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■--速報
++ 共同通信 (部長)…231回          

【速報】新潟県知事、21日に再稼働容認表明と伝達

 新潟県の花角英世知事が、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働について、
21日に容認を表明すると関係者に伝えていたことが19日、分かった。
記者会見での表明を想定しているという。
        (11月19日14時28分「共同通信」より)
.. 2025年11月20日 05:37   No.3371001

++ 新潟日報 (大学院生)…106回       
柏崎刈羽原発再稼働、新潟県関係の国会議員7割反対
  与野党で違い浮き彫り[新潟日報社アンケート]

 東京電力柏崎刈羽原発の再稼働議論が最終局面となったことを受け、新
潟日報社は18日までに新潟県関係の国会議員10人にアンケートを行った。
 再稼働すべきかについて、立憲民主党の全7人が「そう思わない」と
回答。議員全体の7割を反対が占めた。
 一方、自民党3人のうち2人は「そう思う」とし、与野党で違いが浮き
彫りとなった。
 再稼働の是非を巡っては、花角英世知事の判断が焦点。5日の定例記者
会見では「近いうちに私の考え方を示す」と発言している。
 再稼働すべきでないとした立民7人は、重大事故時の避難対策や県民の
意見を反映させるプロセスが不十分などと指摘した。 (後略)
                    (11月19日「新潟日報」より抜粋)

.. 2025年11月20日 07:15   No.3371002
++ 共同通信 (部長)…232回       
高浜原発にMOX燃料到着 3.4号機用、フランスから輸送

 関西電力は17日、プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を
載せ、9月にフランスを出港した輸送船1隻が、高浜原発(福井県高浜
町)に到着したと発表した。MOX燃料を使ったプルサーマル発電をして
いる3、4号機に使われる予定。
 関電によると、同原発へのMOX燃料の輸送は2022年11月以来で
7回目。3、4号機は現在営業運転中で、それぞれ157体の燃料集合体
が装填されている。
 3号機に16体、4号機に8体のMOX燃料を使用しており、今後の定
期検査で順次交換予定としている。
 燃料はフランスの原子力大手オラノが製造。輸送船は、燃料32体を
載せ、9月にフランス北西部シェルブールの港を出発していた。
                (11月17日21時31分「共同通信」より)

.. 2025年11月20日 07:21   No.3371003
++ 東京新聞 (社長)…3372回       
ニューヨーク市長選
  ニューヨークの原動力は多様性と共存だったし、これからもそう

              大矢英代(カリフォルニア州立大助教授)

 ニューョーク市長選で民主党候補者のゾーラン・マムダニ氏(34)が大勝
した。ウガンダ生まれのイスラム系で、「民主社会主義者」を名乗る。
 物価高で悲鳴を上げる市民のための政策を掲げ、支持を集めた。混沌の
中にいても、変化の兆しが表れる。まさに米国社会の面白さだと思う。
 当選後、日本語圏のSNSに「移民が市長になるなんてニューョーク
は終わった」「日本も明日は我が身」などの投稿があふれていて、驚いた。
 アルゴリズムのせいかと思いきや、参政党の神谷代表が「大量に移民を
受け入れて多文化共生を進めていくと、政治家の人種も変わっていくこ
との表れ」と発言していて、 さすがに耳を疑った。
 そもそも移民社会の米国を、なぜ日本の排他主義的視点で切り取ろうと
するのだろう。
 米国は、アインシュタインのような科学者からGoogle共同創業者
サーゲイ・ブリンのような経営者まで、移民抜きにはイノべーションも成
長も語れな」い国だ。
 排外主義を突き詰めるなら、先住民を除く米国人の多くは「去るべき存
在」となり、トランプ大統領も例外ではない。移民排除を叫ぶほど、その
声はブーメランのように自分へ返ってくる。
 心配しなくてもニューヨークは終わらない。
 この街の原動力はいつだって多様性と共存だったし、
これからもそうなのだ。
         (11月17日「東京新聞」朝刊19面「本音のコラム」より)

.. 2025年11月20日 07:28   No.3371004
++ 東京新聞 (社長)…3373回       
戦後改革と戦前回帰
  これ以上の戦争への傾斜は認められない
            鎌田 慧(ルポライター)

 敗戦後の民主化で戦争放棄、国民主権、基本的人権の確立を識った平和
憲法が迎え入れられた。
 女性の参政権、財閥解体、農地改革、労働組合の奨励と続くのだが、中
でも「特高警察」の廃止は大きい。明治の大逆事件や戦時中の横浜事件な
どの思想弾圧は左翼ばかりか自由主義者をも逮捕、獄死させた。
 ところが「特定秘密保護法」「共謀罪」を成立させた自民党は、高市早
苗首相になって、米中央情報局(CIA)も顔負けの「国家情報局」「対
外情報庁」まで創設しようとしている。野党からも「スパイ防止法」の成
立を求める声が上がる。
 高市氏は「台湾有事」を巡って「存立危機事態になりうる」と露骨な発
言をして批判があっても訂正せず、中国を「仮想敵国」としている党内右
派の支持を勝ち得ている。
 所信表明演説で「中国、北朝鮮、ロシアの軍事動向など」を懸念として
挙げており、スパイ防止法はかつて猛威を振るった「治安維持法」下の恐
怖政治を思い起こさせる。
 参政党の排外主義・反共主義と補完しあって、戦後民主主義の成果を帳
消しにし、急速に戦前回帰に向かいそうだ。
 高市首相は非核三原則「持たず、つくらず、持ち込ませず」のうち、
「持ち込ませず」の緩和を示唆しているが、被爆国としては決して譲れな
い一線だ。これ以上の戦争への傾斜は認められない。
     (11月18日「東京新聞」朝刊21面「本音のコラム」より)

.. 2025年11月20日 07:34   No.3371005
++ 新潟日報 (大学院生)…107回       
【柏崎刈羽原発再稼働問題テキスト速報・ライブ配信】
  柏崎刈羽原発の今後は…新潟県の花角知事が臨時記者会見詳報

 東京電力柏崎刈羽原発の再稼働について、新潟県の正式な地元同意が年
内に得られ、原子力規制委員会の最終確認が順調に進めば、来年1月にも
6号機の原子炉起動が可能となることが関係者への取材で分かった。

☆16:55ころ
 想定していた会見時間は1時間程度ですが、記者からは質問が飛んで
います。
 県民の不安感について「これまでの長い歴史の中で(東電の)不祥事が
起き、それが根っこにある」
 東京電力を信頼するのかという質問に「難しい質問。100%この会社と
心中してもいいかという信頼はない」と答える。
 「切りがないので申し訳ない。次の予定がある」
 記者会見を終了しようとするが、記者からの相次ぐ質問にため息をつき
「切りがない」
「県議会の意思として示してほしいというお願いです」
 なぜ県議会に信を問うのかという質問に「現行制度で私の職務を止め
られるのは県議会しかない」と繰り返す。
「防災対策が周知されればこの状況は変わると判断した」 (後略)
                   (11月21日「新潟日報」より抜粋)

.. 2025年11月22日 07:26   No.3371006
++ 共同通信 (部長)…233回       
東電柏崎原発、またテロ対策不備 東北電力東通では不正に記録

 東京電力が再稼働を目指す柏崎刈羽原発(新潟県)で今年6月、テロ対
策に関する秘密文書が不適切にコピーされる管理不備が見つかっていたこ
とが20日、分かった。
 東北電力東通原発(青森県)でも、外部からの侵入を感知するセンサー
の性能試験や点検を不正に記録していたことが判明。
 原子力規制委員会は同日、臨時の非公開会合を開いて今後の対応を協議
した。
 柏崎刈羽原発ではテロ対策の不備が相次いで発覚し、規制委が事実上の
運転禁止命令を出した経緯がある。
 規制委によると、文書は核物質を守るため厳重保管が必要だが、柏崎刈
羽原発では東電社員が必要な手続きをとらずにコピーし、自分の机に保管
していた。
 東電から報告を受け、規制委事務局の原子力規制庁が検査で改善状況の
確認を進めている。社外への情報流出は確認されていないという。
 ほかにも、原発の警備などに関する秘密文書を協力会社に誤って渡して
いた。
 東北電力東通原発では、外部からの侵入を感知するセンサーについて
一部の試験をしていないにもかかわらず、別のデータを流用するなどし
ていた。    (11月20日12時28分「共同通信」より)
https://www.47news.jp/13480400.html

.. 2025年11月22日 07:32   No.3371007
++ 東京新聞 (社長)…3374回       
「再稼働ありき」のシナリオ
   柏崎刈羽「信問う」知事選選択せず

 東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働を容認した花角英世知事。
21日の記者会見では、この判断について県民に「信を問う」方法も
明らかにし「県議会に信任か不信任か判断を仰ぎたい」とした。「信を
問う」と言えば、知事選が想定されたが、花角知事は選択しなかった。
再稼働容認の自民党が過半数の県議会に判断を委ねれば、数の力で押し
切れるとの思惑がちらつく。(荒井六貴、浜崎陽介)

 「県議会にお諮りすることを選んだということだ。これまでの手続
きを含めて、私に任せていただけるかということ」。花角知事は21日
の会見で、県民に信を問う方法をそう説明した。

 再稼働の是非を巡り、花角知事は判断後に、県民に「信を問う」と
繰り返してきた。具体的な方法について2022年に知事選で再選した際、
「一般的な語感からすれば、存在をかけるという意味合いが強い。
知事選も当然一つの形だ」とした上で「議会の不信任や住民投票も、
可能性としてはある」と述べていた。
 信を問う方法は、来春にも予定される知事選が有力視されたが、
自民内で「県議会」を求める声が強くなっていた。県議会は53議席
のうち自民が32議席。自民の中堅県議は「知事選の争点に再稼働が
あると、大きなウエートを占める。福島みたいになるのが嫌だから
反対という人が多くなる。それが正しい判断方法とは思わない」と
指摘する。(後略)
(11月22日「東京新聞」朝刊2面『核心』より抜粋)
Web:柏崎刈羽原発「信を問う」なら知事選挙では? 再稼働を
容認した花角英世知事のセコすぎる技に新潟県民は…
https://www.tokyo-np.co.jp/article/450936?rct=national

.. 2025年11月23日 07:41   No.3371008
++ 福島民報 (中学生)…35回       
【柏崎刈羽原発】もう失態は許されぬ(11月22日)

 福島県民の原子力政策に対する不信と疑念が払拭されぬまま、東京
電力柏崎刈羽原発の再稼働に向けた流れが強まった。福島第1原発
事故の傷は癒えず、東電は災禍後もトラブルを重ねてきた。こうした
中、新潟県の花角英世知事は苦渋の同意判断を下したと言える。今後
も失態が続けば容認は白紙に戻りかねず、国のエネルギー政策全体が
大きく揺らぐ。その自覚がどれほど東電にはあるのか。

 花角知事は記者会見で、再稼働を巡る賛否により県民の分断を懸念
したと示唆した。「合理的な理由がなく他人の営業の自由を止められ
ない」とも説明した。新潟県民208万人の暮らしを背負うトップの
苦悩に国と東電は深く思いをはせねばならない。

 柏崎刈羽原発は、福島第1原発事故発生から6年後の2017年、
6、7号機が原子力規制委員会の審査に合格した。しかし、2021年
以降、社員のIDカードの不正使用による中央制御室侵入が発覚。
テロ目的などの侵入を検知する設備が故障し、代替措置が不十分
だったことも判明した。重要施設周辺への無許可のスマホ持ち込み
も明らかになった。20日には、テロ対策の秘密文書の管理不備が
あったと発表されたばかりだ。その企業文化、倫理観を強く疑わざ
るを得ない。

 こうした実態を反映した結果だろう。新潟県が9月に実施した県民
意識調査で、「再稼働の条件は現状で整っている」の回答は「そう思
わない」「どちらかといえばそう思わない」を合わせ60%に上った。
住民の信頼回復には、いばらの道が待つ。

 一方、福島県内では7市町村に原発事故に伴う避難区域が残り、県
内外で2万人超が避難生活を続けている。原発再稼働を急ぐ東電の
姿勢に、わが県民感情は決して穏やかでない。柏崎刈羽原発から本
県境まで、60キロ足らずだ。小早川智明社長自らが本県で、柏崎
刈羽原発の再稼働に向けた方針や安全対策を丁寧に説明する必要が
ある。国は東電任せにせず、原発回帰に至った経緯を含めて県民と
対話の機会を持つべきだ。

 原発1基の稼働で東電は年間1千億円の収支改善が見込まれ、廃炉
の財務基盤が厚くなる。だが、安全文化は金で買えないことも深く
認識してほしい。(菅野龍太)
(11月22日 9:37配信 「福島民報」)

.. 2025年11月23日 07:47   No.3371009
++ 新潟日報 (大学院生)…108回       
【解説】県議会に諮る手法に疑問、花角英世知事は県民に直接説明を
   【柏崎刈羽原発の再稼働容認表明】

 花角英世知事が東京電力柏崎刈羽原発の再稼働について自らの考え
を初めて明らかにした。再稼働に対して県民の賛否は二分し、福島
第1原発事故を起こした東電への不信感はいまだ根強い。それを認め
ながら再稼働を容認した理由について、より丁寧な説明が求められる。

緊急アンケートはこちら>>(11月25日午後11時59分まで)
会見のテキスト速報はこちら>>
原発問題関連ニュースはこちら>>

 県が行った県民意識調査によると「再稼働の条件は現状で整ってい
ない」と考えている県民が約6割に上る。東電が原発を運転すること
を心配だと考えている人は約7割に上った。
 それでも再稼働を認めた理由の一つとして、知事は記者会見で「国や
東京電力の安全対策などを理解してもらう作業が進めば、この状況は変
わる」と述べた。だが、原子力規制委員会による新規制基準の審査に合格
してから8年近くたちながら、この状況である。理解が進む保証はない。

 再稼働容認という判断の是非を県議会に諮るとした手法にも疑問が残る。

 知事は再稼働にかかる自身の判断について常々「県民に信を問う」
と発言してきた。会見では、県議会が今回の知事判断を誤りだとする
なら不信任決議が可決されるとの見方を示した。
 ただ、県議会は、知事を初当選時から一貫して支持してきた自民党
県議団が半数以上を占める。不信任とされないことを見越している
ようにも映る。

 知事判断の是非は本来、県民全体で議論されるべき重大な問題だ。

 県民も県議会も知事判断を聞いたばかりで、これからその考えを吟味
しなければならない。県議会12月定例会で結論を出すとすれば拙速と
言わざるを得ない。
 知事は今後、自らの判断理由を県民に直接、丁寧に説明すべきだろう。
県議会も県民の代表として県民の声にじっくりと耳を傾け、多くの県民が
納得のいく結果を導き出す責任がある。
              (報道部長・前田有樹)
(11月21日 22:56最終更新『新潟日報』【解説】)
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/73266

.. 2025年11月23日 07:55   No.3371010


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