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中国電力“中間貯蔵施設 建設可能”山口 上関町に調査結果報告
使用済み核燃料の中間貯蔵施設の建設に向け、山口県上関町で予定地 の調査を進めてきた中国電力は29日、建設は可能だとする調査結果を 町に伝えました。今後は町が建設を受け入れるかどうかが焦点になります。
中国電力は、原子力発電所から出た使用済み核燃料を一時的に保管 する中間貯蔵施設の建設に向け、山口県上関町の予定地でボーリング 調査などを行って地質や地盤を調べ、建設が可能かどうか検討を進め てきました。
29日午前、中国電力の幹部が上関町の西哲夫町長に調査結果を説明 し、ボーリング調査地点の近くで活断層が確認されず、施設の基礎と なる固い岩盤が確認されたことなどから中間貯蔵施設の建設は可能だ とする報告書を手渡しました。 面談のあと西町長は「調査結果を踏まえて、議会や住民がどのように 判断するのかしっかり見極めて、次の段階に進めるかどうかになると 思う」と述べました。
中国電力は松江市にある島根原発を長期間にわたり安定して稼働させ るために中間貯蔵施設は重要だとしていて、今後は町が建設を受け入れ るかどうかが焦点になります。 実際に上関町に建設されれば、青森県むつ市にある中間貯蔵施設に 次いで、全国で2か所目になります。
一方、中国電力は関西電力と共同で中間貯蔵施設の建設に向けた検討 を進めていますが、関西電力の原発から出た使用済み核燃料を保管す ることについては、「未定」としています。 (8月29日 「NHK」18時09分配信) https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250829/k10014907461000.html
.. 2025年08月31日 09:53 No.3314001
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