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「埋め立ては一種の犯罪行為だ」 辺野古の抗議活動「勇気ある行動だ」 ピーター・カズニック氏(米アメリカン大教授)が大浦湾工事で発言
【6日】沖縄を訪間中の米アメリカン大教授で歴史学者のピーター・ カズニック氏とジャーナリストの乗松聡子氏は、名護市の瀬嵩(せだけ) の浜から辺野古新基地の工事現場を視察した。「自然豊かな大浦湾を埋 めるのは一種の犯罪行為」だと批判した上で、沖縄の過重な米軍基地負 担の問題を今後も発信していく考えを示した。 カズニック氏は瀬嵩の浜で県担当者から軟弱地盤の広がりや工事の進 ちょくなど、新基地建設の現状を聴取した。 視察を終え、カズニック氏は現場の工事に「日本政府からすると進 ちょくしたが、米政府からみると、あまり進ちょくしていない」と指 摘。現状でも過重な基地負担に耐える沖縄に「こういう形で(基地を)強 いるのは悲しいことだ」と語った。 本人の希望で米軍キャンプ・シュワブのゲート前で行われている抗議 活動の現場も訪れ、市民と意見を交わした。 市民らについては「勇気ある行動だ」とした上で「彼女ら彼らがあの 世に行く前に、この闘争に打ち勝ち、目的が達せられることを願う」と 話した。(琉球新報) (2月11日「東京新聞」朝刊17面「辺野古・高江リポート」より抜粋)
.. 2025年02月13日 08:34 No.3190001
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