱原発、反原発の行動を一致して行う杉並市民の動きも出てきていることも確かだ。
 朴保の歌は、自分の拠って立つ反原発の内実を確認させてくれたような気がした。 

.. 2012年03月21日 11:41   No.373003
++ 橘 優子 (小学校低学年)…7回       
.「3.17福島と世界をつなぐ経産省前テントひろば応援のつどい」 
   報告
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 定刻(6時半)から新作の短編ドキュメントDVD「FUKUSIMA Never Again」
(米、レイバービデオプロジェクト制作)を上映。57分の中に、ヒロシマ・ナガサキの被害を受けたこの国が何故こんなに原発を推進するようになってしまったのかということや、原発に対して闘う人々の姿、放射能汚染地域からの避難が中々できない状況、悲惨な原発事故の被害にも拘わらず「あきらめずに原発を推進」と言い切る自民党の政治家なども描かれるテンコ盛りの内容と、仙台の地で日本の労働運動史に残る大争議を闘った全金本山の仲間が、津波の犠牲となった地域で共に女川の原発反対を闘った同志を追悼する被災地の情景を荘厳なテーマ曲と共に描くエンデイングなど、心に沁みる作品。たんぽぽ舎の大きなスクリーンで見ると、事故の映像や、被害の実態などが、見る者の心に迫ってきます。上映後休憩をとって、余韻に浸ってから、講演会へ。

 原発いらない福島の女たち・子ども福島世話人の椎名千恵子さん講演は、3.10、11の郡山での「原発いらない地球の集い」の報告を中心になされ、2日間参加した人たちにも椎名さんがインタビュー、とても沢山の人が集まってきて、一体感があって、良かったという成功の実感を共有。当初、3.11を大きく盛り上げていくのには、福島からはどなたかに東京で発言していただいてはどうか?とテントで椎名さんにご相談、逆に椎名さんから「私たちは、3.11の闘いは福島で総力を挙げて取り組む、逆に、全国から、福島にお越しいただきたい」という要請を受けて、たんぽぽ舎・経産省前テントひろばの呼びかけで数台ものバス部隊を編成してきたが、それに呼応して郡山集会・デモに参加してきた仲間が会場には多数参加していました。経産省前テントひろばの仲間は、原発に対する闘いの中では、半年前から共に走り出した仲間という平らな関係で思いを伝え合うことができる、という現場共有意識が個
別政治課題に取り組む闘いのようなすっきり感が心地よい。放射能はまさに、差別しないで被害を強要してきた。

.. 2012年03月22日 10:44   No.373004
++ 橘 優子 (小学校低学年)…8回       
 東京からの報告もなされて、「国会の周辺は、組織とは関係なく集まってきた個人が大半。たまたま出会った人同士が繋がりあって人間の鎖を作り上げ、以降もお付き合いが続いている」というお話も会場から。実際、この3.11の行動で、『デモデビュー』という男性が、そこで見かけたのぼり旗で、初めてたんぽぽ舎のことを知り、もらったチラシで、この集いのことを見て、作業着の
まま、仕事の帰りに足を運んでくれた、という講座呼びかけ人冥利に尽きると言いたくなるようなことが後で分かって、うるうる…。今年の3.11に家族がフランスに行っていて、フランスでは、テレビが朝から晩まで福島第一原子力発電所の事故のことを取り上げた番組を放映していた、というお話も会場を沸かせました。

 第1テントからは、江田さんから原発再稼働阻止の攻撃に対して、テント全体で様々な取り組みを、という提起がされ、3月23日から、経産省や関西電力、(3.26夜7時からの東電前アクション呼びかけの東電の原発ゼロDAYアクション!〜福島、新潟、もう絶対動かさせない〜への共闘として)東京電力に対して集中的に闘争展開していくということ、詳しくは、たんぽぽ舎メ
ルマガでも出されます。私のほうからは、とつきとおかの女たちの仲間の協力で、会場に米国など各地からテントに寄せられたキルトバナーやハンカチの一部を展示、紹介させていただきました。たんぽぽ舎からは再稼働の焦点となる原発立地の自治体の首長や議長宛の要請はがきを出そう、という取り組みの紹介などがありました。

 悪天候の中、全体では40名近い集まりで、テントに寄せるたんぽぽ舎サポーターの熱い想いを毎月伺うことのできる場となっています。4月はハイロアクション福島から、武藤類子さんをお迎えする予定です。日程が決まり次第、4月の予定表チラシ、メルマガで告知しますので、よろしくお願いします。
                      

.. 2012年03月22日 10:54   No.373005
++ G・Y (幼稚園生)…1回       
<テント日誌 3/19(月)――経産省前テントひろば191日目>
    経産省前抗議行動  再稼動を許さない!の声高く
    青森と宮崎から―人々が出会うテントひろば
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 3月19日(月) 昨日の雨模様はすっかり晴れ上がる。太陽の角度が高くったのか、日中テント前に日の射す範囲が広くなってきた。

 今日の原子力安全委員会はテントからも6人ほど傍聴に行ったが、5分で終わったとか。尚報道関係者には、安全委の4月以降の存続、班目の続投が表明されたらしい。
 夕刻からは保安院で伊方3号機のストレステストに関する意見聴取会が開催される。どんなに問題点が指摘されても保安院は妥当との審査書を出すようだ。
 5時半から経産省正門前での、再稼動を許さない!という抗議行動が行われる。正門前に並ぶ人の数は時間と共に増えていく。キャンドルが夕闇に怒りの灯を映し出す。6時半に70名を超えたところで、次の予定で移動するが、そのあと、たまたま「右からの脱原発デモ」が通りかかり、その人達も暫く合流して120〜130名にも達したらしい。

 夜、3・11アクション実行委員会の会議に参加する。3・11ふくしま―東京を両輪とする行動の大成功を踏まえて、今後の闘いも議論となる。さしあたり、3・25福井現地集会への参加、3・26東電前行動、4・11日比谷集会
→関電・経産省→国会請願願のデモが確認・決定される。
 テントに戻ると、いわき市在住の女性が来訪していて、いわき市の人達と双葉郡から避難してきている人達との間の関係の問題点などにも話が及ぶ。東電による分断策の匂い。

 翌朝、今日は祝日。いつもは起きてすぐ仕事に出て行くメンバー達も、今日はまだテントにいて、ちょっと違った雰囲気が感じられる。すると、宮崎と青森から来訪者があり、首都圏・いわき・宮崎・青森のお互い初対面の者が一堂に会し
て、いかにもテントひろば、といった趣き。これがテントひろばなのだ!
 宮崎の方は長年九電で働いておられて、労働運動では全九電(旧電産系の少数派組合)〜九電労内での反対派として闘ってこられ、そして20年間反原発の活動をされているそうである。やはり、3・11以降職場の雰囲気は変わりつつあ
るそうだ。電力総連申し入れ行動について話すと、そういう追及は常にしていくべき事だと仰っていた。

 椎名さんから連絡があって、3・23,24と、テントひろばでワークショップ;かんしょ踊りをすることになったとのことである。23日(金)は午後2時から、24日(土)は午後3時からである。3・10の文化と交流の集いを思い
返しながら、多くの人々の参加を!

.. 2012年03月23日 16:43   No.373006
++ G・Y (幼稚園生)…2回       
★3/23〜26のテントひろば4日間連続行動
  23日(金)午後2時〜   ワークショップ;かんしょ踊り
        午後6時〜7時 経産省前行動 (当日は、その前段で緊急
                会議による関電支社への抗議申し入れ行動)
  24日(土)午後3時〜   ワークショップ;かんしょ踊り
        午後4時〜5時 経産省前行動 (当日はその前段で1000
                万人署名集約集会;日比谷野音テントビラ配
                布活動・・・→デモ)
  25日(日)午後4時〜5時 経産省前行動・福井の現地集会に呼応
  26日(月)午後6時〜7時 経産省前行動 (当日はその後、柏崎刈羽6
                号機停止=東電管内全原発停止での東電前行
                動に合流(午後7時)

★『ひろばー全国・全世界から 〜思い・交流・討論・共感〜』
   (郵便は〒100−0013 東京都千代田区霞が関1−3−1
    経産省前テントひろば
    メールは tentohiroba@gmail.com へお送り下さい

◎テントひろばには、たまにしか参加できませんが、いつも応援しています。
 寒い中、また雨の降る中、皆様、本当にありがとうございます。
 本日(19日)の東京新聞25面「デスクメモ」に、しびれる記事が掲載されて
いますので転用させていただきます。 (G・Y)

@@@
 経済産業省の隅に脱原発テント村がある。ここには高齢者が少なくない。
 時折、血気盛んな街宣車の若者が「出ていけ」と騒ぎに来る。
 若いテント住人はムキになるが、老人はそれを制して「フフ」とほほえむ。
 その不敵さにしびれる。乾いた格好良さ。……そんな年寄りに私もなりたい。

.. 2012年03月23日 16:55   No.373007
++ M/O (小学校中学年)…14回       
<テント日誌3/20(火・休日)―経産省前テントひろば192日目>
 │  春一番はどうしたのだろう
 └──23日〜26日の連続行動に参加を!

 さすがに「春分の日」である。日中は春を思わせる日差しだ(?) というよりもう春なのであるから春らしい陽気を感ずる日が少ないのが異様なのである。
「暑さ寒さ」も彼岸までというが今日はそのお彼岸さんなのである。夜には結構風が強くてテントは大変だ。冷たい風に心身も冷えるがテントが風に晒されると気が気ではない。そういえば、今年の「春一番」はどうしたのだろうか。今年は春一番がなかったということだろうか。テントを強風にさらすことを避けたというのはうがち過ぎだから、これも異変なのだろうか。(この原稿を書いているのは3月21日だが、今日の朝日新聞の朝刊には「春一番吹かずじまい」という記事が出ていた)。

 午後に大学時代の友人たちがテントを訪問してくれた。10数人で中大大学等の面々で主に「Cの会」というグループの人たちである。筆者もここに属しているがかつての学生運動の仲間である。それぞれの地域などで脱原発の運動をやって
いる人もいるが、テント前で交流会をやるのもうれしいものである。筆者はこの後に新橋で開かれた懇親会にでるために夕方までテントを離れるが、懇親会での話題はいつもと違って原発のことが話題になった。この会に集まるは60年代の学
生運動や反戦運動に関わった人たちであるが、この時代には核兵器や核実験のことが政治課題になったが原発問題は登場してはいなかった。核の利用という考えが支配的であったのだ。この会でも一番の年配の人は戦後の日本の科学者の核の平和利用についての考えの膨大な資料を見せてくれた。これを早い時期にテントでも配り検討してみたいと思う。

 途中から加わったある出版社の人からは今話題の『原発危機と東大語法』(安富歩)を頂いた。脱原発の運動が長期になることは不可避であるが、原発の存在の社会性の認識が深められることが必要である。上記の戦後の科学者たちの核に
ついての認識の歴史を知ることもその一つだが、原子力ムラ影響力の強かった東大の学者たちの関わりを知ることも重要である。脱原発の運動の裾野の広がりがテントを媒介にしてこんな風に実感できるのもいいことだ。機会がればテントで
の談話会のようなものができたらいいと思う。テントには未知の人たちとの出会いの媒介になっているが、こうしたむかしからの知り合いが現在の問題でこうして出会えるのもいいことだ。三鷹で行われた地域アクションの報告と差し入れを持ってきて来ていただいた人もいる。これはほんの一例だが各地域での運動の報告はある。脱原発運動の重層的展開の中で媒介的役割をテントが果たせれば嬉しい。連絡し交流をしてもらいた。

.. 2012年03月24日 16:26   No.373008
++ M/O (小学校中学年)…15回       
 テントには少し遅くなって戻った。ここのところ在特会や街宣右翼のテント攻撃もあり、我々は心理的には緊張が続いているが経産省などの動きはどうなのだろうか。原子力安全・保安院(経産省)や原子力安全委員会(内閣府)が廃止され原子力規制庁になることは決まっているが、この原子力規制庁の発足は遅れている。この間、現行体制で再稼働の手続きを進めるらしい。福島第一原発事故でもまともな対応ができず、失態を重ねてきた現行体制であるが、ここで政府に再稼働のお墨付きを与えるストレステストの評(合格評)を原子力安全・保安院が出し、原子力安全委員会で確認書という手続きは進めている。

 これで再稼働の手続きをということらしいが、僕らは彼らの動きを見て対抗して行かなければならない。先日の19日も経産省前では抗議の声が鳴り響いていたが、3月23日(金)から26日日までの連続した行動が重要になる。テントの中では週末の行動のことが話題になった。大飯原発の現地集会にも参加したいという声も強かったが…。(M/O)

.. 2012年03月24日 17:19   No.373009
++ M/T (幼稚園生)…1回       
<テント日誌 3/21(水) ― 経産省前テントひろば193日目>
 │  風は強いが、平穏な一日 NHK福島放送局の取材
 └────

朝からひさしぶりに晴天だったが、テントに吹き付ける北風が強く、テントの幕に風の力が押してきて椅子が倒される程だった。昼過ぎから急に南風となりテントの屋根があおられる等、外の椅子による座り込みがほとんどできない状態だ
った。春一番のかわりか、遅れてきたのかというところだろうか。
 午前中にNHKの福島放送局の仲沢記者が来訪した。彼の話ではNHKの記者は未だ誰もテントに来ていないので私が行くと申し出たとのことだった。約二時間位テントの半年の出来事を話すと時々メモをとるほど熱心な取材だった。日中は訪問者も時々訪れ署名とカンパをして頂くがありがたい限りである。
 午後4時から「ふなしん出資金還元訴訟団」の垣内さんが訪れ、矢次ぎ早に訴訟の経緯と財務省が関わっている金融政策の不当の説明をうける。が、資料を預かるのが精一杯だった。この日は一日を通して良き来訪者であった。特筆すべき事件はなかった。こんな日が続くことを望む。   (M/T)

★『ひろばー全国・全世界から 〜思い・交流・討論・共感〜』
  (郵便は〒100-0013 東京都千代田区霞が関1-3-1経産省前テントひろば
     

[このひろばは討論の場でもあります。意見・考えをお寄せ下さい。誠実で真剣な討論は、より深い共感へと達するものと確信しています。ただし、長文は掲載できなくなってしまいますのでお控え下さい。]

.. 2012年03月25日 08:58   No.373010
++ にわか反原発一言居士より (幼稚園生)…1回       
◎はじめまして いつもたんぽぽ通信を拝見しています。
 伊達政保さんのレポートは主張があり、業務連絡だけでなく、こういう文もあると良い。パクホーさんはずいぶん前から反原発を歌っているらしいですね。
 それにけちを付けるとは、「にわか反原発」もむべなるかな…
また『原発いらない!地球(いのち)の集い』で、椎名さんという福島の方が「イムジン河」の福島バージョンを歌われたとのこと、私もイムジン河の替え歌を考えていたので、さすがだなぁと思いました。原発であれ、戦争であれ、「故
郷を追われた〈ディアスポラ〉である点は同じ。
 これからは、そんな視点も必要になってくるのかもしれない。
「原発のことしか考えれない」東京のデモは、今後の被災地とつながれるのか?
 石原ジュニアに「反原発デモはヒステリー」と言われて悔しいけど、たしかにそういう所もあった。
 もちろん「正しいヒステリー」だったわけだけど、ヒステリーでは原発利権屋には勝てない。
先日、原水禁運動の分裂について少し学習したけど、あのトラウマがいろんな形を通じて、現在まで引き継がれているのかもしれない。
 しかし共産党が米軍基地の話とか持ち出したのは、分裂工作を正当化するためであって、「基地の話が入ってきたから分裂した」わけではないように見えるけど。原因と結果を取り違えてはいけないと思う。「組織エゴイズム」が悪いのであって、「原爆以外のテーマ」はその口実にすぎなかったのでは?
もしも原水禁が「私たちは原爆を問題にしてるのだ、原発のことを持ち込むな!」と言ったら、こいつらアホかと思われるだろう。
 しかし反原発の方には、しばしばそんな人がいるわけだ。
なぜなら、現在の日本の脱原発活動は、「自分と家族が被曝したくない」というエゴイズムを原動力としているからそれは「正しいエゴイズム」であるし、私もそのエゴイズムを持っている。
 しかしエゴイズムだけでは他者とつながることができない。
 放射能パニックと群集心理だけに頼っていては、長続きしないし、広がりもない。対照的に、原発利権集団は、ビジネスや軍事、学問政治、外交らがベストミックスされている。
 「東洋経済」の記事はその点で興味深かったのだが…
長文失礼しました   

.. 2012年03月25日 09:11   No.373011
++ Y・T (中学生)…42回       
<テント日誌 3/22(木)>
       ―― 経産省前テントひろば194日目 ――
   原発労働者からの問題提起を受けとめて
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 3月22日(木) 晴れ 気温も上がり、もう春の陽気である。
 テントに行くと、福島原発に作業員として入っているK君がいた。彼は先日、アメリカの廃炉化を控えている原発のある州での、TVシンポジウムに出演し、公然化したばかりで、福島原発の現場ではシビアな状態に置かれているそうだ。
 それだけではなく、やはり被曝の状態について気がかりである。先日も、福島原発で作業員として働いていた労働者が白血病だか、心筋梗塞だかで亡くなったという報をどこかで見た。
 その彼が言うには、除染作業というのはある場合には、原発現場の作業よりも多くの被曝をするのだという。そういう作業に特別知識も訓練もない人達が、まともな防護策もなく駆り立てられているのを見ると、たまらないという。その場にいた者達との間で、原発労働者・被曝労働から見た原発問題及び反原発運動ということが話題となった。
 
 彼が強調したのは、原発問題は差別・貧困ということと切り離し得ないということであった。この差別ということには、地域的な問題と、階級的・階層的な問題があり、それが重なり合うところに原発があるということであった。前者は東京−首都圏と、東北−福島との間の一種の植民地的構造であり、後者は非正規労働〜移住労働者・在日・部落・寄せ場・野宿者等様々な差別と貧困の
構造であり、その重なりの中に、幾重もの下請け構造の底辺で最も多くの被曝に晒される最も非人間的な労働として被曝労働があり、それによって原発が成り立っているということであった。
 どうにも処理することのできない核廃棄物と被曝労働、原発は絶えずそれを生み続ける。東京における反原発運動が、どれほどこのことを内在化しえているか、というのが彼の問いであった。それを言い残して彼は、福島原発へと帰って行った。

 夜、テント前では4〜5人の若者達のライヴが行われている。脱原発〜3・11霞ヶ関の真ん中で愛を叫ぶ〜 というライヴだそうだ。テントの中では運営会議が行われていたが、それが終わる頃ライヴも終わり、第1テントの中は溢れんばかり。原子力安全委員会や野田政権の動向や、明日からの連続行動を話題にしながら夜は更けていく。

                            ( Y・T )

.. 2012年03月26日 11:26   No.373012
++ たんぽぽ舎 (社長)…658回       
<テント日誌 3/23(金)―経産省前テントひろば195日目>
 │  テントの中でワークショップ「かんしょ踊り」
 │  雨の中、経産省前行動(4日連続行動初日)
 └─────

 恒例の朝の散歩に今日は一人で向かいました。日比谷公園の草花にも春の気配が感じられ、カモメ広場の噴水の水の煌めきも寒かった日とは心なしか厳しさのようなものが抜けて見ていて気持ちが良い。それでも空は雨を予感させるどんよりさが折角の散歩の気分を損ねてしまいます。朝5時、東京タワーの灯が曇天の空に輝きテントに帰る頃にはポツリポツリと降ってきてしまいました。
ん?ん、残念!

 今日は椎名さんの指導の元に「会津磐梯山?カンショ踊り」のワークショップが予定されていて、生憎の雨でしたが10人以上の方にお集まり頂き第二テントの中で行うことになりました。椎名さんから手ほどきを受けた後にYさんが見本となって踊ることになりましたが、Yさんは先日10日の郡山での交流会でテントの仲間と一緒になって踊っておられましたが、中でも一際明るく元気にされてました。
 ワークショップに参加された中に、「君が代起立斉唱強制」拒否で処分され、ずっと裁判闘争を続けておられる元教師グループの、シニア世代の女性達5〜6人がおられました。
 ワークショップも終わりかけた頃、原子力安全委員会に参加されていた方が息を切らして帰って来られ「原子力安全委員会がたった5分で終わり、大飯の調査委員会が終了してしまった!」と興奮して伝えて下さった。
 先日、私が傍聴した委員会も班目委員長の異常に早口な資料読み上げに続いて、あっ!という間に終わった事を思い出します。その時も5分位で終わってます。
 雨は降り続き、憂鬱な気持ちが晴れません。
 夕方からは雨の中、20名程が集まって経産省正面玄関前での抗議行動が行われました。テントひろば4日間連続行動の初日です。もちろん、今日の原子力安全委員会での説明と抗議が行われたのは言うまでもありません。
 それが終了後も少し間をおいて、数人によるマイクアピールが遅くまで続いていました。
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 テント日誌 番外編 3月11日(日)
 『その日の空は鎮魂の色。白い涙が降っていた』part-3 は
 経産省前テントひろばホームページをご覧ください。
 こちら

.. 2012年03月27日 09:08   No.373013
++ Q (小学校高学年)…23回       
テント日誌3/24(土)―経産省前テントひろば196日>
 │  もうすぐ原発0稼働 勝ってかぶとの緒を締めよ
 │  3・24一万人超の行動 テントビラは飛ぶように人々の手に
 └────

 一千万人署名達成祈願、日比谷集会。小雨模様の中「テントひろば」のビラをみんなでまく。
このデザインこの群像諸人物配っていても、ユニークで強く、誇らしい。野音入り口で、呉越同舟のビラ配り。しかし、脱原発・反原発以外の集会破壊分子は、公安関係のみか。
 「今日、右翼くるよ」と公安に囁かれていたので、ビラ配りの後、テントへ戻ろうと思ったところ、「走れ! コウタロウ!」が聞こえてきた。一目だけでもあの歌手を見ておこうと会場に入り、そうこうしているうちに、たんぽぽ舎で活
躍中のTさんにお会いし、いつものごとく、ご教授いただく。
 「みんなが目を背ける原子力ホロコースト論なんだけど、同志というよりは先輩がいないわけではないようなんです」「肥田舜太郎さんの一番新しい新書に、事故ならずとも、北海道・沖縄の一部を除いて、放射能被ばくによる障害、疾患者の発生率は、原発周辺で多いことは、否定できない、と書いてありますよ」「放射線や電磁波と遺伝子の関係、ちゃんと知りたいです」「アメリカの遺伝子組み換え企業の海外進出の危険性も誰かにスペースたんぽぽでやってもらわなくちゃならんかね?」などなど話しているうちに、気がついたら、デモに出てしまっていた。
 [別の声]その間、デモの出発を待つ市民団体の隊列にテントのビラを4人でまく。ビラを受け取る手が次々と出てきて飛ぶようにまけていく。
一万人を超える規模と聞いても、まだまだと感じるほどに、デモなれしてしまっている。去年の同じ頃、(3・11前)大物のくまさんと同じ場所をあるいていたが、たったの20人くらい。常盤橋での解散集会もそそくさとみんなでテントに帰る。
 [別の声]テントの前では、組合関係のデモが通っていくのに合わせてシュプレヒコールを共にしながらテントのビラをまく。デモ隊の中から次々とてが差し出されてこちらも飛ぶようにまけていく。その後、テントひろばの4日間連続の
経産省抗議行動の2日目として、30人ほどで抗議行動。川崎や富山の人もアピール。
 経産省本館前で、F代表がストレステスト批判を強い調子で演説中。受付のYさんに「右翼こなかったですか?」「右翼も左翼も邪魔しにこなかったよ」。頼まれ仕事をしようとしていると、一通の封筒が届いた。「くまさんへ。U Mの署名。
合唱曲『悪魔の飽食』にこめること。松村高夫。・・・緩慢な大量虐殺!フクシマにより、人類史はこれまでとはまったく異なる段階=「緩慢なる大量虐殺」の段階に、本格的に(序曲的には広島・長崎でしたが)入ったと考えざるを得ませ
ん。・・・ 」U.Mさん、コピーほんとうにありがとうございました。
 それから椎名さん、Yさんの指導で、かんしょ踊りのレッスン。再度、三度と、経産省前抗議行動は、催される。明後日は、テントひろばも共催に名を連ねる、東電前抗議行動へ参加する。そのとき、東電管内の原発は稼働0となる。そして、
日々、経産省前抗議行動は、続く。
 責任ある政府代表が、全原発の廃炉宣言をするまで、てぬかりなく、抗議行動を続ける。第2テントでは、集会後の懇親会が夜更けまで開かれた。ぬかるな! ”It had all just begun! ”(Q 記)

.. 2012年03月28日 10:52   No.373014
++ S・A (幼稚園生)…1回       
◎『原発いらない』Tシャツ、何も考えてない人たちもファッション感覚でみんな着たくなるようなやつ  つくって売り出したらどうかな!(S・A)

.. 2012年03月28日 11:22   No.373015
++ テント日誌担当者 (幼稚園生)…1回       
神奈川の人達は早くからTシャツアクション(1文字ずつ書いた揃いのTシャツで1列に並ぶとメッセージになる。街中でも簡単にデモンストレーションになる。)とか、「さよなら原発」と書かれた簡単なバッグを作成販売されています。このバッグは大変好評で、とても広がっています。3・10の郡山の会場でも販売されていました。
.. 2012年03月28日 11:35   No.373016
++ A・Y (幼稚園生)…1回       
◎【必見】オーストリア・ツヴェンテンドルフ原発・・・一度も稼動しなかったので《内部を360度パノラマで見られる・貴重な映像》オーストリアのツヴェンテンドルフ(Zwentendorf) 原発は1972年にマーク1型沸騰水型原子炉を持つ
原子力発電所として建設が開始されましたが、1978年の国民投票で稼動をしないことになり、一度も動かさず。この原発の内部を詳しく見ることのできるページです 。《後半の方ジャングル必見です》 ・・・
 こちら
   (A・Y)

.. 2012年03月28日 11:47   No.373017
++ Toku-san (幼稚園生)…4回       
<テント日誌 3/25(日)―経産省前テントひろば197目―>
 │  〜経産省前4日間連続抗議行動 「東電管内原発ゼロ前夜祭」〜
 └────

 今日は、東電管内の原発が全機が止まる記念すべき日の前夜祭。
 前日には、「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」が東京・日比谷、柏崎刈谷原発がある新潟、泊原発がある北海道で同時開催された。
デモ参加人数は主催者発表で、日比谷が9000人、新潟600人、北海道1500人、あいにくの天気だったが、再稼働に反対する多くの人達が抗議の意思を表すために、デモに参加された。今日も前日に引き続き、全国各地で原発の再稼働反対を訴える集会・デモの開催が予定されている。東京は朝から良い天気。東京では、二日続けてのデモとなるが、大飯原発のインチキストレスと安全委員会
による不当な「妥当」という見解に抗議の意思を明確に示すためにも多くの人に参加してもらいたい。

 私は、テントひろば主催で金曜日から始まった「4日間連続抗議行動」の3日目が、16時から経産省前で行われる予定になっていたために、デモには参加せず、宿泊当番の準備をして霞ヶ関へ向かった。16時に経産省前に着くと、すでに15名くらいの方が集まっていて、ちょうど集会が始まるところだった。
司会のYさんの話では、東京の集会とほぼ同時刻に大飯原発の前でも経産省前テントひろば、たんぽぽ舎のメンバーも参加している抗議集会が開催されているという。前日の「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」に引き続いて、全国各地で再稼働に反対をする声が上がり、抗議行動が連動して行われている事を実感する。
 集会の冒頭に、司会のYさんからこの日の朝日新聞の朝刊に掲載された「大飯原発の地元の福井県で原発の安全性を審議する福井県原子力安全専門委員会の委員12人のうち、4人が2006〜10年度に関西電力の関連団体から計790万円、1人が電力会社と原発メーカーから計700万円の寄付を受けていた」という
ニュース(こちら
が紹介された。記事によると、金銭を受け取った5人の委員はいずれも安全性評価への寄付の影響を否定しているとの事だが、(「そりゃ、そうだろ。泥棒は、私は泥棒ですとは言わない。」)大飯原発3、4号機の再稼働について福井県は、県原子力委に助言を求める見通しらしい。私から言わせてもらえば、「大飯も伊方も最初から『再稼働ありき』の出来レース。全くインチキのストレステストを無責任な安全委員会を使って『妥当』と評価させ、業界とズブスブな地元の安全委員会に追認させた上で地元了承をとり、最終的に政府が『政治判断』というマジカルワードを使って再稼働するというシナリオ。おそらく、大飯・伊方以外の原発も全く同じ構造で再稼働させる気なのでしょう。」地元住民の方々は、自分達の安全を無視して再稼働の話が進められるこのような状況をどのように受け止められるのでしょうか?福島第一の事故があったにも関わらず、利権を守るために国民の安全を無視する形で、産官業学が一体となって、なりふり構わず、再稼働しようとしている事に、我々国民は怒り、今こそ反対の声を上げるべきだと思う。

.. 2012年03月30日 10:28   No.373018
++ Toku-san (小学校低学年)…5回       
 この日の霞ヶ関界隈は日曜日という事もあり、人通りは少なく、経産省の建物も灯りがついている部屋は、数えるほどしか無かったが、それでも、抗議に集まった約20人の市民が、順番にマイクを握り、休日出勤している経産省の官僚に対し、それぞれの言葉で、原発の再稼働を止めるように訴えた。彼らの心に我々の声が届き、今までのやり方を見直し、原発を止めるために行動を起こしてもらう事を切に期待をしたい。

 抗議行動に合わせて、テントには多くの方が来て下さり、抗議集会の後は、第1テント、第2テントの中で、それぞれ遅くまで話に花が咲いていた。私は第2テントの話の輪の中に加わった。その中で、TPPと法律改正の話から、大店法の話と小規模小売業の話になり、福島出身のTさんが、「国や自治体が助成をして、地域のシャッター通りに福島から避難してきた自営業者の人に住
んでもらい、商売をしてもらえば、活性化にもつながると思う」という話をしていた。縦割で仕事をする役人だけでは決して出てこない素晴らしいアイディア。なんとか、このような良いアイディアを実現出来ないかと思う。立場が違う人達が色々な事について、真面目に話をすることで、良いアイディアが生まれる。様々な人が集まり、忌憚なく意見を交換出来る場所という「テント」の
良さを実感した。

 11時にお開きになり、見張り番のローテーションを決め、この日もKさんと一緒に深夜の時間帯の見張り番を担当する。お彼岸を過ぎてもまだまだ夜の寒さは厳しい。3時までの見張り番を終え、4時間ほど睡眠して、朝7時に目が覚める。テントの外に出ると、テント入口のところのポールに「脱原発まであと1機」という小さなメッセージが張られていた。25日の深夜23時59分に東電管
内で唯一稼働していた柏崎刈谷6号機が定期点検のため、運転を停止したという事だ。1年かけてやっとここまで来た。現在稼働している原子力発電所は、全54機中、北海道泊原発3号機のみ。泊原発も5月5日に停止の予定という事。
原発全機停止を実現し、同時に、国民の安全を無視して進められようとしている大飯原発・伊方原発の再稼働へ向けての実態を多くの人達に知ってもらい、国民の手で再稼働を阻止し、本来取り組むべき、福島への賠償、子供達を放射能から守る施策を一刻も早く実現出来るよう、これからも声を上げていきたい。
                              (Toku-san)

.. 2012年03月30日 10:48   No.373019
++ Y・T (中学生)…43回       
<テント日誌 3/26(月)―経産省前テントひろば198目―>
 └────
  東電管内の稼働原発0に  残るは1基
  経産省前行動→東電前アクションと盛り上がる

3月26日(月) 晴れ。もう春のはずなのに今日は冬型気圧配置とかで寒い。
 この日の未明、日付が変わる頃に柏崎刈羽原発6号機が停止し、東電管内の稼働原発は0となった。この記念すべき日も二重の無念とともにある。福島原発の過酷事故とそれによる夥しい放射能被災、たくさんの人々の苦しみとともにこの日があり、しかも東電の謝罪と責任をもって原発をやめるということではなく、あらたな再稼動への画策とともにこの日はあるのだという思いがよぎる。それでも全原発停止の実現は画期的なことであり、脱原発への大きな一歩であることは間違いない。再稼動を阻止して、残り1基を停め、全原発停止→廃炉へと進み、脱原発社会へと進んで行かねば、と改めて気持ちを引き締める。

 今日は沢山の方々が全国から来訪される。沖縄・福岡・岡山から茨城・栃木・福島から
と。そして午後6時から、経産省前行動をおこなう。今日は4日間連続行動の最終日である。続々と経産省前正門前に立ち並び、50〜60名程にもなる。とくに、双葉町・富岡町から避難されている女性達の心の底からの怒りと切々とした訴えが胸を打つ。
 そうしてそのままみんなで7時からの東電前行動へと向かう。

 東電本社の向かい側の空間には既に多くの人が詰めかけている。東電前アクション・たんぽぽ舎・経産省前テントひろば・原発いらない福島の女たち・福島原発事故緊急会議・再稼動阻止全国アクションの共催ということで、最後には200名程の黒山の人だかり。

 前日、福井市で雪あられの中行われた700名の行動の報告もある。避難されている方々からの訴え、郡山や会津から駆けつけて来られた方達からのアピール、等々、本当に糾弾して糾弾してもなお足りないほどの怒りが、東電本社に投げかけられる。折しも、東電本社ビルの壁に「東電解体!」「原発なくせ!」「再稼動阻止!」等の文字が投影され浮かび上がる。

 会津磐梯山のもとの踊り、怒りと抵抗の気持ちを爆発させる踊り、<かんしょ踊り>が輪になって始まる。<福島を返せ!>と叫ぶがごとくに。
 そして大飯原発の再稼動をなんとしても阻止しよう!という気持ちが高まる中、集会は終わった。それでも尚、抗議し続ける人影が絶えない。
 春だというのに真冬のような寒さが押し寄せる中、明日の行動を思いながらテントに引き上げる。                 ( Y・T )

.. 2012年03月30日 13:23   No.373020
++ M/O (小学校中学年)…16回       
<テント日誌 3/27(火)― 経産省前テントひろば199日目>
 │  今日も再稼働阻止の行動―首相官邸前へ 果てしない議論の行方
 └────

 昨夜の寒さがウソのように、日射しが暖かく心地よい。テントの向かい側の外務省の桜も蕾が膨らんできている。今週は年度末の週のためか、各地方から上京して各省庁に出向かれる方が多いようだ。多くの方がテントの前で立ち止まり、写真を撮ったり、話しかけてこられたり、資料を何部かまとめて持っていかれる。なかにはテントの前に立って記念写真を撮っておられる2人連れも。そのようにして「脱原発テント」が各地方に伝えられていくというのもいいことだ。霞ヶ関ならでは、というところである。テント前は26日まで続けられてきた経産省前行動も終わり静かだ。朝方に富士から出掛けてきた友人が訪問をしてくれた。が会えなくて残念。多くの友人がテントを訪ねてくれるが会えない時はごめんなさい。
 今日は夕方から首相官邸前でも再稼働に対する抗議集会や申し入れ行動があった。日暮れると高台にある首相官邸前は寒い。この場所に立つのももう何度目だろうか。70人程の参加者が怒りの声を上げる。どちらに顔が向いているのか疑念の消えぬ野田首相だが、韓国まで出向いても外国の要人に相手にされないありさまが報道されている。野田首相は福島第一原発事故の収束宣言を昨年にやっているが今の状況をどのように説明したのであろうか(?)「すべての首脳が原発は必要と意見で一致した」と報じられているがこれは李韓国大統領の発言に過ぎない。野田首相は本来ならこうした場で福島第一原発事故の状態を正確に伝え原発廃止の先頭に立つことを宣言しなければなかったはずである。蛙の面に…ということなのだろうか。
 現在、稼働している原発は北海道の泊原発3号機のみになった。原発ゼロの状態の実現に近づいている。政府はこれを怖れ泊原発稼働停止の前に大飯原発3
・4号機の再稼働を目論んでいる。泊原発3号機が稼働停止までの約1カ月余が重要な期間となった。一つの山場が訪れたということだろうか。面の皮の厚い面々たちの暴走を食い止めるいい知恵も浮かばない。それが率直なところだが、でも細いみちから開けてくることもあるはずだ。テントでは時間ごとに、人ごとにいろいろの議論が展開されている。首相官邸前の行動から帰った人を含めテント内では消灯前までの議論が続いた。僕らは40代以下の人たちとの考えの食い違いを意識してはいる。が、実際のところは彼らの考えが分からないということが多いのだと思う。若い人たちと自由に討議したり、意見交換したりする場がないことに起因することも大きい。ここは現在社会の難しさということでもあるが、言葉の違いから出発するほかないことに気が付くことも多々ある。 でも、こういう議論できることが貴重なのだと思う。消灯時間の過ぎ、不寝番で起きている間、話のことが余韻として残っていた。続きはまたということになったが次の機会が楽しみだ。 (M/O)

.. 2012年03月31日 07:28   No.373021
++ S・K (幼稚園生)…1回       
◎テントひろばの皆様: テレビ、ラジオのニュースで東北の高齢者の皆さんが 福島の子供達を守る為に一生懸命に経産省前のテントで頑張っていられることに感動を覚えます。友人の小國喜代子さんが時々陣中見舞いにテント広場を訪れています。彼女から皆さんの話を聞き、私も微意ながら、何か陣中お見舞いをしようと思ったわけです。カップヌードル等召し上がらないかもしれませんが、小腹が空いた時お湯さえあれば食べられますので、僅かですが今日クロネコで送りました。原発が1日も早く廃炉になることを願っています。皆さんの健康が心配です。お大事になさって下さいませ。(北村雅子)
◎こんにちわ 23・24日と経産省前テントひろばを訪れることができました。
カンショ踊りも楽しかったです。是非広めたいですね。椎名さんにはお世話になったのにご挨拶もできず帰ってきてしまったのでよろしくお伝えください。(S・K)

.. 2012年03月31日 08:30   No.373022
++ M・T (幼稚園生)…1回       
<テント日誌 3/28(水)――経産省前テントひろば200日目>
 | 200日目を迎えたテント 座り込みの椅子も満席に
 | 今日も続く経産省正門前マイクアピール
└────

 3月28日(水) 今日でテントは200日を迎える。
今日は早朝から暖かな晴天を迎え、歩道を行き交う通行人も寒い頃に比べると格段に多い。年度末のせいでもあるのか、なんとなくせわしない感じも。昼食の頃になると歩道いっぱいに人が溢れ、信号待ちの交差点では集会のときのような状態になるほどだった。
  テントへの訪問者も大幅に増え、テントの前の座り込みの椅子も満席状態となった。午後3時頃から曇り始めると間もなく、空いっぱい薄暗い雲に覆われ、ぽつぽつ雨が降り始める。急いで椅子、展示の飾り華やベニヤ板を片付ける。予報では雷が鳴ると言われていたが、雨はけっこう降り続け、その後夕方からは曇天となった。
 テントではとくに変わった事件もなく、面前外務省の桜が一輪咲いていた。
 テント200日目ということであったが、その感慨に浸るよりは、目前の大飯原発再稼動をめぐる動きと闘いにみんなの意識は集中している。4閣僚会議はいつ頃だとか、世論調査でも再稼動反対は6割近いのに、それを敵にまわすのかと
か、滋賀・京都の自治体へと広がる大飯原発再稼動反対の動きとか、さらには先日来テントで囁かれているハンスト闘争をどうするかとか、話題はぐるぐる回っていく。
 ともかく、大飯原発再稼動を阻止し、5/5全原発停止を実現する、というこれからの1ヶ月あまりの課題に、テントの全精力を傾注するという気運は高まっている。(M・T)

.. 2012年04月01日 08:33   No.373023
++ Y・T (中学生)…44回       
<テント日誌 3/29(木)―経産省前テントひろば201日目―>
 │   高まるハンスト闘争への気運
 │   首相官邸前で若い世代中心に300名が訴え
 └────( Y・T )

3月29日(木) 晴れ。日射しは暖かく、向かい側外務省の桜並木のうち、早咲きの桜は満開である。
 今朝、第2テントに福島の黒田さんから電話があったそうだ。福井・小名浜市の明通寺のご住職、中嶌哲演さんの断食に連帯して、原発いらない!福島の女たちもリレー断食に入るということであり、4月1日には経産省前テントで記者会見をするということらしい。
 昨日、関西の友人からのメールで、中嶌哲演さんが25日から福井県庁ロビーで1週間の断食に入られたと聞いていた。「私の断食がささやかな触媒となり、『大飯原発を断じて再稼働させたくない』という想いを福井県内や全国の多くの人たちに伝えたい」と話されている。
 この「哲演さんの決意と祈りに、福島から、全国からつながりたい」と、福島の女たちはリレーハンストに踏み切ることを表明し、全国からそれに連なることを呼びかけるメールが回ってきた。テント内でこの間議論されてきた集団ハンスト闘争は、もう火ぶたがきられ、全国に広がろうとしている。みんなの思いは同じなのだと痛感させられる。

 午後3時過ぎに街宣右翼がテントにやってくる。1時間ほど経産省に乗り込んでテント撤去で談判してきたそうだ。例の、先日車をテント間際まで突っ込ませたり、テントを揺さぶったりした団体である。テントの前に並んで座っているメンバー達に口汚くののしり、喚きながら、テントを揺さぶったりする。
警察の態度は「思う存分やりなさい」と見ているかのようだ。それを撮影して者を制止するという有様であった。
  途中から石橋上人のうちわ太鼓が鳴り出して、右翼も面食らったようだったが、予定の時間がきたのか、4寺頃に引き上げる。
 その後すぐ、地裁でのS君の勾留理由開示裁判に駆けつける。エレベーターを降りると30名程の人だかり。小さな法廷で行われているため、傍聴人が20名と制限され、残りの者は廊下に作られたバリーケードで行く手を遮られ、押し問答しているのだという。シュプレヒコールが湧き起こる。

.. 2012年04月03日 11:03   No.373024
++ Y・T (幼稚園生)…1回       
 法廷外に出てきた人から傍聴券をもらって交代で傍聴席へ。S君と会釈を交わす。元気そうである。最後のS君の意見陳述は圧巻であった。検事と裁判官を見据え、名指し、指さしながら、その社会的不正義と理不尽、不当性を弾劾していく迫力は、S君ならでは、であった。

 6時から、首相官邸前でツイッターで呼びかけられた再稼動反対アクションがあり出かける。実は今日にも4閣僚会議が開かれ、大飯原発再稼動の政治決断がなされるかも・・・ということで、急遽呼びかけられたものであったが、続々と人が集まってくる。結局4閣僚会議は来週に開かれる模様ということであったが、怒りの熱気に包まれている。
 30分ほどで一旦テントに戻る。7時からは今日も経産省正門前に5〜6人が並び立ってマイクアピール。そろそろ帰ろうと地下鉄に乗ったが、やはり議事堂前で降りて首相官邸前へ。
 官邸の向かい側、記者会館脇の歩道はビッシリと人で埋まっている。みんなが首相官邸に向かっての4〜5列縦隊で、デモの挺団のように、300名程が密集している。集会が終わるまで、増え続けた。
 
 圧倒的に20代〜40前後の若い世代である。テントで顔をみる若い人達もいて会釈を交わすと嬉しくなってくる。そしてたくさんの人がアピールし、アピールはコールへと変わっていく。若い世代の切実さとひたむきさが伝わってくる。非正規労働や「辺境」化と犠牲の強制等、巨大な格差と抑圧の中で、生きづらさを強い、生存をも脅かすパワーの象徴として原発・原子力ムラがあり、
このパワーと対抗して命を守り、人間的生活と未来を創り出すべく人々とつながっていくということが、脱原発への希望なんだろうか・・・という想いが頭を駆けめぐる。
 帰路につきながら、かって「希望は戦争」という言葉が“若者の言説”として一部でもてはやされたが、「希望は脱原発」という言葉が浮かんでくる。

.. 2012年04月03日 11:26   No.373025
++ Q (小学校高学年)…24回       
<テント日誌 3/30(金)―経産省前テントひろば202日目―>
 │   霞ヶ関官庁職員からのピザ差し入れに舌づつみ
 │   テント全体会議「再稼動政治決断」に、集団的ハンスト闘争を決定
 └────( Q記 )

 3月30日(金) 晴 春嵐  昨日の『右翼』襲撃時、警官と軋轢があり、一人もっていかれそうになったという言葉を朝方思い出し、喧嘩の強いFさんの安否を確認。「今、日比谷公園で、梅の満開みながら食器洗いだよ・・・いや、昨日は、たちあっていない」。警官は、テント防衛で恩を売っているということなのか、右翼警戒のついでに、無礼な高圧的弾圧姿勢を隠さなくなって
いる。

 今日は、遅刻できないぞ、とテントへ。Fさんと反戦フォーク「研究」、『イムジン河福島版』を福島市のS女史ぬきでやっていたが、隣の座り込みの人々から拍手が来た。 第一テントから、お呼びがかかる。「ピザの差し入れカンパがあったから、食べなさい!」 とのこと。LLサイズの最後の二切れを、連日通いつめてくれるHさんと3人で分け合う。受付のSさんが添え書きを見せてくれる。
 「テント広場の皆様。先週土曜日(24日)、福島県有機農業ネットワーク主催の会合の懇親会で、「子ども福島」の佐藤幸子さんから色々とお話を伺わせて頂いた者です。某省の職員でもあり、表立っては皆様のご支援はできませんが、いつも気にかけております。皆様、どうぞお体にはお気をつけ下さい。N 」
 ドミノピザ宅配ケースの蓋に貼り込まれた値札は、3000円を超えていた。まだ、霞が関も脈がありそうと、官僚的人格てのは、どんなかな? とおもいを馳せていると、人格の疑われるような二人連れが携帯マイクで「半日左翼分子はでていけ〜!」とか「ぼくも脱原発だけどね、この敷石は出っ張りすぎだろう? すぐひっこめろよ!」とか、がなりたてながら、徘徊する。なにをさが
しているのか、テントの周りをすきあらばのようにうろつき、近づいてくる。
強いKさんが、マンツーマンで貼りつく。警察が、「中へ這入れよ! いうこときけよ!」と脅迫する。人格の疑われる二人が、警察と語り合いながら、立ち去るまでちょうど、一時間。「やっぱり、パートタイマーかね。金の出所は?」と塩をまく気持ち。

 ちょうど、たんぽぽ舎での全体会議へでかける時間になる。福島のS女史も現れ、ハンスト決行の情報を伝えてくれる。福井県小浜市住職、中嶋哲演さんが福井県庁ロビーでの、福島の受難を蔑ろに無視する大飯再稼働の暴挙に抗議の断食を決行し、それに連帯して、福島の女性たちも断食に入る。リレーハンストということで、3月31日から、福島のKさんから開始し、4月1日には
テントの前で記者会見を行うという。
 このメッセージは、F代表のなみなみならぬ闘争戦術論とともに、会場を沸騰させた。全体会議は、開始されたハンストを「4月全国ハンスト月間」の開始と受けとめ、4閣僚会議による「再稼動政治決断」が下されるならば、即座に集団的ハンスト闘争に入り、5/5全原発停止を脱原発運動の祝日として実現すべく長期ハンストへと継続すること、この闘いに全国の人々が参加・連帯
されるよう呼びかけることを決定した。

.. 2012年04月04日 08:54   No.373026
++ H.H (小学校低学年)…7回       
<テント日誌 4/1(日)―経産省前テントひろば203日目―>
 │   「原発いらない福島の女たち」発記者会見と
 │    かんしょ踊りワークショップ
 └────

天気晴れ。もう春だと思い、思い切ってコートを脱いで来たら、まだ少し肌寒いですね。それでも太陽の高さが以前と異なり、太陽光パネルに直射日光が当たる時間が延びました。今までは「霞が関コモンゲート」の高層ビルで遮られていたのが、いつの間にか高層ビルの上を太陽が通るようになっています。

 今日は「原発いらない福島の女たち」のリレーハンスト=断食の記者会見が13:00からテント前で行われました。13時にはIWJのインターネット中継も入り
ました

 30名ほど集まった聴衆に対して「原発いらない福島の女たち」の椎名さんの挨拶から始まり、黒田節子さんのハンスト宣言。福井県で抗議の断食を開始した僧侶中嶌哲演さんに続く、全国的な断食をおこなう由。更に椎名さんから福島の状況の説明。「経産省前テントひろば」も八木さんから「4閣僚による判断」が行われたら即断食による抗議を行う発表がありました。
 ハンストというと、ハードなイメージがありますが、全国の多くの人に抗議の意を表して欲しい願いが込められています。基本0時から24時までの「断食」をリレーで5月5日まで繋ぎます。
 すでに、全国から多くの参加表明が行われています。5月5日までつなぐ為には4月後半の参加者が求められています。
 記者会見の後は、経産省前テント前の歩道を使い「かんしょ踊り」のワークショップが行われました。その後15時半ころ、警察車両が集まり右翼団体の襲来が予想されましたが、何事も無く17:50には警察も撤収しました。警察の担当者も何もなく「ほっとした」とのこと。 (H.H)

.. 2012年04月06日 14:18   No.373027
++ K.M (幼稚園生)…3回       
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 桜は咲いても夜になると風が冷たい。でもテントはにぎわっている。
席をゆずっていただいてフランス人Fさんと日本人Oさんご夫婦と、原発を止
めることと世界の差別システムを改善することについて議論。まずは原発を止
めて世界の「原子力むら」に一撃を与えることが優先では? と。
さらにうれしい差し入れが二つも。沢山の紙袋を持ってマスクをした女性が現
れる。多摩市で市民運動をごいっしょしたSさんで、「イエローカード」や
「値下げ」マークが着いた沢山の食べ物を差し入れてくださる。寿司やおにぎ
りや肴を皆でいただく、原発反対派の多摩市A市長の奮闘を願いながら。お漬
物が日本酒にぴったり。
 さらにSさんはコンビニに通う度にパンや缶コーヒーやを買いこんでくれ、
明くる朝の朝食も大助かり。
 と、長身の若い男性が一升瓶を差し入れ。数週間前に話した大阪のM高校の
後輩Nさんが池田市の銘酒「呉春」。美味しい日本酒を皆で味わう。「原子力
は絶対に安全です」広告を関電が放送局に強要したローカル話しも折り込みな
がら。

 今宵も、大飯・伊方の再稼動を心配しながら、寒空に暖かい脱原発話しが盛
り上がった。 (K.M)

.. 2012年04月06日 14:39   No.373028


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