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インターネットの世界では、英語が標準語です。ただし、英語を母国語とする人の割合は下がります。母国語とする人口の順でみると、圧倒的に多いのは中国語、正確には北京語で9億人近い。次いで3億5千万人の英語、以下スペイン語、ベンガル語、ヒンディー語、ポルトガル語、ロシア語、日本語、ドイツ語、中国の呉語が、上位10言語です。
かつて民族と言語は、密接に対応するものとされていましたのだが、移住や混血が進み、また少数民族の言語が保護されずに消えていく現在、民族と言語の関係はそんなに単純なものではありません。
また民族の言語をどれくらい意識するのかは、民族や集団、個人レベルでも、様々なのです。現在の85歳以上の日本人で、英語をうまく話せる人はあまり多くないと言います。だから外国へ出掛けた方々は、にこやかに微笑んでいたので、昔の日本人は何か胸の根底には思慮深いものを秘めていると思われていたと言います。
だが最近の若者たちが、海外旅行に出掛けて、内容が何もない英語を話すから、日本人の中身が何もない事がわかってしまったと言います。それは英会話が出来るだけで日本人のイメージを壊してしまいました。
母国の事を勉強していない日本人は外国では黙っていて欲しいものです。昨今では小学生から英語を必修で、週1回行うという事で2010年から導入されます。日本語がロクに話せないのに本当にこれでいいのであろうか。
小学校では母国語を学び、一生懸命本を読ませて、真実の歴史や伝統文化を教え込むことが大切だと思うのです。確かに支配者の英語を話せなければ何かと不都合があるでしょうが、それだけでは国が滅びかねません。
文部科学省は小学校での英語を決定してしまいましたが、東京青山学院高等部の入試を例に挙げれば、ひめゆり学徒の証言を「退屈で飽きた」と英語感想文が提出されて、問題になったことを聞くと残念でなりません。
ちなみに昭和22年4月25日の極東国際軍事裁判所から証言聴取命令を受けて、酒田商工会議所での酒田出張法廷に私の父が石原莞爾将軍をリヤカーに乗せて出廷することになりました。その時の逸話があります。
.. 2025年11月17日 05:10 No.3369001
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