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■--日本政府の曖昧な態度
++ 仲條拓躬 (社長)…1475回          


日本国は米国の核の傘で安全保障が成り立っています。米国に逆らうわけにはいかない状態なのです。軍隊を持たず、集団的自衛権を曖昧な態度しか示せない政府は、戦争体験から日本は戦争を否定し、核を否定し、そして軍隊をも否定しました。戦争を否定することは人類の崇高な理想としては正しいことだと思います。

核を否定することも核の被爆国としてその悲惨さを世界に伝えるためにも理解出来ます。しかし、軍隊をも否定してしまい、戦後約80年経った今も軍隊を否定し続け、国内に軍隊を認めないことによって国際社会の中で歪んだ主張と態度をとらなければならなくなっていることは紛れも無い事実でしょう。

北朝鮮の拉致問題、核問題、イラン問題にしろ、はっきりした態度を示せない日本を作り出してしまっているのです。日本が軍隊を認めたからといって戦前のような軍国主義に向かうわけではないし、過去の経験を踏まえて、間違った方向に国が向かわないためにメディアが存在しているはずです。日本は戦後、米国の占領下で戦後の復興を遂げました。

戦後の急速な復興には確かに米国に感謝しなければならないことも事実ではありますが、だからといって奴隷になっていてはいけません。イラン問題での政府の曖昧な態度、拉致被害者家族が日本国内だけではなく米国の世論に訴えなければ進展しないような状況は、軍隊を持つことに曖昧な態度をとっている国民の態度でもあるのです。

イージス艦の派遣は憲法の改正や法整備も無いまま、なし崩しに日本の自衛隊は軍隊化しています。勇気をもって憲法改正論議を始めなければいつまでも日本政府は国際社会で曖昧な態度を取り続けなければなりません。

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.. 2026年05月03日 07:34   No.3485001

++ タク (社長)…4448回       
癌に対する心得について
過去のお話ですが、元フジテレビのアナウンサー逸見政孝さんの奥さん、逸見晴恵氏とお酒をご一緒した時にお聞きしたのですが、初診でどこを選ぶかにより、治療が変わるというのは現実におこり得るそうです。

最初に放射線科に行き、放射線医師が主治医になったら、放射線治療が主になり、外科医のところへ行けば、手術となるといいます。本来ならば内科、外科、放射線科が連携して、患者に一番良い治療を探るべきで、患者もそれを知らされ、選べるはずなのですが、現実はそうではなかったようです。

がん患者の治療方針について医療側は、カンファレンス(複数の医師たちでの、診断や治療の検討会)を持って、精度を高めるというのが前提となっていますが、大学病院のカンファレンスでは、座長の教授にお伺いをたてて、教授がいいだろうと言えばそれで決定という程度のものが多いのが現実のようです。

助教授といえば、論文の多さで決まるものですから、患者としては教授という肩書きでありがたがってもいられないのです。論文を書くには、手術を多くして、その実績やデータを書くしかないのです。それが医学会の主流になっている点も問題です。

教授が手術好きで、学会で発表できる症例を集めるのに熱心な人であったら、難しい手術でもチャレンジするかもしれません、患者への最高の治療を探るためにあるカンファレンスなのですが、患者側からすればやはり、密室の検討会なのです。

カンファレンスをビデオに撮り、患者を公開してもらえないものでしょうか、自分の命がかかった検討会です。チンプンカンプンだとしても、おおまかなことはわかるはずです。ビデオなら何回も見て、わからないところを勉強する事も出来ます。

なによりも患者の納得につながると思うのです。ビデオを見て、自分の治療方針を自分でも検討してみて納得、あるいは治療方針を拒否も出来ると思うということを語っていました。今はネットで検索してなんでもわかる時代です。だが、この時、お話したことが今になってこんなに役に立つとは思いもしないひと時でした。

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.. 2026年05月06日 07:02   No.3485002
++ タク (社長)…4449回       
エドワード・テラーの夢
アメリカ合衆国陸軍省がマンハッタン計画の拠点に選んだのは、ニューメキシコ州ロスアラモスでした。辺鄙なこの場所を推薦したのが、責任者で物理学者のJ・ロバート・オッペンハイマーだった。10代の頃、療養で滞在したことがあったのです。

計画に参加したエドワード・テラーにとって、原子爆弾は通過点に過ぎませんでした。彼が夢見ていたのは破壊力が桁違いの兵器、水素爆弾です。これに比べれば、原子爆弾など導火線に点火するマッチぐらいのもの。テラーは水素爆弾を「スーパー」という愛称で呼んでいました。

テラーと好対照だった人物がいるとすれば、それはジョセフ・ロートブラットです。ワルシャワの裕福な家に生まれましたが、テラーと同様戦争ですべてを失った経験を持っています。1939年夏、ロートブラットは英国リバプール大学で研究をすることになりました。ところが出発直前、愛妻トーラが急性虫垂炎に罹患してしまいます。

回復するまで渡航は無理でした。トーラは、ロートブラットだけ先に行って新居の準備をしておいてと言いました。2、3週間もすれば自分も行けるからと。マンハッタン計画で科学者たちが直面した課題は、レオ・シラードがロンドンの交差点で思い描いたような原子核連鎖反応を、化学的にどうやって引き起こすかでした。

計画に参加していた科学者も技術者も、かつてない破壊力をもつ爆弾を実現すれば、重大な危機を回避できると自らに言い聞かせていました。我が国はもちろん、他のどこの国も、そんな兵器を攻撃に使うはずがないと思っていました。

つまり彼らは、核兵器をつくる事が、それを使わせない抑止力になると考えたのです。ヒトラーが原爆をもったらどんなことになるのか。その恐怖が開発の原動力となり、マンハッタン計画には連合国の科学者数千人が参加しました。

だがその後ドイツが降伏してヒトラーが自殺しても、大勢の科学者が研究を続けたのです。降伏前に離脱した1人を除いて。それがジョセフ・ロートブラットです。後年、倫理を優先した決断かと問われるたびに、ロートブラットは笑顔で否定して、妻が恋しかったんですと答えました。

.. 2026年05月07日 05:39   No.3485003
++ タク (社長)…4450回       
ロートブラットが出発した直後にナチスドイツがポーランドに侵攻したため、トーラはワルシャワに足止めされ、混乱のなかで連絡が取れなくなりました。欧州での戦争が終わり、ようやく消息を辿る事ができたが、妻の名前は死亡者名簿に載っていたのです。

ベウジェツ強制収容所でホロコースト(ナチスによるユダヤ人大量虐殺)の犠牲になったのです。ロートブラットはその後60年生きながらえるが、再婚はせず、核兵器廃絶の活動を精力的に続けました。

戦時中に原爆開発を始めた3カ国のうち、終戦までに完成させたのは米国だけでした。歴史家は、米国が多くの移民を受け入れたことを成功の要因にあげています。マンハッタン計画の中心となった研究者のなかで、米国生まれはわずかに2人です。

米国の大学で博士号を取得した者は1人だけでした。科学者たちの抑止力信仰は誤りでした。米国は広島と長崎に原爆を投下して戦争を終わらせました。トルーマン大統領はホワイトハウスの執務室にオッペンハイマーを招き、謝意を伝えようとしました。

しかしオッペンハイマーは喜ぶどころか、部屋に入るなり「大統領閣下、私の両手は血にまみれています」と口走りました。大統領はむっとした表情を浮かべ、見下した口調で言いました。「バカを言いたまえ。両手が血まみれなのはこの私だ。だが私は気にしない」

オッペンハイマーはさらに食い下がります。「ソ連が原爆を手に入れるまでどのぐらいかかると思われますか?」「絶対無理だ!」トルーマンは言下に否定しました。オッペンハイマーが辞したあと、トルーマンは補佐官に怒りを爆発させました。「あんな軟弱科学者を二度と私に近づけるな! わかったか!」

それから4年もたたないうちに、ソ連が初の核実験を行いました。 ハルテック、シラード、フレロフ。3名の科学者の手紙が示唆した通り、核兵器競争は恐怖の第2段階に突入したのです。桁外れの殺傷能力を実現したいというエドワード・テラーの夢は、戦後ようやくかなうことになるのです。

米国で赤狩りの嵐が吹き荒れた1950年代初め、テラーはかつての上司であり、マンハッタン計画を成功に導いたロバート・オッペンハイマーの経歴に問題ありと匂わせ、公職追放へと追いやりました。オッペンハイマーは「スーパー」の開発に反対していたのです。

.. 2026年05月07日 05:48   No.3485004
++ タク (社長)…4451回       
さらにテラーは、大気圏内実験は「核兵器の維持と改良に不可欠」と誤った主張を展開して、包括的核実験禁止条約の批准阻止に中心的な役割を果たしました。核兵器の数は大幅に減ったとはいえ、核戦争の恐怖は今も我々につきまとっています。

世界全体を破壊してもまだ余るほどの核兵器が、現に存在しているのです。噴煙を上げている火山の麓で、枕を高くして寝られるはずがないでしょう。そんな底知れぬ危険に直面して、夢のなかで金縛りにあったみたいに、身動きが寂れない人たちがいたのです。

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.. 2026年05月07日 05:59   No.3485005


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