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政党のトップ選び過剰伝達は偏向報道 | 自民党新総裁=次期首相ではない | 政権反対党10党が臨時国会召集を要求 | 非自公の選挙管理・暫定政権の発足を | 「メディア改革」連載第183回 └──── 浅野健一(アカデミックジャーナリスト)
◎ 私は2022年夏から自民党の自主的な解散を提言している。2022年7 月の安倍晋三元首相暗殺事件で、自民党が統一協会と一体であること、 また、2023年11月以降、裏金疑獄が発覚し、政党としての資格を失って おり、自民総裁は総務省に解散届を提出すべきと主張してきた。
従って、石破茂首相の総裁辞任表明(9月7日)を受けて、10月4日 に実施される総裁選挙に関するテレビと新聞の過剰な報道は、自民党の延 命に手を貸す最悪の偏向報道だと思う。
連休明けの9月16日も朝から、「告示まで1週間を切り、小林・元経済 安全保障担当大臣が今日記者会見し、訴える政策などを説明する」(NH K)と報道。高市早苗前経済安保相、小泉進次郎農林水産相、林芳正官房 長官、茂木敏充前幹事長、小林鷹之元経済安全保障担当相の5人の出馬が 固まったと伝えている。 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250916/k10014923371000.html
◎ 民放キー局は連日、自民党広報役の御用記者、田崎史郎氏を「政治 ジャーナリスト」と詐称して出演させている。 TBSテレビ報道局解説委員で前政治部長の後藤俊広氏が16日午前5 時40分からTBSラジオの「大島由香里 BRAND-NEW MORNING」に生出演 した。 後藤氏は、高市早苗氏が昨年の敗北の反省から、女性議員の支持を集め るなど作戦を立てていると解説した。小泉氏への期待も表明した。 後藤氏は、「野党には打つ手がなく、総裁選の行方を見守るだけだ」と 指摘、「10月4日の総裁選までは国会を開けない」と決め付けた。 後藤氏は、政権党(ruling party、与党は誤訳)の自公に抗う政権反対 党(opposition party、野党は誤訳)の衆議院・参議院10党(会派) は、11日と12日に、臨時国会の早期召集を求める要望書を国会に提出し たことを無視している。
.. 2025年09月18日 05:30 No.3327001
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