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世襲4代目「進次郎氏」を推挙するマスゴミ | テレビ・新聞は自民党総裁選宣伝を止めろ | 新党首交代で統一協会・裏金組織犯罪は消えない | 「自民は党として解散すべきと思うか」の調査を | 「メディア改革」連載第159回 └──── 浅野健一(アカデミックジャーナリスト)
◎メディアはまたしても自民党の延命のための表紙替えに全面協力して いる。しかし、今回は事情がまったく違う。統一協会=国際勝共連合と の半世紀に及ぶ癒着と20数年前からの裏金疑獄が未解明だ。 自民党は自分たちが決めた党の綱領、運動方針に反して反社会的な不安 産業の統一協会と政治活動・選挙運動を続け、派閥パーティー券裏金の 組織犯罪を繰り返してきた。党総裁を変えることで、犯罪が消えるわけ ではない。 また、次期総裁が次の首相ではない。第一党だから、次期衆院選まで 首相を務めるが、「ポスト岸田」政権は、選挙管理内閣に過ぎない。報道 各社の世論調査では、「自民党以外の政党による政権」を望むという回答が、 「自民党中心の政権」を数ポイント上回っている。「野党もだらしない」 というメディアの宣伝の中で、政権交代を望む声が増えているのだ。
◎8月28日朝のフジテレビ「イット」では、「次の総理選ぶ自民総裁選」 というタイトルで、候補者の動きを詳しく伝えた。特に、小泉進次郎元 環境相の動きを詳しく報じている。FNN世論調査で、次期総裁(首相)の 人気ナンバーワンだと強調している。 小泉氏が地元の神社の祭りで、市民から写真を頼まれる映像を流し、 「若いリーダーが日本を変えてくれる」「新しい風を」などという街頭 インタビューを流した。露骨に、若手の小泉氏が総裁・首相になることを 望んで取材報道している。 小泉氏は、統一協会・裏金でも、岸田首相を批判していない。他の総裁 選候補者も同じだが、岸田氏が退陣表明した後、裏金疑獄に関してあれ これ言及しているが、なぜ、いままで黙っていたのか。
.. 2024年09月01日 08:10 No.3091001
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