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これほどの巨額投資を目にすると、フランスが原発の「拡大路線」 に舵を切ったかのように見える。 しかし、現実は異なる。現在、フランスは57基、6,300万kWの原発 を保有しているが、そのうち35基が稼働40年を超えており、その出力 合計は3,300万kWに達する。 対して、出力160万kWのEPR2を計14基建設したとしても、 合計出力は2,240万kWにすぎない。 つまり、30兆円近い国富を投じて14基を新設したとしても、老朽化 で失われる電力の半分強しか埋められないのである。 フランスの原発政策の本質は「拡大」ではなく、崩壊しつつある原子 力エネルギー基盤の「絶望的な穴埋め」に他ならない。
.. 2026年01月25日 09:02 No.3414004
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