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■--花粉に警戒を
++ 山崎 久隆 (中学生)…30回          

スギ花粉のセシウムが心配。体内被曝する。
   花粉よけマスクを!                ───────────────────────────────────

 花粉症の時期です。花粉症で無い人も、今年の花粉は要警戒ですので、この季節、注意が必要です。花粉よけのマスクでも十分効果はあると思います。
 スギ花粉のセシウムはキロあたり10万ベクレルほどになるだろうと推計されています。ただし、キロ単位で花粉を吸うわけでは無いので、沢山吸い込んだとしても「東京の最も放射線量が高かった昨年3月の300分の一程度」だと林野庁は計算したと言います。だから問題なしというのですが、そんなことはありません。

 第一に、放射性物質は「実行可能な限り低くする」ことが大原則であり、300分の一だろうと3000分の一だろうと防御できるのだからすべきです。それをしない「合理的理由」があるのならば説明して欲しいものです。
 第二に、スギ花粉は、花粉の生成過程でスギの葉や幹や土から花粉に濃縮されます。林野庁の調べた花粉が全部でも無いし、平均でも最大でも無いということに注意しなければなりません。降下したセシウムの量が多いところを集中的に調べる必要があります。
 第三に、スギ花粉は体内被曝です。東京の空間線量による外部被曝と比較することに科学的根拠はありません。スギ花粉は鼻腔や口腔を通じて気管に入りますが、その途中、特に鼻腔内で滞留します。もちろん花粉症ならば鼻づまりもあるため、ますます滞留します。これが鼻腔粘膜を照射し、または体内に取り込まれる原因にもなります。特に肺に入り込むと、繊毛運動等で排出されない分は、肺に入り込む恐れがあります。
 第四に、セシウムは花粉に取り込まれた状態で入ります。これを免疫細胞などが攻撃しますが、セシウムごと細胞に取り込まれることになり、免疫細胞が「大量被曝」する危険性があります。これは免疫力の低下などを引き起こす恐れがあります。
.. 2012年02月29日 13:25   No.363001



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