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(14) 東海第二差止 2017/7/20 準備書面(48)日本一の人口密集地に立地 原発には難燃性ケーブルを用いることという規格基準ができたのが 1980年であり、東海第二原発が設計された時にはそのような規格要求が なかった。 ところが日本原電は「工事が難しく難燃性ケーブルへの取り替えが 困難」として、「ケーブルの難燃性」を「ケーブルトレーとしての難燃 性」に置き換えてしまい、(中略)全長1,400kmに及び原子炉内を 縦横につながっているケーブルはどこが発火点であれ火災が発生すれば ケーブルが延焼素材となり建屋全体に火災が広がる。
(48) たんぽぽ 2022/5/24 「東海第二を再稼働してはいけない」 山崎久隆 問題1:40年超の老朽原発であり不測の事態が起こりやすいこと 東海第二原発は、2011年の東日本大震災で地震と津波に遭遇している。 このときはなんとか冷温停止することはできたが、大きな揺れにより、 各所に損傷が残っているかも知れない。 特に地盤については一部液状化もしたであろうし、新たに建設して いる防潮堤は土壌改良を行わなければならないほど、地盤が悪い。
(60) 茨城 2023/10/16 防潮堤工事で施工不良 6月から中断 日本原子力発電(原電)は16日、東海第二原発(茨城県東海村白方)の 津波対策で進めている防潮堤工事で、支柱壁面にくぼみができる施工 不良が確認されたと明らかにした。原電が原因調査を進めている。工事 は6月から中断しており、来年9月の完了に影響が出る可能性がある。
(69) たんぽぽ 2025/2/7 中央制御室火災 運転中なら制御不能か? 山崎久隆 中性子束検出器は炉内の中性子量を検出する装置で原子炉制御に不可 欠だ。これが正常に作動しなかったり、表示できなくなればスクラム以外 では停止操作もできなくなる。 過去の火災において、県議会からも老朽化が原因ではないかとの指摘 が出た際、これを否定してきた原電だが、度重なる火災事故が収まらな い原因は、老朽化と人員の能力低下であると考えるべきだ。 その意味でも、ここで火災が発生することは、過酷事故対策において、 極めて厳しい状況を最初に作り上げてしまうことになることからも、 非常に深刻である。 原因究明よりも、東海第二原発を廃炉にすることを強く求める。
.. 2025年03月16日 08:36 No.3208005
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