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■--疑念噴出でも原発回帰
++ 東京新聞 (社長)…3223回          

疑念噴出でも原発回帰 エネルギー計画閣議決定
  最多パブコメ(4万1421件) 政府案大筋変えず
  「市民の声反映を」「被災者無視」官邸前で抗議

 政府は18日、2040年度の電源構成など、国のエネルギー政策の指針を
記した第7次エネルギー基本計画を閣議決定した。福島第一原発事故以
降、記載が続いた「可能な限り原発の依存度を低減する」との文言を削
除し、原発への回帰を決定的にする内容に転換。昨年12月に政府案を示
した後のパブリックコメント(意見公募)や説明会で批判が多く寄せられ
たが、追加の審議や大きな内容変更はなかった。(鈴木太郎) (中略)
 エネルギー基本計画の政府案が公表された昨年12月末からのパブ
リックコメント(意見公募)には、過去最多となる4万1421件が集まった。
原発への不安や審議プロセスなどにかつてない数の批判を受けながら、
計画の大枠を変えなかった政府に対し、市民が抗議の声を上げた。
        (後略)   (2月19日「東京新聞」朝刊1面より抜粋)
.. 2025年02月20日 09:00   No.3197001

++ 南日本新聞デジタル (幼稚園生)…1回       
川内原発の運転差し止め認めず 鹿児島地裁判決

 九州電力川内原発(薩摩川内市)の安全性は確保されておらず、運転
は人格権や生存権を侵害しているとして、住民ら約3000人が国と九電を
相手に運転差し止めを求めた訴訟の判決で、鹿児島地裁(窪田俊秀裁判
長)は21日、住民側の請求を認めなかった。
 福島第一原発事故の翌年、2012年5月の提訴から13年近くにわたり、
避難計画の実効性などで争われた。
            (2月21日15:10「南日本新聞デジタル」より)

.. 2025年02月22日 08:46   No.3197002
++ NHK島根 NEWS WEB (幼稚園生)…1回       
島根原発2号機(中国電力)でモニタートラブル
  運転上の制限逸脱も運転に影響なし

 去年12月に再稼働した、中国電力の島根原子力発電所2号機で、20日
夜、原子炉格納容器内の水素と酸素の濃度を監視するモニターのうち1
つで、数値が表示されないトラブルが発生しました。
 中国電力は、保安規定の「運転上の制限を逸脱した」と判断する
一方、現時点で原子炉の運転に影響はないとして、原因を調べるととも
に、復旧を急いでいます。
 中国電力によりますと、20日夜6時半ごろ、島根原発2号機で、原子
炉格納容器内の水素と酸素の濃度を監視するモニターのうち1つで、数
値が表示されないトラブルが発生しました。
 このモニターは、重大事故が発生した時にも使われるもので、中国電
力は、社内で定めた保安規定の「運転上の制限を逸脱した」と判断し
て、原子力規制委員会や県、それに松江市などに報告しました。(後略)
      (2月21日00:34「NHK島根 NEWS WEB」より抜粋)

.. 2025年02月22日 08:51   No.3197003
++ 南日本新聞デジタル (幼稚園生)…2回       
〈川内原発差し止め認めず〉
  法廷の原告は「ため息」、「恥知らず」と響く声
  原告団長「やめないということが一番」 国の原発回帰、鮮明に

 「福島の事故を忘れたのか」−。
 鹿児島地裁が、九州電力川内原発(薩摩川内市)の運転差し止めを認
めない判断を下した21日、集まった原告からは怒りや落胆の声が上
がった。
 提訴から約13年。国は原発を最大限活用する政策にかじを切った。
 東京電力福島第一原発事故が起きた福島県の出身者は「原発によって
古里が奪われた」と訴えた。

 裁判長が判決文を読み上げ始めると、法廷の原告からはため息が
漏れた。
 さまざまな角度から原発の危険性を訴えてきた原告の主張はことごと
く門前払いされた。閉廷後、退席する裁判長らに向けて「恥知らず」と
いう叫び声が響いた。(中略)

 地裁から出てきた原告団長の森永明子さん(53)らは納得しない表情で
「不当判決」「私達は屈しない」と書かれた紙を掲げた。
 森永さんは「鹿児島から画期的な判決が出ればと思っていたが、残念。
 心を折らずに続けていくことが相手にとっては嫌なこと。やめないと
いうことが一番かなと思っている」と自分に言い聞かせるように話した。

 判決後に鹿児島県弁護士会館であった集会でも批判が相次いだ。
 森雅美弁護団共同代表(72)は「肩透かしの判決。福島の事故を受けて
起こしてはいけないという反省があったはずなのに、事故前に戻ってし
まった」と落胆した。
 「不誠実としかいいようがない。原子力規制委員会の判断に任せて逃
げており、安全性に対して誰も責任を負っていない」と憤るのは元原発
設計技術者の後藤政志さん(75)。重大事故が起きるリスクとその発生頻
度を勘案して判断すべきだとし、「南海トラフ地震など自然災害のリス
クが高まる中、事故はいつ起きてもおかしくない状況だ」と強調した。
     (後略)    (2月22日「南日本新聞デジタル」より抜粋)

.. 2025年02月26日 07:54   No.3197004
++ 東京新聞 (社長)…3224回       
核や原発攻撃に「ノー」戦争終結「一日も早く」
  ウクライナ侵攻3年 各地で平和祈る集会 祖国に思いはせ

 ロシアがウクライナに侵攻してから3年となった24日、反原発の団体
や市民らでつくるグループが、東京都千代田区の日比谷公園大音楽堂
で、侵攻に抗議する集会を開いた。ロシアが核兵器の使用をちらつか
せ、原子力施設が戦禍にさらされている経緯を批判。「ウクライナに平
和を!」と声を上げた。(佐藤航) (中略)
 チェルノブイリ原発事故で被害を受けた子どもたちを支援する市民団
 体「チェルノブイリ子ども基金」(練馬区)の黒部信一医師は、「日
本からの援助物資は、戦争によって正規ルートが取れず、ドイツなどの
NPOの支援で何とか送ることができている」としつつ、「今後はどう
なるか分からない」と危機感を募らせた。
 主催者によると、集会には約600人が参加。集会後は日比谷公園から東
京駅近くまでの約2キロをデモ行進し、一刻も早い停戦を呼びかけた。
  (中略)
24日、日本各地で平和を祈る集会が開かれた。在日ウクライナ人は祖
国に思いをはせ、戦争終結を願った。
 大勢の人が行き交う東京・渋谷のハチ公前広場には、在日ウクライナ
人ら約300人(主催者発表)が集い、犠牲者に黙とうをささげた。参加者
はウクライナの旗をなびかせ「ウクライナに平和を!」とシュプレヒ
コール。戦争反対の思いを記した紙も掲げた。(後略)
          (2月25日「東京新聞」朝刊23面より抜粋)

.. 2025年02月26日 08:02   No.3197005
++ 東京新聞 (社長)…3225回       
トランプ詣でのあとで
                鎌田 慧(ルポライター)

 世界一金持ちのイーロン・マスク氏とトランプ大統領の危険な関係。
 「掘って掘って掘りまくれ」と大統領は温暖化などなんのその、石油
や天然ガスの大増産を激励する。
 パレスチナ自治区ガザを「所有」して住民を移住させ、リゾート開発
する、という世界支配の勝手放題。
 一方のマスク氏は「政府効率化省」を率いて、200万人の政府職員へ退
職勧奨の一斉メール。「効率化省の目的は民主主義の修復だ」と修復と
いう名の破壊を豪語し、対外援助10兆円は凍結。

 石破茂首相はその足元に駆けつけ、揉み手して日米共同声明。
 「アメリカは、2027年度よりあとも防衛力を強化していく日本の
コミットメントを歓迎」「核を含むあらゆる能カを用いた日本の防衛に
対する揺るぎない関与を強調」した。
 日本の防衛費は長年、5兆円を限度に推移してきた。が、2023年から
「防衛力整備計画」によって、この5年間で総額43兆円、年に8兆円以
上に急増させる。石破氏はさらに「2027年以降も抜本的に強化する」と
トランプ大統領に約東して帰国した。

 安倍政権が集団的自衛権行使を認め、岸田内閣が敵基地攻撃能力の保
有を決定、石破氏は「核の傘」どころか、核の共有にまで踏み込んだ。
 戦後80年。この国は被爆体験を無視して、核兵器禁止条約に背を
向け、非核三原則さえ捨てようとしている。
      (2月25日「東京新聞」朝刊21面「本音のコラム」より)

.. 2025年02月26日 08:15   No.3197006
++ 新潟日報デジタルプラス (高校生)…65回       
【スクープ】柏崎刈羽原発7号機のテロ対策施設 10月の完成断念
  新たな完成目標は2029年、再稼働時期に影響か

 東京電力が再稼働を目指す柏崎刈羽原発7号機で工事が進められてい
るテロ対策施設「特定重大事故等対処施設」(特重施設)について、東電
が規制上の設置期限である2025年10月までの完成を断念する方針を固め
たことが2月26日、複数の関係者への取材で分かった。
 設置期限を過ぎると7号機の再稼働はできない。
 関係者によると、東電の新たな完成目標時期は2029年の半ばごろとす
る方針だという。

 柏崎刈羽原発7号機の特重施設の設置期限は2025年10月13日。
 現在、政府は新潟県と柏崎市、刈羽村に対し6、7号機の再稼働への
同意を要請しているが、仮に、同意を得て7号機を再稼働できたとして
も期限後は運転を止めなければならない。
 これまで東電は原子力規制委員会への申請で、2025年3月末までの完
成を目指すとの方針を示していた。
 東電新潟本社は新潟日報社の取材に「工事工程を精査しており、見通
しが立ち次第お知らせする」とした。
          (2月26日14:50「新潟日報デジタルプラス」より)

.. 2025年03月01日 08:02   No.3197007
++ 共同通信 (課長)…165回       
テロ対策(特重施設)、完成は2029年8月
  東電柏崎刈羽原発7号機、東電が規制委に届け出

 東京電力は27日、柏崎刈羽原発(新潟県)7号機のテロ対策施設につ
いて、設置期限の10月までの完成を断念し、工事完了時期を今年3月か
ら2029年8月に遅らせると発表した。
 東電は今夏までに再稼働を目指すとしているが、期限後は原子力規制
委員会から運転停止を命じられ、長期間の停止を余儀なくされそうだ。
 東電は27日、規制委に計画変更を届け出た。

 6号機のテロ対策施設も2026年9月の完成目標を2031年9月に遅らせる。
 稲垣武之所長は、定例記者会見で、原子炉建屋の建設と比べて数倍の
規模になり、工事関係者も不足したことから計画通り進められなかった
とし「これまでに実施したことがない大規模工事で工期を見通すのが困
難な状況だ」と述べた。

 テロ対策施設は「特定重大事故等対処施設(特重施設)」と呼ばれ、
新規制基準で設置が義務付けられた。航空機衝突などのテロに備え、原
子炉建屋から離れた場所に緊急時制御室や冷却ポンプの設置を求めている。
         (2月27日11時30分「共同通信」より)

.. 2025年03月01日 08:12   No.3197008
++ 毎日新聞 (社長)…444回       
出生数最小72万人 2024年推計より15年早く

 厚生労働省は27日、人口動態統計の速報値を公表した。
 2024年の出生数は72万988人で、統計を取り始めた1989年以来過去最小
となった。
 速報値は在日外国人や在外日本人を含むため、6月ごろに公表される
国内の日本人に限った概数では、出生数が70万人を割る可能性が高い。
 出生数は9年連続の減少で、2023年の75万8631人から3万7643人減り、
前年比5%の減少となった。
 国立社会保障・人口問題研究所の将来推計人口(中位推計)では出生数
が72万人台となるのは39年で、推計よりおよそ15年速いペースで少子化
が進んでいる。
 在日外国人らの出生数は毎年2万から3万人で、過去10年の平均的な
減り幅で計算すると24年の国内の日本人に限った出生数は69万人台とな
る見通しだ。(後略)    (2月28日「毎日新聞」朝刊1面より抜粋)

.. 2025年03月01日 08:18   No.3197009
++ 東京新聞 (社長)…3226回       
東電狙う再稼働リレー
  柏崎刈羽7号機長期停止 6号機で「つなぎ」 

 東京電力は27日、再稼働を目指している柏崎刈羽原発7号機(新潟県)
のテロ対策施設の完成が遅れ、設置期限の今年10月に間に合わないと
発表した。仮に今、地元同意が得られ、再稼働したとしても10月には
停止する必要があるが、短期間でも優先で再稼働させたい考えを示し
た。一方、設置期限が2029年9月の6号機については今夏以降にも再
稼働させたいとした。ただ、地元の新潟県から再稼働の同意を得られ
ておらず、東電の思惑通りに進む見通しは立っていない。

 東電によると、7号機のテロ対策施設は今年3月に完成予定として
いたが、難工事だった上、人手不足などから遅れ、完成は2029年8月
に延期した。施設は原発の新規制基準で、設置が義務付けられているが、
工事計画の認可から5年間は猶予期間として稼働できる。
 7号機の場合、昨年4月に原子炉に核燃料を装?(そうてん)して
おり、地元の同意を得ることができれば、再稼働できる状態だった。
猶予期限の今年10月までは稼働できるが、それ以降は完成するまで
稼働できない。
 一方、6号機は設置期限が2029年9月で、それまでの猶予期間は
稼働できる。東電は核燃料を今年6月に装?する計画を示しており、
6号機を今夏にも再稼働させたい考え。工事の遅れに伴い、6号機の
テロ対策施設の完成目標時期は2026年9月だったが、2031年9月に
先送りした。 (後略)
(2月28日「東京新聞」朝刊2面より抜粋)「

.. 2025年03月02日 08:49   No.3197010


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