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■--計測器の種類と目的と注意点
++ 原田 (小学校低学年)…5回          

.「放射能を自分で測定するにはどうしたらいいのか」


 放射線の計測器には沢山の種類があります。測定の目的と精度、予算によって計測器の種類も変わってきます。用途による違いとしては、大きく個人の放射線防護のためのものと、放射線計測のものに分かれます。

 個人の放射線防護の目的の計測器は「個人線量計」と呼ばれます。小型で電池で動作します。積算被曝量や設定値を超えるとアラームが鳴る機能があります。街中のホットスポットを探す際にはアラームをセットして歩き回るだけでそれなりの発見ができますので便利です。その代り「サーベイメータ」と呼ばれる放射線計測用のものより、精度や感度が劣ります。個人線量計を使って街
中で見つけたホットスポットの処置を行政とやり取りをするような場合、精度のたしかな「サーベイメータ」を計測しなおした方が話が早いでしょう。個人線量計はインターネットの通販でも入手可能です。国産のものではエステーやセーラーなどがあります。ロシア製やウクライナ製も人気があります。
サーベイメータは国産で有名なのは日立アロカメディカル製、富士電機製などがあります。行政や学校で買うなら良いですが、個人用としては高価です。クリアパルス製Mr.Gammaやホリバ製Radiなど12万円から14万円程度で購入可能です。国産のサーベイメータは学校に理科の実験用品を納入している会社に問い合わせると入手可否がわかります。

 食品の放射能汚染を計測するには、雑音を除くために鉛の遮蔽体などが必要です。また検出感度も高くないといけません。もともと大量に販売されるものでもないため、かなり高額になります。たんぽぽ舎で使用しているものは応用光研工業株式会社製および、キャンベラ社製です。

 なお、測定するときの注意点とし、一度計測器が汚れてしまうとその後の計測がおかしくなるので、ビニール袋などに入れて計測器自体が汚染されないようにしましょう。食品計測の際は容器をポリ袋で保護します。地面からの高さを揃えて計測すると後で汚染の分布を調べることができます。GM管式の測定器でシーベルト単位の表示は目安と考えましょう。シーベルトの値はシンチレ
ータ式などで確認しましょう。
 参考までに、食品の放射能測定を行っている組織団体の例を別表にします。

(財)日本分析センター
TEL 043-423-5325
URL こちら
(財)食品環境検査協会
TEL 03-3522-2331(東京事業所)
※上記以外の各地問い合わせ先は下記HP参照。
URL こちら
(財)日本食品分析センター
TEL 03-3469-7009(東京本部)
URL こちら
たんぽぽ舎
〒101-0061 東京都千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル5階
TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
市民放射能測定所
〒960-8034 福島市置賜町8-8パセナカMisse 1F
MAIL: info@crms-jpn.com
URL こちら
.. 2011年11月27日 07:51   No.349001

++ ひまわり (幼稚園生)…2回       
テント日誌 11月23日、11月24日

<テント日誌 11/23(水)>
全国とつながり、ひろがり続けるテントひろば
―― 経産省前テントひろば 74日目 ――

 午前中、テントひろばには双葉町から避難してきている方が座り込みに来てくださいました。また、午後からはいわき市や茨城からいらっしゃった方々も。
差し入れに至っては、京都、愛知、福島など、先日の沖縄からのロールケーキに続き、全国から届き、テントひろば側では「全国物産展」ができてしまうのではないか?!と大盛り上がり。

 日一日と寒さが増すこの頃、テント座り込み24時間体制も厳しさを増しています。このような状況では、全国各地から届き物があるという事実そのものが非常に心強く、勇気をいただきます。みなさま本当にありがとうございます。

 23日は、「脱原発を目指す女たちの会」キックオフ集会がありました。これに合わせて、テントひろばには「原発いらない全国の女たち」の呼びかけ人の方々が集まって再会を喜び合い、ネット中継で集会を見守りました。

 キックオフ集会でも告知がありましたが、12月1日から、再び女たちの座り込みが始まります。「原発いらない福島の女たち」の世話人の一人、椎名さんの発案で、十月十日の座り込みです。壮絶な覚悟です。

 これに呼応し、「原発いらない全国の女たち」呼びかけ人の方々も上京予定です。東京近隣のみなさん、今日からぜひ、座り込みに来てください。私も座り込みます。よろしくお願い致します。

 テントひろばには、女たちの座り込みにも参加されていた80代後半の女性や5歳の女の子の姿もありました。老若男女、思い思いに座り、語り合い、ギターを奏でる人は奏で、太鼓をたたく人は叩き、即興のミニライブも。夕闇に包まれた穏やかな時間が流れていました。
(文責 ひまわり)

.. 2011年11月27日 08:38   No.349002
++ Y・T (小学校低学年)…5回       
<テント日誌 11/24(木)>
全国の人々を結んでいるテント・テントは全国運動に
―― 経産省前テントひろば 75日目 ――

 11月24日(木)晴れ。日射しのある日中は結構暖かかったが、日暮れとともに気温は急降下。寒い!と感じる折に、毛布や膝掛けの差し入れあり。有り難い。
 
 このところ全国各地からの来訪者が多いが、今日はまた格別であった。午前中に京都と奈良の青年が来る。国会に行く途中とのこと。午後には沖縄の海勢頭 豊さんが大阪・京都の方を伴って来訪。外務省に申し入れに行くそうだ。

 11/23の脱原発をめざす女たちの会キックオフ集会に参加された佐賀・福岡の女性2人が、玄海のチラシ・ポスターを持ってこられ、そのままテント前で座り込み。山形から二十歳過ぎの若者男女3名が来訪。その前からいた青年も交えた話し込む。議論好きのMさんが熱い議論を展開。きっと若者たちを前に血が騒いだのだろう。

 三重のおばさんもやってくる。厚労省との交渉の後だそうである。遠方からの方に1万円もカンパしていただいて恐縮する。

 アメリカのジャーナリストが取材に来る。ひまわりさんと熱心に話し込む。

 コミュニティ・ユニオン首都圏ネットワークの人達7〜8名が一日行動を終えてテントを来訪。今日の一日行動には東電申し入れ行動も組み込まれていたそうである。次々とカンパをありがとうございました。

 午後5時頃、もんじゅの院内集会・対政府交渉を終えた関西の一団(5〜6名)が来訪。その中に小林圭二さんもいた。彼は小出裕章さんの先輩でかの「熊取六人衆」の長老格であり、私たちにとって反原発運動の大先達である。今も精力的に飛び回っておられる。

 私事になるが、小林圭二さんとほぼ半世紀ぶりの再会をすることができた。50年近く前、彼は大学の2年先輩であったが寝食を共にするほどの活動を共にした旧知の間柄であり、何故かずっと出会う機会がないままにきていたのが、テントで思わぬ再会を得て、感無量であった。

 彼の話では、この経産省前テントと福岡の16000人の大集会トデモに刺激され、それに若者の関電前120時間座り込みもあり、大阪でもいろいろな運動体がまとまって反原発の大きな力を創っていこうという動きが始まっているとのことであった。
 テントひろばは、まさに一つの全国運動となってきているのだと、実感させられた一日であった。

 全国の人々と結び、その力をもって原子力ムラの司令塔=経産省に対峙し、再稼働を阻止し、脱原発への道を拓く。

 12/1からは福島の女性を先頭にした女性たちの十月十日の座り込み行動が始まる。

テントひろばは闘いの新たな局面を迎えようとしている。
                         ( 文責 Y・T )

.. 2011年11月27日 16:06   No.349003
++ たんぽぽ舎 (社長)…480回       
メルマガ読者からの講演会・集会のご案内3つ

イ.11・26シンポジウム 生産者協同組合をめぐって
 主催:ルネサンス研究所
 日時:11月26日(土)13時30分〜17時
 会場:たんぽぽ舎会議室 東京都千代田区三崎町2−6
    ダイナミックビル4F 電03−3238−9035
 講師 由井格(社会運動資料センター)
    樋口兼次(白鴎大学経営学部教授)
 会費 500円

10・8仙台シンポ「協同の力で復興を!」おいて、仙台のさまざまな協同組合の報告をもとに、「東日本大震災」によって仕事と生活が奪われ、崩壊した地域社会をその固有性に基づいて再形成する課題が提起された。また、2012年は、国連が推進する国際協同組合年であり、さまざまなイベントが企画されている。グローバル資本主義の体制的危機に直面している現在、協同組合とい
う経済システムの再検証が問われている。今回のシンポは第1弾として、由井格氏の「日中・太平洋戦争下の中国の合作社について」と樋口兼次氏の「戦後日本の生産者協同組合の発生と経過」の報告を基に、協同組合運動の歴史と思想を検証する。(問い合わせ:090−4592―2845)

ロ.「知と時代の最先端をあゆむ4人の論者がポスト3・11の社会と文明を
展望します」12月2日

日時:12月2日(金)午後7時〜午後9時30分
場所:船橋市民文化ホール 大ホール (JR船橋から徒歩7分、京成船橋から
徒歩5分)
演者
 ・島薗進 (東京大学大学院教授 生命倫理・宗教学)
 ・影浦峡 (東京大学大学院教授 メディア・言語論)
 ・長沢哲 (京都文教大学准教授 哲学・生命論)
 ・松原弘直 (ISEP(環境エネルギー政策研究所)理事・主席研究員 環境・エネルギー論)
司会:朝倉幹晴 (船橋市議・駿台予備校生物課講師)
コーディネーター:田野尻哲郎 (東京大学大学院総合文化研究科博士課程・薬剤師)

 3月11日の東日本大震災と福島原発事故は、これからどのような社会、文化、生活様式を創りだしていくべきか、私たちに根本的な問いを投げかけています。
 持続可能で安全な代替エネルギーを土台とする社会と文明はどのようなものか?
 エネルギー政策、メディアとコミュニティー、生命倫理、からだと心という視点から、討論します。

講演者紹介、開場へのアクセス等詳細はこちら。
こちら

ハ.「フクシマと習志野をつなぐ集い」12月4日
日時:12月4日(日)午後1時30分〜
場所:船橋市東部公民館講堂 (JR津田沼駅北口・新京成新津田沼駅から徒歩
3分)
講演:フクシマの視点
講師:藍原寛子さん (福島在住 医療ジャーナリスト) 
フリーのジャーナリストとして福島原発事故を現場からレポートする作業を続けています。
パレード:午後4時〜 津田沼一丁目講演より
共催: 船橋憲法を生かす会 / PAC-3 実行委員会

PAC-3 強行配備から4年、大型弾薬庫建設から8か月
 − 武力で平和は作れない!ミサイル防衛から撤退を!
福島第一原発事故から9か月、今フクシマで何が今起きているのか? そして習志野では?
 − 原発さようなら!放射能から子供たちを守ろう!
TEL: 090-3509-8732
Mail: no-war@syd.odn.ne.jp

.. 2011年11月27日 16:45   No.349004
++ たんぽぽ舎 (社長)…481回       
新聞・雑誌から − 東京新聞
ストロンチウム 都内3カ所で検出
経産省前、東京国際フォーラム前、清澄白河駅前
横浜に続きストロンチウム―市民グループが確認

○東京・霞が関の経済産業省庁舎前(千代田区)など都内3ヶ所の路上に堆積
していた泥から、微量の放射性ストロンチウムが検出されたことがわかった。
福島第一原発から約ニ百五十キロとより遠い横浜市港北区のマンション屋上の
泥などからも十月中旬に確認されている。ストロンチウムについて文部科学省
は同原発から半径百キロ圏内でしか土壌調査しておらず、専門家などから調査
範囲の拡大を求める声が上がっている。
○経産省前路上など、土壌検査すべきだ:古川路明・名古屋大名誉教授(放射
化学)の話―横浜や東京でも見つかり、福島第一原発からのストロンチウムが
あちこちに飛散した事が分かる。量としては、多くはないが、国は住民に安心
してもらうためにも、セシウムの調査だけでなく、ストロンチウムもどこまで
広がっているのか、土壌検査すべきだ。
○微量でもやっかい:松井英介・岐阜環境医学研究所所長(放射線医学)の話
―ストロンチウム90は半減期が約二十九年。食品などから取り込むと骨に蓄積
し、血液のがんの原因となる。内部被ばくではセシウムよりも危険度が高いベ
ータ線を出し、微量でもやっかいだ。国はストロンチウムの食品の基準も具体
的な数値で示して、検査も実施すべきだ。(20011.11.24.東京新聞一面より抜粋)

.. 2011年11月27日 17:10   No.349005
++ 冨塚 (幼稚園生)…1回       
.「国は福島を見捨てるつもり」と思う
   しかし、福島県民は安全と思っている、この状況を変えるにはどうするか
   小児科医 山田真氏

11月22日、ユニオン東京合同の学習会(場所、神保町区民館)に参加しました。
講師は山田真氏(子どもたちを放射能から守る全国小児科医ネットワーク代表)でした。
この日先生は6時まで八王子の病院で勤務されてから来ました。連日講演会に呼ばれている状態です。

□始めに一冊の本を紹介をされました。
国・福島県側が山下俊一氏を中心に県民に現在の放射線レベルは問題ない・安全だと言い続け、批判・反対派を封じ込めようとしている時に、この本は正しい知識を提供してくれるものです。

□中川保雄氏の「放射線被ばくの歴史」(1991年)著者は1991年死亡、最近まで絶版になっていました。
放射能の健康影響の科学的成果を見直すうえで非常に重要という声が多く(特に宗教学者の島薗進氏は復刊以前にブログで内容を紹介していた)復刊されました。

□山田先生の発言の主な点は下記の通りです:

○国・福島県は県民の健康管理調査を始めましたが、子供の健康診断のインターバルの長さ(ある年齢以上は5年に一度)は、治療を目的とするのでなく、問題なかったという結論を出すための手続きと思われます。
○尿検査でもセシウム検出せずと言っていますが、福島老朽原発を考える会がフランスに委託した分析では、1−3ベクレル/リットル出ています。
福島県の検査は検出せずの限界値が高すぎます。
重要な点は2か月後に行った同じ子どもの2度目の尿検査結果です。
福島を離れた子供は半減していますが、とどまった子どもは同じか増えています。
汚染地域を出ない限り、被曝し続けることを示しています。
○健康調査を福島県でだけ行うのはおかしい。他県でも放射線の高いところがあります。国民の健康を守る意思がないのは憲法違反です。
○大部分の医者は国・福島県とグルになっています。
福島のお母さんが子供が体調悪いと言っても笑い飛ばすだけです。
放射能の影響だというと村八分にされます。
○患者を診る医者の一存で放射線の影響でなく、別の原因とする診断結果を記録することが可能です。たとえば、昔、水俣病の手のしびれは首の骨の変形が原因とされました。肝臓病は酒の飲みすぎとされました。
○原発労働者は全く救援の手がなく、正しい放射線管理もされず見殺しにされています。原発労働者の人間としての権利を守れないなら今後起こるすべての人の健康被害も守れないでしょう。
○福島の子どもの甲状腺を定期的に調べるとしているのは、甲状腺がんは隠せないからです。チェルノブイリの子どもからわかるように甲状腺だけなく、脳、目、肝臓、腎臓、のど、皮膚等にも癌はできます。白血病も多く出ています。
ヨウ素を普段摂取している日本人はおそらく甲状腺がんはチェルノブイリより少ないと思われますから、甲状腺だけ調べて顕著には悪化してないとごまかすつもりです。
○結局、国は福島を見捨てるつもりと思います。
大多数の福島県民は安全と思って生活しています。不安と思って生活するのはつらいです。
この状況を変えるためにどうするか、真剣に考える必要があります。

.. 2011年11月27日 18:22   No.349006
++ 三上治 (幼稚園生)…2回       
12月から「十月十日(とつきとおか)の座り込み」

  椎名さん発案で「十月十日の座り込み」12月1日開始

■ テント前広場に出掛けて行ったらなにやら異様な光景が飛び込んできた。街宣車が大きい声を張り上げているのではない。街路樹のプラタナスが丸裸にされているのだ。紅葉前の葉が枝ごと切り落とされているのだ。何をするのだと抗議したいところだが、経産省前は放射能汚染度が結構高いことに気が付く。僕らは前から周辺を調べていて汚染度が高いことを報告してはいたが、新聞などの報道もあって動いたのだろうか。
 テントには全国のみならず、外国からの来訪者も増えているが新しい行動も持ち込まれている。11月23日には「脱原発をめざす女たちの会」のキックオフ集会が持たれたが、「原発いらない福島の女たち」の世話人である椎名さんたちの提起で再度の座り込みがはじまる。椎名さん発案の「十月十日の座り込み」である。そうか何が生まれるか、あれこれ想像するだけで楽しい。老若男女を問わず多くの人に参加して欲しい。12月1日(木)に開始である。何かと忙しい月が12月だが多くのアクションや企画の予定もある。

■ 前号で脱原発について議論を深めて行こうという提案をした。どんな形であれ、議論が進展することはよいことだ。僕らがこのテント前共同広場は原発の是非を問う共同の広場になるのを提起したことはそれだけ多くの議論が展開されることの期待も込められている。脱原発の意志を広く結集せんとすることは、原問題の理解が共通のものとして深まることである。例えば「原発と科学技術」「原発と体制や権力」「原発と社会」、これは思いつくままに列挙しただけであるが、また、脱原発と日本社会の現在から未来のビジョン(構想)の提示になると思う。3・11が僕らに突き付けた日本の転換ということに応えることでもあ
る。これは原発問題と諸々の問題(TPP.沖縄、憲法等)との関係を僕らに連関づけることを要求する。原発問題は原発問題としてだけあるのではなく、固有の問題としてあるのではないからだ。だだ、現代社会の矛盾と原発の存在を関係
づけ、現在から未来に渡る社会ビジョン(構想や理念)に結晶させていくことは困難なことを自覚している。これは自民党や民主党などの政党、知識人、メディア、僕ら全てが直面している問題だ。僕らに幾分かの語るべきところがあるとす
れば「問題の所在」に気が付いている程度である。このビジョン(構想や理念)はイメージとして言説(言葉)として出てくるが、神や前衛(上から)出てくるものではない。今は、自分の言葉から出発するしかない。だから、議論の内に変
革さるべき社会のビジョンを創りだされるのが大事なのだ。(文責 三上治)

9条改憲阻止の会連絡センター「連帯ニュース第192号(2011.11.25)」より

.. 2011年11月27日 18:50   No.349007
++ たんぽぽ舎 (社長)…482回       
メルマガ読者からの講演会・集会のご案内2つ

 イ.12月7日(水)子どもがあぶない!放射能から守ろう!
   世界ヒバクシャ展緊急フォーラム
福島から全国へ広げよう、女性たちのWA!

場所:めぐろパーシモンホール 大ホール 東急東横線都立大学駅より徒歩7分
時間:昼の部 10時30分〜17時(開場10時) 交流タイム 17時〜18時30分
   夜の部 18時30分〜21時(開場17時30分)
【昼の部】放射能の身体への影響をどう抑えるか
(午前)
報告:竹野内真理(翻訳家、低線量被曝者の会共同代表)
   『知られていない被曝の真実〜汚染地から子供たちを避難させて』
講演:大谷ゆみこ(つぶつぶクリエイター、フウ未来生活研究所代表)
   『「食の転換」と「意識の転換」で恐れを手放し未来の始まりとしての今
   を生きよう!』
(午後)
 歌 :TOMOKO『ザマナイ〜時代よ!〜』
    (数多くの被曝者を生んだカザフ40年にわたる核実験を止めた歌)
講演:肥田舜太郎(6000人以上の被爆者を治療した医師)
   『広島の被爆者治療から学んだこと』
報告:佐藤幸子(子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク世話人)
   『子どもたちを放射能から守るために』
トーク(質問タイム)肥田舜太郎&大谷ゆみこ&佐藤幸子&竹野内真理
【交流タイム】ロビーで自由に交流(サンドウィッチ、飲み物の販売あり)
【夜の部】女性たちの作戦会議あり
【写真展】ヒバクシャを追った6人の写真家たち
     伊藤孝司 桐生広人 豊崎博光 本橋成一 森下一徹 森住卓
参加費:昼の部 1500円  参加申込受付中  夜の部 1000円
    昼の部・夜の部通し 2000円 高校生以下無料
主 催:NPO法人世界ヒバクシャ展
連絡先:080-3392-1110(森下) 03-3723-1004(事務所)
       URL こちら
  ※詳しいことは、お問い合わせ下さい。※少人数ですが保育室があります。


 ロ.2012/1/15さよなら原発・あきる野・初デモ
一緒に歩いてアピールしよう!
子どもたちの未来に、もう原発は要らない!

   2012年1月15日(日)

  13:30 秋川駅(JR五日市線)北口ロータリー集合
  ケーナectの生演奏
  さよなら原発のアピール
  13:45 デモ出発
  (小さなお子さんに合わせてゆっくりと、駅周辺を歩きます)
  15:00 秋川駅解散

 ◎プラカード、ゼッケンを工夫して、デモを盛り上げましょう!
 ◎寒い時期なので、防寒対策をしっかりと!

 主 催:さよなら原発〜にしたま〜
 連絡先:042-559-6941(谷口・辻)、042-559-8851(田中)、
  042-596-4569(佐橋)、042-597-4960(雨宮)
 メールでの問い合わせ先 kawarade@nifty.com

.. 2011年11月27日 19:16   No.349008
++ たんぽぽ舎 (社長)…483回       
核燃料再処理 露提案を隠蔽(にぎりつぶし)
   02年 内閣府・エネ庁 国の審議会に伝えず
    「六ヶ所工場稼働の妨げ」になるとして、文書を隠した

○ロシアが02年、日本の原発の使用済み核燃料をロシアで一時的に貯蔵(中間貯蔵)したり、燃料として再利用するため処理(再処理)するプロジェクトを提案する外交文書を送っていたことが関係者の話で分かった。
内閣府の原子力委員会や経済産業省資源エネルギー庁の一部幹部に渡ったが、六ヶ所村再処理工場(青森県)稼働の妨げになるとして、核燃サイクル政策の是非を審議していた国の審議会の委員にさえ伝えなかった。
当時、漏水事故の続発で再処理工場の安全性を疑問視する声が高まっており、不利な情報を握りつぶして政策を推し進める隠蔽体質が浮かんだ。
○「隠蔽が事実だとしたらとんでもない。」経産省の諮問機関「総合資源エネルギー調査会・電気事業分科会」で委員を務めた大阪大の八田達夫・招聘教授(公共経済学)は憤る。
六ヶ所村再処理工場は当時まだ放射性物質を流しておらず、解体すれば費用は3100億円で済んだ。しかし、使用済み核燃料を処理するアクティブ試験(06年3月)などを経て本格操業した後廃止すれば1兆5500億円かかる。八田氏は04年3月、分科会で「一度でも使ったら大変な解体コストがかかる。(再処理せず直接地中に捨てる)直接処分という選択肢も考慮すべきだ」と主張。八田氏は「工場を放射性物質で汚すか汚さないかを判断する上でロシアの提案は非常に貴重な情報だった」と語った。
                 (毎日新聞 11月24日より 抜粋)

.. 2011年11月27日 20:02   No.349009
++ QUEMA (幼稚園生)…2回       
テント日誌 11月25日(金)>
12/1からの女の座り込みへ、第2テントの用意整う
―― 経産省前テントひろば 76日目 ――

 99%の途上国的貧困層が1%の先進国の支配層にプロテストすることのバイオレンシャルな状況。
ポストモダンの抵抗戦略は、金融資本に冒された国有地の敷石を分有することから、始まったといってよい。これは世界同時的だった。
 世界歴史上、これほどの被ばく体験を持った国家はない。アメリカは加虐的戦争政策を停止できない。国家とはそれ自体、近代化の問題であって、世界普遍的。
「悲劇の誕生」はドイツ・ナチス政権を予言したが、この最悪の被ばくの連続性はどんな国家を創らねばならぬ事態なのか? 
  4人の青年の経産省前ハンガーストライキから始まったテント広場は、福島の女の、全国の女の座り込みと連携し、12月1日から、「十月十日(とつきとおか)の女の座り込み」と続く。
 ぐずついた霜月の悪天候が切れて、晴れ渡った今日、第2テントの床の手入れが、江田氏を頭としてなされた。湿った敷物が干された。張り巡らされた鎖がちょうどよい物干しざおとなった。そうして、隙間風を封じ、座敷を倍増し、整理棚が設置されたテントの中は、なんともあったかいものとなった。
 男は女の肥やしだといったのは谷崎潤一郎だった。覇権や父権が核開発=究極兵器とどういう暗黒の交渉をもっているか、女性は明晰な歴史感覚をもつことができている。ただ男のように表現しない。これ以上の犠牲者をだしてはならぬの
に、政府、東電は、放射能から国民を守ろうとしない! 
事態は深刻になるばかりなのに! いかなる惰性体も犯罪的だと感じる私ではあります。                
          ( QUEMA記)

( 附) 今日午後3時から 第17回原子力損害賠償紛争審査会が 文科省別館で行われた。それに先だって文科省前で前段集会が開催され、テントからも駆けつけた。
  満田さんの避難の権利と賠償〜原発事故のコストと社会〜脱原発という話に肯かされる。
自主避難者からのメッセージが紹介される。特に郡山市からの避難者の声として、「郡山市内の保育園の給食は福島県産の食材なのに、山下教授(福島医大副学長)の  友人は「山下教授からは、「お弁当と水は持ち込むように」と言われている』と言う話を聞かされ、不安になって夏休みを機に避難した。」又、福島市内の中学生の中には、「鼻血が出て医者にかかっても「花粉症』と言う病名しかつけてもらえない。」「鼻血が止まらず、止血剤を飲んでいる者もいる」との悲痛
なコメントもあった。
 富士宮市に避難している長谷川さんのメッセージにはいつも心打たれる。
今日の審査会は、前回光明が見え始めたと思えたのに、雲行きが怪しくなって事実上、避難の賠償を僅かな見舞金でネグレクトするような論調になっているという。

福島では「白内障」が多くなり、眼科病院が大混雑しているとの報もあり、健康被害がこれから本格化しそうな中、避難の権利確立と賠償を社会全体の課題として実現していくことが、脱原発社会への不可欠の事柄なのだと、改めて確認させられる。
         ( 文責 Y・T )

.. 2011年11月27日 21:20   No.349010
++ たんぽぽ舎 (社長)…484回       
無理してないのに体が柔らかくなった!冷静に議論ができるようになった!
   寝起きが良くなった!リラックスしすぎて寝てしまう!?
   日々の活動で疲れた体と心をリラックスさせ、次の一歩へ。

◆大好評のヨーガ(ヨガ)教室、『優しく心と体を強くするヨーガ』◆
   ☆毎週土曜日10:00〜 スペースたんぽぽで開催中!!☆

朝のさわやかな時間帯に、深い呼吸をしながら体を伸ばしてみませんか?
自分の体心と向き合うことによって、小さな発見があるかもしれません。

〜〜〜参加者の方の感想〜〜〜 Sさま(女性)

体を動かすだけでなく、座学もあるのがこの教室の特徴でしょうか。
特に秀海先生のお話は、古典的な説をご紹介の上で、“ここからは私の考えなのですが・・・”と日常に即した考え方を示してくださるので、
“なるほど!”と理解することができます。
そして、この座学での理解を自分の身体で実感できるのが、また楽しいのです。

たとえば、“呼吸で身体は柔らかくなるのですよ”、というお話の後、身体が硬かった夫の前屈が実際にどんどんできるようになっていきました。
腕を伸ばしても膝までしか届かなかったのが、
ほんの10分程度の呼吸法で足首まで、そして自宅でも続けたところ、すぐに床に手が付くようになったのには、傍から見ていても驚きました。

そして、今、いちばん面白いのは、自分自身の“立つ”感覚の変化です。
2本の足で起立してもどこかフワフワした感覚があるのでダンベル運動やバレエのバーレッスンを続けていたのですが、ヨーガで初めて身体が落ち着く感覚がわかりました。
立つ(ターダ・アーサナと言うそうです)ということ、秀海先生が“ヨーガをやると体の芯が通るようになります”と仰るのは多分こういうことかしらと感じています。

教室に参加するたび、小さな発見を積み重ねてゆける実感がとても楽しいです。
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スペースたんぽぽでやさし〜いヨーガをしてリラックスしませんか?

日時:毎週土曜日10:00〜12:00 
場所:スペースたんぽぽ
参加費用:1500円
講師:河野秀海先生→こちら(オフィシャルブログ)
予約はこちらまで!kokorokaradayoga@gmail.com
詳細はブログまで→こちら

.. 2011年11月27日 21:27   No.349011
++ たんぽぽ舎 (社長)…485回       
北電やらせ「道の関与」根拠メモ―世論誘導生々しく「北電社員も地元
住民」
 北海道電力泊原発3号機のプルサーマル計画をめぐるやらせ問題で、北電第三
者委員会が道の関与を指摘する根拠となった二00八年七月八日の道と北電担当
者のやりとりを記録した北電側のメモが存在することがわかった。北海道新聞が
入手した。道民意見募集に際し「北電社員も地元住民だよね」「匿名でも受け付
けている」など、道側が北電にやらせを指示する発言が記載されている。また同
計画の安全性に関する道の有識者検討会議委員への工作を疑わせる発言もある。
 文書は「同庁打ち合わせメモ(プル)<取扱注意>」と題したA4判の紙三枚
で、北電側が作成。国と道、北電が一体となってプルサーマル計画に関する世論
誘導を行っていたことを浮かびあがらせている。文書によると、打ち合わせに道
側から出席していた当時の村井悟・原子力安全対策課長(現・釧路総合振興局長)
らは、締め切りが迫っていた道民意見の二次募集について「反対意見ばかり」と
言及。その上で「北電社員も地元に住んでおり、地元住民だよね」「ちなみに
『○○町、匿名希望』でも受け付けている」などと述べ、原発周辺に居住する北
電社員に対し、匿名での賛成意見を寄せるよう要請した。(略)一方、プルサー
マル計画の安全性を議論した有識者検討会議(委員七人)の委員に対する工作が
疑われる記述もある。メモによると、経済産業省資源エネルギー庁から「原子力
に詳しくない委員に対し、北電から基本的なレクが必要では?」と促されたと道
側が発言。続いて委員の名前をそれぞれ挙げ、「○○委員(メモでは実名)には、
あまりヤリ過ぎない方が良い。急に会議でのスタンスが変わってもマズいし」と
北電に助言した場面もある。北電第三者委員会は、このメモの存在をもとに、報
告書で道の関与を「否定しがたい」とした(略)
(2011.11.21.『こちら特報部―東京新聞』より抜粋)

.. 2011年11月27日 21:33   No.349012
++ 柳田真 (小学校高学年)…24回       
11月29日(火)夕方のおさそい
原発を廃止するアイデア提案会(第4回)
みんなで発言、討論 − 山崎久隆さんを助言者に

○12月末には稼働原発が6基(10%)のみになる−全54基中−という日本原発史上、初めての事態(廃原発に一歩近づく)が生まれようとしています。
それだけに原発推進側も必死で、全権力と金の力を活用して水面下で原発再稼働のための方策(ウルトラCも含めて)を練っています。悪賢い人々、集団ゆえ今後何が出てくるか、予断を許しません。
○これらに抗して今こそ原発全廃を打ち出すチャンスです。そのための様々なアイデアや提案をもちよろう。過去1〜3回では色々の思いの披露(自己紹介プラスα)から始まり、現在の運動の改善や問題点の指摘、今後の方向性など、いくつも出ました。議論が少しずつ熟成されてきています。自分の思い・考えを自由に発言できる場です。積極的に参加を。提案文の持参も歓迎(A4版1枚に)助言者は山崎久隆さん

.. 2011年11月29日 09:18   No.349013
++ M・0 (幼稚園生)…1回       
テント日誌 11/26(土)
近づく師走へ、様々な想いとアクションは広がる
―― 経産省前テントひろば 77日目 ――

テントで頑張っていた富久さんが急遽、沖縄の高江に向かった。その富久さんからの便りがあった。
 原発問題と沖縄基地問題、その構造は同根であるだけに、富久さんもテントと高江を紡ぐような気持ちで頑張っているだろう。
 
 先日も記したが、テント近辺のプラタナスが丸裸にされて寒々と樹木の肌を晒している。この寒々とした光景は本格的な冬の訪れを知らせる。自然に被災地の人々のことを思い浮かべたりするが、そう言えば今日は福島県の双葉町から避難され、現在港区に住んでおられるKさんがテントを訪れた。
 Kさんはいろいろのことを話していかれた。「東電から支払われた100万円は後に返却とのこと。だから受け取らなかった」という。驚く。
 報道もされた仮払金のことだが、その現実を知る人は少ない。「電気代は支払いをしていない。これは東電の方と話しをするためである」。この種の話は良く聞くが東電の官僚的応対が透けて見える。
「東京の人には親切にしてもらっている。今いるところは3月11日まででその後が不安」と。原発震災で避難されている方の現状を僕らも実情が意外とわかっていないことを痛感した。

 今日はドイツとイタリアの人がテントを訪れた。ドイツとイタリアはヨーロッパの中で脱原発に踏み切った。第二次大戦時の枢軸国は悪夢であったけれど、今、脱原発の同盟ならいいのではないかと思った。
日本はドイツやイタリアから学ぶべきであり、いつもアメリカばかり顔を向けているべきではあるまい。
 テントには多くの催しのチラシなどが届けられる。脱原発の学習会、コンサート等の情報が伝えられる。
脱原発の運動の広がりを実感させてくれるが、中には小水力発電事例の載った小冊子を届けてくれる人もいる。脱原発の現実的な取り組みとその可能性を示していて、僕らの脱原発の方向やイメージを豊かにしてくれる。地方自治体も含めエネルギー転換の歩みを多くの人は進めており、あまりメディアの報じない情報だけに勇気を与えてくれる。

師走も近づきいろいろの企画が組まれている。簡単な紹介を。いずれもテント前広場、あるいはテント内にて。
 
 11月28日(月)歌声喫茶(13時〜18時)
 12月 1日(木)「十月十日の座り込み」開始日
 12月 3日(土)落語会(13時〜13時40分)
 12月 4日(日)12・4脱原発ミニライブ(13時〜17時)
( 文責 M・0)

.. 2011年11月29日 09:28   No.349014
++ 後藤 (幼稚園生)…1回       
メルマガ読者からの講演会・集会のご案内

タイトル
    12月11日 反原発アクションin埼玉
    講演会 「肥田舜太郎さんに聞く」とデモ
内容
    日時: 12月11日(日) 13時30分〜
    会場: ときわ会館大ホール
           さいたま市浦和区常盤6-4-21(さいたま市役所隣)
    賛同費: 1000円のご負担をお願いいたします。

  ☆ 講演会 「肥田舜太郎さんに聞く」
福島第一原発事故による放射能汚染。海産物や農作物の汚染。政府・マスコミからは「健康に影響するものではない。」と。はたしてそうなのでしょうか?ヒロシマで被ばくし、その後60年にわたり被爆者の治療と内部被ばくの研究を続けて来られた医師肥田舜太郎さんのお話しを聞きます。

 ☆ デモ 16時〜
 講演会終了後に、脱原発を訴えるデモを行います。ときわ会館隣にあるさいたま市役所前を出発し、浦和駅西口まで行進します。

 講演会のみ、又はデモのみのご参加でも歓迎いたします。

 連絡先: 埼玉反原発アクション こちら
     後藤 090-1257-8983 saitamaaction@yahoo.co.jp

.. 2011年11月29日 10:08   No.349015
++ たんぽぽ舎 (社長)…486回       
地震の発生率が10倍以上に上昇 ― 震災前と比べて
   全国で11の活断層が。東大地震研の調査。東電柏崎刈羽原発が危ない!


 マグニチュード(M)9.0を記録した東日本大震災の影響により周辺での地震の発生率が震災前と比べて10倍以上に上昇した活断層が全国で11カ所あることが24日、東京大学地震研究所の研究チームの調査で分かった。
 特に断層帯の動きが活発化した可能性が高く発生率が上がったのは東北から中部にかけてで、長野県の境峠・神谷断層帯主部や岐阜県の猪之鼻断層帯、神奈川県・静岡県の北伊豆断層帯など6カ所。北伊豆断層帯は最も高い70倍となった。
 調査結果をまとめた東大地震研の石辺岳夫特任研究員は、東日本大震災のようなプレート間での巨大地震の前後で、大地震が集中する傾向にあると指摘。
「大地震に直結するわけではないが、活動が活発化しており、継続して監視するべきだ」(茨城新聞11月25日)

.. 2011年11月29日 10:25   No.349016
++ たんぽぽ舎 (社長)…487回       
原発再稼働を目論み、節電効果をひた隠す電力業界
   自動車業界のみで原発5基分の需要を解消した

○東日本大震災の影響で需給逼迫が深刻化した今夏は、産業界や家庭の節電努力で危機を乗り切った。とりわけ貢献度が高かったのが、自動車業界の休日シフトだ。関係者によれば、その効果は実に五百万キロワット。自動車業界のみで実に原発五基分の需要を解消できたとは驚きだが、何故かこれに神経を尖らせているのが恩恵を被ったはずの電力業界で、その節電効果をひた隠しにしているという。

○電気事業連合会が今夏の需給状況を発表した九月十六日。実はこのとき、八木誠会長(関西電力社長)の耳に五百万キロワットの数字は届いていたが、会見では「詳しい分析が終わっていない」と発表を避けた。電事連内部では「この数字を言えば原発不要論にすりかえられる」(関係者)との意見が支配的だったためだという。厳密には、ピークが下がった際、電力量が抑えられるのは火力発電であり、原発ではない。だが世間はその説明には納得しないだろう。需給逼迫を乗り切るために原発が必要という理屈を立てていたのが、ほかならぬ電力業界だからだ。家庭の節電はたかが知れており、貢献度は産業界がはるかに大きい。それをことさら強調しないのは、家庭における「過酷な節電」の方が、原発必要論を演出するのに効果的だからだ。電力業界は今冬も節電要請を続ける。節電のカラクリに気付かず、国民が音を上げるのを電力業界は待っているのだ。
(2011.11月刊選択より転載)

.. 2011年11月29日 10:31   No.349017
++ たんぽぽ舎 (社長)…488回       
たんぽぽ舎関連−11/29から12月の予定−

 イ.11/29(火)第4回原発を廃止するアイデア提案会
   あなたの意見・アイデアを持ち寄ろう討論会
   アピールを強めるには…、デモの目立ち度をアップするには…、財政を強化するには…、
   助言者:山崎久隆さん(たんぽぽ舎副代表)
   担 当:柳田 真、橘 優子
   会 場:「スペースたんぽぽ」
   資料代:500円

 ロ.12/3-4「もんじゅ」が一望できる白木海岸で「2011もんじゅを廃炉へ!全国集会」
主催の集会に参加
    1日で5500万円の税金のムダ使いやめよ!、
    そのお金を震災復興へ回せ!、
原爆用のプルトニウムを製造出来る「もんじゅ」原子炉を廃止せよ!
12月3日(土)から4日(日)…3日朝出発、4日夜帰京新幹線・在来特急・バス利用、交通費約14000円。宿泊は、別途5500円必要。
 お申し込みはたんぽぽ舎まで、FAXまたはEメールで。
氏名、年齢、性別、住所、電話番号を明記の上、「もんじゅツアー申込」としてください。担当:原田
FAX番号:03-3238-0797
Eメール:nonukes@tanpoposya.net

 ハ.12/8どうする原発事故による放射性廃棄物
  日 時:12月8日(木)開場18:30 19:00から21:00
お 話:藤原寿和さん(廃棄物処分場問題全国ネット事務局長)、
     坂東喜久恵さん(たんぽぽ舎副代表)
  会 場:「スペースたんぽぽ」
  主 催:反原発議員・市民連盟
  資料代:1000円

 ニ.12/10第6回母と父、子どものための保育付き放射能教室
   ◆闘う小児科医!!”ワハハ先生”こと、山田真さん講演会◆
  日 時:12月10日(土)13:30開場 14:00開演 〜 16:00
  講 師:山田 真さん
      (東京大学医学部卒業、梅村こども診療所勤務、「障害児を普通学校へ全国連絡会」世話人、医療被害者、公害闘争運動などにも関わ
      る。「ちいさい、おおきい」編集代表。育児書から絵本まで著書多数。「子供たちを放射能から守る全国小児科医ネットワーク」にて
      福島の子ども健康相談。)
  会 場:「スペースたんぽぽ」
  参加費:お一人様1000円 (会場代、資料代、講師謝礼などを含みます)
      保育の有無は関係なく一律です
  参加方法:予約制です。(定員100名)
    詳しくはこちら→ ブログ こちら
    保育のお申し込みはこちら→ こちら

.. 2011年11月29日 10:47   No.349018
++ たんぽぽ舎 (社長)…489回       
 ホ.12/13報告会−チェルノブイリ原発事故現地を視察して
  日 時:12月10日(土)18:30開場 19:00から21:00
      チェルノブイリ原発事故現地を視察して−
      平林祐子(都留文科大学)さんの帰国報告
  会 場:「スペースたんぽぽ」 参加費:500円
  共 催:たんぽぽ舎、東電前アクション

 ヘ.12/15ワンコイン上映会
  日 時:12月15日(木)開場18:00 18:30より21:00
上映タイトル…「肥田舜太郎講演DVD」予定
  会 場:「スペースたんぽぽ」 資料代等:500円

 ト.12/17反原発なにかしたい人・会議
  日 時:12月17日(土)18:30より21:00
      何かしたいけど何をしたらいいかわからない人と、したいことはあるけど何かの事情で始められない人…大集合
  会 場:「スペースたんぽぽ」 参加費:500円

 チ.12/22放射能と食の安全について
  日 時:12月22日(木)18:30開場 19:00から21:00
      「放射能と食の安全について」−
      ヒバク=自然+外部被曝+内部被曝−
  お 話:槌田博さん(放射能汚染食品測定室)
  会 場:「スペースたんぽぽ」 参加費:1000円

 リ.12/3、12/10、12/17『優しく心と体を強くするヨーガ教室』
   土曜日の10:00から12:00で開催します。費用:1500円
  講 師:河野秀海先生(インド中央政府科学技術省公認ヨーガ・セラピスト)
  会 場:「スペースたんぽぽ」
  詳細・ご予約は こちら
  随時ご予約受付中

 ヌ.12/10「がんばろう!さようなら原発1000万署名」集会とパレード
  日 時:12月10日(土)13:30から
  会 場:日比谷野外音楽堂

 ル.12/11原発再稼働やめよう行動
   すべての原発と再処理工場を即時停止せよ!
  日 時:12月11日(日)13:00日比谷公園中幸門(日比谷図書館裏)集合、
      14:00からデモ 電力各社へ申し入れ、経産省本館へ
  主 催:11.11-12.11再稼働反対全国アクション

.. 2011年11月29日 10:54   No.349019
++ たんぽぽ舎 (社長)…490回       
メルマガ読者からの講演会・集会のご案内2つ

  イ.12/3「東京フクシマ会議」

   日 程: 2011年12月3日(土)
   第一部:13時〜16時20分 広瀬隆(作家)、森田省一(福島県双葉町)、
                長谷川健一(福島県飯舘村)
    第二部:17時〜20時「ポストフクシマをどう生きるのか?」
   場 所:全電通ホール( 東京都千代田区神田駿河台3−6)
   参加費:第一部1,500円、第二部1,000円、通し2,000円
   定 員:500名
   電話または、下記ホームページからお申し込みください。
予約受付完了後、1週間以内に店頭または下記郵便振替口座にて料金をお支払い下さい。
なお、1週間を超える場合は、改めてお申込みをお願いいたします。
・キャンセルされる場合は、ご連絡いただきますようお願いいたします。
・入金後はキャンセル及び返金には応じかねますので、ご了承下さい。
振込先 :郵便振替口座 00140-6-367207加入者名 :Gaiaの通販
※郵便振替口座でお支払いの場合、振込用紙の控えが、チケットとなりますので、
当日必ずご持参下さい。
※備考欄に「12/3 イベント代」と記載していただきますようお願いします。
お問合わせ:GAIA お茶の水店 03-3219-4865(担当:清水)
      こちら

  ロ.12/3稼働中の全原発の即時停止!
    2012年を全原発廃炉の年に!
    NO NUKES! ALL ST☆R DEM 第2弾!

 ◆日時:2011年12月3日(土) 雨天決行
 ◆時間:集会1部 13:00〜 デモ 14:00〜 集会2部 15:00〜17:00
 ◆集合場所:代々木公園けやき並木
       最寄駅→JR 渋谷駅・原宿駅(徒歩10分)
 ◆主催:NO NUKES MORE HEARTS
 ◆協力:LOFT PROJECT
 ◆協力参加:TwitNoNukes / エネルギーシフトパレード
  お問い合わせ:12.3●nonukesallstardemo.com
          (●を@に差し替えて送信ください)

.. 2011年11月29日 11:04   No.349020
++ ピープルズ・プラン研究所 (小学校低学年)…8回       
全国から電力会社・経産省を包囲しよう!再稼働反対12・11デモ
 12月11日(日)
   午前10時より、経産省前テントひろばで座り込み!
    ※千代田線・日比谷線「霞ヶ関駅」A12a出口すぐ
   午後1時:日比谷公園中幸門(日比谷図書館裏)に集合、集会開始
    ※千代田線・日比谷線「霞ヶ関駅」C1出口より200m
    <原発現地からの発言などを予定>
   午後2時:デモ出発
    ※プラカード、鳴り物などの持ち寄り歓迎
 12月12日(月)
   午前:交流会(弁護士会館:予定)
   午後1時30分〜3時(予定)
     :経産省要請・院内集会
 【呼びかけ】11・11−12・11再稼働反対!
       全国アクション実行委員会
 [連絡先]ピープルズ・プラン研究所
      (TEL) 03-6424-5748 (FAX) 03-6424-5749
      
      たんぽぽ舎(連絡先は末尾に)
 【ウェブサイト】こちら
 【ツイッター】@1111nonukes

.. 2011年11月30日 10:45   No.349021
++ 高橋幸子 (幼稚園生)…1回       
テント日誌 11/27(日)
未来を孕む女たちのとつきとおかのテント村行動
―― 経産省前テントひろば 78日目 ――

11月27日(日)、好天の休日とあってテントはファミリーの来訪者が多く、終日賑わう。
ゆったりした穏やかな時間が流れる。
テント内ではバッテリーなどの電源関係がセッティングされ、照明等に向けた準備が進む。
 3/11以降(いや昨年から)、週末の街頭情宣活動を続けている長岩さんが数寄屋橋での
情宣を終えて、女性シンガーを伴ってテントにきて、テント前でミニライブ。
夜、福島から椎名千恵子さんが、12/1からのとつきとおかのテント村行動のための下見
にやってくる。根城となる第二テントの用意が調えられているのを見て感激の様子。 呼びかけビラができているので、簡単に紹介しておきます。(ビラはテントにあります。)
 
未来を孕む女たちのとつきとおかのテント村行動
生活時間 H22,12,1〜H23,9,11のとつきとおか
AM10:00〜PM3:00
(原則として上記。夜や夕方の企画も随時)
 ◎再び繋がります。続けます。・・・縫う、唄う、踊る、書く、描く、紡ぐ・・・
◎テント村で熱く語ります。
◎とつきとおか、いのちを守に、いのちを張ります。
経産省テント村行動へご参加下さい。どなたでも!!!
原発いらない福島の女たち 世話人:椎名千恵子
呼びかけ人  大賀あや、黒田節子、千脇美和、佐藤幸子、佐々木慶子、武藤類子、森園かずえ、人見やよい

事務局  高橋幸子

.. 2011年11月30日 11:03   No.349022
++ たんぽぽ舎 (社長)…491回       
メルマガ読者からの講演会・集会のご案内
苫小牧市役所前で瓦礫受け入れ反対のデモをします。
 12月1日朝9時から苫小牧市役所前で、市長と議員向けに瓦礫受け入れ反対デモを行います。 苫小牧市役所前に集合。
( 搬出前基準は100ベクレル/kgということは焼却すると濃縮され3300ベクレル/kg これを一般廃棄物とあつかってよいとのこと。
埋めたてはもちろん製品としてのリサイクルもOK。
環境省のガイドラインを読むとフライパンも入っている。)
参加出来る方よろしくお願いします。


新聞・雑誌から
イ.原発事故指針改定での安全委の問題点―「防災圏拡大」を黙殺した。「福島」で不備が露呈した

 国が一九九九年と二000年に防災指針を改定した際、意見募集(パブリックコメント)で、原発事故に備えた防災対策の重点区域(EPZ)の拡大を求める意見が相次いだのに、原子力安全委員会が退けていたことが分かった。福島第一原発事故では重点区域を越えて放射性物質が拡散し、住民が避難をするなど、指針の不備が露呈。安全委の判断の甘さがあらためて浮かび上がった。
(2011.11.26.の東京新聞より抜粋)

.. 2011年11月30日 11:44   No.349023
++ たんぽぽ舎 (社長)…492回       
ロ.電力購入東電離れ―管内過半数の自治体が新規事業者を利用検討予想以上のコスト減も。しかし進まぬ市場自由化参入を阻む「発送電一体」の制度―高額なペナルティー壁に

○東京電力管内の386市区町村のうち、60市区町村が東電以外の小売事業者から電力を買い、東日本大震災を機に新たに158市区町村が一部の施設で使う電力を東電以外からの調達に切り替えることを検討していることが25日、毎日新聞の調べで分かった。自治体では、従来、コストよりも安定供給を優先する傾向が強かったが、今夏の電力不足を受け、大手電力以外からの購入を探る動きが広がったとみられる。ただ、電力小売事業者は育っておらず、潜在需要の増加に対応しきれない課題も浮かぶ。自治体が検討する新たな購入先は、特定
規模電気事業者(PPS=Power Producer & Suppliier)。00年に導入された「電力自由化」の後、新規参入した電気の小売業者だ。
○(略)すでにPPSから調達している自治体は東京都、神奈川、千葉、埼玉、群馬県の計60自治体で、158自治体が「今後、PPSからの購入を検討する」と回答した。(略)PPSに切り替えた自治体に電気料金の削減効果を尋ねると、東電から購入していた時期と比べて3〜30%程度低下していた。大手に頼ってきた電力供給の在り方に疑問を持つ大口顧客が増える一方で、PPSは「大手
の壁」に伸び悩んでおり、潜在需要に応えきれない「需給のミスマッチ」が続いている。背景には「電力自由化」の形骸化という電力業界の構造が透けて見える。(略)PPSや既存の電力会社が電力を売買する日本卸電力取引所(JEPX)は、業者間で売買が成立した電気の送電を東電の送電線に頼っている。「送電網使用停止」については東電との間で取り交わされた「約款」に定められており、JEPXに拒否権はない。だが、東電の送電網が使えなければ、PPSは契約先に電気を届けることはできない。結局、JEPXは5月31日まで東京市場の閉鎖を余儀なくされた。
○(略)日本では90年代半ば以降、海外より割高な電気料金に対する不満が強まり、自由化に向けた制度改革が本格化した。00年には電力の小売り自由化が実現し、契約電力量が2000kw以上の大工場や百貨店などを対象にPPSが自由に電気を販売できるようになった。契約電力の規制は、04年に500kw以上、05年に50kw以上に引き下げられ、同年「自由に」電気を売買できるJEPXも開設された。これで外見上は競争環境が整ったように見えたが、実際には思うように競争はすすんでいない。経済産業省によると、PPSは今年10月現在、商社やガス会社など計46社あるが、実際に電気の小売りを手掛けているPPSは27社で、残りは「開店休業」状態だ。PPSの販売電力量は自
由化対象となる電力の約3・5%しかなく、電力市場では事実上、電力大手10社の独占体制が続いている。取引所の関係者は「市場は送電線を持つ大手に支配されている。大手から送電部門を切り離す発送電分離がない限り、大手とPPSは対等な競争ができない」と指摘する。また、PSから撤退した企業の幹部は「大手は大手同士で価格をすり合わせ、需要家に圧力をかけて我々の商談
を壊しに来る」と憤る。(2011.11.26.毎日新聞より抜粋)

.. 2011年11月30日 11:59   No.349024
++ 大竹 (幼稚園生)…1回       
〜お母さんお父さんのための保育付き講座〜第6回目
闘う小児科医!!”ワハハ先生”に聞く、
『放射線と子どもの健康』山田真さん講演会

 はじめて出会う小児科の本といえば山田真さんです。まっすぐで熱い生き方、ワハハ先生の言葉に励まされ支えられて子育てをしてきた方は数多いと思います。福島原発の至上最悪な事故により放射能で汚染された大地、空気、海、食べ物・・・。日本の子供たち、福島の子供たちを救わねばと闘う小児科医、山田真さんが立ち上がりました!「原発事故と子供の健康」を真剣に考え、事故後福島にも何度も足を運び、今後の子供たちの将来を考え行動しているからこそ出てくる魂の言葉を・・・。ぜひ、聞きにきて下さい。現実を知ることから、始まります。

日時・・2011年12月10日土曜日
13:30開場 14:00開演〜15:30
場所・・・『スペースたんぽぽ』(水道橋)
講師・・・山田 真さん

 東京大学医学部卒業、梅村こども診療所勤務、八王子中央診療所理事長、「障害児を普通学校へ全国連絡会」世話人、医療被害者、公害闘争運動などにも関わる。「ちいさい、おおきい」編集代表。育児書から絵本まで著書多数。「子供たちを放射能から守る全国小児科医ネットワーク」にて福島の子ども健康相談。

参加費・・・1000円 
申込み方法・・・予約制です。(定員100名) 

 『たんぽぽ舎:お母さんお父さんの為の保育付き講座』ブログのメールフォームよりお申込下さい。こちら
ご予約の際は、お名前、ご連絡先、参加人数、保育ご希望の方はお子様のお名前、年齢、人数、アレルギーの有無をご記入下さい。ネット環境のない方は、たんぽぽ舎までFAX、電話、ハガキにてお申込下さい。
保育…今回は会場と定員の都合で別室保育を予定しておりますが、参加人数により同室保育に切り替えることもあります。おやつは用意いたしません。必要な方はご持参下さい。         
※予約に限りがあります。お早めにご予約して頂ける様宜しくお願い致します。
(講座スタッフ 大竹)

.. 2011年11月30日 13:06   No.349025


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