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■--ストレステストが次の大事故を招く
++ 広瀬 隆 (小学校低学年)…9回          

原発破局を阻止せよ!<43> ─ 
    

 広瀬隆さんが毎週「警世の言」を述べている。今回はその43回目で前号の「再稼働を阻止するために・連載その2」である。内容は濃い。福島原発事故のあと御用学者の御用発言を取り上げて明確に批判する。

 ─ 山口彰・大阪大学大学院教授 ─ 岡本孝司・東京大学教授 ─ 阿部豊・筑波大学教授 ─ 枝野・経産大臣(東京電力がパーティー券を購入して厚遇していたブラックリスト10人の国会議員の一人?)
(中略)
 ならば、誰もがご自分の生命と財産のために、原発再稼働について、もっと激しい怒りを野田政権に対して表明していただきたい。(中略)
 さあ日本人よ、いつまでも黙っていてはいけない!
                   (週刊朝日 2月3日号より抜粋)
.. 2012年02月11日 08:52   No.362001

++ 佐藤れい子 (小学校低学年)…6回       
原子力安全委員会 臨時会議を傍聴した読者からの報告
 ◇原子力安全委員会を傍聴して ―デタラメ「安全」委員会に抗議を―
                    さよなら原発みなと 

 当日(2/13)11時に告知されたので、一般傍聴者は7人でした。(さよなら原発・みなとから2人です)そしてこういう場にはいつも現れる「やらせ・さくら」の男たちが20人以上も傍聴席に座っていました。
インチキストレステストをインチキ保安院がインチキ安全委員会に申し送る茶番劇。あの斑目委員長がまだいる事一つを取ってもいかに国民をばかにしているか全く腹が立ってしょうがありません。
 どうでもいい様な質問1つだけでシャンシャンとわずか30分で終了!先の保安院の意見聴取会での井野さんや後藤さんの「まだ質問に答えてもらっていません。これで終わったとは思っていません。」
 この事実はどこに行ったのでしょうか?かように再稼働に向けて日程通り着々と進んでいます。

 反対の声が足りません。更なる怒りの声を!!!
 ◎枝野経産相、保安院に抗議の集中を!地元選出国会議員にも要請を!
   ↓   ↓   ↓   ↓
 【経産省】
 大臣官房 (TEL)03-3501-1609  広報 (FAX)03-3501-6942
 【枝野幸男経産相】
 [国会事務所](FAX)03-3591-2249 (TEL)03-3508-7448
 [地元・大宮事務所](FAX)048-648-9125 (TEL)048-648-9124
 【原子力安全・保安院】 代表(TEL)03-3501-1511
 広報課 (TEL)03-3501-5890
 原子力安全技術基盤課(ストレステストを担当)
 (FAX)03-3580-5971 (TEL)03-3501-0621



 ◇安全委員会と枝野経産相に抗議のメールとファクスを送りました。
                    

.. 2012年02月16日 07:42   No.362002
++ 山田知恵子 (幼稚園生)…2回       
さよなら原発みなと 

 2月13日に開かれた原子力安全委員会と枝野経産相に抗議します。
 福島原発事故もまだ収束しておらず、福島県民は大変な苦しみの中にあり、子供たちが毎日被ばくしている状態で、ほとんど有効な対策も考えずに、何をやっているんですか!!
 安全委員会という名なら、なぜ、住民の安全を第一に考えないのですか!!
福島の人たちを避難させてください!
原発事故の原因もわからず、地震のたびに原発は大丈夫か?! と多くの国民が不安に思っています。事故の責任もとらず、事故後も国民を安全に避難させることもできず、まだ斑目委員長が居座っていることは全く理解できません。
安全委員会から責任に関する文書でもあれば送ってください。普通の企業なら、とっくに責任をとって首きりされてますよ!
名前にふさわしい委員会になるように努力したらどうですか!

再稼働など、絶対に許しません!

狂気の沙汰ということが皆さん、本当はわかっているでしょう?!
この国を滅ぼす気ですか?!枝野さんの家族は原発事故の直後、いち早く海外に逃げたともっぱらの評判ですよ!
いまからでも遅くないです。枝野さんは「原発ゼロでもこの夏は大丈夫」と言ったのですから、再稼働は絶対にやめてください!!

2・13に開かれた原子力安全委員会の画像や情報がさよなら原発みなとのブログに載っています。
こちら

.. 2012年02月16日 07:48   No.362003
++ たんぽぽ舎 (社長)…614回       
ストレステストの1次評価は再稼働と関係ない
   班目安全委員長、保安院の1次評価を実質否定、注目発言
                 (2012年2月18日東京新聞より抜粋)

 原子力安全委員会の班目春樹委員長は十七日、定期検査で停止中の原発を再稼働する条件とされている安全評価(ストレステスト)の一次評価について「再稼働とは関係ない。二次評価まで終わらなければ、安全性の判断はできない。一次評価は安全委が要求している(安全性の)レベルに達していない」との見解を示した。安全委で一次評価結果が妥当か否かを審査中の関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働問題に影響を与えそうだ。(中略)
 経済産業省原子力・安全保安院は十三日、関電が提出した大飯原発3、4号機の一次評価結果を「妥当」とする審査書を安全委に報告。安全委も妥当と判断すれば、政府は福井県など地元自治体の同意を得て、早期に再稼働したい意向だ。しかし、班目委員長が「1次評価は再稼働に関係ない」との認識を示したことで、安全委に再稼働の可否を判断する権限はないものの、福井県が一段と再稼働への慎重姿勢を強める可能性がある。
 安全評価には、定期検査で停止中の原発の再稼働の条件となる一次評価と、全原発対象の二次評価がある。一次評価は核燃料の溶融を防ぐ対策のみ。二次評価は核燃料が溶融する深刻な事故の対策までを対象とする。
※「事故情報編集部」より
組織改正により原子力規制庁等が4月にスタートすれば、安全委は3月いっぱいで廃止され、班目氏も“失職”する。班目氏の原発再稼働けん制はどういう意図か、東京新聞「こちら特報部」(同日)でも「デタラメ」覆すかと懐疑混じりに報じている。

.. 2012年02月20日 11:19   No.362004
++ 山崎 久隆 (小学校高学年)…29回       
運転再開の根拠は崩壊した
   ストレステスト一次評価に「意味は無い」の斑目春樹委員長発言
                             東京新聞社会面に載っていた記事を要約します。
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 班目委員長 1次評価のレベル疑問「原発再稼働と関係ない」
                     東京新聞 2012年2月18日 朝刊

  原子力安全委員会の班目春樹委員長は十七日、定期検査で停止中の原発を再稼働する条件とされている安全評価(ストレステスト)の一次評価について「再稼働とは関係ない。二次評価まで終わらなければ、安全性の判断はできない。一次評価は安全委が要求している(安全性の)レベルに達していない」との見解を示した。
  安全委で一次評価結果が妥当か否かを審査中の関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働問題に影響を与えそうだ。
  民主党の原発事故収束対策プロジェクトチーム事務局長の川内博史衆院議員との会談の中で述べた。
  班目委員長が「一次評価は再稼働に関係ない」との認識を示したことで、安全委に再稼働の可否を判断する権限はないものの、福井県が一段と再稼働への慎重姿勢を強める可能性がある。
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 さて、これはどういう意味なのかと言えば、そもそも今回のストレステストは、原発の究極の危機回避をどうするかということだったのですが、一次テストでは、どこまで揺れれば、またはどんな津波までは、原子炉の燃料損傷を免れるかを見ているだけ。そんなのは2006年の耐震設計審査指針改定後に、全ての原発を後追いで再評価する「耐震バックチェック」の延長でしか無く、
地震については結果はほとんど同じ、津波では、福島第一に到達した津波波高と、それまでの想定波高の差分である「9.5m」を一律全原発に加算して安全対策を強化した、保安院の「緊急安全対策」の評価をシミュレーションしているだけ。
 ほとんど意味の無い一次評価では、到底安全性が確保されているなどと言えないとして、本来連続的に実施されるはずだった、二次評価がなければ運転再開の前提さえ満たさないとの見解を示したわけです。これはこれでまともな主張です。
 原子力安全委員会の委員長が、ストレステストの一次評価は「再稼働と関係ない」と切り捨てたのです。逆立ちしても保安院は原発再稼働の「ご説明」になど、福井県やおおい町には行けないはずです。それでも行くならば、もはや行政の体をなしていないことになります。
 私たちがどんなに「でたらめ委員会」と批判しようとも、国の原子力規制行政において安全委の役割は極めて重いはず。その委員長が、3月末で組織と共に消滅するとしても、まだ職責にある内に「関係ない」とした一次評価結果を元に、県に再稼働の説明をするなどということをしたら、その時点で行政機関としての整合性は崩壊します。
 まず斑目委員長のところに行ってから出直せ。とだけ、県は言うべきです。

.. 2012年02月22日 12:41   No.362005


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