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石原莞爾は戦争史の研究から、最終戦争を確信し、王道対覇道で最終戦争が行われるものとし、最終戦争に勝つ準備をしないといけないという考えのもとに行動したと理解される。石原莞爾は行動の人だから、行動のうちに方法をみつけるというようなことも言っている。最終戦争の時の兵器は一夜にして一つの都市をふきとばすくらいの爆弾ができるというようなことも言っている。ただ最終戦争は空軍の戦闘になると予想した。戦法でいうと「体」の戦法である。敗戦前の石原なら原子爆弾を日本がもつことをどう考えたかはわからない。敗戦後の石原については明瞭である。核兵器はもたない。軍事同盟もしないという方向を考えた。核兵器は人類絶滅兵器である。王道の国の持つべき兵器ではない。それは体験してはじめてわかったことでないだろうか。しかし世界の大国はまだわからないでいる。
.. 2006年12月12日 22:26 No.37001
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