|
東電株主代表訴訟に支持とご支援を!
山崎 久隆 たんぽぽ舎・劣化ウラン研究会
脱原発・東電株主運動は1989年東電福島第2原発3号機で起きた再循環ポンプ破壊事故を契機に脱原発を求める市民によって1990年に始まりました。 1991年度から脱原発を求めて東電に様々な提案、申し入れを行ったり、株主総会では「株主提案議案」を提出してきました。 今年度の株主提案議案は会社の定款を一部変更して以下の章を新設するとして第7章 原子力発電からの撤退 第41条 古い原子力発電から順に停止・廃炉とする 第42条 我が社は、原子力発電所の新設・増設は行わないというものです。 総会で、議長の勝俣東電会長は、「事前に大口株主から委任状をいただいている」との理由で、賛否の数も数えず否決してしまいました。
11月14日、脱原発・東電株主運動を中心とした42人は脱原発弁護団全国連絡会の23人の弁護士を代理人として、東京電力の監査役全員に東電の現および歴代の取締役60名に対して経営責任を求めて、会社に5兆5045億円(この額は政府の経営・財務調査委員会報告書にあるものです)の損害を支払えと「損害賠償請求訴訟」を提起するよう「提訴請求書」を送りました。 理由の一つとして、東電社内で2008年に津波は最高15.7mにも及ぶとの試算があったことや貞観地震のことも考慮すべしなどの警告を無視して何ら対策を講じなかったことを挙げています。 そして、会社に支払われた賠償金は全額被災者への弁償に使うことも要求しました。私たちはそれが人道的に考えても当然のことと考えています。 監査役は、今後60日以内に取締役に損害賠償請求を提訴するかどうかを決めなければなりません。もし、60日以内に提訴しなかった場合、私たち株主が監査役に代わって提訴します。 訴訟になった場合(99%訴訟になると思われますが)は、長期間になることが予想され、証人喚問など経費もかかりますのでカンパをお寄せいただければ嬉しいです。よろしくお願いいたします。 ブログは準備中ですので、是非ご注目ください。 カンパの振込は下記までお願いいたします。 郵便局口座:口座番号 00140-3-633169 「東電株主代表訴訟の会」 銀行口座:三菱東京UFJ 銀行 多摩センター支店 (普通)0229479「東電株主代表訴訟」
.. 2011年12月06日 07:19 No.352001
|