返信


■--福島第一原発事故避難者
++ 東京新聞 (社長)…3413回          

福島第一原発事故避難者 敗訴確定で怒り 「なぜ三くだり半」

 東京電力福島第一原発事故の避難者が国と東電に損害賠償を求めた訴訟
で、最高裁が避難者側の上告を退け、国の賠償責任を否定する判決が確定
したことを受け、東京、神奈川訴訟などの原告が26日、東京都内で会見
し、「不当決定だ」と抗議した。

 福島県南相馬市から避難した神奈川訴訟の原告団長村田弘さん(83)は、
最高裁が詳しい理由を示さなかったことに対し、「訴訟を続けてきた多く
の原告が訴訟の行方を見ている。なぜ三くだり半なのか、納得できない」
と語気を強めた。

 いわき市から避難した東京訴訟の原告団長鴨下祐也さん(57)は「二
度とこんな被害を起こさないために闘ってきた。後続の訴訟では理不尽
な最高裁判決を正し、国の責任を認めてもらいたい」と述べた。
 東京訴訟について、最高裁第1小法廷は22日付で避難者側の上告を棄
却し、東電に賠償を命じる一方で国の賠償を認めなかった2023年12月の
二審東京高裁判決が確定した。

 第1小法廷は同日付でほかに千葉、横浜、仙台、山形、新潟、名古屋、
京都の各地裁に起こされれた同種訴訟についても、避難者側の上告を
退けた。
 最高裁が2022年6月の判決で「津波は想定を超える規模で、国が東電
に対策を命じていても事故を防げなかった」として国の賠償責任を否定し
て以降、東電の賠償のみを認める司法判断が続いている。
         (三宅千智) (1月27日「東京新聞」朝刊3面より)
.. 2026年01月29日 07:55   No.3416001

++ 東京新聞 (社長)…3414回       
政治に注文 私の視点
 ・原発「危険」「原発立地自治体は危険にさらされている」

 さいたま市の元大学教員菅井益郎さん(79)は、14年ぶりに再稼働した
東京電力柏崎刈羽原発が立地する新潟県柏崎市出身。同原発は21日に再
稼働後、制御棒関連のトラブルで23日から停止している。
 「『電気は東京へ、放射能は新潟へ』という考えは間違いだ。首都圏の
有権者にも関心を持って考えてもらいたい」と菅井さん。
             (1月28日「東京新聞」朝刊27面より)


.. 2026年01月29日 08:02   No.3416002
++ 東京新聞 (社長)…3415回       
◆[東電新再建計画] 福島廃炉なお見通せず 費用膨張 技術面も最難関

 26日に新たな経営再建計画を公表した東京電力ホールディングス
(HD)。他社との連携や原発再稼働で、再建を目指す方針だ。
 しかし、廃炉費用がどこまで膨らむかが見通せない以上、その道筋も視
界不良のままだ。(白山泉)   (中略)
 龍谷大の大島堅一教授(環境経済学)は、廃炉に関して、将来的に必要と
なる放射性廃棄物の処理費用が計画に反映されていない点も問題視する。
 日本原子力学会が2020年に発表した報告書を基に試算すると、福島第
一原発の廃炉作業で出る放射能レベルが比較的高い廃棄物は、通常の原発
の3500倍の量になる可能性があるという。
 他社との連携を模索する上で、大島教授は「将来発生する費用にも目を
つむらず、しっかり盛り込まなければならないはずだ」と批判した。
       (1月27日「東京新聞」朝刊

.. 2026年01月29日 08:13   No.3416003
++ 東京新聞 (社長)…3416回       
お為ごかし選挙   大矢英代(カリフォルニア州立大助教授)

 なぜ突然の衆議院解散なのか。
 有権者の誰もが抱いたであろう疑間に、首相は「高市早苗が総理大臣で
いいのかどうか、今、主権者たる国民の皆さまに決めていただく」などと
答えたので、椅子からひっくり返りそうになった。

 政権発足以降、支持率70%超えの波に乗っているこの勢いで、先の選
挙でボロ負けした自民党を復活させるべく、衆院で過半数を奪還しよう、
さらには憲法改正まで一気に持っていこうという魂胆が見え見えなのだ。
自身の野心のためだけにやる国政選挙なのに、「(国民が)自分たちで未来
をつくる選挙」などと呼ぶものだから、呆れた。
 有権者の一人として、今日からこれを「お為ごかし選挙」と呼一ぶこと
にする。

 奈良地裁では、殺人罪などに問われた山上徹也被告に無期懲役の判決が
下された。
 旧統一教会によって人生を破壊された山上被告。
 その背後で旧統一教会から恩恵を受けてきた政治家たちは野放し。今も
政界に居座る。
 彼一人に日本社会の責任を押し付けたように思えて仕方がない。
 ドラムを叩いて人気を集めるよりも、自己保身のための国政選挙で税金
をどぶに捨てるよりも先に、やるべきことがあるだろう。

 「国民をなめるな」。
 そう言いたいが、ここまで愚弄されても、それでも自民党に票が入って
しまうのではないか。やりきれない。
          (1月26日「東京新聞」朝刊21面「本音のコラム」より)

.. 2026年01月29日 08:19   No.3416004
++ 東京新聞 (社長)…3417回       
抜け駆け選挙の狙い 軍事国家へ転身させる選挙にしてはならない

         鎌田 慧(ルポライター)

 恥ずかしげもなく権力を振りかざして勝手放題、米大統領はまるで世界
の嫌われ者だ。
 それでも脅し(ブラフ)の発言が抵抗されると、あっさり朝令暮改、
したたかな計算がある。

 翻ってこの国の首相。「私が首相でいいのか国民の皆さまに決めて
頂く」と殊勝のようだが、倣慢がまとわりついている。
マスコミ報道の「支持率」が背景だ。
 根拠のない突然の衆議院解散は国会の私物化というべきだ。

 総選挙は1年半前に終わったばかり。465人の国会議員が「解雇」さ
れる。投開票まで16日間だけ。選挙に 850億円以上の経費がかかる
「人気投票」だ。
 雪でポスター掲示板を立てられない地域もある。
 最高裁裁判官の国民審査が期日前投票に間に合わないと指摘される。
 選挙事務で地方公務員に過労死も出かねない。

 抜き打ち解散は、人気があるうちに地盤を固めたいだけの我利我利(
がりがり)選挙。働け働け働けの強要だ。
 高市首相の欲望は、「今後国論を二分するような大胆な政策に果敢に
挑戦したい」に尽きる。
 国論を二分するような政策を、討論ではなく多数決で押し切りたい。
 それは民主主義とは言えない。
 憲法改悪はまだ無理にしても、防衛費の拡大、殺傷武器輸出の承認、
非核三原則の撤廃、日本版「CIA」の創設、「スパイ防止法」の制
定など、軍事国家へ転身させる選挙にしてはならない。
     (1月27日「東京新聞」朝刊23面「本音のコラム」より)

.. 2026年01月29日 08:25   No.3416005
++ 東京新聞 (社長)…3418回       
よりマシな選択 真の敵は誰かを見極めたい

    斎藤美奈子(文芸評論家)

 柏崎刈羽原発はどうなっているのだろう。警報の不具合で延期され、
21日に再稼働した6号機が、たった1日で停止した。今度は制御棒を制
御するインバーターの不調という。こうもトラブル続きだと、もはや呪わ
れた柏崎刈羽だな。
 この話は、でもここまでにする。もっかの焦点は総選挙である。
 首相の都合優先、裏金議員も旧統一教会系議員もしゃあしゃあと公認
した高市自民党。

 立民と公明が合体した中道改革連合の起動で選挙戦の構図は大きく
変わった。戸惑っている反自民の野党支持者も多そうだ。
 昨年の夏を思い出す。
 自民党内の石破降ろしの嵐の中で起きた「石破辞めるな」デモは、次期
首相が高市氏になることを危慎した人々のやむにやまれぬ行動だった。
 だが危倶したとおり、彼女は首相になり、危倶したとおり暴走している。

 中道が掲げた「安保法制合憲」「原発再稼働容認」「辺野古容認」という
方針は愚劣だが、それでも現状維持な分、もっと右に走り出した高市自民
党よりマシだ。
 石破前政権には私たちは多くを期待したわけではなかった。よりマシな
路線を望んだだけだ。
 中道の政治姿勢はつまり石破自民党に近い。中道と左派政党は反自民で
は一致しており、共闘の余地もあるはずだ。
 ネガキャン(ネガティブキャンペーン)の応酬はおすすめしない。
 真の敵は誰かを見極めたい。
  (1月28日「東京新聞」朝刊25面「本音のコラム」よ
り)

.. 2026年01月29日 08:31   No.3416006
++ 共同通信 (部長)…249回       
原子炉の再起動「遠くないが、何月何日とは言えない」
  柏崎刈羽原発稲垣所長が会見

 東京電力柏崎刈羽原発6号機(新潟県)で再稼働直後に制御棒に関する
警報が鳴り原子炉を停止させた問題について、稲垣武之所長は29日の定
例記者会見で「(トラブルの原因が)一定程度見えてきた。原子炉の再起
動はそんなに遠くはないが、何月何日とは言えない」と述べた。営業運転
移行日など今後の工程は「調査結果が出てからとなるが、状況を踏まえて
見直していきたい」とした。
 制御棒は燃料の核分裂反応を調節する重要設備。稲垣所長はトラブルの
原因について「電流の周波数を変える部品『インバーター』と制御棒を動
かす機械の組み合わせ設定で問題が起きたと推定している」と説明。
 メーカーの工場で確認作業を続けているとした。(後略)
              (1月29日11時46分「共同通信」より抜粋)

.. 2026年01月30日 20:35   No.3416007
++ 東京新聞 (社長)…3419回       
原子力の制御は不可能
  原子力を完全制御できると考える思い上がりは捨てるべき

             工芸作家 松浦康夫 77 (東京都練馬区)

 東京電力柏崎刈羽原発6号機の制御棒205本中、88本に警報が作動しな
い設定ミスがあったという。
 43%という異常な高率。
 それでも東電は「2人以上で作業するため警報は二重の防止策で重大な
トラブルにつながるものではない」と説明。
 ミスだらけの人たちが何人立ち会っても信用できない。
 そもそも全ての原発事故は人災だ。
 中部電力浜岡原発のデータ不正も福島第一原発の津波想定最大高の無視
も人災。
 人類が太古から扱ってきた火でも、大分で起きた大規模火災や山林火災
になると制御不能になってしまう。まして原子力を完全制御できると考え
る思い上がりは捨てないといけない。
 先日、地元民の不安を振り切って柏崎刈羽原発が再稼働した。
 性急すぎる。
 東電に厳しい目を向け続けなければならない。
   (1月29日「東京新聞」朝刊5面「発言 読者とともに」より)

.. 2026年01月30日 20:41   No.3416008
++ 中國新聞デジタル (小学校高学年)…23回       
山口県の上関原発訴訟、3月5日判決

 山口県上関町に原子力発電所建設を計画する中国電力が、地元の住民団
体「上関原発を建てさせない祝島島民の会」に予定地での海上ボーリング
調査を止めないよう求めた訴訟の第17回口頭弁論が29日、山口地裁岩国
支部であった。島民の会側は請求棄却を求め、結審した。
 判決は3月5日に言い渡される。 (後略)
            (1月29日「中國新聞デジタル」より抜粋)

.. 2026年01月30日 20:46   No.3416009
++ 東京新聞 (社長)…3420回       
原発エネ 議論足りない 衆院選 国を左右する争点なのに・・・
リスク負うのは立地住民 「事故の悲惨さ忘れたのか」

 衆院選が27日、公示された。防衛力強化を掲げる高市早苗政権の
是非、物価高対策、政治とカネの問題などが大きな争点となる中、
原発・エネルギー政策を巡る論戦は陰に隠れがちだ。東京電力福島
第1原発の廃炉スケジュールなど、現実に即して道筋を示す必要が
あるとして、衆院選とその後の国会での議論を求め、要望書を送った
市民に、それぞれの思いを聞いた。(福岡範行、松島京太)

 要望書は、衆院選や国会で「エネルギー・原子力政策の根本的議論」
を求める内容だ。
 事故収束作業が続く東電福島第1原発について2051年までの「廃炉
完了」目標の破綻を認めることや、使用済み核燃料を再利用する「核燃
料サイクル計画」の根本的な見直しなど5項目を列記。「議論の先送り
は、将来に禍根を残すことになり許されません」と強調した。
 市民団体「さようなら原発1000万人アクション実行委員会」とNPO
法人「原子力資料情報室」が連名で26日、住所が把握できた各国政
政党と内閣府に郵送した。同日には、国会内で記者会見も開き、危機
感を訴えた。

 各党は公約などで、安全性が確認できた原発の再稼働推進や、原発
即時廃止などといった政策を掲げるが、大枠の方針にとどまる。(後略)
(1月28日「東京新聞」朝刊24面「こちら特報部」より抜粋)

.. 2026年02月01日 09:23   No.3416010


▼返信フォームです▼
Name
Email
ホームページ    
メッセージ
( タグの使用不可 )
Forecolor
アイコン   ICON list   Password 修正・削除に使用