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12/8大阪「とめよう!原発依存社会への暴走 関電包囲大集会」に | 参加して | 「ふるさとの孫子のなげき核のごみ残すわれらのふかき罪はも」 | 「地震多発地帯の日本に、現代の科学では手に負えない原発が | あってはならない」 └──── 青山晴江(再稼働阻止全国ネットワーク・たんぽぽ舎会員)
◎ 12月8日(日)、関西電力本店を見上げる路地は冷たいビル風が吹き すさび、チラシを配る手が凍えるほどでしたが、久しぶりに会う全国か らの人々の懐かしい姿に元気をもらって、心は温かでした。 集会では、当日がパールハーバーの日であることや、韓国の戒厳令発 令について触れたスピーチなどがありました。
中嶌哲演さんは、内藤千百里関西電力元副社長が1972年から18年間、 「歴代首相に盆暮れに1千万円ずつ献金してきた」と証言したことと関 連して、当時若狭の原発の新増設が集中した時期と重なる、これは国家 レベルの大問題ではなかったかと話されました。 いまや「核のゴミ銀座」へと変貌しつつある若狭について、小浜市民 の抵抗の歴史と共に、松本浩氏の短歌を二首紹介されました。 「ふるさとの孫子のなげき核のごみ残すわれらのふかき罪はも」「核 のごみ誘致許さじ然はあれど他所ならよきやと人の問ふあり」
◎ 10月まで米原市長を勤められた平尾道雄さんは、「市民に非常時の ヨウ素剤服用についてアンケートをしたところ96%が賛成であった、こ れは市民の不安を表している。現場が動けば変えていける。被曝前提の 利権にまみれた原子力行政を変えよう」と、力強く話されました。
木原壯林さんは「地震多発地帯の日本に、現代の科学では手に負えな い原発があってはならない」とスピーチされました。
青森から駆けつけた中道雅史さんは、27回目の工場完成延期が発表さ れた六ヶ所再処理工場、9月に柏崎刈羽からついに運び込まれてしまった 使用済み核燃料について話され、石破首相の「原発を維持するというこ とは『核の潜在的抑止力』」という発言や宮下青森県知事の発言を取り 上げ、「反戦・反核の闘いは一体である、頑張りましょう」と話されま した。
.. 2024年12月11日 05:24 No.3150001
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