|
新たな1年が始まりました。同志・会員の皆様におかれましては、様々な思いを胸に抱きつつ新しい年を迎えられた事と存じます。日頃の当会の運営に対しましてはご理解とご協力を賜りますこと厚く御礼申し上げます。
毎年、会費が集まらず会報誌を作成することが出来ませんでしたが、SNSでは38,324人を超えるメンバーが集まり、ホームページは28年目を迎え、ひとつの動画に73万6千人閲覧件数を記録し、958万件を超えるアクセスやメール・掲示板の投稿も数万件頂き感謝しております。どうも有り難う御座いました。
さて、昨年は皆様もお感じになったと思いますが、決して良い1年ではなかったと感じさせる年でございました。年明けは「能登半島地震」と続く集中豪雨により多くの方々が被災するという驚きの始まりとなりました。未だに取り残されたままの方が多数おられます。
政府および自治体の速やかな、効果ある復旧作業を期待するものです。被災された方々には一日も早い日常が取り戻せるよう祈念致します。こうして災害の多い1年でありました。もともと日本は地震国ではありますが、被害が大きい地震が増しているように思えます。
また、過去最悪の温暖化が世界を覆い尽くし 生活や農林水産などの生活面にも悪い影響を与えました。経済面では円安・原材料費の高騰・人材不足・ステルス増税・物価高などで多くの中小企業や国民が影響を受け、現在も状況は改善しておりません。
景気の拡大を実感して恩恵に浴するのが一握りの大企業に限られることなく、中小企業も国民も皆がそう思える1年にするために一人一人が努力しなければならないと強く感じますが、今後も増税が懸念されるところでございます。
また、あれ程、日本中を混乱させたコロナ感染症がやや収まって政府や行政が各種の規制を撤廃した事などからヒトやモノが動き始め「インバウンドがコロナ前に戻って活況を取り戻している」などと京都や仲見世、その他の観光地の賑わいがしばしば報道されました。
経済面では「企業業績が最高益を更新した」「昨年の賃上げは30年振りの高水準で経済の活性化が図られた」と希望的なニュースが伝えられております。明るい面だけが強調されておりますが、「深刻さを増すばかりの人手不足」、「原材料費の高騰」、根幹である政治は各種増税を唱え、国民不在の様相を呈しております。
.. 2025年01月01日 00:02 No.3163001
|