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■--ガザ攻撃にひとり抗議
++ 毎日新聞 (社長)…440回          

ガザ攻撃にひとり抗議 作家・柳広司さんに会いに行く
  デモや抵抗 ムダじゃない

 ようやく、ようやく—である。5万人近い死者の上に、ひとまずパレ
 スチナ自治区ガザ地区の停戦が実現した。この1年3カ月「ジョー
カー・ゲーム」などで知られる作家・柳広司(57)は、東京・麹町のイス
ラエル大使館前に立ち続けた。新著を出したばかりの作家に思いを
聞いた。

 イスラエルとイスラム組織ハマスの停戦交渉が大詰めを迎えた14日。
 この日も寒風吹きすさぶ中、柳さんはひとり大使館前の路上にいた。
 掲げるのは「ガザに平和を Peace for Gaza」と記した手製のカード。
 マイクも拡声器も使わない作家の声が、静かなオフィス街に響く。
 「…イスラエル軍の攻撃によって、ガザでは4万6000人以上が殺され
ました。7割は、子供や赤ん坊、女性たちと報じられています。これは
戦争ではありません。虐殺です」(中略)

 国際刑事裁判所(ICC)は昨年11月、戦争犯罪容疑でイスラエルのネ
タニヤフ首相に逮捕状を出した。加盟国の日本にも、逮捕する義務があ
る。 (中略)

 初老の女性が通り過ぎざま、小声でつぶやいてくれたのだ。
 「ごくろうさま」
 ただ一言だったが、柳さんの言う通り、行動はムダではないことを実
感したのだった。
 停戦が報じられた後、柳さんからメールが届いた。
 「ガザで失われた多くの命を考えると、手放しに喜ぶわけにはいきま
せんが、ひとまずほっとしています…フクシマ、沖縄もそうですが、何
らかの形でこの問題には死ぬまで関わっていくことになると思います」
ガザに平和を。【吉井理記】
            (1月28日「毎日新聞」夕刊2面より抜粋)
.. 2025年02月04日 05:59   No.3184001

++ 東京新聞 (社長)…3216回       
福島作業員の被ばく労働管理 元請けに団体交渉命令
  都労委 直接雇用以外も使用責任
  原発の現場 命守る一歩

 東京都労働委員会は、東京電力福島第一原発事故の収束作業を担って
いた共同企業体(JV)代表の竹中工務店(大阪市)に対し、2次下請
けの作業員が所属する労働組合「原発関連労働者ユニオン」(東京都)
との団体交渉に誠実に応じるように命令を出した。
 直接の雇用関係がないのに団交が認められるケースは少ない。
                     (片山夏子、鈴木太郎)
 労組が4日に都内で会見して明らかにした。被ばくした作業員の労働
環境について説明を求める団交を労組は申し入れていたが、竹中が拒否
を続けていた。命令は1月29日付。
 命令書などによると、2次下請けの作業員だった北九州市の男性
(50)は、2011年10月から福島第1原発などでの事故収束作業に従事。
 原発を離れた翌月の2014年1月に急性骨髄性白血病と診断され、2015
年10月に労災認定された。
 竹中は東京電力から放射線に対する安全確保と被ばく線量の低減を求
められており、都労委は工事の放射線管理業務を担う責務を負っていた
として「労組法上の使用者に当たる」として団交に応じるよう命じた。

 会見した男性は「率直にありがたい。廃炉作業が続く中で病気になる
人が出たとき、少しでも交渉のハードルが下げられるようになれば」と
話した。
 竹中工務店東京本店は「現在、対応について協議をしている」として
いる。
 労働問題に詳しい指宿昭一弁護士は「原発関連の元請けに対しての画
期的な命令。原発の放射線作業現場の被ばく労働管理などについて、団
体交渉を通じて、元請けに情報提供を含めかなり強く求められるように
なる。大きな前進だ」とコメントした。
        (2月5日「東京新聞」朝刊1面より)

.. 2025年02月07日 05:57   No.3184002
++ 茨城新聞クロスアイ (小学校高学年)…24回       
東海第二原発 中央制御室で出火 環境への影響なし 茨城

 日本原子力発電は4日、東海第二原発(茨城県東海村白方)の中央制御
室内で、原子炉内の中性子線を計測する装置を管理する制御盤から出火
があったと発表した。火は社員が消火器で消し止め、消防が火災と認定
した。
 現場は放射線の管理区域外。けが人はいない。放射性物質の漏えいや
環境への影響はないという。

 原電によると、同日午後1時53分ごろ、社員が制御盤のスイッチを入
れた約30秒後、制御盤の隙間からこぶし大の炎と煙が出て、制御盤の内
部に高さ約10センチ、幅約30センチ、奥行き約15センチの範囲で焦げ跡
ができ、黒いすすが付いた。

 制御盤は原発運転時、管理区域内にある中性子線の量や分布を計測す
るセンサー(中性子検出器)を動かすもの。
 出火当時、原電は3人体制で制御盤の弁の作動試験を行っていた。
 作動試験は2009年以来。制御盤は2011年の東日本大震災後に交換さ
れて以降、使われたことはなかった。
 原因について、原電は今後、詳細な調査を行う。電気系統のトラブル
が推測されるとした。
 中央制御室は原発全体の監視や運転操作を行う中枢部。運転していな
くても24時間体制で社員らが常駐している。
 東海第二原発では昨年度、火災が5件発生。原電は再発防止策を取り
まとめたが、昨年11〜12月にも2件の火災が発生している。
 この日、記者会見した同原発の金居田秀二副所長は「中央制御室で火
災を起こし、誠に申し訳ない」と謝罪し、「原因をしっかり究明し再発
防止へ対応したい」と述べた。
  (2月4日「茨城新聞クロスアイ」より)
https://www.47news.jp/12125884.html

.. 2025年02月07日 08:24   No.3184003
++ 東京新聞 (社長)…3217回       
複合災害 生活維持に不安
  屋内退避 規制委検討チーム最終報告案も課題だらけ
  原発事故時、物資・医療支援は?
  「余震の中 家にいられず」能登被災者

 原発事故時に住民の被ばくを低減させる目的の屋内退避のあり方を議
論してきた原子力規制委員会の検討チームは5日、最終報告書案を公表
した。
 自宅などで屋内退避を続ける期間は3日間を目安とし、建物倒壊や
インフラが止まり、とどまれない場合は国の判断で避難に切り替えるこ
となどを盛り込んだ。
 ただ、地震などの複合災害時に、物資や医療の支援を続けられるかな
ど実効性には疑問を残したままだ。(山下葉月、荒井六貴)(中略)
 「原子力災害は多くの場合、地震などとの複合災害で発生する」と
想定。
 その上で「人命の安全を第一」とし「自然災害に対する安全確保を優
先する」との考え方を明記した。
 一方で、課題も掲げた。物資の備蓄や、在宅で医療や介護を受ける要
支援者らへの「人的な支援を継続させる」ことだ。
 また、自宅が倒壊した際に向かう近隣の避難所の耐震化、災害に強い
避難経路の整備などが必要だとした。(後略)
             (2月6日「東京新聞」朝刊1面より抜粋)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/384052

.. 2025年02月07日 08:29   No.3184004
++ 朝日新聞 (社長)…854回       
英、プルトニウム地中廃棄へ 再処理後の100トン超
  「資産」から一転 日本委託分の22トンは未定
  見通しなき長期保管 是正を
             (2月2日「朝日新聞」より見出しのみ)




.. 2025年02月07日 09:09   No.3184005


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