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■--狭山事件の再審開始を 
++ 東京新聞 (社長)…3443回          

狭山事件の再審開始を       鎌田 慧(ルポライター)

 3月11日は忘れることができない。福島原発大事故発生から15年。
 しかし、高市首相は「再稼働加速」と煽(あお)っている。
 3月11日は石川一雄さんの一周忌でもある。
 1年前のこの日、彼は再審開始の声を聞くことができないまま86歳で
病没した。
 無念だったであろう。
 石川さんは1963 年、女子高校生殺人の容疑者として逮捕された
(狭山事件)。
 被害者の自宅には脅迫状が届いていた。が、家が貧しく小学校にも行け
ないまま成人した非識字者。
 字を書けないから脅迫状は書けない、と主張しても刑事も検事も認めな
かった。
 被害者の万年筆が石川家の鴨居の上から発見されたのは、3度目の家宅
捜索だったから、捏造の疑いが強い。さらにインクは被害者の万年筆の
インクではない、とする専門学者の鑑定があっても、裁判所は一度も証拠
調べをしていない。
 第4次再審の請求人は妻の早智子さん。日本での再審は「開かずの扉」
と言われ、申請しても棄却される。何十年かたって、ようやく開始決定に
なっても、検察側が抗告し続ける。
 いま、さらに再審法が改悪されようとしている。冤罪者を苦しめる法
は、民主主義を否定する悪法である。
 3月11日、13時半。埼玉県狭山市市民会館で石川さんの一周忌集会。
 「狭山事件の再審を求める市民の会」の筆者も参加し、署名運動を呼び
かけます。    (3月10日「東京新聞」朝刊19面「本音のコラム」より)
.. 2026年03月14日 08:52   No.3443001

++ 共同通信 (社長)…261回       
柏崎刈羽原発6号機、発送電停止 東電、漏電の警報作動で原因調査

 東京電力は14日、漏電を示す警報が12日に作動した柏崎刈羽原発6号
機(新潟県)で、原因調査のために発送電を停止した。原子炉は止めず
に出力を約20%に下げた状態を維持する。18日に予定していた営業運転
の開始は遅れる見通し。

 東電によると、6号機はフル出力で試運転中だった12日午後4時
ごろ、発電機から電気が地面にわずかに漏れていることを示す警報が
作動。事前の手順通りに制御盤などを確認したが原因を特定できな
かった。作業員の安全を考慮してタービンや発電機を止めて詳細に調べ
ることにし、14日午後0時半ごろ、発電機を送電網から切り離した。
 警報作動後も原子炉の状態は安定していたことから、実際に漏電が
あったのか、警報システムに異常があったのかを焦点に調べる方針。

 東電は「調査に5日や10日かかるようなら、原子炉を止める判断も必
要だ」としている。営業運転に移行するための最終検査を18日に行うと
原子力規制委員会に申請していたが、調査状況を踏まえて改めて日程を
申請する。              (3月14日12時59分「共同通信」)

.. 2026年03月15日 09:34   No.3443002
++ 高知新聞 (幼稚園生)…4回       
【福島事故15年】原発回帰は無責任だ

 東京電力福島第一原発事故から15年がたった。
 長引く事故の影響は今も多くの住民を苦しめている。
 にもかかわらず、原発回帰の動きを強めてよいのか。立ち止まって
考える必要がある。

 被災地では現在も約2万6千人が避難生活を送っている。その9割
は福島県の被災者だ。
 大量の放射性物質が放出され、7市町村には原則立ち入りできない
帰還困難区域が残る。市街地やインフラがいくら整備されても、被害
が収まらない原発事故の深刻さが浮かび上がる。
 地域の再生や復興に最も影響するのが廃炉作業の行方だ。

 しかし、最難関とされる溶融核燃料(デブリ)の取り出しは難航し
ている。(中略)
 1〜3号機には推計880トンのデブリが残る。2024年と25年に試験的
に採取したものの、量は1グラムにも満たない。(中略)
 政府と東電は2051年までに廃炉を完了させるとの目標を掲げるが、
達成は困難との見方が強い。
 前例のない作業であり、困難を伴うのは理解できるが、東電の見通
しの甘さが際立つ。

 しかも実現性の低い目標にこだわり続けることは、帰還を望む住民
に対して誠実とは言い難い。
 責任を持って計画を見直す必要がある。(中略)
 電力事業者の自覚のなさも相変わらずだ。
 中部電力では静岡県の浜岡原発の耐震データ不正が発覚。
 新潟県の東電柏崎刈羽原発を巡っては、設備のトラブルやテロ対策
の不備などがあった。深い反省はうかがわれない。

 原発政策を巡っては、日本にはそもそも発電所から出る「核のごみ」
と呼ばれる高レベル放射性廃棄物の最終処分場もない状況にある。
このような中で原発回帰を進めるのは無責任としか思えない。
              (3月14日「高知新聞」《社説》より抜粋)
https://www.47news.jp/13994366.html

.. 2026年03月15日 09:45   No.3443003
++ 共同通信 (社長)…262回       
開始「いつと言える状況にない」 柏崎原発の営業運転、東電社長

 東京電力ホールディングスの小早川智明社長は16日、新潟県の柏崎刈
羽原発6号機で漏電を示す警報が作動し発送電を停止したことを受け、営
業運転の開始時期は「いつを目指すと申し上げられる状況ではない」と述
べた。同原発で記者団の取材に応じた。このトラブルが起きる前は、
18日の営業運転開始を予定していた。
 小早川氏は警報が作動した原因についてメーカーが調査を進めている
と説明。「不安があればしっかり立ち止まる。解消されるまでは原因究明
が何より大事だ」と語った。
 6号機は1月21日に再稼働し、今月3日にフル稼働状態となったが、
12日に電気が地面にわずかに漏れていることを示す警報が作動した。
 原因を詳細に調べるため、14日に発送電を停止した。(後略)
  (3月16日12時37分「共同通信」より抜粋)

.. 2026年03月16日 20:51   No.3443004
++ 共同通信 (社長)…263回       
原発の核ごみ処分、風評被害懸念 南鳥島、非公開で初の住民説明会

 原発の高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定を巡り、経
済産業省などは14日、日本最東端・南鳥島での文献調査を申し入れた東
京都小笠原村の父島で初めて住民説明会を開いた。参加者からは風評被害
への対応や自然環境影響などを懸念する意見が出た一方、賛成の声も
あったという。文献調査は3段階ある選定プロセスの第1段階で、調査が
始まれば全国4例目となる。
 説明会は非公開。処分事業を担う原子力発電環境整備機構(NUMO)
や村との共催で、冒頭で調査方法や処分の仕組みを説明した。住民からは
政府の原子力利用や南鳥島での実現可能性、交付金などに質問が出た。
 終了後、民宿を経営する笹本好幸さん(84)は「観光業や漁業に影響がな
いと言えない」と話し、反対の立場を強調。自営業鯰江満さん(78)は、父
島から南鳥島まで1200キロ以上離れているとして「不安はない。受け入
れはありかなと思う」と語った。
 出席した渋谷正昭村長は取材に応じ、今後予定されている説明会の終了
まで自身の見解を明らかにしない意向を改めて示した。
            (3月14日 19時15分「共同通信」より)

.. 2026年03月16日 20:57   No.3443005
++ 共同通信 (社長)…264回       
志賀原発訴訟で原告が控訴 請求棄却に不服、富山地裁

 北陸電力志賀原発1、2号機(石川県志賀町)が再稼働すると重大
事故で北陸電に回復できない損害が生じかねないとして、富山、石川
両県の一部株主が経営陣に差し止めを求めた訴訟で、原告側は17日、
請求を棄却した富山地裁判決を不服として控訴した。
 再稼働を前提とした経営陣の判断が、会社法の定める注意義務に違反
するかどうかが主な争点だった。判決は「安全性を専門家に検討させ
再稼働の可否を判断していれば、特段の事情がない限り違反があると
は言えない」としていた。
 17日に富山市で記者会見した原告団長の和田広治さん(73)は「控
訴審では、法と客観的証拠と現実に基づいた公正な判決を望む」と
話した。(3月17日16時06分「共同通信」より)
   https://www.47news.jp/14008853.html

.. 2026年03月19日 07:56   No.3443006
++ 共同通信 (社長)…265回       
◆【速報】東電、柏崎刈羽6号機の3月18日営業運転延期を国に伝達

 東京電力柏崎刈羽原発6号機で漏電を示す警報が作動して発送電を
停止させた問題で、東電は16日、予定していた18日の営業運転開始
を延期すると原子力規制庁に伝えた。
      (3月16日18時42分「共同通信」より)
   https://www.47news.jp/14004425.html

.. 2026年03月19日 08:02   No.3443007
++ 東京新聞 (社長)…3444回       
恐ろしい話
  原発廃棄物最終処分場の本命が南鳥島のようだ
        鎌田 慧(ルポライター)

 いよいよ出て来た南鳥島。原発推進派の最後の切り札というべきか。
 かねて南鳥島は原発廃棄物の最終処分場の適地と言われてきた。
 日本列島から2千キロも離れた洋上だから噴火の心配はなし、太平
洋プレートに乗っていて、近くに活断層がないので地震の心配もない。
 これまで文献調査を受け入れた北海道の寿都町や神恵内村などの候
補地はいわば当て馬、本命が南鳥島のようだ。
 あっちだこっちだと振り回してから、本命に誘導する手法は、たと
えば明治時代の官営八幡製鉄所建設に使われ、60年前の成田空港建
設も富里、木更津、浦安等と候補地を転々、隙をついて国有地の御料
牧場のある成田・三里塚に舞い降りた。
 最終処分の前工程ともいうべき、核燃料再処理工場は、青森県の
六ケ所村で「巨大開発」の名目で用地を買収した。工業開発で地域が
発展するという触れ込みだったが、姿を現したのは最も危険な核施設
だった。その「核燃料サイクル」は完全に破綻、着工から30年以上
たってもピクリとも動かない。それで再処理しないまま遠い島に投棄
するのだろうか。
 この島は小笠原諸島の父島からも、1200キロ離れている。
 面積1.5平方キロの小島。建設工事がどうなるのか。
 10万年後の海底がどうなっているのか、海洋に漏出したらどうな
るのか。
 誰も責任を取れない、恐ろしい話だ。
    (3月17日「東京新聞」朝刊21面「本音のコラム」より)

.. 2026年03月19日 08:07   No.3443008


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