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■--2025年9月8日現在の原発稼働状況
++ 山崎久隆 (社長)…1808回          

2025年9月8日現在の原発稼働状況
 | 稼働中原発は11基…女川2、美浜3、大飯3、4、高浜2、3、
 | 島根2、伊方3、玄海3、川内1、2(女川は東北電力、美浜、
 | 大飯、高浜は関西電力、島根は中国電力、伊方は四国電力、
 | 玄海、川内は九州電力)
 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

電力会社 号 機 状 態 運転開始日 停止日 出力(万kW)
東北電力 女川2 運転中 2025.08.30  82.5
関西電力 美浜3 運転中 2025.05.21    82.6
     大飯3 運転中 2025.08.15 118
     大飯4 運転中 2024.12.14 118
     高浜1 定検中       2025.09.06 82.6
     高浜2 運転中 2025.02.10  82.6
     高浜3 運転中 2025.02.22       87
     高浜4 定検中       2025.06.18 87
中国電力 島根2 運転中 2024.12.07 82
四国電力 伊方3 運転中 2024.10.18 89
九州電力 玄海3 運転中 2025.06.15  118
     玄海4 定検中  2025.07.27 118
     川内1 運転中 2024.08.29  89
     川内2 運転中 2024.09.14  89
合 計  14基中 運転中11基 停止中3基  1037.7/1325.3

*女川2は格納容器内水素濃度測定装置2基が異常値を示すことから
 停止して交換するため運転停止し、交換後の30日に原子炉を
 起動した。水素濃度測定器の異常については原因を特定できていない。
*高浜1は9月6日に定期検査入り。2024年11月で運転開始から50年
 を超えている老朽炉。
 「長期施設管理計画」に基づき配管溶接部分の超音波検査などを実施す
 る予定。
.. 2025年09月09日 05:39   No.3323001

++ 山崎久隆 (社長)…1809回       
*高浜4は蒸気発生器伝熱管(9727本)の渦流探傷検査で伝熱管4本に
 損傷確認、運転開始時期が遅れると発表。
*運転開始日は営業運転開始の日なので原子炉起動の日とは
 一月程度違いがある。
*運転可能な14基の原発のうち稼働中は11基(79%)、
 その出力は1325.3万kWに対して1037.7万kW(78%)。

.. 2025年09月09日 05:46   No.3323002
++ 浦田義純・清水寛 (幼稚園生)…1回       
9/6「柏崎刈羽原発の再稼働はさせない!」
 | 片桐奈保美・上岡直見両氏講演会が満員の聴講者
 | 反原発の訴えは今後は「中間層を狙って」訴えよう−片桐奈保美さん
 | 新潟県の報告は「放射能放出を過小にみていて信頼できない」と
 | 断言−上岡直見さん
 └──── 浦田義純・清水寛(なの花の会世話人)

 9月6日、たんぽぽ舎で片桐奈保美・上岡直見両氏の講演会が「なの花
の会」と「たんぽぽ舎」との共催で行なわれた。満員の聴講者で、会場は
「柏崎刈羽原発の再稼働はさせない」という熱気にあふれていた。

◎ はじめに講演された片桐奈保美さんは、新潟から駈け付け、資料は盛
り沢山。
 柏崎刈羽原発「運転差止訴訟」の片桐奈保美さんの意見陳述書、今まで
新潟日報に掲載してきた「再稼働を問う」意見広告の3〜9号ビラが受付
一杯に並ぶ。参加者に配布される。

 片桐奈保美さんは、地元・新潟で「新潟の新しい未来を考える会」を立
ち上げ、長年にわたり反原発の運動を主導され、2022年には「再稼働さ
せない」ために新潟県知事選にも立候補し、明るく頼もしい「頑張り屋の
おかみさん」という風貌。

 県知事は「県民投票条例」を否決した代わりに「公聴会」をしたり、
「県民意識調査」をしたり、「県民説明会」を形式的に開催しているよう
に見えてなりません」、これに対し、片桐さんは「県民合意ないままでの
再稼働は認めることができません」と終始熱意をもって訴えられた。
 とくに原発の危険性を訴えるには、今後は「中間層に訴えねばダメだ」
と何度も強調されていた。

 「解っている人に対してはもういい。まださほど意識にない人々(「中
間層」)をどうやって取り込むかが課題である」と述べられた。
 いまやカナダのブルース原発を抜いて世界最大の出力をもつ柏崎刈羽原
発が、ひとたび事故を起こしたら、住民はどうなってしまうのか。
 とても避難なんて出来はしない。その危険性を新潟県民は、日本国民は
もっと真剣に考えるべきであると訴えられた。
 再稼働賛成者は「原発の経済効果」をよく言うが、とんでもないこと
で、ひとたび事故が起こってしまったらどうなるか、本当に私たち住民は
真剣に考えねばならないと熱弁を振るわれた。

.. 2025年09月12日 14:04   No.3323003
++ 浦田義純・清水寛 (幼稚園生)…2回       
◎ つぎに技術畑の上岡直見さんが講演された。
 資料として、A4判28頁(56枚のデータ)のカラー印刷のプレゼンテー
ション資料が参加者全員に配布される。
 上岡さんは環境政策の専門家で、環境経済研究所代表、「新潟県原子力
災害時の避難方法に関する検証委員会」委員も歴任。
 上岡さんは専門家の立場から、今年5月に新潟県が実施報告した、被曝
線量のシュミレーションの結果に対し、具体的に種々反論された。

 新潟県の報告書は放射能物質の放出想定を福島第一原発事故の1万分の
1という過小な前提で行なっているが、その設定でも一般公衆の年間被ば
く限度1mSv/年をはるかに超えて、1〜20mSv/年超の地域が30キ
ロ圏を超えて発生すると指摘されていた。
 そして「〈緊急時は住民は被ばくしてもいい〉という前提で結論を誘導
している」と問題点を指摘された。
 さらに上岡さんは、この「1mSv/年は規制委員会が決めた数値にも
かかわらず、その事務局たる規制庁がこれを無視しているのは大問題であ
り、機能破綻といえます」と断言された。

.. 2025年09月12日 14:12   No.3323004
++ 冨塚元夫 (社長)…504回       
9/6「東電柏崎刈羽原発の再稼働はさせない」講演会
 | 片桐奈保美さんのお話を聞いて、いくつもヒントをもらった
 | 経営者の立場になりながらも「原発に異議をとなえてきた」女性
 └──── 冨塚元夫(たんぽぽ舎)

 9月6日土曜、「なの花会」とたんぽぽ舎共催による講演会が開かれま
した。
 テーマは「東電柏崎刈羽原発の再稼働はさせない」、講師は片桐奈保美
さんと上岡直見さんでした。参加者は37人でたんぽぽ舎セミナー室が満
員でした。
 片桐奈保美さんは、「新潟の新しい未来を考える会代表」で、2022年の
新潟県知事選に立候補された方です。大きな建設会社の経営者で新潟県経
済同友会の副代表幹事などいろいろされています。
 農村の出身で子供のころは、今の彼女の年まで生きている人はおら
ず、70歳くらいが寿命だった、老人は背中がくの字に曲っていた。あゝ
そうだったと私も思い出しました。

以下、片桐奈保美さんのお話から引用します。

◎ 高卒でも会社経営に問題はなかったが、知識を広めるため50歳で新
潟大学に入り法律を学んだ。
 新潟県知事選に出たのは、反原発陣営の候補者が決まらない状態に危機
感を持ったからでした。共産党が一番全力で応援してくれて感謝している。

◎ 新潟は、「潟」だからもともとは海でした。原発を建てる場所は無い。
 能登半島地震の時、震源から160キロ離れている新潟市内の私の家は半
壊した。家を建てる時、軟弱地盤対策で5メートルの杭を打った。それで
も地震で半壊した。近所の家家は全壊した。

◎ 原発は危険ということを一般の人は知らない。考えたこともない人が
多い。
 原発を無くすためには「中間層」に働きかける必要があり、新聞広告や
チラシの全戸配布などをおこなった。これまで合計1億円くらいかかった。
 「子供には文句を言われたが、親の遺産を期待するより自分で稼げ」と
言っています。
 70歳超えたら、儲けものの余生です。
 子供や孫達に原発のない良い世の中を残すため頑張りましょう。

 片桐さんのお話を聞いて、いくつもヒントをもらった講演でした。

.. 2025年09月13日 08:02   No.3323005
++ とめよう!東海第二原発首都圏連絡会 (部長)…191回       
雨の、日本原電本店抗議(87回)と東京電力本店合同抗議(145回)
 | 東海第二原発を廃炉に!・来年秋の再稼働を阻止しよう!、
 | 柏崎刈羽原発を再稼働するな! 10/1(水)2つの抗議行動の速報
 └──── 小山芳樹(たんぽぽ舎)

 10月1日(水)、2つの抗議行動が実施されました。
◎ 1つめは、17時から18時まで、第87回日本原電本店抗議行動。秋
葉原駅近くの原電本店前で開催。あいにくの雨の中、53名の参加。カンパ
は10,366円。A4で4頁の[日本原電本店抗議行動プログラム]を配布。
主催は「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」。
 司会は、久保清隆さん(首都圏連絡会)。
 主催者スピーチは柳田 真さん(首都圏連絡会)。
 脱原発スピーチは、菅井益郎さん(柏崎・巻原発に反対する在京者の会)。
 参加者スピーチは、菊池輝子さん(たんぽぽ舎)。
 原電本店へ、「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」からの申し入れ
書(※1)を志田文広さん(首都圏連絡会)が読み上げて原電本店社員へ
手交、さらに志田文広さんは、原電本店に対し、口頭で質問を述べまし
た。要請書は、反原発自治体議員・市民連盟から、けしば誠一さん。
 恒例の日本原電6人衆による音楽アクション(この日は4名)が3曲。
 行動提起は、横田朔子さん(首都圏連絡会)より、「東海第二原発を今こ
そ廃炉へ!東海第二原発廃炉デー大集会の参加要請…11月24日(月・休
日)13:45より、原電本店方面へのデモあり。会場:全電通労働会館多
目的ホール。資料代800円。(※2)来年秋の東海第二原発再稼働を阻止す
るため、首都圏での闘いを強めよう」と提起。
 行動の最後は、中村泰子さん(首都圏連絡会)のコールでしめました。
※1:原電本店への申し入れ書は、次回のメールマガジンで紹介する
   予定です。
※2:11/24東海第二原発廃炉デー大集会案内ビラの配布にご協力下さい。
   お問い合わせ:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」
            070-6650-5549

.. 2025年10月03日 06:43   No.3323006
++ とめよう!東海第二原発首都圏連絡会 (部長)…192回       
◎ 雨がやんで、2つ目の行動は18時45分から19時50分まで、第145
回東電本店合同抗議行動。
 65名の参加、カンパは15,894円。A4両面の資料を配布。主催は「東
電本店合同抗議行動実行委員会」。
 呼びかけ:経産省前テントひろば、たんぽぽ舎。
 司会は、冨塚元夫(たんぽぽ舎)さん。開始は、五十嵐さんより大迫力の
多摩川太鼓。武笠紀子さんのコールの後、東電本店への申し入れは、反原
発自治体議員・市民連盟より質問状(・東京電力は福島第一原発事故の責
任をとり、事故の収束と賠償・補償に専念してください。・新潟の柏崎刈
羽原発を廃炉にして、原発事業から撤退してください。・日本原電への資
金援助は止めて、茨城の原発も廃炉にしてください。【質問】貴社東電
は、今日から始まった「新潟県議会」に、柏崎刈羽原発再稼働についての
説明に行くそうですが、要求があれば、30キロ圏外の自治体(市町村)へ
も説明に行きますか?)が、武笠紀子さんより東電社員へ手交されました。
 最初のスピーチは、山崎久隆さん(たんぽぽ舎共同代表)より。「東電は、
柏崎刈羽原発6号機を先に再稼働させようとしているが、とんでもないこ
とだ。6号機の制御棒駆動機構のトラブルで抜けなくなった制御棒1本を
むりやり引き抜いたとのこと。これでは抜けなくなった原因究明もでき
ず、今後の対策を立てることもできなくなる。このようなずさんなことし
かできない東電に原発を再稼働させる資格はない!」と厳しく東電を
追及した。
 続いて、白倉まゆみさん、鴨下美和さんの発言。
 続く音楽抗議は、日音協より5人で2曲の熱唱。
 続いてスピーチは、菅井益郎さんが「新潟県柏崎刈羽原発の再稼働を
めぐる状況について」。
 さらに、小林さんから、「新潟県県民意識調査の中間報告では、東電が
柏崎原発を運転するのは心配との回答が全体の69%になっているとの報
道が紹介されました。(※■4.配信・新聞よりの1番目を参照)
 続くスピーチは、向井宏一郎さん(山谷労働者福祉会館)、
新橋アクション。
 告知タイムは、菊池輝子さん(たんぽぽ舎)から「10月17日金曜の官
邸行動の参加要請」、橋本輝之さん(ピースサイクル全国ネットワーク)か
らの2人でした。
 そして、てつさんのコールと多摩川太鼓でしめました。
 5分オーバーの19時50分終了でした

.. 2025年10月03日 06:49   No.3323007
++ 藤岡彰弘 (小学校高学年)…26回       
試論「廃原発事始め」 第9回
 | 「日米<核>同盟」を維持、発展させることが原発導入の目的
 | 原発は再生可能エネルギーよりもたくさん「お金」が廻る
 └──── 藤岡彰弘(廃原発watchers 能登・富山)
       ※第8回は、9/8【TMM:No5257】に掲載。

1 「存原発」の根拠−なぜ原発に固執するのか、固執できるのか?
 【リ】.「日米<核>同盟」を維持、発展させることが原発導入の目的。
    それを巧みに隠してきたのが「原子力の平和利用」という
    マジックワードだった。−その1

・「実態としてのベースロード」を駆動させるもの
 前回から少し間が空いてしまいました。
 前回までを、推進側が使う「原子力はベースロード発電」という言葉を
使って、ざっと振り返ってみたいと思います。
 この「原子力はベースロード電源」という文言は、常套句のように使わ
れ、原発抜きでは日本社会が立ちいかなくなるかのようなイメージを与え
てきました。
 それはいわば「まやかしのベースロード」です。
 2011年の福島第一原発事故以来、原発は安全でないばかりか、安定し
ているわけでも、経済的なわけでもないことはすでに誰の眼にも明らかに
なりつつあります。
 それでも原発に固執するのは、
 一つには原発が電力送電網の中枢に位置づけられ、大電力会社にとって
原発抜きの送配電体制にはもう後戻りできないということ。
 二つには、原発が大量生産、大量消費、大量流通、大量廃棄の大構造の
中にあって、とりわけお金の流通=金融資本に都合のいい商品であるこ
と、要するに原発は再生可能エネルギーよりもたくさん「お金」が廻ると
いうことです。
 これらはいわば「実態のベースロード」だといえます。
 私は、この「実態のベースロード」を駆動させているもう一つのベース
ロード、日米間の国家戦略に基づく、いわば「本質としてのベース
ロード」とでもいうべきものが、原発を存続させ続ける根拠になってきた
と思うのです。

.. 2025年10月03日 06:54   No.3323008
++ 藤岡彰弘 (小学校高学年)…27回       
・「日米<核>同盟」の維持、発展こそ原発存続の使命
 この見出しは、岩波新書『日米<核>同盟』太田昌克著(2014年)から
とりました。
 1952年に日米安全保障条約が調印され、その直後から戦後日本の原子力
開発がアメリカとの深い関係をもとに始まっていきます。
 太田さんは、この日米の関係を、まさに「日米<核>同盟」であると喝
破しました。
 私も、この「日米<核>同盟」という枠組みこそ、日本の原発が発展、
存続してきた根拠であり、この同盟関係がたどってきた道筋こそ、原発を
めぐる「本質のベースロード」だったと思うのです。
 日本の原子力研究や原子力発電事業には必ず「平和利用」という枕詞が
付されます。
 今なら、軍事的にもどんどん使われているドローンやAIの商業利用
を、誰も平和利用などと言いません。
 なぜ原子力発電にだけこの言葉が使われてきたのか、次回はその始まり
のところから考えていきたいと思います。
 なお、この後6回ぐらいに分けて「日米<核>同盟」の経過をたどって
いきたいと思いますが、この先の文章は、先ほどの太田昌克さん、山崎正
勝さん、有馬哲夫さん、山本義隆さんといった方々の著作を参考にさせて
いただきました。
 私自身、まだまだ理解が足りていないと思います。
 いわば私の雑駁な「おさらい」にお付き合い願いたいのですが、できれ
ば上記の皆さんの著作を直接手にされることをお勧めいたします。
                          (第10回に続く)

.. 2025年10月03日 07:00   No.3323009
++ とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会 (小学校低学年)…7回       
東海第二原発の2026年12月工事完了は不可能
 | 日本原電には原子力を扱う人材と技術はない
 | 再稼働を断念し原子力発電から撤退することを強く求めます
 └──── とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会

                申し入れ書

日本原子力発電株式会社 代表取締役社長 村松 衛 様

              2025年10月1日

 現在、貴社、日本原子力発電株式会社(以下、原電)は、東海第二原発
の再稼働を目指し、新規制基準のための対策工事を行っています。
 その主要な対策工事である防潮堤新設工事の不正の発覚により、工事は
休止し、新たな工事の計画変更を申請し、原子力規制庁の審査を受けてい
る現状です。
 以前から、原電は昨年の9月に、東海第二原発の工事が完了する予定で
あると述べていました。

 しかし、今後の工事内容の変更と、許認可の手続き、その先の工事の着
手等を考えれば、現在、原電が発表している2026年12月の工事の完了も
不可能ではないでしょうか。
 今年4月28日、東海第二原発は「長期脱炭素電源オークション」を
落札しました。

 全オークション金額と落札案件の電源容量の割合で大雑把に試算するな
ら、東海第二原発は、広く消費者が支払う電気料金を通じて727億円もの
資金を安全対策投資として手にすることになります。
 また敦賀原発2号機では、周辺の活断層等の地質調査の再開を発表し、
引き続き関西電力等からの巨額な資金を受け取ることを正当化しようとし
ています。

 原電はこの間、東海第二原発の30キロ圏内15市町村の住民に向けた
「状況説明会」を開催しています。
 その説明会において『全く発電をしていないのに、なぜ黒字なのか』と
いった住民の問いに、「売電先の電力会社と契約し、ご負担を頂いている」
と答えています。
 原電のこの様な経営の在り方は、大手電力会社の顧客に対して、不誠実
なものと言わざるを得ません。

.. 2025年10月04日 06:36   No.3323010
++ とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会 (小学校低学年)…8回       
 福島第一原発事故から14年、甚大な被害を出した事故を反省して、
導き出されたはずの「原子力災害対策指針」は、原発を再稼働するため、
徐々に骨抜きにされています。
 2024年1月1日に発生した能登半島地震は、避難道路の断絶・閉鎖に
よる避難車両の通行の不可、屋内退避するはずの家屋の全半壊、放射性物
質の拡散を確認するためのモニタリングポストの故障など、多くの問題点
を明らかにしました。

 しかし、現在改定されている新しい原子力災害対策指針は、あくまでも
屋内退避に固執し、UPZ(5から30キロ圏内)住民を避難させない方
向に進めようとしています。
 巨大な自然災害に伴い原発事故が起きたなら、屋内退避を強いられてい
るUPZ住民に、誰がどのような手段で安定ヨウ素剤を配るのか?水・食
糧・燃料はどうするのか?様々な「弱者」にどう対応できるのか?全く解
決されていません。

 理屈をこねくり回し、「理解をしていただく。」を繰り返す原子力規制庁
に、机の上のパソコンの中ではなく、現実の地域社会に存在する原発を正
しく規制しようとする姿勢はありません。
 避難計画は原発を再稼働するために作られてはなりません。
 破綻する避難計画しか策定できないのであれば、再稼働してはならない
のです。

 14年経っても、福島第一原発事故は収束していません。
 原発の再稼働は更なる負債を作り出し、未来を搾取します。
 原電が社会的な責任を負う事業者として、原発の新設と再稼働を断念
し、原子力発電から撤退されることを、ここに強く求めます。
    (10月1日第87回日本原電本店抗議行動での申し入れ)

.. 2025年10月04日 06:45   No.3323011


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