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■--東電株主代表訴訟が始まります☆
++ 木村 結 (幼稚園生)…1回          

        
 みなさま☆
 木村結です☆
 東電の歴代取締役27名に個人として原発事故の責任を取らせ、これまでの役員報酬を没収し、福島の賠償に充てさせるよう訴える「東電株主代表訴訟」を提訴します。
  *3月5日15時〜東京地裁に提訴
  (14:45頃、東京地裁正門前あたりで集合予定です)
   16時〜記者会見 @東京地裁司法記者クラブ
  河合弁護士をはじめとした代理人弁護士をはじめ、原告となった東電株主が出席予定です。
  詳しくは、ブログをご覧ください。
  ツイッターなどで広めていただけると嬉しいです。

 これに続き、原発保有の8電力取締役に対しても各地で活動中の株主運動が告訴状を発送します。原発の再稼働を画策している電力会社役員に危険なものを扱う企業経営者は大きな社会的責任を負う必要があることを知らしめるためです。尚、チラシが出来ましたので、集会等でアピールさせていただけると嬉しいです。是非ご連絡ください。
 今後とも宜しくお願い致します。
  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
  木村 結
    090-6183-3061
  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

.. 2012年03月06日 09:01   No.367001

++ 槌田敦 (小学校中学年)…13回       
告発状1(要旨)    2012年3月7日
  東京地方検察庁 御中
告発人 槌田敦 元理化学研究所研究員、前名城大学経済学部教授
───────────────────────────────────

告発状1(要旨)    2012年3月7日

東京地方検察庁 御中

告発人 槌田敦 元理化学研究所研究員、前名城大学経済学部教授被告発人 水野久男 東京電力第5代社長、那須翔第7代社長、荒木浩 第8代社長、南直哉 第9代社長、勝俣恒久第10代社長、清水正孝第11代社長

第一 告発の趣旨
 2011年3月11日に始まる福島第一原発災害の原因は、東京電力(株)の歴代社長らによる
「未必の故意」または「業務上過失」である。この問題について告発人は、すでに書籍『福島原発多重人災 東電の責任を問う』(日本評論社)などにおいて論じたが、ここに東電社長ら、特に勝俣恒久第10代社長を告発する。

第二 告発の原因
1、大災害としての福島原発事故
 東京電力は大量の放射能を環境にばらまき、強制避難で45人を死なせ、数人を自殺させ、福島県民の心身を傷害した。それだけではなく、BEIR-7報告(アメリカ科学アカデミー、2005年6月29日)によれば、生涯において100人が平均して100ミリSv被曝すると1人はがんになり、またその半分はがん死することになるから、生涯被曝が50ミリSv増と予想される福島県民200万人の場合、1万人はがんになり、その内5000人をがん死させることになる。

2、原発災害での被害の大きさ
 東電は、巨大原発事故となった場合に、その被害の大きさをすでに知っていた。1959年には、
東電ら原産会議は「原子炉事故の理論的可能性び公衆損害額に関する試算」という文書を作成していた。これによれば、雨の場合に、被害総額は3兆7300億円となる。これは当時の国家予算の2倍以上となり、今回の東日本の広域汚染を暗示する。

3、今回の福島原発災害は、安全対策費用の節約で発生した
 そもそも「原発は火力発電よりも安価である」として登場した。ところが、原発の不具合が
見つかる度に安全対策の費用が次々と追加された。これにより、原子力を使う東電の売電価格
は、化石燃料を使うPPS(特定規模電気事業者)の価格よりも高くなった。すでに、防衛庁を
除く中央官庁のすべては、PPSから電力を購入している。
 そこで、東電の歴代社長らは、原発の安全対策費用を節約すれば、人を殺めるかも知れないことを承知しているのに、これを節約した。その結果が福島原発災害である。
 すなわち、東電による未必の故意による致死傷(刑法204、205条)事件である。また、膨大な量の放射能に対する注意義務違反で業務上過失事件(刑法211条1)でもある。


.. 2012年03月11日 08:59   No.367002
++ 槌田敦 (小学校中学年)…14回       
4、以下に未必の故意もしくは業務上過失としての歴代社長の罪、特に、勝俣恒久現会長の罪に
ついて具体的に述べる。
【イ.外部電力喪失で原子炉内の計測不能となる欠陥原発を放置した歴代社長の罪】
 1号機は計測不能だった7時間で、3号機は15時間で、事故の最終段階になっていた
【ロ.立地条件の改悪と防潮堤を形ばかりにした歴代社長、特に勝俣社長の罪】
 10mの津波に襲われれば、遡上高は15mになるとの報告があったのに、無視した
【ハ.非常用発電機をタービン建屋地下室に放置した勝俣社長の罪】
 5、6号機と同様に、1〜4号機でも裏の崖の上に発電機を設置すれば、事故は防げた
【ニ.原発電源相互融通の見送りについて勝俣社長の罪】
 第二原発との電力融通があれば、すべての原子炉で深刻な事故にはならなかった

【ホ.水素逃し口を作らず、1号機の建屋を水素爆発に至らせた歴代社長の罪】
【ヘ.1号機、非常用復水器の欠陥を放置した勝俣社長の罪】
【ト.2〜6号機、残留熱除去系から蒸気凝縮系を削除した勝俣社長の罪】
【チ.放射能の放出情報を住民に知らせなかった勝俣会長と清水社長の罪】
 放射能の放出を住民に知らせず、これを放置した罪は、自動車事故において応急救命と2次災害防止の措置をせず、被害者を現場に放置する轢き逃げの罪に相当し、後に怖くなって自首する未必の故意の犯罪である。この責めは勝俣会長と清水社長が負う。

第三 結語
 以上述べたように、福島第一原発事故の原因は、イ.からト.について、勝俣社長ら歴代社長による安全対策費用の節約であった。勝俣社長らは、安全対策費用を節約すれば事故になることをよく知っているから、未必の故意という殺傷罪となる。
 チ.は、事故を起こして住民に被害を与えた場合、この被害を大きくしないための加害者責任の犯罪である。
 福島原発事故は、これまでの原発巨大事故と本質的に異なる。スリーマイル島原発事故(1979年)
は、「逃し弁開閉の誤信号」が原因だった。チェルノブイリ原発事故(1988年)は、「制御棒の設計
ミス」であったから、これらには犯意はない。しかし、今回の福島事故は、「安全費用の節約」
という未必の故意が原因であり、重大な犯罪である。
 原子力発電は事故のたびに安全費用が追加され、その安全費用は高騰する一方である。
そのため、今後も安全費用の節約による原発事故が続発する恐れがある。
 この将来予想される事故を防ぐためにも、東電歴代社長、特に勝俣第10代社長には、犯罪事実ごとに未必の故意による致死傷罪(刑法204、205条)、または業務上過失致死傷罪(刑法211条1)が適用されるべきと思われ、ここに告発する。

※編集部注:4、以降のイ.からチ.は、元原稿では丸数字(機種依存文字)だったため、変更致しました。

.. 2012年03月11日 09:05   No.367003
++ 冨塚元夫 (小学校低学年)…6回       
裁判は原発稼働を止めることができるか?
 スペースたんぽぽ学習会 3月27日福武公子さんの講演会
 各地の原発差し止め裁判勝利のためにもんじゅ裁判を学ぼう!
 “裁判所は専門訴訟をどう扱ってきたか?〜原発裁判と医療裁判を巡って”
───────────────────────────────────
                  (たんぽぽ舎ボランティア)

 福島原発災害後各地で原発差し止め訴訟が続々と提訴されています。浜岡、大間に続き福井、玄海、泊、また3月15日には大飯原発3・4号機再稼働差し止め裁判も起こされました。こうした裁判は原発稼働を止めることができるのでしょうか。今まではできませんでした。裁判所には行政追随・現状維持体質があるからです。原発や医療のような「専門訴訟」は専門家(つまり経産省原子力安全・保安院のような組織)の主張を重視するとして、三権分立の裁判所の役割を果たしていないのが現状です。それをどう変えていくか。もっと市民が裁判に関心を持ち難しい訴訟について学習する必要があると思います。

 福武公子さんは理系大学院を中退してから10年後の1983年に弁護士になりました。まもなく1985年から2005年まで続く「高速増殖炉もんじゅ」の設置許可処分無効確認と建設差止の訴訟に携わりました。もう一人の担当弁護士海渡雄一さんもまだ30歳の若さで新米弁護士でした。まだこの種の裁判は始まったばかりでした。それが20年続きその長い間には、原告が適格か(周辺住民が原発設置無効を訴える提起ができるか)を8年間も争いました。2005年に最高裁で原告敗訴が確定しましたが、2003年には「設置許可無効」の原告勝利判決が名古屋高裁で出されました。
 その後福武さんは医療事故や医療過誤の被害者の相談に応じて、事故再発防止と被害者救済のために奮闘してきました。

 ぜひ福武さんのお話を聞いて下さい。

.. 2012年03月23日 07:51   No.367004
++ たんぽぽ舎 (社長)…659回       
4月4日(水) 18時45分開始(18時30分開場)、参加費500円
 再稼働阻止にむけて討論会、4人の報告、みんなで方針を討論

4月6日(金)18時45分開始(18時30分開場)、参加費1000円(学生500円)
 出版記念講演『福島原発多重人災─東電の責任を問う』
 【講師】槌田敦さん

4月7日(土)18時45分開始(18時30分開場)、参加費500円
 反原発なにかしたい人会議・4回目
 初めての参加もOK、なんとなく参加もOK、お気軽にお越しください。

4月10日(火)18時45分開始(18時30分開場)、参加費1000円(学生500円)
 長期化する低線量被ばくにどう向き合うか─チェルノブイリの経験を生かす
 【講師】吉沢弘志さん

4月12日(木)19時開始(18時30分開場、特典映像あり)、参加費500円
 原発についてみんなで観ようワンコイン上映会『脱原発 いのちの闘争』
 【ゲスト】西山監督

4月18日(水)19時開始(18時45分開場)、参加費1000円
 役に立つ反原発基本講座『水俣に学ぶ海洋汚染』
 【講師】実川悠太さん、主催:反原発自治体議員・市民連盟

4月19日(木)19時開始(18時45分開場)、参加費800円(学生400円)
 東電への直接行動のための講座1回目
 【講師】明石昇二郎さん、主催:東電前アクション、たんぽぽ舎

4月24日(火)19時開始(18時45分開場)、参加費1000円
 上映会『3・11日常』(79分、監督・わたなべりんたろう)
 主催:いろりばた会議

4月25日(水)18時45分開始(18時30分開場)、参加費800円(学生400円)
 『原発の歴史、反原発の歴史 4回目(最終回)』
  原発事故の歴史、推進派のウソの歴史
 【講師】山崎久隆さん

4月26日(木)19時開始(18時30分開場、特典映像あり)、参加費500円
 原発についてみんなで観ようワンコイン上映会
 『チェルノブイリ映像26周年のため』

.. 2012年03月29日 08:10   No.367005
++ 杉嶋拓衛 (幼稚園生)…3回       
アメリカの原発事故から何一つ学ばなかった日本の現状。
 │  足尾鉱毒事件を訴えた闘いを今こそ再び。  └────
 米国スリーマイル島原発事故の教訓と東電福島原発事故

 1979年3月28日のスリーマイル島原発事故から33年。菅井さんは福島県飯館村で3日間の調査から直行でやってきた。「皆さん放射能の空間線量の値をご存知ですか」講師から参加者への問いかけで始まる。飯館村のモニタリングポストの数値は除染した場所に設置され鉄板で防護された数値だった。これは除染すればこのぐらいの数値なので帰って来なさいという意味なのか。政府の発表に
除染していますという説明は無い。つまり正確な数値ではないのだ。
 飯館村の長泥地区の5・5マイクロシーベルトのモニタリングポストの数値の前で菅井さんの手のガイガーカウンターは7・4マイクロシーベルトを示していた。

 スリーマイル事故の話に入り事故につながる流れが説明されたが、発生した汚染水はサスケハナ川に流してしまった。原発事故の処理の浅はかさを感じた。
 驚く事に日本の電力会社各社は事故が起きた後にハリスバーグに長期間駐在員を送って情報収集していたのだ。その情報が全く活かされていないのには呆れた。安全対策にも反映されなかった。住民を逃すという基本も事故など起きるはずがないという慢心から準備していなかった。今も福島第一原発事故の汚染水は海に大量放出されている。時代が変わっても電気事業者の腐った心だけ
しか受け継がれないのは嘆かわしい。アメリカの事故から何一つ学ばなかった日本の現状が現在なのだ。でも嘆いてばかりでは何も変わらない。菅井さんは来年田中正造没後100年を見据えて「現在の田中正造は現れないか」と問いかけた。足尾銅山鉱毒事件を政府に訴えるために明治政府に時に一万人も足尾現地から押出し、圧力をかけた。福島の人たちを救うために、いかに支える事がで
きるのか。福島から避難している人たちを孤立させるな。菅井さんの公害事件への思いと現在苦しい思いをされている福島現地の人たちへの支援を合わせた運動を訴えて会を終えた。

.. 2012年03月30日 12:57   No.367006
++ 冨塚元夫 (小学校低学年)…7回       
原発裁判の大変さと困難を実感−でもあきらめない
 |  原発の歴史・反原発の歴史 第3回(講師 山崎久隆さん)を聞いて
 |   (3月21日スペースたんぽぽ講座)
 └────       たんぽぽ舎ボランティア 

第3回のテーマは原発裁判の歴史でした。
講師曰く「原発訴訟は時間がかかる。原告の人々の中には裁判の途中でなくなる方もいます。成果が見えない。莫大な費用がかかる。弁護士は手弁当で、交通費も負担になる。一見徒労のように見える」
 最初の原発裁判は伊方原発訴訟でした。1973年1号機設置許可取り消し請求から1992年に最高裁判所で原告敗訴確定するまで19年かかりました。後の裁判の判例となった裁判です。
 次の東海第二原発訴訟は1973年から2004年まで31年かかりました。
多くの証人(科学者)が証言をしました。高木仁三郎さん、槌田敦さんも証言台に立ちました。その間にスリーマイル島原発事故(1979年)、チェルノブイリ原発事故(1986年)もありました。原告側証人には井野博満さんもいました。圧力容器などの鋼材の脆性破壊や遷移温度による脆化の証言で国側を論破しました。
柏崎刈羽原発1号機設置許可取り消し訴訟は1979年から2009年までかかりました。
 その間2007年には中越沖地震があり、裁判に大きな影響を与えました。国の安全審査が認め、控訴審も妥当とした「最大地震の想定」が全く不十分だったことが明らかになりました。
 1985年増殖炉設置許可処分無効確認、建設・運転差し止め請求した「もんじゅ」裁判は、2005年最高裁で原告敗訴でしたが、2003年には名古屋高裁で史上初めて原告が勝訴しました。1995年のナトリウム漏れ事故に関し、原告側の小林圭二さ
ん(京大原子炉実験所)は「高温ラプチャ」の可能性を言及し、裁判官も「もんじゅ」の欠陥を認めていました。しかし最高裁は安全審査をする国の観点から常に判断し「不合理はない」として原告を退けてきました。
 原告側科学者が正しい証言を展開しても、国は専門家(御用学者)を多く登場させ、判事は専門家の判断を妥当と認めました。
 浜岡、福島、大間原発訴訟を担当した河合弘之弁護士は昨年、管首相が停止要請をして、浜岡原発が止まった時、「何度裁判しても止められなかった原発を止めた」と管首相を評価しました。裁判に負け続けた河合弁護士の無念が表れている発言でした。
 原発の歴史・反原発の歴史 第4回(最終回)は4月25日(水)です。テーマは「原発事故の歴史、推進派のウソの歴史」です。ご参加をお待ちしています。

.. 2012年04月01日 08:11   No.367007
++ 海渡雄一 (幼稚園生)…3回       
確実な安全性が確保されない限り、原発の再稼働を許さない
 │   日弁連が5月25日の定期総会で宣言文を採択(下)
 └────(弁護士)

 総会では、確実な安全性が確保されることがあるのか、誰がそれを判断するのかというご意見もありました。日弁連はすべての弁護士が加入する強制加入団体であり、会員の合意の範囲で行動をしてきました。1976年・1983年には、日弁連は原子力開発の抜本的な見直しを提言し、2000年10月6日の人権擁護大会では「エネルギー政策の転換を求める決議−原子力偏重から脱原発へ−」
を採択し、原子力発電所の新増設の停止と既存の原子力発電所の段階的な廃止を求めました。福島第一原子力発電所事故後には、このような事故を二度と起こさせないため、2011年7月15日に「原子力発電と核燃料サイクルからの撤退を求める意見書」を採択し、上記のような具体的な基準を示した脱原発政策プログラムを提案しています。今回の意見もその延長上にあります。

 今回の意見においても、敷地付近で大地震が発生することが予見される原発と運転開始後30年を経過した原発は即時廃止を求め、「先に述べた意見によって直ちに廃止すべき原子力発電所以外であっても、福島第一原子力発電所事故の原因を解明し、その事故原因を踏まえて見直された安全基準による適正な審査によって確実な安全性が確保されない限り、現在停止中の原子力発電所を
再稼働しないことを求め」(提案理由の結論部分)たものです。理由中では、ストレステストや政府の暫定基準についても具体的に批判していますので、ご参照下さい。
 全ての原発について即時廃止を求めるものではありませんが、安全性確認のないままでの再稼働については,明確に反対するという姿勢を明らかにした点で大きな意義があると考えるものです。そして日弁連は、政府や規制機関が安全といっているからといってそれだけで確実な安全性が確保されているとは考えていません。

 5月17日には保安院が新耐震設計審査指針が制定された後、旧指針で審査された原発の許可も有効であるとの見解を原子力安全委員会に無理強いし、原子力安全委員会はこのような圧力に屈して、同様の見解を示していた事実が発覚しました。規制機関が根本から生まれ変わるのでなければ、到底市民の信頼は得られないことでしょう。事故原因の正確な理解を踏まえ、確実な安全性が
担保できる審査基準が設定され、公平な審査がなされることが必要であり、規制機関の判断だけでなく、司法判断が必要となることもあり得ると考えています。
 日弁連の定期総会宣言を簡単にご紹介しました。この宣言が福島原発事故の被害に苦しむ多くの市民の法的な救済につながり、また二度と同様の事故を起こさせないために、脱原発政策を早期に実現するため、少しでも役立つことを祈念いたします。 

.. 2012年05月31日 09:39   No.367008
++ 山崎 (幼稚園生)…1回       
東電取締役の責任を問う株主代表訴訟が始まります
 └────(東電株主代表訴訟の会)

 東電株主訴訟第一回口頭弁論が6月14日にあります。大勢の「東電取締役は責任を取れ」の声で東京地裁を包囲して下さい。みんなで声を上げねば責任者はこのまま永遠に「逃亡」してしまうでしょう。刑事責任と民事責任と、そして経営責任を全うしてもらわねばなりません。数百万人の生活が奪われ、破壊され、命を奪われ・・・いったいこんな大規模犯罪の責任が問われないなどと
いうことがあり得ましょうか。(ここまで記述は山崎です。)

 ========================
 第一回 口頭弁論で1時間の原告意見陳述を行います
 ―東電株主代表訴訟―

6月14日(木)10時30分から東京地裁103号法廷にて東電株主代表訴訟の第一回口頭弁論が開かれます。

通常は 書面の交換をするだけのケースが多かったようですが、裁判のスピード、見える 化などへの配慮もあり約1時間の原告意見陳述を予定しています。
原告弁護団団長の河合弘之弁護士、たんぽぽ舎の山崎久隆さん、福島で被災した浅田正文さん、そして脱原発・東電株主運動の木村結が夫々意見陳述を行います。傍聴し、支援してください。一番大きな法廷ですが、9時50分から抽選が行われる予定です。

この裁判は、世界でも類をみない高額の賠償5兆5045億円を請求していることでも話題になっていますが、福島原発は今なお収束せず、損害額は30兆円を超えるとも言われています。そんな状況でありながら、政府も東電を始めとする電力会社も再稼働をしようとやっきになっています。電力のピークの夏本番を迎える中、この裁判の意義は大きいと考えます。

東電歴代の取締役27名に、すべての資産を売却し会社に返却すること。返却されたお金はすべて福島の被災者の賠償金に充てること、を要求しています。
この裁判をすることで、原発のような超危険なシステムを扱う会社の取締役には一般の企業とは異なる重大な責任があることを訴えたいと考えます。
かつては「お国のため、天皇のため」と戦争に邁進した日本。今また「企業のため、経済力のため」と原発を推進し国民を犠牲にしています。ひとりひとりの個人として責任を取ることがなければ、会社を辞めても他の会社でまた重要なポストに就いたり、退職して悠々と老後をおくります。これまでのように「会社を辞めることで責任を取った」とすることでは企業犯罪をなくすことに
なりません。

そして更に、今回のように取締役を訴える裁判では、企業が裁判に補助参加として弁護士を送り込むことが予想されます。しかし、現在の取締役のうち15人はすべて被告です。そして次期社長も被告です。その上、政府は1兆円の追加融資を行い東電に資本参加し、実質国有化されるのです。裁判への補助参加は、国民の税金を使って国民を被曝させた被告人を援助することになりますから、
絶対に許してはいけません。このことについては裁判所にも訴えたいと考えております。

(東電株主代表訴訟の会 ホームヘ゜ーシ゛ こちら

.. 2012年06月04日 10:42   No.367009
++ 鎌田慧 (幼稚園生)…1回       
憲法が泣いている(主権は国民に存する・・・筈なのに)
 │  原発推進派のやりたい放題・利権かじりつき
 └────(5月29日 東京新聞「本音のコラム」

 検事が証拠を改ざんして冤罪をつくり、バスが一日600キロも走って事故を起こし、トンネル工事にガス測定器をもたせず大爆発事故。いったい、この国の安全管理はどうなっているんだ、と叫ぼうとして、気がついた。
 原発事故が起こると、電力会社の社長が「全員撤退する」と政府に通告して逃げ出そうとし、首相がようやく押し止めた。ところが、いまになって、そんなこといってません、と口を拭う。

 原発を監督するはずの「安全・保安院」の幹部は、原発推進の人物で固められ、安全対策を検討する原子力安全委員会に圧力をかけた。これまた内閣府の原子力委員会も原発推進の業界や学者、原発マネーの受益者で独占されているから、推進ラッパを吹くだけ。
 大被害を尻目に、推進派は利権にかじり付き、失地回復を図っている。原発の使用済み核燃料の再処理政策を検討する原子力委員会の小委員会は、ちゃっかり推進派で占められ、電力業界にお伺いをたてながらの「秘密会議」。燃料サイクル護持の結論は見えている。
 これほど露骨な利権と腐敗のサイクルが明らかになっても、責任者の内閣は知らん顔。これは民衆デモで倒される前の、フィリピンやチュニジアやエジプトとおなじだ。

 日本は憲法で「主権は国民に存す」「専制と隷従、圧迫と偏狭」を除去する、と誓っている国なのだ。

.. 2012年06月06日 10:17   No.367010
++ 槌田 敦 (小学校中学年)…15回       
6月21日(木) 学習会【隠された福島事故を暴露する】
 │   徹底分析・福島原発事故<その2>『3号機と4号機の爆発の怪』
 └────

 講師 槌田 敦さん
 日時 6月21日(木) 18:30開場、19:00開始
 場所 たんぽぽ舎(5階) 参加費800円  主催 たんぽぽ舎

 3号機:水素爆発では黒煙にならない。中性子も観測された。つまり核爆発。
     なぜ隠すのか。低濃縮ウランの核爆発は軍事転用へ。テロの心配。
     アインシュタイン原爆も仁科原爆も、水を用いる低濃縮ウラン原爆だった。ことによると、北朝鮮の核実験は、アインシュタイン・仁科原爆の可能性。 もはや、平和利用は不可能となった。

 4号機:水蒸気の噴出は6月下旬まで、3カ月以上も続く。
     そのエネルギー源は原子炉内の核分裂反応。
     隣接する使用済み燃料から燃料運びだしを急ぐ東電。
     その目的は、隣の原子炉内に運び込んだ核燃料の引き揚げ。
     「原子炉は空っぽ」とのうそつき東電の犯罪に騙されるな。

 (この講座は、5月18日開催の学習会「隠された福島事故を暴露する」の第2弾です)

.. 2012年06月13日 10:14   No.367011
++ 東京新聞 (中学生)…46回       
.「原子力の憲法」こっそり変更
 │   規制委設置法・付則で「安全保障」目的追加、軍事利用への懸念も
 └────(6月21日より抜粋)

 20日に成立した原子力規制委員会設置法の付則で、「原子力の憲法」ともいわれる原子力基本法の基本方針が変更された。基本方針の変更は34年ぶり。法案は衆院を通過するまで国会のホームページに掲載されておらず、国民の目に触れない形で、ほとんど議論もなく重大な変更が行われていた。
 設置法案は、民主党と自民、公明両党の修正協議を経て今月15日、衆院環境委員長名で提出された。
 基本法の変更は、末尾にある付則の12条に盛り込まれた。原子力の研究や利用を「平和の目的に限り、安全の確保を旨として、民主的な運営の下に」とした基本法2条に1項を追加。原子力利用の「安全確保」は「国民の生命、健康及び財産の保護、環境の保全並びにわが国の安全保障に資することを目的として」行うとした。
 追加された「安全保障に資する」の部分は閣議決定された政府の法案にはなかったが、修正協議で自民党が入れるように主張。民主党が受け入れた。各党関係者によると、異論はなかったという。(中略)
 日本初のノーベル賞受賞者となった湯川秀樹らが創設した知識人の集まり「世界平和アピール7人委員会」は19日、「実質的な軍事利用に道を開く可能性を否定できない」「国益を損ない、禍根を残す」とする緊急アピールを発表した。

.. 2012年06月23日 09:20   No.367012
++ 槌田敦 (小学校中学年)…16回       
第3回 たんぽぽ舎福島勉強会(槌田ゼミ)のお知らせ
 │  「隠ぺいされた福島原発事故 - 2号機についてくわしく」
 └────

 日時 7月9日(月)開場18:30、開会19:00〜21:00
 講師 槌田敦さん
 会場 スペースたんぽぽ(千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル4階)
 参加費 800円

 人々の味方のふりをしたマスコミ報道に惑わされ、支配者階級の願望を既成事実として容認してしまう日本社会の現状に、槌田敦さんは「とんでもない世の中になっている」と強い警告を発しています。私たちは、世論誘導のためのウソ情報を見破り、本質を突いた反原発運動を構築する力量をつけなければなりません。

 たんぽぽ舎では、真実を見抜く力が抜群の槌田敦さんを中心に毎月1〜2回、継続的に勉強会を開催します。
 今回(7月9日)は、福島第一・2号機で何が起こったのか、何が隠されているのか、詳しく検証します。環境に放出された放射能のほとんどは2号機からのものです。住民を被曝させ、全国に放射能をまき散らした2号機問題を学習し、運動に生かしましょう。ふるってご参加ください。

.. 2012年07月07日 07:38   No.367013


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