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著書『ホワイト・フラジリティ 私たちはなぜレイシズムに向き合えないのか?』によって定義された著者の造語です。白人は普段から自分の人種に関して考えることがないので、少しでも人種に関する話題を出されるとオーバーリアクションし、自己正当化に走るという論考です。
ところがこの番組は土曜日の朝、小学生向けに放送されるアニメで、番組中にアフリカ系の人が白人を延々と非難するので「過激すぎる、政治的すぎる」と批判の的になりました。さらにディズニーが2022年後半にリリースしたアニメ映画「ストレンジ・ワールド」の興行収入が思わしくなかったのも今のトレンドを象徴しています。
この作品はディズニー初、ゲイのキャラクターが主人公として制作されました。ところが1億2000万ドルから1億3000万ドルの巨大な予算が投入されたにもかかわらず、アメリカの感謝祭でなおかつ週末の興行収入で2000万ドルさえ稼ぎだせず大失敗作品となります。最終的には7300万ドルの収益を上げたにすぎません。
これはディズニーがもっとも失敗した作品である2002年の「トレジャー・プラネット」の1億1000万ドルを下回ってしまいました。一般観客による評価も悪く、映画評価の調査会社のシネマスコア (Cinema Score)で「B」となり、Aマイナスを下回る最初のディズニーアニメーション映画になりました。
「小学校低学年が観るアニメなのに性的なことを語ってほしくない」「性教育が必要なら家でやる」など評価サイトやXを見ると、保護者と思われる人からの苦情が大量に掲載されています。アメリカのXユーザーであるパトリック・ベト・デイビットさんは、「子どもと観にいったら開始10分で映画館を出たい」と言いました。
「ディズニーは誰がお金を払って映画を観にくるのか忘れている」と述べています。このようなディズニーをはじめとする行き過ぎたポリコレコンテンツは 「Get Woke,go broke」、つまり「Wokeをやって破産」とネット上で揶揄されています。
.. 2025年03月13日 08:43 No.3207006
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