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■--憲法前文の平和主義
++ 伝六 (小学校高学年)…25回          

「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」。この前文をよんだら、冗談がきついねというか、アホ国民と思うか、ウソをつく国民の思うか、そういうところだろう。感心する他国民があるとは思えない。もし平和憲法をまもりたいなら、「・・・・、われらの安全と生存がおびやかされても戦争放棄を決意した」とするべきである。そうでなければ、幻想の前文である。ところで、平和を愛する諸国民というのは、連合国の国民ということである。そうではないという人がいますか。
.. 2006年11月17日 10:04   No.32001

++ タク (中学生)…44回       
最近、親父の同志達とお会いする機会が増え、親父が行なおうとしていた志が最近になって少しずつ解るような気がします。私は親父に、深く感謝します。「誇りに思う」この言葉が最適かな?人間的な誇り、これこそ我々が出会う価値で、至上的なものではないだろうか?日本人が忘れていたもの、それは排他的ではない、自尊と誇りではないか。平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼し、同時に日本人としての誇りを持つことも大切な事だと気がついてきました。

.. 2006年11月18日 21:53   No.32002
++ 伝六 (小学校高学年)…26回       
「ウソをつく国民の思うか」は「ウソをつく国民と思うか」のまちがいです。平和を愛する諸国民があっても、その国民から構成される国家が、非常にしばしば、不公正で、信義にもとることは歴史上の事実であり、今もそう改善はされていない。悪くなった面もあるかもしれない。
.. 2006年11月18日 22:01   No.32003
++ タク (中学生)…45回       
日本国憲法の前文には、日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、我等の安全と生存を保持しようと決意した。我等は、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてえる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う。我等は、全世界の国民が、等しく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有する事を確認する。と言うようなことが書いてあるのですかけどね。

.. 2006年11月19日 17:27   No.32004
++ 伝 (小学校中学年)…12回       
日本国憲法前文は、占領軍のハッシー中佐が草案を書いたのですね。それを日本側で手直ししてできたもののようです。ハッシー中佐の原文では、前文の中に戦争放棄がうたってあったけれど、マッカーサーの指示で、憲法条文の中にうつされた。この前文は、当然日本がポツダム宣言を受諾して降伏したという事実がもりこまれている筈です。ポツダム宣言には、日本国軍隊の無条件降伏と、それにつづいて帝国陸海軍を解体する旨が書かれていたから、約束を重んじるなら、戦後日本は軍備なしに出発しなければならない。理想についてはわかりませんが現実問題として、昭和天皇は新日本を戦争放棄の方向で建設しようと考えられたでしょう。平和愛好国?の連合国が日本に軍隊をもたないことを要求したのです。しかし、終戦から、数年のうちに、連合国どうしが戦争をはじめた。その時点で憲法をつくっていたら、ひょっとしたら平和憲法はできなかったかもしれない。それはともかく、軍隊なしでいこうというのには、軍隊をもったとき以上の国防意識が必要と思うのですが、結構ノーテンキでやってきて、自衛隊はあるものの軍隊ではないことになっているから、戦力もないことになっているという、変な状態で、軍国主義になるのは阻止したいけれど、妙ちきりんな状態のように思います。
.. 2006年11月19日 22:30   No.32005
++ タク (中学生)…46回       
占領下にアメリカの手によって起草された日本国憲法は、その後、冷戦が表面化したため、起草者であるアメリカ自らの手で拡大解釈され、平和憲法の趣旨を大きく逸脱させられてしまったのですよね。しかもその後の国際情勢の変化とアメリカの世界戦略の変化により、憲法第9条の拡大解釈は歯止めなく進み、もはや憲法第9条は蔑ろにされているのです。この状態を放置しておくことは、法治国家としての日本をモラルハザードに追い込むばかりか、アメリカの軍事戦略に沿った日米同盟体制を、黙って許すことになると思います。

憲法第9条の改正を口にすると、直ちに軍国主義化という批判が出てきますが、しかしこの状態では、平和憲法を守るためにこそ憲法改正が必要だという認識を持たねばならない時期にきているような気がします。憲法第9条を擁護し続ける人たちは、皮肉にも憲法改正を頭から拒否し続けることによって、政権政党と官僚による違憲行為をなし崩し的に許しているのですよね。自民党と官僚がアメリカに言われるままに日本の軍事力を増強してきたことに、どんな効果的な対抗策も打ち出せなかったのは事実なのです。

.. 2006年11月20日 08:17   No.32006


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