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■--2025年10月11日現在の原発稼働状況
++ 山崎久隆 (社長)…1835回          

2025年10月11日現在の原発稼働状況
 | 稼働中原発は10基…女川2、美浜3、大飯3、4、高浜2、3、
 | 島根2、玄海3、川内1、2(女川は東北電力、美浜、大飯、
 | 高浜は関西電力、島根は中国電力、伊方は四国電力、玄海、
 | 川内は九州電力)
 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

電力会社 号 機 状 態 運転開始日 停止日 出力(万kW)
東北電力 女川2 運転中 2025.08.30  82.5
関西電力 美浜3 運転中 2025.05.21    82.6
     大飯3 運転中 2025.08.15 118
     大飯4 運転中 2024.12.14 118
     高浜1 定検中  2025.09.06 82.6
     高浜2 運転中 2025.02.10  82.6
     高浜3 運転中 2025.02.22       87
     高浜4 定検中       2025.06.18 87
中国電力 島根2 運転中 2024.12.07 82
四国電力 伊方3 定検中  2025.10.11 89
九州電力 玄海3 運転中 2025.06.15  118
     玄海4 定検中  2025.07.27 118
     川内1 運転中 2024.08.29  89
     川内2 運転中 2024.09.14  89
合 計  14基中 運転中10基 停止中4基  948.7/1325.3

*伊方3は10月11日から定検入り。
*高浜1は9月6日から定期検査中。2024年11月で運転開始から50年
を超えている老朽炉。
 「長期施設管理計画」に基づき配管溶接部分の超音波検査などを実施す
る予定。
*高浜4は蒸気発生器伝熱管(9727本)の渦流探傷検査で伝熱管4本に
損傷確認、運転開始時期が遅れると発表。
*運転開始日は営業運転開始の日なので原子炉起動の日とは一月程度違い
がある
.. 2025年10月16日 05:09   No.3350001

++ 山崎久隆 (社長)…1843回       
2025年10月21日現在の原発稼働状況
 | 稼働中原発は11基…女川2、美浜3、大飯3、4、高浜2、3、
 | 4、島根2、玄海3、4、川内2(女川は東北電力、美浜、大飯、
 | 高浜は関西電力、島根は中国電力、玄海、川内は九州電力)
 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

電力会社 号 機 状 態 運転開始日 停止日 出力(万kW)
東北電力 女川2 運転中 2025.08.30  82.5
関西電力 美浜3 運転中 2025.05.21    82.6
     大飯3 運転中 2025.08.15 118
     大飯4 運転中 2024.12.14 118
     高浜1 定検中  2025.09.06 82.6
     高浜2 運転中 2025.02.10  82.6
     高浜3 運転中 2025.02.22       87
     高浜4 運転中 2025.10.16 87
中国電力 島根2 運転中 2024.12.07 82
四国電力 伊方3 定検中  2025.10.11 89
九州電力 玄海3 運転中 2025.06.15  118
     玄海4 運転中 2025.10.20 118
     川内1 定検中  2024.10.16 89
     川内2 運転中 2024.09.14  89
合 計  14基中 運転中11基 停止中3基  948.7/1325.3

.. 2025年10月23日 06:47   No.3350002
++ 山崎久隆 (社長)…1844回       
*玄海4は、主蒸気隔離弁に漏えいがあったことから当該弁を取り替え
同種弁は洗浄し10月20日再稼働。
*高浜4はSG管4本を施栓して10月16日再稼働した。
次回でSG交換の予定。
*川内1は10月16日から定検入り。
*伊方3は10月11日から定検入り。
*高浜1は9月6日から定期検査中。2024年11月で運転開始から50年
を超えている老朽炉。「長期施設管理計画」に基づき配管溶接部分の超音
波検査などを実施する予定。
*運転開始日は営業運転開始の日なので原子炉起動の日とは一月程度
違いがある。
*運転可能な14基の原発のうち稼働中は11基(79%)、その出力は
1325.3万kWに対して1064.7万kW(80%)。

.. 2025年10月23日 06:53   No.3350003
++ 上岡直見 (社長)…425回       
泊原発(北海道電力)の近況と原子力防災訓練
 | 原子力事故の緊急時対応は今も全く机上の空論にとどまっている
 └──── 上岡直見(環境経済研究所代表)

◎ 北海道電力は泊原発が再稼働すれば電気料金を11%値下げするとし
て再稼働に向け地元合意に力を入れている。(※)
 一方、本日(10月29日)に泊地域の原子力防災訓練が行われる。これ
自体は毎年定例だが、今年の訓練内容として、マイカーが使えない住民の
ためのバスを自衛隊員が運転する項目が新設された。

◎ 泊原発が立地する積丹半島の各町村にはバスは少数しかなく、いざと
いう時に現地にバスが待機しているわけではないから、主として札幌から
迎えに行くしかない。
 北海道庁は、北海道バス協会と緊急時の支援協定を結んでいるが、ドラ
イバーも一般公衆と同じ1mSvを超えない範囲で協力するといった非現
実的な制約があるうえ、現実にはドライバーの協力が得られない可能性が
あるとして、今回は迎えに行く段階からパスを自衛隊員が運転するという。

◎ 今回は訓練だから少数のバスを動かすだけだが、いざ本番の時にどれ
だけ自衛隊員が動員できるのか、つまり大型免許を持っている隊員がどれ
だけいるのか、北海道議会でも質問が出されたが、自衛隊側は「防衛上の
理由」として回答を拒否しているという。
 こんなことが防衛機密とは思えないが、要するに自衛隊側は積極的に協
力するつもりはないと表明しているのだろう。

◎ 泊地域に限らず、すべての地域で「自治体が対応できない場合には自
衛隊」などと紙の上の計画には書いてあるのだが、実効性が全く確認され
ていない。
 そもそも原発事故が起きるレベルの地震・津波があれば、自衛隊でもそ
の対応に機材・人員を向けなければならない。
 原子力事故の緊急時対応は、今も全く机上の空論にとどまっている。

(※)北海道新聞
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1230798

.. 2025年10月30日 05:06   No.3350004
++ 漆原牧久 (小学校中学年)…12回       
10/24「柏崎刈羽原発動かすな」官邸前行動実施報告
 └──── 漆原牧久(メールマガジン読者)

 小雨が降り始める中、はじめに漆原から呼びかけ人としてのスピーチを
行い新潟の小木曽茂子さんの言葉を伝え、私たちに原発電気はいらない、
と官邸に向けて訴えた。
 守屋真実さんがギター弾き語りで「ああ福島」「水に流すな」を歌い、フ
クシマをくり返すなと訴えた。
 その後数人の方がマイクリレーを行い、東電福島第一原発事故の後始末
が何もできていない中、柏崎刈羽原発の再稼働が進められている不当性を
口々に語った。
 この日、「高市政権に抵抗する女たち」の集会が19:20からに予定され
ていたため、集会の終盤には官邸前に集まった人数は50〜60人になった。
 最後に漆原から、「今日は雨も降っており寒いが、この寒さは柏崎刈羽
原発の再稼働に直面し不安と恐怖にさらされている新潟県の人々の苦境に
比べたらものの数ではない、今後も行動を続けよう」と訴え、「私たちに
原発電気はいらない!」「柏崎刈羽原発再稼働反対!」のシュプレヒ
コールで集会を締めくくった。
 集会散会後、漆原は引き続き官邸前に残り、「高市政権に抵抗する女た
ち」集会で連帯のあいさつをさせていただいた。
 録画はこちら:https://www.youtube.com/watch?v=eUgdxAqd2Fg
 「柏崎刈羽原発動かすな」官邸前行動は、今後毎週金曜日18:15〜
19:15、引き続き実施します(11月21日は「原発いらない金曜行動」に
合流)。みなさんの積極的な参加を呼びかけます。

.. 2025年10月30日 05:16   No.3350005
++ 山崎久隆 (社長)…1862回       
「安全」より「再稼働」を優先する東京電力
 | 柏崎刈羽原発の「技術的準備完了」発表に抗議する
 | 次々と損傷する機器類を前に再稼働どころではない
 | 柏崎刈羽原発の再稼働を認めることはできない
 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

 東京電力は2025年10月28日、柏崎刈羽原発6号機について「再稼働
に向けた技術的準備が整った」と発表しました。
 しかし、この発表は到底容認できるものではありません。東電が口にす
る「技術的な準備完了」は、安全性が確認されたことを意味せず、むしろ
深刻な欠陥を見過ごし、その原因さえ未解明なままでの「見切り発車」に
他なりません。

1.制御棒駆動装置の事故原因は依然として不明

 東電は、柏崎刈羽原発6号機の制御棒駆動機構において、「205本のう
ち1本が引き抜けなくなる異常」があったことを公表しました。
 その原因として「ローラーがガイドチューブに引っかかった可能性」を
挙げましたが、なぜローラーの動きが固くなったのか、なぜ中空ピストン
とボールナットが正しく接合しなかったのか、根本的な説明は何もありま
せん。

 しかも制御棒駆動系統のトラブルは、わずか2カ月前の8月にも発生し、
その後、全数点検では異常が認められなかったにもかかわらず、再び発生
したこと自体が構造的欠陥か製造品質の問題を疑うべきです。
 それにもかかわらず、東電は「不具合装置は取り替えた」「動作確認は
終わった」として再稼働に向けた準備完了を宣言しました。
 これは、「原因未解明のまま復旧作業を終えた」ことに他ならず、それ
を「安全が確保された」と言い換えているにすぎません。

2.東電の「安全最優先」という言葉の空洞化

 東電は「気づきや不具合があれば立ち止まり、安全を最優先に確実に対
応していく」といつも述べています。
 しかし現実には、不具合の原因が究明されていないにもかかわらず、再
稼働準備を完了したとする主張そのものが、安全を軽視している証左に他
なりません。
 東電は「安全最優先」と口にしながら、実際には再稼働スケジュールを
優先していることを自ら暴露しました。

.. 2025年11月08日 05:50   No.3350006
++ 山崎久隆 (社長)…1863回       
3.規制庁の追認と、制度の形骸化

 さらに問題なのは、原子力規制庁がこの東電の説明を追認していること
です。
 「事業者の対応に問題はない」とする姿勢は、検査官の現場確認を
もって形式的に監督責任を果たしたとするにすぎず、独立した規制機関と
しての役割を果たしていません。
 規制庁が「推定原因」の段階で再稼働ではなく詳細点検と原因究明を命
じなければ、福島第一原発事故で学んだ「想定外の連鎖」を再び招くこと
になるでしょう。

4.東電の技術では原発の運転は不可能

 柏崎刈羽原発では、ここ数年ウィスカ(スズ結晶)発生による短絡トラ
ブル、通信伝送系統の損傷、特定重大事故対処等施設の工事遅延など、経
年劣化や管理不備に加えて工程管理もできない状態が続いています。
 こうしたことは偶発的に起きているのではありません。技術的にも「老
朽化」と組織的な劣化の表れなのです。
 制御棒トラブルで見られるのは、安全を検証しないまま次のステップに
進む東電体質そのものです。

5.住民無視の「再稼働ありき」姿勢

 東電はこれまでも、県民の慎重な姿勢を軽視してきました。住民投票条
例制定運動が続いていた時も、再稼働準備を進行させていました。
 今回の「準備完了」発表も、知事の同意手続きが始まる前に「再稼働は
技術的に問題ない」と印象づけ、地元合意の形成を圧迫する狙いがあると
見られます。
 県民の安全と意思を無視し政治的既成事実を積み上げて再稼働を押し切
ろうとするやり方は、断じて許されません。

6.再稼働を止め廃炉に向けた取り組みを

 柏崎刈羽原発6号機は、制御棒の不具合、経年劣化、情報伝達系の損傷
など、重大な安全上の問題、懸念を抱えています。
 「技術的準備が整った」という東電の発表は、実際には「原因を解明で
きないまま再稼働へ突き進む宣言」にほかなりません。
 柏崎刈羽原発の再稼働は「第二の福島」を招く危険な行為です。
 再稼働は認めることはできません。

.. 2025年11月08日 05:57   No.3350007
++ 小山芳樹 (大学院生)…119回       
日本原電本店抗議(88回)と東京電力本店合同抗議(146回)
 | 東海第二原発を廃炉に!・来年秋の再稼働を阻止しよう!、
 | 柏崎刈羽原発を再稼働するな! 11/5(水)2つの抗議行動の速報
 └──── 小山芳樹(たんぽぽ舎)

 風が吹いて寒いくらいでした。11月5日(水)2つの抗議行動に参加
しました。
◎ 1つめは、17時から18時まで、第88回日本原電本店抗議行動。秋
葉原駅近くの原電本店前で開催。63名の参加。カンパは10,032円。
A4で4頁の[日本原電本店抗議行動プログラム]を配布。
主催は「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」。
 司会は、横田朔子さん(首都圏連絡会)。
 主催者スピーチは柳田 真さん(首都圏連絡会、たんぽぽ舎共同代表)。
 脱原発スピーチは、内田ひろきさん(柏市議会議員)。
 参加者スピーチ、白倉真弓さん(「ひろば葛飾から」)。

 原電本店へ、「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」からの申し入れ
書を久保清隆さん(首都圏連絡会)が読み上げて原電本店社員へ手交、要請
書は、反原発自治体議員・市民連盟から、けしば誠一さん。
 恒例の日本原電6人衆による音楽アクション(この日は5名)が4曲。

 行動提起は、志田文広さん(首都圏連絡会)より、「東海第二原発を今こ
そ廃炉へ!東海第二原発廃炉デー大集会の参加要請…11月24日(月・
休日)13:45より、原電本店方面へのデモあり。会場:全電通労働会館多
目的ホール。資料代800円。来年秋の東海第二原発再稼働を阻止するため、
首都圏での闘いを強めよう」と提起。
 行動の最後は、中村泰子さん(首都圏連絡会)のコールでしめました。

◎ 2つ目の行動は18時45分から19時45分まで、第146回東電本店合
同抗議行動。
 58名の参加、カンパは13,238円。A4両面の資料を配布。
 主催は「東電本店合同抗議行動実行委員会」。
 呼びかけ:経産省前テントひろば、たんぽぽ舎。

.. 2025年11月08日 06:03   No.3350008
++ 小山芳樹 (大学院生)…120回       
 司会は、冨塚元夫(たんぽぽ舎)さん。開始は、五十嵐さんよりいつもの
迫力、多摩川太鼓。武笠紀子さんのコールの後、東電本店への申し入れ
は、反原発自治体議員・市民連盟より質問状【質問】「以前、柏崎刈羽原
発で非常事態が起きた場合の各自治体への連絡体制があるとのご回答があ
りましたが、日頃、どの頻度で各自治体への連絡訓練を実施しています
か?」が、武笠紀子さんより東電社員へ手交されました。

 最初のスピーチは、山崎久隆さん(たんぽぽ舎共同代表)より…「大赤字
の東電は、柏崎刈羽原発6号機を先に再稼働させようとしているが、
とんでもない。6号機の制御棒駆動機構のトラブルで抜けなくなった制御
棒1本をむりやりジャッキで引き抜いた。原因究明どころか今後の対策も
できなくなる。また、日本原電に2200億円も電力料金の前払いとして支
出しているが、極めて割高な電力料金の算定をしている。東電に原発を再
稼働させる資格はない!」と厳しく東電を追及した。
 同時に、11/15(土)14時から、たんぽぽ舎セミナー室で開催される
「山崎ゼミ・東京電力の闇その3」への参加もアピールした。

 音楽抗議は、日音協より5人で2曲の熱唱。
 続いて、菅井益郎さん(柏崎・巻原発に反対する在京者の会)が「新潟県
柏崎刈羽原発の再稼働をめぐる状況について…東電は、新潟県に1000億
円の資金提供するという。札束で県民のほおをひっぱたく行為だと指
摘」。柳田真さん(たんぽぽ舎共同代表)から発言。

 向井宏一郎さん(山谷労働者福祉会館)は「日雇い労働者は、理性を
奪われていない」、「これから越年闘争に入る」と発言。
 告知タイムは、志田文広さんより「東海第二原発を今こそ廃炉へ!東海
第二原発廃炉デー大集会の参加要請…11月24日(月・休日)13:45より、
漆原牧久さんから、毎週金曜の官邸前柏崎刈羽原発再稼働反対行動、菊池
輝子さんから「11/21金曜の第54回官邸行動」と「11/22【檻の中のライ
オン in 松戸】楾大樹さん憲法講演会」の案内。
そして、中村泰子さんのコールと多摩川太鼓でしめました。


.. 2025年11月08日 06:08   No.3350009
++ 山崎久隆 (社長)…1864回       
東京電力は原発を運転してはならない
 | 機密文書を違法に持ち出す企業に原発を
 | 任せることは到底できません
 | 柏崎刈羽原発再稼働は許されない
 | 東電の重大不祥事を知りながら新潟県知事が再稼働に
 | 同意することは県民の安全を軽視する判断
 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

 東電柏崎刈羽原発で、またしても「テロ対策に直結する極めて深刻な
不祥事」が起きました。
 再稼働の同意を県知事が表明しようとする直前に発覚したこの事件は、
東電という企業が根本から信頼に値しないことを改めて突きつけて
います。
 むしろ、このタイミングで新たな不祥事が露見したことそのものが、
東電の体質が危機管理能力を備えていない決定的な証拠です。

◎不祥事の概要と事実の深刻さ

 2025年6月、東京電力の社員がテロ対策に関する秘密文書(核物質防
護情報)を正規の手続きを完全に無視して保管庫から持ち出し、勝手に
コピーし、自席に保管していたことが明らかになりました。
 しかも、一度きりではなく複数回にわたり同様の行為が繰り返されてい
たことが、規制委員会の秘密会合で取り上げられています。
 東電は6月の段階で把握し規制委に報告したと説明していますが、そも
そも「秘密文書の違法持ち出し」が常態化していたという事実が、企業と
しての統制が崩壊していることを示しています。
 「社外流出は確認されていない」とする東電の説明は、もはや言い訳に
もなりません。厳重管理が求められる機密情報を杜撰に扱う企業に、原発
の運転など任せられるわけがありません。

◎改善できない企業体質

 柏崎刈羽原発では2021年にもテロ対策の欠陥が連続して発覚し、規制
委から事実上の運転禁止命令が出されました。この命令が解除されたのは
2023年12月、わずか2年前です。
 その間、東電は「信頼回復」を口にし続けてきましたが、実態は何も変
わっていませんでした。
 今回の不祥事は、東電が安全文化やコンプライアンスを組織として根本
的に構築できない企業であることを、はっきりと示しています。
 東電は「組織的な問題ではない」と責任を矮小化していますが、同種の
問題が繰り返されている以上、組織的問題であることは明白であり、東電
の体質そのものが問われています。

.. 2025年11月22日 06:42   No.3350010
++ 山崎久隆 (社長)…1865回       
◎新潟県知事の再稼働同意直前の発覚は決定的

 花角英世新潟県知事は、柏崎刈羽原発の再稼働について、2025年11月
21日にも容認を正式表明すると報じられています。
 しかし、その判断直前に、重大不祥事が再び発覚しました。
 知事は「知らない」「概要がわからないので判断への影響は言えない」
と述べていますが、この対応では県民の理解を得られるはずがありません。
 知事は12月2日開会の県議会に判断を諮る方針ですが、今回の問題は
議会の審議にも重大な影響を与えることは避けられず、議会がどのような
立場をとるか厳しく見守る必要があります。
 東電の重大不祥事を知りながら再稼働に同意することは、県民の安全を
軽視する判断と言わざるを得ません。

◎運転すれば「何が起こるか分からない」極めて危険な原発

 柏崎刈羽原発については、地震・津波評価に依然として大きな疑問が残
されており、規制庁とのヒアリングでも問題点が指摘され続けています。
地震本部による長期評価を踏まえた追加説明も求められています。
 一方で、東電内部でもID不正使用、監視装置の故障放置、機密文書の
紛失、そして今回の違法持ち出しと、安全管理の根幹にかかわる不祥事が
途切れることなく続いています。
 このように、自然災害リスクと人的リスクが同時に存在し、それぞれが
深刻な水準に達している原発を再稼働させれば、何が起こるか分からない
のは当然です。
 東電の現状を見れば、柏崎刈羽原発を再稼働させることは極めて危険で
あり、許される判断ではありません。
 私たちは規制庁に対して、再稼働を許さないという強い姿勢で臨み
ます。監督官庁に対しても責任追及を続けていかなければならないと考え
ています。

 ※関係記事紹介
 ■5.配信・新聞よりの ◆東電柏崎原発、またテロ対策不備
(11月20日12時28分「共同通信」より)をご覧ください。

.. 2025年11月22日 06:48   No.3350011


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