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12月末には稼働原発は6基のみ、89%脱原発。 今月中に停止する原発は大飯2号(関西電力)、玄海4号(九州電力)の2基。全原発停止は目の前に迫った。 被曝労働(定期検査)を減らそう!再稼働をやめよ!
○12月末の段階で再稼働を許さなければ稼働原発は6基のみ(全体の11%)になります。日本は「89%脱原発」状態です。
政府・電力会社は原発のストレステストを実行し、地元合意を取り付けて再稼働を行おうとしていますが、政府の立場に立っても、ストレステストで十分な性能が無いことが確認されたり、地元合意が得られなければ再稼働はないでしょう。それにも拘わらず、各地の停止中の原発で、定期検査が行われています。現在再稼働するか否かわからない原発の定期検査が行われているのです。
○原発の定期検査には作業者の被曝が必然的に伴います。福島第一原発事故の収束作業で今年国内の被曝労働の総被ばく量は非常に増えています。稼働するか否かわからない原発の検査で被曝労働を増やしている場合ではありません。 稼働させない原発を決めて被曝を減らし、その分の人員を福島第一原発事故収束に回すなどを考えるのが順当でしょう。
原発業界の立場に立っても、稼働することが決まってから整備をして検査をして稼働すれば良いだけです。それなのに地元合意以前に定期検査を行っているのは「絶対に稼働する」という意志の表れです。そのような態度では原発の「安全」などありえません。(正しい態度でも「安全」はありませんが)
原発を動かすと、必ず被曝を伴います。火力発電所でも水力発電所でも事故があれば人的損害が発生しますが、事故が無くても人の命を奪うのが原子力発電所です。今後、作業者住民、全ての被曝を最小にするためには、全国の原発再稼働を許さず廃炉にすることです。
再稼働を許さなければ、来春には全原発停止になります。再稼働反対、12月後半の諸行動に参加よろしくお願いします。
.. 2011年12月16日 09:25 No.355001
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