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その一方で、商業的に利用可能なリファレンス・プラントは現状、 2023年12月に営業運転を開始した中国の高温ガス炉である華能山 東石島湾原子力発電所(HTGR=HTR-PM, 21.1万kW)ならびに2020 年5月に営業運転を開始したロシアの浮揚型原子力発電所アカデミッ ク・ロモノソフ(PWR=KLT-40S, 3.5万kW×2基)と2つのプラ ントに限られていることから、IAEAは今後の技術進展が普及のカギ としている。また資金面では、世界銀行やアフリカ開発銀行など国際 金融機関の関与が不可欠であり、過剰債務を回避するための革新的な金 融手法の検討も課題と指摘した。 IAEAはまた、アフリカ諸国が世界の主要なウラン供給国として国際 市場で重要な役割を担っている点を強調。さらに、大陸唯一の原子力 発電国である南アフリカの確立したサプライチェーンは、他国にとっ ても参考となるモデルになり得ると評価している。 (9月17日「原子力産業新聞」配信) https://www.jaif.or.jp/journal/oversea/29656.html
.. 2025年09月21日 07:57 No.3329010
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